あしたの朝 目がさめたら

(弁護士・金原徹雄のブログ 2)

「政治をなおそうデモ」(2017年9月18日)に参加して

「政治をなおそうデモ」(2017年9月18日)に参加して
 
 台風一過の快晴にめぐまれ、午後3時20分に大新公園をスタートし、堀詰橋南詰まで約1時間半近くの行程を歩いた「政治をなおそうデモ」。「どうしてもコールしたい(自分で考えてきたので)」という子どもによるコールを唯一の例外として、シュプレヒコールなし、かわるがわる参加者が思っていること、訴えたいことをスピーチするという、和歌山では(多分)初めてのデモが行われました。
DSCN1967 集合場所の大新公園で、何と私が市民連合わかやまを代表してスピーチすることに勝手に決められていることが発覚。まあ、スピーチ自体は良いとしても、市民連合を代表して話をするような用意は全くない、まして急に解散総選挙が目前に迫るという突発事態なのだから・・・ということで、デモを止めさせようと飛び出してきた酔漢(だろうと思います~警備の警察官がなだめて駅まで送って行ってくれました)をネタに、憲法上の表現の自由を行使することの重要性をお話するとともに、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」が呼びかける3000万人署名と11月3日の統一行動(和歌山市では汀丁公園で集会予定)への参加を呼びかけました。
 在日コリアンを父に持つ若者が語る民族差別、日本人としか思えない流ちょうな日本語で語る中国からの留学生の思い、カジノ推進に疑問を呈する観光学部の学生など、多くの若者がマイクを持って発言してくれたのはとても良かったですね。
 なお、本日の参加者は、公式記録員(?)の私がカウントするたびに出入りがあって増減しましたが、一番多かった和歌山駅前通過時点を基準に「90人」とします。
 実行委員会の服部涼平委員長(和歌山大学院生)が語るように、デモがあるのが和歌山での当たり前の風景となるように、次回以降のデモにも、是非ご参加、ご協力(フライヤー印刷費、サウンドカーのレンタル代、その他の経費はカンパで賄われています)をよろしくお願いします。
 「石窯ポポロ」で開かれたアフター交流会も楽しく有意義でした。実行委員の皆さま、ありがとうございました。

「安倍9条改憲ストップ!全県意思統一集会」開催

「安倍9条改憲ストップ!全県意思統一集会」開催
 
 台風がまもなく襲来するという9月17日(日)午後1時から4時までの3時間、和歌山市の中央コミセン3階多目的ホール(大)において、「安倍9条改憲ストップ!全県意思統一集会」が開かれ、私も「部外者」ではありますが、参加してきました。
DSCN1925 「全県意思統一集会」という名称から推測がつくと思いますが、基本的に、「憲法九条を守るわかやま県民の会」に加盟する諸団体の「意思統一」を図る集会という位置付でした。基調講演が、小田川義和氏(全労連議長、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会共同代表)というのも、そういうことからの人選でしょう。
 何について「意思統一」するのかと言えば、もちろん、「安倍9条改憲」をストップするための「3000万人署名」(これは全国版)、「1,000カ所10,000人の大学習会」(県レベル)など、様々な運動方針についてです。
 まあ、基本はそうなのですが、冒頭の連帯挨拶を藤井幹雄弁護士(憲法9条を守る和歌山弁護士の会共同代表、9条ネットわかやま共同代表)が務め、和歌山県平和フォーラムの裏野勝也代表からのメッセージが朗読されるなど、それなりの配慮は示されていましたし、おそらく各地の共同センターを通じてでしょうが、いくつかの「9条の会」からの参加者も見かけました。
 とはいうものの、やはり内々の集会には違いありませんでしたけどね(資金の話も出ましたので、これは内部的な集会にせざるを得ない)。
 それにしても、台風襲来目前という状況でも、177名という会場いっぱいの人が全県下から集まるのですから、組織力ということでいえば、「県民の会」「県地評」を抜きにした護憲のための運動論を和歌山で展開することは無理だということを改めて実感しました。
 ただ、10月総選挙がほぼ確実という情勢下、「安倍9条改憲NO!」の連帯に「分断」が持ち込まれることのないようにしなければという思いを切に感じた1日でした。

(付記)
 琴浦龍彦さん(「県民の会」代表運営委員の1人で県地評議長)から提案された「方針」によると、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」が大規模統一行動を呼びかけている「11月3日」について、和歌山では、1000人規模の和歌山県中央集会を汀丁公園で開催すべく、和歌山県平和フォーラムと相談しているとのことでした。その日は、私は「守ろう9条 紀の川 市民の会」の第14回憲法フェスタ(和歌山市河北コミセン)のため、和歌山県中央集会には行けそうもありませんが、どちらも大成功させたいですね。
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「カジノ実施法の制定阻止に向けて」(大阪弁護士会)」に参加して

「カジノ実施法の制定阻止に向けて」(大阪弁護士会)」に参加して
 
 今日(2017年9月16日)午後1時半から、大阪弁護士会館で開かれた「カジノ実施法の制定阻止に向けて」に参加してきました。知事・市長が「和歌山マリーナシティ」へのカジノ誘致を表明して招致活動を推進している和歌山からも、私を含めて少なくとも3名が参加していました。大変勉強になりましたし、充実した資料も貰えたので、台風接近中の雨模様の中でしたが、大阪まで出かけた甲斐があったと思います。シンポの構成は概ね以下のとおりでした。
 
第1部 「IR型カジノの内容と問題点」 吉田哲也弁護士(兵庫県弁護士会)
第2部 「特定複合観光施設区域整備推進会議取りまとめ~「観光先進国」の実現に向けて~」についての検討報告
(1)総論部分 髙橋敏信弁護士(消費者保護委員会)
(2)依存症対策・青少年の健全育成 吉田健太郎弁護士(消費者保護委員会)
(3)マネーロンダリング対策、暴力団の入場禁止等 濱和哲弁護士(民事介入暴力及び弁護士業務妨害対策委員会)
(4)刑法の賭博に関する法制との整合性 河村利行弁護士(刑事法制委員会)
第3部「大阪でのカジノの誘致に関する問題点」 桜田照雄阪南大学流通学部教授
 
 いずれも勉強になりましたが、特に第2部、大阪弁護士会会員からの「取りまとめ」についての検討結果の報告は、カジノ反対の世論形成のための理論武装に大いに役立つものだと思いました。
 2時間半の間、一切休憩をとらず(台風も近付いているし、何としても4時までに終わろうということでしょう)充実した報告が続きました。
 準備にあたられた大阪弁護士会の皆さんのご努力に敬意を表したいと思います。

Facebookに投稿したアルバム

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「“公文書”は誰のもの?~あらためて国民の知る権利を考える~」に参加して

 2017年8月23日にFacebookに投稿したものを転載します。
 
「“公文書”は誰のもの?~あらためて国民の知る権利を考える~」に参加して
 
 今晩(8月23日)午後6時半から、和歌山県民文化会館小ホールにおいて、日弁連人権擁護大会プレシンポという位置付けで、和歌山弁護士会主催(共催:日弁連)による「“公文書”は誰のもの?~あらためて国民の知る権利を考える~」が開かれ、この問題についての権威と言ってはばからない三宅弘弁護士(内閣府公文書管理委員会委員長代理、元第二東京弁護士会会長)が講演されました。
DSCN1837 身びいき抜きで、いやあ、素晴らしかった。私は、毎年かなりの数の講演会に足を運ぶ方だと思いますが、始めから終わりまで講演に釘付けになるというようなことは(私ほどスレてくると?)めったにありません。本来、公文書はどのように作成され、保管されなければならないかという、今でこそタイムリー(森本、加計、南スーダン日報等)な話題となりましたが、地味と言えば地味な、けれどもとても大事な問題に長年取り組まれてきた三宅先生のお話は、たしかにある程度の問題関心が前提として必要ではありますが、そこをクリアしていれば、本来難しい問題をとても分かりやすく説き明かしてくださいます。 今日来られなかった方は実に惜しいことをしましたね。和歌山弁護士会(人権擁護委員会:藤井幹雄委員長)の企画力は実に素晴らしかった・・・けれども、広報宣伝力のレベルは非常に低かったと言わざるを得ません。参加者数は、仮に勤労者総合センター6階文化ホールであっても、満席感には遠いというレベルでした。
 実に詳しい15頁のレジュメ(日弁連イメージキャラクター武井咲さんが微笑むクリアファイルと特製団扇やメモ帳付き)が大量に余っているのを見るに見かね、そのうちの10部(カバンに入る量がそれで限度だった)を貰ってきましたので、私にお声をかけていただければ先着10名様に上記資料を進呈します(それ以上必要なら弁護士会か藤井先生にご相談ください)。
 なお、三宅先生は(本意ではなかったかもしれませんが)、内閣府や総務省の審議会委員などを歴任してこられましたが、公文書管理に最も見識と熱意を持っていた政治家は福田康夫氏(官房長官~首相として)だったとか。私もかねてから、21世紀になってからの日本の首相で最も立派だったのは福田康夫氏ではないか?と思ったりします(これは余談)。

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第49回紀州おどりに今年も九条連が参加しました

 毎年、8月の第一土曜日に開催される恒例の紀州おどり、今年は回を重ねて第49回となりました。
 憲法9条を守る和歌山弁護士の会と9条ネットわかやまが呼びかけて結成する九条連も、2005年の初出場以来、毎回参加してきました。
DSCN1781 今年は、開催前から水面下で色々な動きがあり、「本当に参加できるのか?」と一部ではご心配いただいた九条連ですが、今日(8月5日)、元気に紀州おどりに参加し、いい汗をかかせてもらいました。
 参加者は掛け値なしの50人、他の連にはない著しい特色は(多分そうだと思いますが)、3人に1人は子どもということです。スタートの頃はただ歩いているだけだった子ども達も、ゴール間近にはみんな見よう見まねで様になってきましたからね。もっとも、あくまで「パフォーマンス命」という男の子もおり、ゴール近くに陣取るテレビ和歌山のカメラに最も近い位置で逆立ちなどを披露し、カメラマンは地面すれすれまでしゃがみ込んでその様子を接写していましたから、テレビのダイジェスト中継にそのシーンが使われる可能性はかなり高いと思います。ちなみに、テレビ和歌山による紀州おどりの放送は、8月19日(土)午後2時~だそうです。
 一昨年の低調を跳ね返そうと昨年は相当参加者数を盛り返したのですが、また低水準に戻ってしまったのはいささか残念でした。来年の第50回で盛り上げるための準備の年ということでしょうか。(多分)来年も九条連は出場すると思いますので、今年不参加だった方も、是非来年こそご参加ください。そして、今年一緒に踊ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

