雙葉中

2010年10月26日

雙葉中学校 2-1

雙葉中学校 説明会レポート 2-1

 

日時:H22年10月21日(木)10:00~  雨

 

参加者数:約550人

 

配布物:学校案内、学校説明会資料

 

内容

■10:00~10:18
『本校の沿革・教育方針について』   学校長 和田紀代子先生

・昨年、創立100周年を迎えた。

4月から校長になった。今までの校長はシスターだったが、私はシスターではない。

・ニコラ・バレ神父によって創設された『幼きイエス会』が設立母体である。

1909年に現在の四ツ谷に創立され、品の良い日本女性、良き母親の育成を目指してきた。

・教育方針はカトリック精神の価値観に基づいた全人教育で、生徒一人一人を大切にし、その子らしく成長する手助けをしている。

・宗教の授業を週に1回行い、徳育に力を入れている。学習面にも力を入れ、全教科専門の教員で教えている。また、夏期学校での山登りや運動会、球技大会を通して体力増強にも努めている。

・徳育、知育、体育をバランスよく取り入れ、品のある女性、良き母親に加え、良き社会人、国際人になってほしいと考えている。

・自己を確立するため、自主性を尊重している。

・校訓は『徳においては純真に 義務においては堅実に』であり、校章の上下にもフランス語で書かれている。『徳においては純真に』は、神様と人の前に素直で裏表がなく、さわやかな品性を備えること。『義務においては堅実に』は、どのようなことでも自分の仕事は最後まで責任を持って確実に果たすということである。

 

■10:18~10:35
『学校生活について』   教頭 カネコ先生

・幼稚園は40名、小学校で40名募集して合計80名になり、中学校で100名募集して合計180名になる。高校からの募集はない。

1クラス45名の4クラスで、毎年クラス替えを行うことにより、大勢の友人を作ることができる。雙葉小学校から進学してきた子どもと仲良くなれるかとよく聞かれるが、すぐに仲良くなる。

・専任教師は56名、講師が32名、カウンセラーが2名いる。

・安全面では、警備員が24時間常駐している。

・週6日制で、6年間を見通して授業計画を立てているため、自然と先取り授業になる。

・宗教の時間が週に1時間ある。

・語学教育が充実しており、英語だけでなく、フランス語も習う。

・能力別や進路別のクラス編成はなく、たくさんの選択科目を設定し、多様化に対応している。

・成績不振者に対しては個別指導を行っている。

・クラブは全員必修で、全て中高一緒に活動している。

・人格形成の一番大事な時期であり、行事等を通して多くの才能やリーダーシップを発揮してほしいと願っている。

7時30分から8時までが登校時間で、8時10分から朝礼が始まる。教室やトイレも含め毎日掃除してから下校する。

・今の設備は2001年の1月から使用している。プールと食堂はないが、その他の設備は全て整っている。

・教室の前に生徒ラウンジがあり、クラスを越えた生徒の交流の場となっている。

・本校はほぼ全員が4年生大学を希望している。進路や職業を決めるため、高校1年と2年を対象として卒業生の話を聞く会を行っている。2010年には国公立大学に47名合格しており、医学部を目指す生徒が多い。

 

■10:35~10:45
『学校行事~ビデオ~』 

・オリエンテーション、修学旅行、運動会、雙葉祭の様子をビデオで紹介。

 

■10:45~11:20
『教育内容について』 

●英語・フランス語(10:45~11:00)   クサカベ先生

『英語』

・時間数が多く、内容が濃い。また、進度が速い。

・中学1年と2年では週に6時間あり、2時間を分割授業としている。

・中学1年では毎日宿題が出る。頻繁にテストを行い、必要に応じて個人指導も行っている。

・教材は中学では『TREASURE』、高校では『PROGRESS』を使用している。その他、プリントを随時使用している。

・雙葉小学校では6年間英語の授業をしているので、中学1年では英語を習ったことのある生徒と初めて習う生徒のクラスを分けている。初めて習う生徒には、4月から10月まで週に1時間補講を行っているため、入学前の準備は必要ない。

6年間で大学受験に対応できる英語力がつく。また、コミュニケーション手段として使える英語を身につけ、将来どのような場においてもきちんと通用する質の高い英語力の土台を築くことを目指している。

『フランス語』

・中学3年で週に1.5時間授業を行う。

・高校で第一外国語を英語とフランス語から選択する。例年、フランス語は15名程度の生徒が選択している。大学入試やフランス語検定に対応できる力がつく。

・英語もフランス語も共に本物を意識し、外国語を学ぶ楽しさを伝えていきたい。

 

●国語(11:00~11:05)   ナリカワ先生

・中学では授業が週に5時間あり、どんな文章も自力で理解できるよう、良い文章を選び、評論も重視している。

・古典分野にも中学から取り組み、中学2年に古文の読解を取り入れ、高校に繋がる学習を行っている。

・高校では副教材もフルに活用し、優れた文学を丁寧に読解している。

・中学入試では記述を重視している。文章の流れを踏まえ、自分の言葉で適当な長さで書くことが大切。漢字は言葉として使えるかを見る。

 

●数学(11:05~11:10)   タカセ先生

・毎日宿題を出し、テストやノートを提出させる等ときめ細かな指導をしている。

・中学では授業が週に5時間あり、教科書は中高一貫校用の『体系数学』を使用している。高校分野の先取り教育もしているが、無理なく力をつけることができる。また、教科書だけでなく、問題集やプリントで補充している。