学び舎の中学歴史教科書『ともに学ぶ人間の歴史』に対する攻撃とある教育者の対応(情報共有のために)

 以下は、本日(2017年8月4日)、あるメーリングリストに私が投稿したものを基に、一部加除修正を加えたものです。情報共有のため、ブログにもアップすることにしました。
 
 和歌山の金原です。
 灘中学校・灘高等学校の学校長・和田孫博先生の「謂れのない圧力の中で-ある教科書の選定について-」は、ここ何日かの間に、主としてSNSなどを通じて広まっているようです。
 上記PDFをネットにアップしているサイトを調べてみると、
   富山大学人文学部内 人間学(松崎)研究室
   グループ帆(代表:松崎一平)編集・発行
「とい ⅩⅩⅩⅣ 2016」(2016年9月9日発行)という同人誌(?)の中の1編として収録されています。
 つまり、和田校長のこの文章は、昨年9月9日以降はネットで読める状態になっていたということですから、文中の「本校では、本年四月より使用する中学校の歴史教科書に新規参入の「学び舎」による『ともに学ぶ人間の歴史』を採択した。」とある「本年」というのは「2016年」のことでしょうね。
 ちなみに、松崎一平富山大学教授(哲学・倫理学)は、学内サイトによると、「1979年3月文学修士、京都大学」とあり、灘校の和田校長は「昭和51年(1976年)京都大学文学部卒業」ということなので、大学同窓の友人同士なのかもしれません。
 「とい」には、毎号のように和田先生も論考を寄せており、そのいくつかに目を通すだけでも、教育者としての基本的立ち位置がしのばれます。
 
 ところで、昨年9月にはネットにアップされていた和田校長の「謂れのない圧力の中で-ある教科書の選定について-」がにわかに注目されることになったきっかけは、大阪の毎日放送がこの前の日曜日(7月30日)深夜に放送した「MBSドキュメンタリー映像’17」(毎月1回の放送枠です)「教育と愛国~いま教科書で何が起きているのか」が、この問題を(も)取り上げたからでしょう(※番組Facebook)。
 番組案内にある「さらに学校現場では、特定の教科書を攻撃するハガキが殺到するような異常事態も起きています。」とあるのが灘(及びその他の「学び舎」教科書採択校)のことだったわけです
 実は、(灘中高のことは知りませんでしたが)この番組には私も注目し、ブログでも取り上げ、「録画しよう」と思っていたのですが、忙しさに取り紛れて録画予約を失念してしまい、非常に後悔しています。
 そこで、今からこの番組の内容を知る方法ですが、
「MBS動画イズム」という有料会員サイトに登録して視聴する。
〇番組内容を文字起こしした奇特な人(?)のサイトを読む。
〇誰かが動画サイトにアップするのを待つ。
〇録画した関西在住の知人にDVDを貸してもらう。
くらいですかね。
 
 この番組の反響からでしょうか、神戸新聞が、和田校長に接触した県会議員や衆議院議員に取材して記事にしています
 
 反響といえば、灘校の卒業生たちも、母校(と校長)支持の発信を始めています。例えば、
 
 ちなみに、『学び舎 中学歴史教科書 ともに学ぶ人間の歴史(増補版)』は、ネットからでも注文できます(結構高いですね)。

 
 それから、和田先生の文章の中でも触れられている産経新聞からの取材については、昨年の3月に以下のような記事となって掲載されていました。
 
産経ニュース 2016.3.19 05:00
灘、筑駒、麻布など有名校がなぜ? 唯一慰安婦記述の中学歴史教科書「学び舎」、30校超で採択

 しかし、和田校長の文章があらためて注目を集めてしまった余波で、しばらく収まっていた
であろう抗議ハガキが、またぞろ灘校に届き始めていないだろうか?と心配になります。灘校や和田校長にもMBSから取材要請があったはずですが、断ったのは(少なくとも授業風景の取材を)、そういう事態を懸念したことも一因だったと思うのですが。

和歌山市での行事案内まとめ~2017年7/19~8/5

和歌山市での行事案内まとめ~2017年7/19~8/5

自分でも訳が分からなくなるほどです。スケジュール管理のお役に立てればと思い、整理してみました。
 

◎2017年7月19日(水)午後6時開場 6時30分開会
和歌山県勤労福祉会館プラザホープ 2F多目的室

「カジノで街はどうなるんよ? カジノ問題を考える市民集会」

【講演】「カジノ解禁推進法の問題点」講師/吉田哲也弁護士
主催/カジノ問題を考える和歌山ネットワーク準備会
事務局/和歌山市杉の馬場1丁目11 あざみの会 TEL:073-424-6300
http://blog.livedoor.jp/wakaben6888/archives/50265196.html


◎2017年7月21日(金)開場18:00 開会18:30
和歌山県勤労者福祉会館プラザホープ4階ホール
学習交流会「どうする!原発のゴミ-高レベル放射性廃棄物の最終処分-」

講師/末田一秀さん(「はんげんぱつ新聞」編集委員)
主催/和歌山県平和フォーラム(TEL:073-425-4180)
http://blog.livedoor.jp/wakaben6888/archives/50402926.html


◎2017年7月22日(土)14:00~16:30
和歌山県勤労福祉会館プラザホープ 2F多目的室
講演「こんな私も政治を変えられる-参院選で勝利した「市民連合みえ」の体験-」

講師/岡歩美(おか・あゆみ)さん(市民連合みえ よびかけ人)
主催/市民連合わかやま(立憲主義の回復と安保法制の廃止を求める市民連合わかやま)問合先/あすか綜合法律事務所(弁護士・豊田泰史)TEL:073-433-3980
http://blog.livedoor.jp/wakaben6888/archives/50351451.html


◎2017年7月23日(日)13:30~15:30
和歌山市河北コミュニティセンター1階和室
TALK LIVE「今の学校、どうなってるん?」

参加費500円(お茶と資料代)
ゲスト/越野章史さん(和歌山大学教育学部教員)&現場の先生
主催/今の学校、どうなってるん?トークライブ実行委員会


◎2017年7月29日(土)10時~17時、30日(日)10時~13時
和歌山県勤労福祉会館プラザホープ
平和のための戦争展わかやま2017 

29日(土)10時~12時 4Fホール
 講演「沖縄から日本を見よう」講師/村上有慶氏(沖縄平和ネットワーク代表)
29日(土)13時~16時 4Fホール
 Peace Live & Talk(TOYBOX 他)
展示(29日・30日の両日)2Fギャラリー
写真家・山城博明「抗う島沖縄パネル展」
その他の展示…護阪作戦(本土決戦)-和歌山の戦跡-、誇るべき私達の日本国憲法、戦争に抵抗した人々 など
30日(日)10:00~12:30 2F多目的室
 朗続、語り部(私の戦争体験/シベリア抑留体験/護阪部隊(和歌山市)従事体験
主催/2017平和のための戦争展わかやま実行委員会(TEL:073-424-6533)
http://blog.livedoor.jp/wakaben6888/archives/50408572.html


◎2017年7月30日(日)10:00~15:00
県民交流プラザ 和歌山ビッグ愛1階展示ホール
こどもピースフェスタ2017

主催:こどもピースフェスタ実行委員会(Tel/FAX:073-419-0450、090-9166-1633)
http://blog.livedoor.jp/wakaben6888/archives/50167747.html


◎2017年8月5日(土)19:08 スタート (九条連)
スタート待機地点:三木町交差点付近 ゴール地点:市役所前
第49回紀州おどり 正調ぶんだら節の部 「九条連」

事前練習/17:30~ 和歌山弁護士会館4階講堂(和歌山市四番丁5番地)
問合先/あすか綜合法律事務所(弁護士・重藤雅之)TEL:073-433-3980
http://blog.livedoor.jp/wakaben6888/archives/50413916.html

(再録)12/23渡辺満久氏講演会「活断層と原子力施設の安全性」(in青森市)

 2012年12月24日に配信した「メルマガ金原No.1031」を再録します。

12/23渡辺満久氏講演会「活断層と原子力施設の安全性」(in青森市)
メルマガ金原No.1031をお届けします(2012年12月24日現在の読者数225名)。
 
 敦賀原発や東通原発の敷地内に「活断層」が存在するという原子力規制委員会有識者会合の結論が大きく報じられたところですが、「原発と活断層」問題についての第一人者である渡辺満久東洋大学教授(変動地形学)の講演会「活断層と原子力施設の安全性」が、昨日(12月23日)、青森市において開催され、IWJ青森によって中継されました。
 
IWJ中継アーカイブス映像
 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/46402 (2時間15分37秒)
 
 ちなみに、チラシによると「主催 財)青森県社会文化センター」「後援 青森県反核実行委員会」となっていました。
 財団法人が主催して「反核実行委員会」が後援するというのがなかなかユニークですね。
 
 IWJのページに掲載された講演会の内容を引用しておきます。
 
(引用開始)
録画索引
1分~ 渡辺氏講演開始
4分~ I. 何が問題
21分~ II. 下北半島
52分~ III. 大飯・敦賀・東通
1時間29分~ IV. まとめ
1時間43分~ 質疑応答
1時間59分~ 記者会見
 渡辺氏は、ボーリング調査の結果の恣意的な解釈や、岩石の膨張(膨潤)による
地層のずれという例のない説明などによって、活断層の「値切り」や無視が行われ、不適切な調査・審査が多くの原子力施設で横行してきたという。例えば、渡辺氏は、青森の下北半島について、かつての海岸である海成段丘の分析から大間原発周辺が地震により隆起を繰り替えし日本で最大級の傾斜を作っているとし、また、六ヶ所核燃料サイクル工場付近では、地下の断層による地面のたわみ「六ヶ所撓曲(とうきょく)」が認められ、下北半島東部の巨大な「大陸棚外縁断層」と関係があるだろうとするが、事業者や規制組織はこれらを認めずにいる。
 敦賀原発・東通原発と敷地内の活断層の存在を相次いで認めた島崎邦彦・原子力規制委員会委員長代理を座長とした有識者会合の評価結果に対しては「はじめて科学的に検証され、まともな結果が出た」と評価し、事業者からの科学的検証を欠くという批判は当たらないとした。一方、規制委で策定中の新たな安全審査基準に関連して、断層がずれても安全性を工学的に検討すればよいという議論にしては、飽くまで「(まず)理学的に健全な土地を選び、(それから)工学的に安全なものを作る」べきだとして、審査が「昔に戻っていく」ことへの懸念を表明した。
(引用終わり)
 
 私もざっと視聴(聴講)させてもらいましたが、非常に分かりやすかったです。昨日介した松崎道幸医師の講演は、「低線量被曝と健康障害」について関心を持つ是非お薦めしたいと書きましたが、今日ご紹介した渡辺満久教授の講演は、「活断層と原子力施設の安全性」に関心を持つ全ての方に是非視聴していただきたいと思います。

(再録)放送予告「明日への教訓~広島・チェルノブイリから福島へ~」(テレメンタリー・スペシャル)

 2012年12月24日に配信した「メルマガ金原No.1030」を再録します。

放送予告「明日への教訓~広島・チェルノブイリから福島へ~」(テレメンタリ
ー・スペシャル)
メルマガ金原No.1030をお届けします(2012年12月24日現在の読者数225名)。
 
 テレビ朝日系列の放送局が制作するドキュメンタリー枠「テレメンタリー」で、以下の番組が放映されますのでご案内します。
 
(番組案内・引用開始)
テレメンタリースペシャル 明日への教訓~広島・チェルノブイリから福島へ~
 福島第一原発の事故で大量に放出された放射性物質。 「避難した方がいいの?」「外で遊んでも大丈夫?」 不安は募るばかりだが、そこに明確な答えはない。
 なぜ、明確な安全基準が示せないのか?
 被曝には、初期放射能による直接被曝と、低線量の残留放射能による内部被
曝があるが、内部被曝による健康被害のデータが存在しないからだ。
 それどころか、広島・長崎でも、チェルノブイリでも残留放射能の影響は否定されてきた。
 子どもたちの明日のために、残留放射能や除染の問題とどう向き合っていくべきなのか。
 番組では、終戦直後の日本の状況やアメリカの思惑、さらに、チェルノブイリ事故後のウクライナやベラルーシの健康被害を徹底取材。
 その教訓から学ぶことによって、日本の未来を考える。
ANN24局共同制作
(引用終わり)
 
 放送時間は放送局によって異なりますので、視聴される場合には、それぞれ地元のANN系列局の番組表で確認してください。
 
(地上波)
テレビ朝日 2012年12月29日(土)午前4時25分~5時50分
朝日放送 2012年12月29日(土)午前6時00分~7時25分
(BS)
BS朝日 2012年12月30日(日)午後3時30分~4時55分
(CS/ケーブルテレビ)
朝日ニュースター 
 2012年12月27日(木)午前11時00分~午後0時30分
 2013年1月17日(木)午前11時00分~午後0時30分
 2013年1月25日(金)午前11時00分~午後0時30分

(再録)開催予告1/7木下黄太氏講演会(in和歌山市)

 2011年12月24日に配信した「メルマガ金原No.758」を再録します。

開催予告1/7木下黄太氏講演会(in和歌山市)
メルマガ金原No.758をお届けします(2011年12月24日現在の読者数183名)。
 
 湯浅友美さん(海南市)からお知らせいただいたのですが、年明け早々の1月7日(まだ松の内ですね)、「和歌山避難者の会」メンバーのお母さんの発案により、木下黄太さんの講会が和歌山市の「あいあいセンー」で開催されることになったとのことです。
 
 木下黄太さんといえば、日本テレビ報道局社会部デスクでしたが(震災後どうなったのだろ?)、原発事故発生直後から、「放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 『福島第原発を考えます』」などを中心にネット上での積極的な発信を続ける他、日本各地の土染を調するプロジェクトを進めておられる、今さら詳しく説明するまでもない有名な方す。
  木下黄太ブログ http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927
  放射能防御プロジェクト http://www.radiationdefense.jp/

 是非、多くの方にご参加いただければと思います。
 
(参考映像)
OurPlanet-TV 10周年記念 シンポジウム
2011年9月9日 メディアをうらむな、メディアをつくれ
 OurPlanet-TVの白石草さん、原子力資料情報室の澤井正子さん、木下黄太さんの3人が、東京芸術大学大学院准教授の毛利嘉孝さんの司会の下、『フクシマ後』の情報発信の活動報告やメディアや情報との関わり方について語った大変興味深い映像です。

(木下黄太氏講演会のお知らせ)
 
『木下黄太講演会in和歌山市 福島第一原発事故後の今』
◎日時 2012年1月7日(土)午後1時半~3時半(受付開始1時~)
◎場所 和歌山市男女共生推進センター 6階ホール
  〒640-8226
  和歌山市小人町29番地(あいあいセンター内)
  TEL:073-432-4704
◎会費 1人500円(中学生以上) お釣りのない様にお願いします。
◎定員 153名
  完全予約制とし、受付は前日(1月6日)までとさせていただきますが、準備の都合上、加ご希望の方は、出来るだけ早めにお申し込みください。定員に達し次第、受付は締め切らせていただきます。
◎申込方法 お問合せやご予約(1.お名前、2.住所、3.参加人数(お子さまを含む)、4.電話番号を記載してください)は下記アドレス宛メールでお願いします。
*託児はございませんが、お子さま連れでのご参加も大歓迎です。会場の隣に自由に出入り出来る子ども室があります。授乳、オムツ替え、お子さまの休憩や泣き止まない時にご利用下さい。
◎主催: 和歌山避難者の会

(再録)「スナメリチャンネル~みんなが笑って暮らせる世界へ~」に注目しよう!

 2011年12月24日に配信した「メルマガ金原No.757」を再録します。
 
「スナメリチャンネル~みんなが笑って暮らせる世界へ~」に注目しよう!
メルマガ金原No.757をお届けします(2011年12月24日現在の読者数183名)。
 
 以前より、上関原発建設阻止の現場から情報発信を続けているフリージャーナリストの東条雅之さんのお名前は聞いていましたし、「スナメリチャンネル」という名前で動画をアップされているということも知っていたつもりでした。
 しかし、3.11以降、フォローしきれていなかったうちに、「上関」「祝島」はもちろんながら、その取材・報道の範囲が飛躍的に拡がっているということに、うつかつにも気がついていませんでした。
 
「スナメリチャンネル~みんなが笑って暮らせる世界へ~」
「You Tube スナメリチャンネル」
 
 このことに気づかせていただいたのは、いつもお世話になっている和歌山市の松浦雅代さん(原発がこわい女たちの会)から、去る12月19日(月)に行われた「原発の運転再開に反対する政府交渉」の模様が「スナメリチャンネル」にアップされているということを教えていただいたことによります。
 
 この対政府交渉は、全国125団体が共同で質問・要請書を提出した上で、北海道、青森、宮城、新潟、静岡、佐賀、福岡の立地県からの参加者を含め110名が参加し、政府側は、原子力安全・保安院と原子力安全委員会事務局から8名が出席し、約3時間にわたって行われたものです。
 「美浜の会」ホームページに掲載された
速報をご覧ください。
※ 特に重要な点として、以下の項目が挙げられています。
(引用開始)
 今日の交渉では、以下のような重要な点が確認された。運転再開を止めるため、最大限活用してこう。これらを地元や周辺自治体、人々に広めていこう。
[地震による配管破損等について]
●解析の結果、地震直後に0.3cm2のひび割れが入った可能性は否定できない。
●福島第一原発1号のモニタリングポストMP3の「HiHi警報」は、放射能が敷地に放出された可能性を否定できない。
●17:50に、原子炉建屋内に放射能が放出された可能性を否定できない。
●福島原発事故の実態と原因は「まだ分からないことが多い」。
●ストレステストの判断基準はいまも持っていない。なんらかのものが必要。
[原子力防災計画の見直しと原発の運転再開について]
●30~50㎞圏内では、原子力安全協定が結ばれべき。
●運転再開については、安全協定が結ばれる地域への説明と理解が必要。
●スピーディの情報等、国が持っている情報は可能な限り提供すべき(安全委員会事務局)

(引用終わり)
 
 東条さんが「スナメリチャンネル」にアップされた「原発の運転再開に反対する政府交渉」の映像は以下のとおりです。
○全編(2時間34分51秒)
   
○福島原発は「地震で」配管が破損した可能性あり(25分05秒)
 
○原発の運転再開には安全協定が結ばれる地域の同意が必要(16分26秒)

○まとめ(15分35秒)
 

 実は、この対政府交渉は、IWJチャンネル5でもUSTREAM中継されました。
  その1(交渉) 
http://www.ustream.tv/recorded/19246274 (2時間55分04秒)
  その2(交流) 
http://www.ustream.tv/recorded/19248968 (26分48秒)
 IWJの努力には常々深甚なる敬意を表したいと思っていますが、やはり「スナメリチャンネル」のように編集してもらった方が見やすいですよね。
 
 これからも、「スナメリチャンネル」を「お気に入り」に登録して注目していきたいと思います。
 
(「スナメリチャンネル」にアップされているその他の注目映像) 
2011年12月11日(日)名古屋市
石橋克彦氏講演会「『若狭湾原発震災』前夜の私たち」 
全編(2時間12分34秒) 
 
22分版
  
 
2011年12月3日(土)敦賀市
「もんじゅを廃炉へ!全国集会」
原子力帝国・日本の民主主義を問う 前福島県知事・佐藤栄佐久氏
 
核燃料サイクルの終焉へ 弁護士・海渡雄一さん
 
もんじゅでフクシマが起きたら 元京大原子炉実験所講師・小林圭二さん
  
 
2011年11月12日(土)神戸市
放射能汚染時代 「ベクレル・シーベルトになじみましょう」今中哲二さん
 
 
「原発いらない」山本太郎さん×佐藤幸子さんの本気のメッセージ&漫才!?
 