・中学3年以降は高校の教科書を使用している。

・入試の出題方針は例年と変わらない。問題を正しく読み取る、筋道を立てて考える、確実に計算して答えを導き出すことが大切。

・解答用紙には式と計算と答えを書く。計算力は大切だが、どのような計算をしたらよいかという考え方も見ている。昨年は答えのみが書かれた答案が思いのほか多かった。日頃から地道な取り組みをおろそかにしないようにしてほしい。

 

●社会(11:10~11:15)   オオガネ先生

・副教材や視聴覚資料を使用して多面的に学習している。

・必修は中学1年が地理、中学2年が歴史、中学3年が公民、高校1年が日本史と世界史、高校2年が地理、高校3年が現代社会となっている。その他、高校2年と3年は志望校に合わせて選択できるようカリキュラムを編成している。

・昨年の入試では『戦争と平和』をテーマとし、平和について考えてほしいことを主旨として出題し、身近なアプローチとして問題は会話形式にした。


説明会レポート2-2 に続く

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雙葉中学校 2-2

雙葉中学校 説明会レポート 2-2

 説明会レポート 2-1 の続き


●理科(11:15~11:20)   オオツカ先生

・中学では第1分野(物理・化学)と第2分野(生物・地学)の両分野を並行して学び、バランスのとれた学習を心掛けている。また、実験や観察を多く取り入れている。

・一貫校の利点を活かし、本校独自のカリキュラムで、高校の内容を一部中学で勉強する。

・中学1年では週に3.5時間、中学2年と3年では週に4時間の授業がある。

・入試では、小学校で実験や観察に積極的に取り組んできたか、基礎的な力があるかを見たい。また、与えられた条件から法則性等を見つけ出し、応用する力も必要。初めて聞く単語が出題されても、問いを追って考えれば答えられる問題である。日頃から『何でだろう?』と不思議に思い、話題になっていることに関心を向けてほしい。

 

■11:20~11:35
『入学試験について』   教頭 カネコ先生

・任意の賛助寄付(一口5万円)があり、強制ではないが、毎年6月にお願いしている。

・受験資格は保護者と同居し、通学に要する時間が90分以内の者。保護者は父母のどちらかでよく、90分がぎりぎりの方は朝の時間を測ってほしい。90分が体力的に限度と考えており、これは家を出てから学校に着くまでの時間である。受験資格というだけでなく、この条件は6年間守ってもらう。今、遠くに住んでいる方は入学時にはこの条件になる旨を願書に記載してほしい。

・出願は1月20日で、前日から並ぶ方がいたので、7年前から一部抽選を導入している。抽選をするためには、朝8時までに学校へ来ていただき、渡した整理番号順にくじを引いてもらう。そのくじの番号順に出願を受け付ける。抽選をしない方は、午前中に来ると抽選している間は待たないといけないので、午後に来ると3分で終わる。受験番号で有利不利はないので、こだわらずにゆっくりと出願してほしい。

・成績と出席状況が記載されている通知表のコピーが必要で、2学期制の場合は12月までの出席状況を追加記載してもらうこと。また、成績が1年間出ない学校は、報告書を提出してもらう。これは本校にも用意してあるので申し出てほしい。

・試験は4教科の筆記試験と面接で、持ち物は出願の日に知らせる。

・願書の備考欄に志望理由を書く必要はない。怪我をしている等、学校に知らせたいことを記入してくれればよく、特になければ白紙のままでよい。

・面接は受験生1名に対し2名の教員で約3分行う。面接直前に質問が書かれたカードを渡し、考える時間を与えている。一例として『周りの人を思い浮かべてください。この人のようになりたいと思うのは誰ですか。また、どのような所がよいと思いますか』等。自分の言葉で答えてほしい。ただし、事前の特別な練習は必要ない。面接の順番は受験番号順とは限らない。

・保護者は講堂で待つことができる。面接が終わるまで会うことはできないが、試験終了時刻には必ず迎えにきてほしい。1時~3時30分頃を予定している。

・受験生の待ち時間には高校生がリラックスさせる時間を設けているため、本等を用意する必要はない。

・中高6年間は反抗期も含めた大きな成長期で、自我に目覚め、人生設計をする時期でもある。良きライバルでもある友人と過ごし、自己を完成する大事な6年間であるため、雙葉を第一志望と考える人を待っている。

 

 

☆備考

スリッパは必要ありません。

事前に電話予約が必要で、受付にて予約番号を聞かれました。

満席を予定しているため、前からつめて座るよう案内していました。子どもの入場はできません。

講堂のロビーで願書と入試問題(解答なし)がそれぞれ300円で販売していました。

校舎見学はありません。

舞台右手には制服(夏・冬)が展示されていました。

9時20分頃に開場されましたが、エントランスには30名以上が並んでいました。

開始10分前頃から行事の写真をスライドで映し出していました。

個別質問は説明会終了後に講堂のロビーで7名の先生が対応していました。保護者は番号札を受け取り、順番に案内されていました。

 


☆所感

平日にもかかわらず、お父様の参加も目立ちました。

軽装な方は少なく、割ときちんとした服装の方が多かったです。

座席の間隔が狭いので、トイレは会場に入る前に済ませた方がよいと思います。

説明会終了後、願書や入試問題を買う方や個別質問をする方でロビーは大変混雑していました。

先生方はゆっくり話し、話し方からも品の良い印象を受けました。

行事の様子がビデオで流れましたが、画像が粗く、見づらかったです。

退場は一斉に行われたため、前の方に座っている方は時間がかかったと思います。

各教科、1題ずつ昨年の試験問題について説明しましたが、事前に見ておかないと、説明されてもよくわかりませんでした。



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