 
飯舘村 故郷を追われた人たちの声 2011.10.4
 

(再録)2012/3/20開催予告!広河隆一氏講演会&写真展(in和歌山市)

 2012年2月25日に配信した「メルマガ金原No.845」を再録します。 

3/20開催予告!広河隆一氏講演会&写真展(in和歌山市)
メルマガ金原No.845をお届けします(2012年2月25日現在の読者数190名)。
 
 既に何度か簡単なお知らせはしてきましたが、本格的には告知できていませんでしたので、あらためて開催のご案内をします。
 広河隆一さんの講演会&写真展が、来る3月20日(火・春分の日)に和歌山市で開催されます!
 概要は以下のとおりです。
 
広河隆一氏講演会&写真展
「子どもたちをどう守るか~パレスチナ・チェルノブイリ・フクシマ~」
 開催日 2012年3月20日(火)春分の日
      写真展 11:00~16:30 (会場ロビーにて)
      講演会 13:15~(受付開始12:45~) 
 開催場所 和歌山ビッグ愛1F大ホール
         和歌山市手平2丁目1-2 ℡:073-435-5200
 主催 憲法9条を守る和歌山弁護士の会、9条ネットわかやま(共催)
 入場無料(予約不要)
 連絡先 和歌山合同法律事務所 ℡:073-433-2241

 広河氏の講演会に先立ち、「第2回わかやま平和賞」(9条ネットわかやま制定)の贈呈式が行われます。受賞者(団体)は「核戦争防止和歌山県医師の会」です。 
 報道写真月刊誌「DAYS JAPAN」の編集人兼発行人であり、日本を代表するフォトジャーナリストである広河隆一さんについては、今さらご紹介するまでもない著名な方ですが、とりわけ3.11発生の翌日(12日)から、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会会員5名とともに、福島第一原発事故取材のために現地に向かい、貴重な報告をされたことはよく知られています(メルマガ金原No.773など参照)。
 また、広河さんは、チェルノブイリ子ども基金の創設者であり、パレスチナの子どもたちをテーマとした写真集でも知られています。
 
 今回の企画は、主催団体である「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」の若手会員の中に、広河さんの高校(大阪府立生野高校)の後輩で、在校中に広河さんの講演を聞いて感銘を受けた弁護士がおり、企画会議で広河さんの講演会を提案したことがスタートでした。
 
 ちなみに、「子どもたちをどう守るか~パレスチナ・チェルノブイリ・フクシマ~」という演題は、主催団体PTからの提案を広河さんが受け入れてくださったものですが、非常に欲張ったテーマであり、限られた時間で話しきれるものではないかもしれないという懸念もあります。その意味からも、出来れば早めに会場に来ていただき、「パレスチナ」「チェルノブイリ」「フクシマ」のそれぞれをテーマとした広河さんの写真パネルの展示をじっくりとご覧いただきたいと考えています(講演会開場に先立ち、11時から大ホールロビーで写真展を始めています)。
 
 「戦禍はイラクに及び、ジャーナリストの役割はいよいよ重くなっていきました。しかしマスメディアが伝えるべきことを伝えていない、特に被害者の側に立つ報道をしていないという危機感を持つ中で、私はフォトジャーナリズム月刊誌DAYS JAPANを発刊しました。」というのは、今は更新されていない「HIROPRESS.netを始めるにあたって」という、2007年3月に広河さんが書かれた文章の一節です。
 私たちが、広河さんに「子どもたちをどう守るか」という演題での講演をお願いしようと考えたのは、「被害者の側に立つ」ことを自らの使命と考え、実行し続けてきたジャーナリストに語っていただくに最も相応しいテーマであると考えたからです。
 
 是非1人でも多くの方にご参加いただきたいと思いますので、お誘い合わせの上ご来場くださうなすよう、何卒よろしくお願いします。

2016年9月以降の和歌山での取組予定(更新日:2016年8月26日)

2016年9月以降の和歌山での取組予定(更新日:2016年8月26日)

 残暑厳しい8月も間もなく終わろうとしていますが、9月以降の和歌山(主に和歌山市)での取組予定がかなり出そろいつつあります。もちろん、現在企画中で発表間際というものもありますが。
 ということで、日程を確保していただくため、私のところに情報が届いているもの限定ですが、予定を一覧にしておきます。

2016年9月10日(土)  2回上映(和歌山市あいあいセンター6Fホール)
午前の部 10:00~
午後の部 14:00~
(開場はそれぞれ30分前)
上映協力金 500円
 高校生以下、障がい者、75歳以上 無料
チラシ 
主催 安保県民会議・県革新懇・県平和委員会
お問合せ:073-488-7355(里崎)
 

2016年9月12日(月)
第27回 憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ
正午 和歌山市役所前集合
12:20 スタート(約15分の行程で京橋プロムナードまで)
主催 憲法9条を守る和歌山弁護士の会

2016年9月19日(祝・月)午前10時~正午(和歌山城西の丸広場)
採決強行から1年
違憲立法・安全保障法制(戦争法) ただちに廃止!和歌山アピール行動
・呼びかけ団体によるスピーチ他
・アピール行進
呼びかけ団体(予定・順不同)9条ネットわかやま、安全保障関連法制の廃止を求める和歌山大学有志の会、戦争をさせない和歌山委員会、ワカケン、平和と憲法を守りたい市民の声、安保関連法に反対するママの会@わかやま、憲法9条を守る和歌山弁護士の会、憲法九条を守るわかやま県民の会

2016年9月29日(木)18:00~19:20(プラザホープ2F多目的室)
講師 俵 義文氏(子どもと教科書全国ネット21 事務局長)
チラシ
主催 憲法改悪阻止和歌山県各界連絡会議(073-432-6355 高校会館内)
    憲法九条を守るわかやま県民の会(073-436-3520 県地評内)
 
2016年9月30日(金)18:30~(和歌山ビッグ愛1F大ホール)
講師 長谷部恭男氏(早稲田大学大学院法務研究科教授)
チラシ
主催 和歌山弁護士会
共催 日本弁護士連合会
入場無料・予約不要
連絡先 073-422-4580(和歌山弁護士会)

2016年10月15日(土)14:00~(プラザホープ
4Fホール)
秋の憲法学習会『ISの出現と難民問題。世界はどうなっている。われわれ日本人にできることは?』
講師 久保田弘信氏(フォトジャーナリスト)
主催 憲法9条を守る和歌山市共同センター(和歌山市9条センター)
連絡先 073-436-3578(
(引用終わり)
 
2016年10月17日(月)
第28回 憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ
正午 和歌山市役所前集合
12:20 スタート(約15分の行程で京橋プロムナードまで)
主催 憲法9条を守る和歌山弁護士の会

2016年10月20日(木)19:00~(和歌山県教育会館(和教組)4階大会議室)
日本機関紙協会和歌山県本部第40回総会記念講演
「安倍政権の暴走を止める「平和な武器」~すべてのメディアに求められるもの~」

講師 北村 肇氏(「週刊金曜日」発行人)

チラシ
主催 日本機関紙協会和歌山県本部
連絡先 090-8826-5664(中北) 

2016年10月22日(土)14:00~(和歌山市中央コミセン多目的ホール)
講師 金原徹雄(弁護士)
チラシ
主催 憲法を生かす会 和歌山
共催 原発を止めよう和歌山市民の会
入場無料・予約不要
連絡先 090-5465-3105(西郷)
 
2016年10月29日(土)16:00~(プラザホープ4Fホール)
和歌山県保険医協会 第39回定期総会 記念講演
「テレビが伝えない憲法のはなし 今起きていることを、憲法学者はどのように捉えるか」
講師 木村草太氏(首都大学東京 都市教養学部法学系教授)
チラシ
主催 和歌山県保険医協会
参加費無料
連絡先 073-436-3766(和歌山県保険医協会)
 
2016年11月3日(木・祝)14:00~(和歌山市河北コミセン2F多目的ホール)
第1部 親子バンド「クロウフィールド」ライブ
第2部 憲法漫談「これがアベさんの本音だ」
     演者 コバヤンこと小林康二氏(お笑い集団「笑工房」代表)
※午前中から「映像の部屋」「展示の部屋」「リサイクルひろば」「ヒロシマ・ナガ
サキ 原爆と人間」写真展など多彩な企画を用意します。
チラシ 
主催 守ろう9条 紀の川 市民の会
入場無料・予約不要
連絡先  073-462-0539(原)
 
2016年11月9日(水)
第29回 憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ
正午 和歌山市役所前集合
12:20 スタート(約15分の行程で京橋プロムナードまで)
主催 憲法9条を守る和歌山弁護士の会

2016年11月12日(土)午後(和歌山市河西コミセン)
前田佳世コンサート
続報をお待ちください。

2016年12月8日(木)
第30回 憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ
正午 和歌山市役所前集合
12:20 スタート(約15分の行程で京橋プロムナードまで)
主催 憲法9条を守る和歌山弁護士の会

2016年7月末~8月初旬の和歌山での企画について

2016年7月末~8月初旬の和歌山での企画について

 実質的にわずか10日の間に和歌山で行われる以下のような企画を眺めながら、参院選が終わってもみんな元気に頑張っているな、と思っていただけると幸いです。

日程 2016年7月30日(土)/31日(日)
会場 和歌山勤労福祉会館プラザホープ
入場無料(賛同募金募集中)
主催 2016平和のための戦争展わかやま実行委員会
連絡先 和歌山市湊通丁南1丁目1-3 名城ビル2F 平和委員会内 (電話)073-488-7355
※今年の目玉企画は、7月30日(土)午前10時から4階ホールで行われる東京新聞の半田滋さんによる講演会です。朝の講演会は珍しいですが、みんな頑張って聴講しましょう。

日程 2016年7月31日(日) 13:30~開場 / 14:00~開演
会場 新橘ビル8階(和歌山市美園町5丁目1番地2)
講師 由良 登信 氏 
入場無料
主催:憲法9条を守る和歌山市共同センター(略称:市9条センター)
連絡先:和歌山市湊通り丁南 1 丁目3-1 和歌山地区労内 Tel 073-436-3578

日程 2016年8月6日(土) 
 例年通りなら、午後7時ころ、けやき大通り六番丁交差点付近をスタートだろうと思います。集合場所等は後日お知らせします。

日程 2016年8月6日(土)、7日(日)
会場 紀南文化会館
 1階 展示ホール(入場無料)
  8/6 12:00~17:00
     8/7 10:00~16:00
  出展・出店・ワークショップなど
 4階 小ホール
  8/6 18:30~20:15(開場18:00)
  映画『広河隆一 人間の戦場』上映会
   長谷川三郎監督(2015年/98分)
   大人 1,000円(当日券1,200円)
   中高生 500円(当日券600円)

第26回 憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ
日程 2016年8月8日(月)
    正午 和歌山市役所前集合
    12時20分 スタート
    約15分で京橋プロムナード到着・現地解散
主催 憲法9条を守る和歌山弁護士の会

寺井拓也さんと松浦雅代さんの『さようなら原発5万人(6万人)集会』参加記

 2011年9月23日に配信した「メルマガ金原No.569」を一部省略の上転載します。なお、省略したのは私のリード文の一部であり、寺井拓也さんと松浦雅代さんの参加記は、もちろん原文通り掲載しています。

寺井拓也さんと松浦雅代さんの『さようなら原発5万人(6万人)集会』参加記

 9月19日に東京の明治公園で行われた「さようなら原発5万人(6万人)集会」を5日連続で取り上げます。
 この集会には、全国各地から多くの人たちが加しましたが、和歌山から参加された「脱原発わかやま」の寺井拓也さんと松浦雅代さんが、「ミツバチin和歌山」MLに、集会などの模様をレポートしてくださいましたので、お2人のご了解を得て転載させていただきます。
 

             さようなら原発集会(明治公園)に参加して
                                        寺井拓也

【「異変」は東京駅1番線から】
 その日、朝一番のJR特急で紀伊田辺駅から新大阪駅へ、さらに新幹線で東京駅へ向かいました。東京駅で中央線快速電車に乗り換えるのですが、実はここから「異変」が起きていました。普段だったらがらがらのはずのこの電車。これがいやに混んでいるのです。祝日の正午すぎです。東京駅1番線からは4~5分間隔で電車は出て行きます。にもかかわらず「この混みようは何だ」。次に四谷駅で乗り換えた各停電車も同様の混みようです。そのほとんどの乗客がどっと降りたのは千駄ヶ谷駅でした。ここで気がつきました。みな、明治公園を目指していたのです。

【千駄ヶ谷駅はパニック寸前】
 千駄ヶ谷駅のホームに降り立つと、人の山です。階段の降り口が、まず詰まっています。この時間帯は、上下それぞれ5分間隔で電車が止まります。平均2分30秒ごとに吐き出されてくる人々を階段が吸収しきれないのです。階段を下りるとさらに大変。改札までのコンコースは、おそらく千人を超えるであろう人の波です。「押すな!押すな!」。パニック寸前の駅の改札を抜け
出ると、待ち受けていたのはいくつもの団体のノボリ旗でした。
 ここで私も準備です。駅前で、ノボリ旗を組み立てます。「脱原発わかやま」と書かれた60×180㎝の旗がなびきます。旗でPRしながら、人の洪水に流されて明治公園へ。途中「和歌山から来られたんですか」。見知らぬ人から声がかかります。「そうなんですよ」。和歌山県ではかつて4箇所もの原発計画があったことや、激しい攻防の末、今は1基も原発がないことなどを話します。すると「ホーッ。そうですか。」東京の人がまるで知らないのは当然かもしれません。

【入りきれない会場】
 明治公園に到着したのは13時すぎ。開会は13時半です。「間に合った!」。しかし、会場は、すでに人で埋め尽くされていました。約束の場所へ行くのも一苦労。日本青年館側の高台に向います。携帯で打ち合わせようやく、ノボリをみつけて寄ってきて下さったのは、和歌山市から夜行バスでかけつけたKさんら3人の女性でした。まもなく、同じくノボリを目印にやってきた和歌山市のMさんとも会うことができました。これで和歌山組は5人です。しかし、田辺市から来るはずのH夫妻の姿を、とうとう最後まで見つけることができませんでした。あとで事情を伺うと、超満員のため会場へ入ることすら出来なかったそうです。20日付東京新聞(1面)に掲載された空撮写真を見ると、膨れ上がった参加者が会場の出入り口からはみ出し、周辺道路へ、さらに隣
接地へも拡がっている状況を知ることができます。
 かつて東京在住の時、幾度となく駆けつけたこの明治公園なのですが、ベトナム反戦運動の高揚期でさえもこれほど膨れ上がった集会を、私は見たことがありませんでした。主催者発表で6万人という数字は実態に近いのでしょう。

【いよいよ開会】
 目印のノボリを持ったまま、遅れている二人を待ちます。動き回ったあとの身体に時折日が差します。麦藁帽をかぶってはいても、背中に汗がぽたぽたと滴ります。(このあと行進中は一転、そ
よ風とビルの日陰のおかげで涼しく歩けたのは救いでした)
 13時30分開会。鎌田慧、大江健三郎、内橋克人、落合恵子、澤地久江、山本太郎、そして福島の武藤類子さんとそれぞれのお話が進みます。この間にはドイツの環境NGO代表の連帯の挨拶が入ります。これらの内容は、インターネットでお聞き頂けますので、省略します。
(例えば、『9・19「さようなら原発集会」~6万人』で検索)
 会場で陣取ったのは、外縁部。あとから来たのだから当然です。そこからのステージは、さしずめ外野席からバッターを見ている感じです。加えてスピーカーも遠く、マイクからの音もときに聞こえに
くいのです。
 歯切れのよい、落合恵子さや山本太郎さんの声は通りました。しかし、大江健三郎さんになるとまるで聞こえません。「聞こえないぞ~!」うしろからヤジが飛びます。かすかな音声に耳を傾けていると、次第に疲労感が出てきます。およそ1時間、集中力が衰えてきます。そのころ、福島の代表の挨拶が始まりました。せっかく一番大事な話を、実は会場では十分咀嚼できずにいました。

【パレード出発】
 2時半過ぎに出発したパレードは、公園出口で混乱気味です。なかなか出られません。
 まず福島から来た人たちが出て行きました。私たちは次の第二集団に食い込みました。パレードのコースが3つに設定されたといえ、6万人を公園から出すには時間がかかります。最終の出発は
午後4時を回ったようです。終着地では真っ暗です。
 この原因は警察にもあります。パレードをやたら細切れにするのです。隊と隊との間を100メートルから200メートルも空けてしまう。同じ信号で3分、4分、5分と平気で待たせます。これは6・11大阪御堂筋デモのときも同じでした。かつてはなかったことです(30~40年も前のこ
とですが)。    
 そのうちデモ隊のなかからブーイングが出ます。あるとき、怒った通行人が、いっこうに動く気配のない宣伝カーに近づいて行きました。運転席のドアーを開けて「ちんたら、ちんたら歩くんじゃない!」。
悪いのは警察なのに、です。
 だから、公園からの出発も遅れるわけです。会場内で待ちぼうけです。くたびれます。子ども連れや年配者はもちろん、そうでなくてもぐったりしてきます。体力勝負。これで参加者を減らす作戦、そ
れを警察は狙っている。そんな話も聞きました。
 もう一つ、警察への不信があります。弾圧です。6月11日の新宿での反原発デモでは、市民を逮捕しました。これは反原発運動の気勢を削ぎ、9・19集会デモ参加へのけん制を狙ったものではないか。こんな声も聞かれます。それにもめげず、よくも6万人が集った、と評価の向きもあるよう
です。
 それにしても今回のデモも、平和的です。ジグザグデモはありません。道路一杯になるフランスデモもありません。警察にさほど抗議をするわけでもありません。警察に「管理」された、「おとなしい」パレードでした。

【右翼のお出迎え?】
 青山通りを通過中のことです。大きな交差点の反対側の歩道に「日の丸」が見えてきました。なにやら声を発しています。近づくと、10~20人ほどの男の集団。大きな日章旗が数本見えます。また「在特会」か?「在特会」とは、朝鮮学校を攻撃したり、6・11の大阪御堂筋デモでは歩道から罵声を浴びせに来ていました。同じく「日の丸」を掲げて。ところが、今回は雰囲気が違います。袴姿の正装での「お出迎え」です。「ご苦労様ですー」。どうも、在特会とは違う「脱原発右翼」のよう
です。
 「脱原発右翼」といえば、7月31日、都内で脱原発デモを繰り拡げました。一水会(鈴木邦夫顧問)と統一戦線義勇軍(針谷大輔議長)らのグループです。「福島の子供たちを救い出し麗しき山河を守れ!」。こんな横断幕を先頭に経済産業省と東京電力へ抗議したのでした。
(自由報道協会有志サイト「ザ・ニュース」“右からの脱原発デモ”より)
 右翼の思想をも揺るがすほどのインパクトを今回のフクシマ事故が与えたともいえます。

【和歌山からですか?】
 コースを半分以上過ぎた時です。「和歌山からですか?」。突然、テレビ(ビデオ?)カメラを回しながら「マスコミ」らしき男性が話しかけてきました。「脱原発わかやま」のノボリを見てのことだそうです。内心「和歌山に関心をもってくれたんですか?!」。歩きながらの会話が始まりました。和歌山の原発計画は?なぜ拒否しえたのか?中間貯蔵施設計画の現状は?3・11以後の課題。たとえば原発政策に住民・国民の意思をどう反映させていくべきか?などなど。それはある週刊誌の記者でした。渡された最近号には「総力ワイド・原発事故は終らない」の記事。小出裕章さんの本を出版
している会社でもありました。
 会話は終着地でも終りません。和歌山の原発の歴史に一番詳しいMさんに加わって頂き「3者会談」。第2部の始まりです。最寄り駅に着いたころには、夜のとばりが下りていました。

 以上、一番肝心な、集会の挨拶の核心について触れず、周辺の素描に終ってしまいましたが、ご容赦下さい。

参考【わかやま組の行進の様子】
 たまたま、見つけたサイトです。私たちの行進の様子が映っていました。興味のある方はどうぞ。
9.19③デモの様子(歌う!叫ぶ!多様な参加者たち、宗教者も)(6分51秒)

 

                さようなら原発集会などに参加して
                                        松浦雅代

 みなさまへ。
 寺井拓也さんから先に報告して頂いていますが、予告したこともあり、簡単に報告します。

 9.11~19日にかけて東京では、いろいろなイベントや集会がありました。
9.19の「さようなら原発集会」がメインでしたが、私は9.17の「原発の運転再開を許さない!
全国討論会
」にも参加してきました。
 北海道、青森、福島、福井、佐賀等、ほとんどの原発現地からこられていて、原発現地の
状況について報
告をされました。
 皆さん現地で3.11後の運転再開阻止で、がんばっています。
 その後、地震による配管破損の可能性、ストレステスト・緊急安全対策の問題点を美浜の
会の小山英之さ
んが報告。
 福島の佐藤幸子さんが福島の汚染・避難をめぐる状況報告をされました。
 時間切れで解散。残った人たちで青年館の前の公園で議論したそうです。
 全国から一同に集まり、顔を見ながらの状況報告から、質問、意見交換はとても貴重なも
のだと思いまし
た。
 翌日、北海道の泉かおりさんと福島の佐藤幸子さん、それにアイリーンさんの3人でアメリカに
飛んで行きました。

 私は娘夫婦の家に泊まっていましたので、9.19は11時頃に経済産業省の前でハンストをして
いる若者に会
いに行きました。
 霞が関の地下から出た所に何もなく、守衛さんが居たので「ハンストしている人たちはどこです
か」と聞いたのですが「分かりません」と云う。
 「ここは経済産業省ですね」「そうです」と念のために確認をとったのですが、「分かりません」と
云う。
言うなと言われているのでしょうね。
 そこを離れて角を曲がればすぐ「ハンスト」現場でした。
 歩道に沿ってハンスト中の小さなカラフルな布旗があるだけの、静かで、ささやかな場所でした。
 何度かお会いしてる祝島カヤック隊の東条君が居ましたので、ハンスト中の若者と私の写真
を撮って貰っ
た。
 次々と人が来ているので、皆さんにハンスト後は無理をしないでねと言って、明治公園に向か
いました。

 私は虎ノ門から地下鉄で外苑前駅、そこから明治公園に向かいました。
 まだ時間が早いので、明治公園の隣にある青年館で昼ご飯が食べられると思い急いで歩い
ていると、車体に反原発の文字が入ったバスが着いたのです。福島県の観光バスでした。
 この日福島から500人の参加だと言ってました。
 ホテルのレストランは予約待ちでいっぱいでした。12時30分頃だったと思いますが、人、人、人。
 私は昼ご飯を諦めて、スポーツ飲料水のポカリを買いました。
 当日のプログラムを貰い、市民グループのAコースの出口を確認しておいた。
 アイドルグループの制服向上委員会(?)の歌が始まったので舞台の前に行ってデジカメで撮
る。
 この時はまだ前に行けたのですが、参加者は座るように旗などは下ろすようにとの指示がありま
した。
 本部の近くの石に腰をおろして、1時過ぎても「脱原発わかやま」の旗が見当たらないので、少
々諦めかけた時、大阪の知人が松浦さんあそこに「脱原発わかやま」の旗が見えると教えてくれ
ました。
 それでやっと寺井さんや和歌山の人たちと落ち合うことが出来ました。
 この貴重な集会に参加出来たのは良かった。
 20日に帰って来る時、朝日、毎日、東京新聞を買ってきました。

寺井拓也氏の『10/12経産省前テントひろば訪問と首相官邸前デモ報告記』

 2012年10月22日に「メルマガ金原No.1145」として配信し、同日、「wakaben6888のブログ」に転載した記事を、あらためて再録します。
 
寺井拓也氏の『10/12経産省前テントひろば訪問と首相官邸前デモ報告記』
 
 これまでも何度か本メルマガに寄稿していただいたことのある寺井拓也さん(和歌山県田辺市)から、このたび非常に感銘深い文章をお送りいただくことができましたので、早速紹介させていただくこととしました。
 10月7日(日)の「原発さよなら行進@和歌山市2」に田辺から参加された寺井さんから、「12日(金)に首相官邸前抗議行動に行ってみようと思う」というお話を伺っていましたので、いずれそのご報告が伺えると楽しみにしていましたが、経産省前テントひろばでの「あおぞら放送」にも出演されるなど、非常に充実した活動をしてこられたことが分かります。
 
 ちなみに、当日の「あおぞら放送~テントひろばから~」第5回のユースト中継録画は以下のURLで視聴できます。
  http://www.ustream.tv/recorded/26104707 (1時間14分52秒)
   冒頭~ 紙智子参議院議員(日本共産党)
   10分40秒~ 小笠原厚子さん(あさこはうす)
   34分10秒~ 木田節子さん(富岡町からの避難者)
   52分20秒~ 舩橋淳さん(映画監督)
   1時間07分30秒~ 寺井拓也さん
※注 現在は視聴できません。
 
 なお、経産省前テントひろばの後に向かわれた首相官邸前での抗議行動でも発言された寺井さんのスピーチは、IWJチャンネル5による中継の1時間21分40秒ころから視聴できます。
※注 現在は視聴できません。
 
 最後に寺井さんが引用されている第78回全国麺類飲食業者福島大会での福島県飲食業生活衛生同業組合理事長・紺野昭治さんの「大会挨拶」を紹介した「たんぽぽ舎メルマガNo.1619」は以下のサイトなどに転載されています。
 また、同大会の公式サイト(まだ閉鎖されていません)に、紺野さんの「ご挨拶」(大会前の収録)の動画が掲載されています。

 これは同業者に対して大会への参加を呼びかけるメッセージなのですが、その中で「大勢の皆さまがフクシマに来て下さるから、地獄を抱えながら、笑顔、元気、希望が湧いてくるのです」という異例の表現を使っているところからすれば、「大会挨拶」で何を訴えるかについての覚悟は既にこの時点で定まっていたということでしょう。
 心して、この文章を受け止め、多くの人に読んでもらうべく努力したいものです。
 
 寺井さんの文章を読ませていただき、様々なことに思いを馳せることができました。寺井さん、ありがとうございました。
 
  

              経産省前テントひろば訪問と首相官邸前デモ報告記
 
                                         寺井 拓也
 
1、経済産業省前のテントひろば
和歌山のミカンを
 10月12日(金)の朝、新幹線で東京に向かった。1泊2日の日程である。目的は3つ。一つ目は、経済産業省前のテントひろば訪問である。二つ目は首相官邸前の金曜抗議行動への参加だ。三つ目は、翌日の「10・13さよなら原発集会in日比谷」への参加だった。
 12日は、前日から上京していたNさんと、テントひろば前で合流した。前日、テントひろばに早稲ミカンを田辺から発送した。なぜか。ネットでテントひろばの「日誌」を読んだからだった。そこには、概略こう綴られていた。
「宿泊当番の方が風邪を引いた。原因はどうも急な冷え込みだった。リュックに詰めたはずの長袖が見あたらず、ついに風邪引きに」。
 
戦いの拠点
 現地に行ってみると、このテントひろばは鎖で囲われていた。その鎖には「国有地立ち入り禁止」の看板がつけらていた。しかし、それに抗して踏ん張っている。振り返ると、テントひろばは設営して丸1年を越えた。当日で398日目だ。昨年は「原発いらない!福島の女たちの座り込み」が行われた。それに続いて「福島の女たちに続け!全国の女たちの座り込み」が敢行され、怒りの渦が巻いた。今年に入り、大飯原発再稼働阻止の集団ハンストが行われたのもここだ。この応援のために鎌田慧、瀬戸内寂聴、落合恵子、澤地久枝といった人々や、国会議員がかけつけた。5月には700名による「かんしょ踊り」もこの場所で行われた。おおい町の監視テントや、福岡の九電本店前ひろば・テントともつながっている。ここは、全国の反原発運動の結節点であり、東京における様々なアクションの中継点でもある。
 だから、権力の攻撃対象にされる。今年1月24日、ついに経産省が強制撤去命令を出した。これを1000人の支援者と8000通の抗議メールで跳ね返した。右翼や警察の攻撃もあった。それに対抗してきたのが、24時間体制の「守り」だった。その最前線の「戦士」に和歌山のビタミンCを届けようと考えたのだった。
 私が到着すると、すでにミカンが届いていた。1時間ほど前に着いた5キロのミカンは
半分ほど消えていた。口々に「おいしい!」。
 
テレビ中継
 毎週金曜日16時から、テントひろばではテレビの実況中継が行われる。といってもインターネットテレビ。だから、世界へも配信される。英語の通訳付きである。番組名は「あおぞら放送~テントひろばから~」
(視聴アドレス http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
 それをのぞいてみた。今日のゲストは3人だ。まずは「国会議員に原発を問う」のコーナーから始まる。今週は紙智子参議院議員(北海選出・共産党)である。続いて「今週のお客様」として小笠原厚子さんが登場。青森県の大間から上京してきた。亡母は大間原発予定地の地権者だった。土地を絶対に手放さなかった。1億円を積まれても売らなかった。そこに建てたログハウスの名が「あさこはうす」だ。亡母はたった一人で原発の着工を阻止してきた。嫌がらせや危険な目にも遭いながら、親子で孤独な苦しい長い闘いを続けてきた。その大間原発はこの10月1日から工事を再開した。地元は「反対」と思っていても声を出しにくい。だから大間の外から「大間原発は絶対いらない」という大きな声を上げてほしい。こう訴えた。
 次に「福島から世界へ」。富岡町から転々と避難し、現状を訴え続けている木田節子さん(注1)の登場。福島の厳しい現実をまとめたレポート(「たんぽぽ舎」のメルマガ№1601)を読み上げた。
 このあと、映画監督の舩橋淳氏(注2)のインタビューとイベントカレンダーのコーナ
ーである。最後に「テントひろば 通りすがり」のコーナーで、私がインタビューを受けることになった。和歌山における金曜行動や和歌山の反原発運動について、簡単だが紹介することができた。
(注1)木田さんからは『ルポ イチエフ』(布施祐仁著 岩波書店)が紹介された。福島第一原発に通って取材したルポであり、被ばく労働の実態を明らかにする。
(注2)舩橋淳氏は埼玉県加須市に避難している双葉町の人々を追い、ドキュメンタリー映画『フタバから遠く離れて』に納めた。すでに東京でロードショーが行われている。マスコミが報じない福島の人々の「苦難」を伝えている。また『フタバから遠く離れて』(岩波書店 2012年10月刊)にも記録されている。
 
突然の出会い
 このあと、ハプニングが待っていた。突然の出会いである。この日のギャラリーは50人ほど。その中から、声をかけられた。「私はみなべ町の出身の者です」。見知らぬ同郷の方が突然現れた。藤原節男さんという。話を聞けば『原子力ドンキホーテ』(2012年4月刊 ぜんにち出版)の著者。元・原子力安全基盤機構の検査員である。2009年、泊原発3号機の検査データの改ざんを上司から求められたが、拒否したため解雇された(週刊『スパ』2011年12月13日号、『東京新聞』2012年9月27日付に関連記事)。その顛末と「原子力村」の内幕を前述の著書にしたためた。
 次に渡された名刺には「野村保子」とある。ピンときた。『原発を拒み続けた和歌山の記録』の書評を『北海道新聞』に書いてくださった方だ。北海道からやってきていた。会ったことも話したこともない。ここでお会いするとは!
 次にはT大学の准教授。和歌山の原発の歴史を知りたいというので、手持ちの『原発を拒み続けた和歌山の記録』を1冊即売。ご自分の研究に関連するのだろうか。「近く、和歌山へ行きたいのでよろしく」。
 また、放送前のことである。スタッフが私にもその日のゲストを順番に紹介してくれた。「小笠原厚子さんです」。彼女とはそれまで文通のみの間柄だった。ミカンや本を贈ったことはある。しかし、会ったことはない。電話もしていない。突然目の前に青森県にいるはずの彼女が現れた。即座に握手。
 
11月10日、東京に来てください!
 テントひろば広報担当のY・Tさんから頼まれた。「11月10日に、和歌山からも東京へ来てくださいネ!」。この日は「再稼働阻止全国ネットワーク」の結成集会がある。今年7月に東京で最初の集まりをもった。8月には四国・松山で全国から100余名が集まった。そこで討論の結果、準備会を発足させた。この意義について、案内のチラシはこう訴えている。「迫りくる再稼働の嵐に立ち向かっていく全国的な闘いの連携を創り出していくことが、今強くもとめられているのではないでしょうか」。
 この闘いを進めるために、原発を止めてきた和歌山からも是非出席してほしい、というのである。翌11日は、「国会包囲100万人大行動」の日である。私はこの両日とも、半年前から準備されてきた「紀南ピースフェスタ」参加のため、田辺を離れることができない。どなたか、「参加要請」に応えて下さる方がおられればありがたい。
 
断食24日目のFさん
 テントひろばの前のイスに一人の年輩の老人が座っていた。脇の看板には「全ての原発を廃炉に!」。1ヶ月の断食を決行中だった。話を伺った。Fさんは広島県から上京した。9月7日付で実名入りの声明文を出した。そこでこう結んでいる。
「次の原発事故で日本が破滅するまでもなく、民主主義をはじめ、日本社会はすでに崩壊が始まっている。でもまだ間に合うと・・・思う。 まだ、一歩を踏み出していない人に呼びかけます。地球のため、未来のため、民主主義のために一歩を踏み出しましょう。お願いします。」
 水と塩だけでの生命が24日目まで続いていた。あと6日!
 
2、首相官邸前行動
過剰警備の首相官邸前
 経産省前を後にしたのは17時半頃だった。そこから徒歩でおよそ10分で首相官邸前に着く。初めての「官邸前」である。「官邸前」といっても、官邸の建物からは100メートルも離れている。そこから先は警察がブロック。この日も厳しい規制だった。歩道沿いには、移動式の鉄パイプ柵を並べている。その外側には警察車両をびっしり張り付けた。さらに大勢の警察官の配置と3重のバリケードである。警察も考えたのだろう。この6月には、膨れあがった参加者によって車道4車線が「占拠」された。その「反省」からか、警察の規制はだんだんと厳しくなってきた。周辺はおびただしい数のバスやトラックなどの警備車両。異常さが目を引く。都内中の全警察車両を集めたか、と疑うほどの多さだ。
 警察は集会やデモを妨害する。横断歩道を渡らせない。目的地に行かせない。地下鉄出口から出さない。こうした過剰警備が、これまでも問題となっていた。交通警備を理由にデモを封じ込めるやり方だ。「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」(憲法21条)。この「表現の自由」を侵害するのではないか。こう指摘されるまでひどい状況になっている。
 しかし、官邸前から追いやられた人々は官邸裏へ、国会前へ、自民党本部前へ、さらには地方各地へと次第に拡散している。
 その日の参加者はというと、結局狭い歩道のまたその半分のスペースに押し込められていた。半分を通路としてとられたからである。私たちは、ごった返すその群衆の中に何とか割り込ませてもらった。
 
「再稼働~ハンタイ!」
 デモといっても、行進はしない。定位置で立ったままコールするのみ。このデモは非暴力である。行進はしない。座り込みはしない。「突入」はしない。ジグザグデモやフランスデモで身体を動かした昔のデモ経験者には物足りない面があろう。しかし、そこは抑制し運動の「継続」を優先しているらしい。
 デモンストレーションが始まると騒然とする。各所に配置されたスピーカーから音響が伝わる。先導のコールに合わせて小太鼓演奏がリズムをとる。ラッパ吹きもいる。ホラ貝を吹き鳴らす者いる。そこに参加者のコールが加わる。
 「原発ハンタイ!」「再稼働~ハンタイ!」「子どもが大事!」「みんなで守ろう!」「お魚 守ろう!」「野菜も守ろう!」「生き物守ろう!」「いのちを守ろう!」・・・。
 薄暗い夜空にライトを振る者あり、うちわをかざす者あり、プラカードを掲げる者があり、である。中には日の丸の旗もなびいている。 プラカードやのぼりなどには次のような文字が並ぶ。
 「原発はいらない」「再稼働反対」「原発を推進した自民党の責任を問う」「新橋アクション」「原発やめろ 野田やめろ 民死党もやめろ」「子どものいのちを守れ」「今すぐ 原発ゼロだ!」「主権者の声をきけ!原発いらん!」「今すぐ原発ゼロだ!」「NO NUKES」「全原発 即廃炉」「NO 原発」「上関 つくるな」「大間原発やめろ!」「大間建設 許さない!」「大間原発 断念を」・・・。
 また、会場一帯は白い風船だらけ。手に手に風船を持っている。それが白色が闇に浮かぶ。スタッフが白い風船を歩いて配っている。その中に見覚えのある顔。ワイシャツにネクタイ姿の田中康夫衆議院議員だった。風船を配り歩いている。続いて「水はいりませんか?」。紙コップと飲料水を配布するスタッフも回ってくる。ほかには誘導班や救護班もある。多くのボランティアのサポートによって運営されていた。
 車道を見ると、時々、「自転車隊」が疾走する。自転車はどれも白い風船をなびかせている。「反原発」のシンボルだ。3台、5台、10台と。付近を幾度も周回しているようだ。
 
固い決意
 この3月、30人で始まったというこのデモの参加者は、6月29日には10万人超までふくれあがった。そのころに比べると、この日はぐんと減っていた。しかし、固い決意をもった人々が全国から駆けつけていた。
 コールとコールの間に参加者のアピールの時間がある。栃木から、函館から、松山から、屋久島からと遠来者の発言が続く。中には北海道から参加した92歳のおじいさんもいた。ある者は大間原発の工事再開の不当性を追及し、ある者は福島原発告訴団への参加を訴えた。私も和歌山の原発の闘いについて1分ほどの発言をさせてもらった。しかし、和歌山よりさらに遠くからの参加者が多数いたのだった。「毎週、87歳のおばあさんが大阪からやって来ています」。こんな話題が、同じ時間帯の国会議事堂前で紹介されていた。
 「みんなであきらめずに声を上げましょう」「へこたれないで、長い闘いなんだからじっくり腹を据えてやっていこう」。作曲家の坂本龍一さんが、同じ場でこう呼びかけたの
は、今年の7月6日のことだった。この闘いはまだ続く。
 
心を突き動かす、ある「大会挨拶」の紹介
 同じ頃、国会議事堂前では一人の男性が、ある大会挨拶文を紹介していた。これをインターネットで知ったのだが、この挨拶は「魂の叫び」と言えるものだった。これを「たんぽぽ舎」のメール(No1619)から以下に転用する。時間のある方はお目通しを。
 以下「たんぽぽ舎」のメール(No1619)転載
 
 先日友人からもらったA4・1枚の文章をもう一度読み返す。それは10月9日に福島県いわき市で開催された、第78回全国麺類飲食業者大会(日本蕎麦屋がメインの組合の大会)で、大会会長が述べた挨拶であった。大会会長は福島県飲食業生活衛生同業組合理事長であり、いわき市で蕎麦屋を営む紺野昭治さんということであった。
 この大会は、兵庫以東20数都道府県から550名以上の同業者が年に一度集うもので、片山さつき・中川雅治国会議員をはじめ、蕎麦業界所管の厚労省や農水省の役人諸氏、県の幹部がひな壇に並ぶ中で始まり、その前で正々堂々と語りかけられた挨拶だったという。
 新聞報道などには全く出てこないが、是非とも知っていただきたいと思い、ここに掲載します。
 
                                   《 大 会 挨 拶 》
 2011年3月11日、東日本大震災、翌12日、原発事故「フクシマ」発生。
 そしてその5月、本日の全国大会をここフクシマのいわきで開催を決意。何の心準備もない突然の開催宣言でした。
 常に弱気な気の小さい私を突き動かした途方もない力。今こうして全国の皆様の前に立ってご挨拶申し上げている私は、やはり同じ力を実感しております。この力に導かれ、北海道・東北のお仲間たちの同意を結集し、私たちの思いは全国の仲間たちに伝わりました。そしてこうして各界のリーダーの皆さんもお祝いに駆けつけて下っております。この途方もない力は私たちを何処へ導こうとしているのでしょうか? 「フクシマ」を福島に戻す。戻さなければ歴史が絶える。
  しかし「フクシマ」を福島に戻せば、原発も又戻る。「フクシマ」を福島に単に戻すのではなく、福島を超えて福島を創り上げて行かなければならない。福島復興ではなく、
フクシマ創生!です。 では、誰がフクシマ創生を果たすのでしょうか?福島県民でしょうか?日本国でしょうか?フクシマ創生!、実は誰が果たすという問題ではないのです。世界の意識、人類の思いの問題なのです。
 福島再生、復興(と言われます)故郷を失った人たちに、故郷に戻りたくとも戻れない人たちに、この言葉は何と虚しく響くことか。
 しかし、私たちは生きて行かなければなりません。フクシマ創生!は、人間の生き方の問題なのです。70億全人類の思いをフクシマ創生に向かわせなければ、フクシマ創生は実現しません。
 私を突き動かした途方もない力。そして今日この時、フクシマにお集まりの全国の麺類業者の皆さんを動かしている大きな力。
 この力は、地球に刻まれた40億年という圧倒的な長い生命史の中で、僅か700万年に満たない歴史しか持たない人類の、自らの絶滅への強烈な危機感そのものなのではないでしょうか。
 文明史の頂点に原子力利用を位置づけることが、人類を絶滅に追い込む。原子力を利用する!とは何と思い上がった意識でしょう。そんな人類の意識を変える力、これが私を突き動かした途方もない力の正体です。そして途方もない力が、私の自然な呼吸を原発全廃!という言葉に変えました。
 私は今、無意識に自然に原発全廃を呼吸しています。議論の余地はありません。フクシマに立てばそれが分かります。そして今日、全国からこれだけ大勢の皆さんに、フクシマに立って頂きました。私を突き動かした力のお蔭です。
 この大会は、ここに立っている皆さんが、原発全廃を日常的に自然に呼吸する契機になることを私は強く望みます。
 ここからフクシマ創生!が始まって来ます。
   2012年10月9日
               第78回全国麺類飲食業者福島大会大会長・
               福島県飲食業生活衛生同業組合理事長
                    紺野 昭治

【2016年3月~6月 和歌山での企画案内まとめ(2016年3月19日更新)】

【2016年3月~6月 和歌山での企画案内まとめ(2016年3月19日更新)】

●2016年3月27日(日)12:30~(和歌山城西の丸広場)
Sound Walk Festa –Democracy Never Falls Silent–
サウンド・ウォーク・フェスタ「民主主義は黙らない」
12:30 フェスタスタート
14:00 安保法制施行抗議集会(バンド演奏、漫才、ゲストスピーチなど)
14:45 サウンドウォーク スタート(~16:30頃まで予定)
主催:サウンド・ウォーク・フェスタ実行委員会
連絡先:和歌山合同法律事務所 TEL:073-433-2241(芝野)

●2016年4月2日(土)13:30~(和歌山市河北コミセン2階多目的ホール)
守ろう9条 紀の川 市民の会 第11回総会
記念講演「戦争法は廃止、憲法9条が輝く日本を取り戻そう~今、私たちにできること~」
講師 石埼 学氏(龍谷大学法科大学院教授・憲法学)
連絡先 TEL:073-462-0539(原 通範)

●2016年4月3日(日)14:00~(紀南文化会館小ホール)
平和を紡ぐ スプリングコンサート
出演 市民コーラス ピースナウ、前田佳世、関守研悟、森松慶子
主催 平成を紡ぐスプリングコンサート実行委員会
連絡先 TEL:0739-22-2152(西牟婁地評事務局内)

●2016年4月11日(月)集合:正午(和歌山市役所前)スタート:12時20分
第22回 憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ
主催 憲法9条を守る和歌山弁護士の会

「保守の選挙から学ぼう」勉強会~どうして和歌山は保守票が多いのか?~
ゲスト 渡辺義彦元衆議院議員(生活の党と山本太郎となかまたち)
主催 保守から学ぼう学習会 有志の会
連絡先 TEL:090-8520-7957(神領) 

●2016年4月26日(火)17:00~19:30(和歌山大学教育学部講義棟L-101教室)
WAASA Open Event ⅲ フリージャーナリスト・西谷文和さん講演会
「戦争のリアルと、安保法制のウソ」
参加無料 どなたでも
主催:WAASA(安全保障関連法制の廃止を求める和歌山大学有志の会)
 
●2016年4月30日(土)14:00~(プラザホープ4階ホール)
青法協憲法記念講演会「違憲無効な安保法制にどう立ち向かうか~法律施行という状況をふまえて~」
講師 青井未帆氏(学習院大学法科大学院教授・憲法学)
主催 青年法律家協会和歌山支部
連絡先 TEL:073-436-5517 岡本法律事務所(弁護士 岡 正人)

●2016年5月3日(火・祝)時間未定~(和歌山城西の丸広場)
HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2016
ブース(焼き鳥、焼きそば、おにぎり、のみもの、雑貨etc)
ステージ(津軽三味線、フラダンス、よさこい、コーラス、和太鼓、高校生バンドetc)
餅まき お菓子まきもあるよ!
主催 HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2016実行委員会
連絡先 トライ法律事務所 TEL:073-428-6557

●2016年5月3日(火・祝)14:00~(紀南文化会館小ホール)
憲法記念日のつどい
「どこがあかんの?戦争法(安保法制)-戦争法と憲法改悪を許さないために-」
講師 宇都宮健児氏(弁護士・元日本弁護士連合会会長・貧困ネットワーク代表)
主催 紀南9条交流ネット
協賛 戦争する国づくりストップ田辺・西牟婁住民の会、2016ピースフェスタ実行委員会、みなべ9条の会、平和委員会、憲法会議、戦争法反対退職教職員の会
連絡先(事務局) TEL:090-8534-2163(前田)

●2016年5月11日(水)集合:正午(和歌山市役所前)スタート:12時20分
第23回 憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ
主催 憲法9条を守る和歌山弁護士の会

2016年5月14日(土)13:30~(和歌山市民会館大ホール)
小林  節氏(慶應義塾大学名誉教授・弁護士)講演会
「野党統一 独裁政治の終焉を!」(仮)
主催 小林節さんの講演会を成功させる和歌山の会
連絡先 TEL:073-436-3520  FAX:073-436-3554 

●2016年5月22日(日)午前 午後 2回上映(和歌山市あいあいセンター6F)
映画『日本と原発 4年後』(河合弘之監督)上映会(上映時間138分)

午前の部 10:00~
午後の部 14:00~
入場料 500円(高校生以下無料)
主催 映画『日本と原発 4年後』和歌山上映実行委員会
連絡先 TEL:073-488-7355(担当:里﨑) e-mail:
satozaki04@gmail.com

●2016年5月29日(日)13:00~(
記念講演は14:10~)(海南市民交流センター)
第61回 和歌山県母親大会
記念講演「人間が幸せになるための経済学~もう経済成長はいらない それでも豊かになれる新しい生き方のススメ~」
講師 浜 矩子氏(同志社大学大学院教授)
参加協力券 500円
主催 和歌山県母親大会実行委員会
連絡先 TEL:073-423-2261(教育会館内) 

●2016年6月11日(土)13:00~17:30(和歌山市あいあいセンター6F)
2016年 平和講演会と映画上映
映画『放射線を浴びたX年後』上映
映画『放射線を浴びたX年後2』上映
伊東英朗監督(南海放送ディレクター)講演
参加費無料
主催 核戦争防止和歌山県医師の会
連絡先 TEL:073-436-3766(和歌山県保険医協会内) 

●2016年6月12日(日)11:00~(記念講演は13:30~)(和歌山市ふれ愛センター)
和歌山障害者・患者九条の会 10周年の集い
記念講演「今、見つめ直す憲法九条、そして明日へ」
講師 松尾隆司氏
参加協力費 300円
主催 和歌山障害者・患者九条の会
連絡先 TEL&FAX:073-460-1833(事務局) 

●2016年6月13日(月)集合:正午(和歌山市役所前)スタート:12時20分
第24回 憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ
主催 憲法9条を守る和歌山弁護士の会

【2016年2月~5月 和歌山での企画案内まとめ(2016年2月21日更新)】

【2016年2月~5月 和歌山での企画案内まとめ(2016年2月21日更新)】

 この企画案内は随時更新しているのですが、新たに追加した企画も結構あるので別ページにすることにしました。それにしても、様々な企画が準備されており、とても全部は行けません(半分もあやしい)。
 なお、和歌山県内の企画事前情報については、このページの他、九条の会・わかやまホームページの中の「県内の取り組み」コーナーもチェックしてください。これでかなりの部分をフォローできると思います。

●2016年2月27日(土)13:30~(和歌山市あいあいセンター内 男女共生推進センター6階ホール)
学習・講演会「沖縄から日本の平和・未来~在沖米軍をめぐる4つの都市伝説~」
講師 山本隆司氏(沖縄県教職員組合中央執行委員長、沖縄平和運動センター副議長等)
主催 和歌山県平和フォーラム、戦争をさせない和歌山委員会、日教組和歌山
連絡先 TEL:073-425-4180(和歌山県平和フォーラム)

●2016年2月28日(日)14:00~(海南保健福祉センター)
海南海草平和の集い ママが歌い若者と弁護士が語ります
歌とトーク 前田佳世氏(ソプラノ歌手、9条ママnet.キュッと世話人代表)
トーク 和歌山大学学生、弁護士 金原徹雄
主催 9条を守れ「戦争法」廃止海南海草共同センター
連絡先 TEL:073-482-0493(海草地方教育会館内)

●2016年2月29日(月)17:30~20:00(和歌山大学 教育学部講義棟 L-101)
パネルディスカッション
民主主義ってなんだろう?
―今、なぜ発言するのか Talk with SEALDs―
主催 安全保障関連法制の廃止を求める和歌山大学有志の会(WAASA)

●2016年3月2日(水)~7日(月)(和歌山県民文化会館 中展示室)
中筋 純 写真展  The Silent Views 流転 福島&チェルノブイリ

●2016年3月5日(土)14:00~(紀南文化会館大ホール)
1/32を掴みとれ!-野党共闘の陣-

WAVEsコント、各政党紹介、各団体トーク等
主催 戦争をする国づくりストップ!田辺西牟婁住民の会連絡先 同上 TEL:0739-22-2152
 
●2016年3月5日(土)14:30~16:30(和歌山市勤労者綜合センター6階文化ホール)
電力自由化で何がどう変わるのでしょうか
講師 大島堅一氏(立命館大学教授)
主催 原発がこわい女たちの会
連絡先 電話:073-451-5960(松浦)
 
●2016年3月6日(日)13:30~(芳養公民館1階)
輝け9条!芳養の会 結成9周年のつどい
―平和の願いを未来へつなごう―
歌とトーク 前田佳世氏(ソプラノ歌手、9条ママnet.キュッと世話人代表)
主催 輝け9条!芳養の会
連絡先 TEL:0739-23-1252 

●2016年3月6日(日)14:00~(プラザホープ2階多目的室)
若手弁護士が語る「今、私たちにできること」
 「子どもの人権」って知っていますか?
 講演「子どもシェルター」のとりくみを通して、伝えたいこと
講師:伊藤あすみ(弁護士、子どもセンターるーも理事)
主催・連絡先
民主教育をすすめる和歌山県連合【教育連合】TEL:073-432-6355

●2016年3月13日(日)10:00~(和歌山城西の丸広場)
フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2016
主催 実行委員会
10:00~ 全体集会(ゲスト:吉沢正巳さん(希望の牧場・ふくしま代表)
11:15~ アピールパレード(原発さよなら行進)
12:00~14:45 ブース企画(模擬店、展示など)
13:00~14:30 ステージ企画(みかんこ、ナツオ、ヒポポフォークゲリラ)
14:30~ フィナーレ(実行委員会団体アピール、歌)   
連絡先 事務局 TEL:073-436-3520(和歌山県地評内)

●2016年3月13日(日)13:30~(紀南文化会館小ホール)
第3回 原発ゼロ!フクシマを忘れない 田辺・西牟婁アクションin2016
吉沢正巳氏の講演、アピール採択の後、田辺駅前までアピール行進
主催 原発ゼロ!フクシマを忘れない!田辺・西牟婁アクションin2016 実行委員会
連絡先 TEL:0739-22-2152(和歌山県地方労働組合評議会西牟婁支部内)

●2016年3月14日(月)集合:正午(和歌山市役所前)スタート:12時20分
第21回 憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ
主催 憲法9条を守る和歌山弁護士の会

●2016年3月14日(月)18:30~(紀南文化会館大ホール)
富良野GROUP公演2016冬 『屋根』
作・演出 倉本 聰 ~倉本聰が描く 日本の家族史~
主催 紀南文化会館(指定管理者㈱ケイミックス)、富良野GROUP公演「屋根」田辺・白浜招致委員会、フラノ・クリエイティブ・シンジケート(F.C.S.、公益財団法人 北海道演劇財団
企画制作 フラノ・クリエイティブ・シンジケート(F.C.S.)
後援 田辺市教育委員会/白浜町教育委員会/紀伊民報/熊野新聞社/テレビ和歌山
連絡先 紀南文化会館 TEL:0739-25-3033  FAX:0739-26-3220

●2016年3月19日(土)午後2時~(プラザホープ4階ホール)
シンポジウム「憲法についてあらためて考えよう~安全保障法制の施行にあたって~」
基調報告 和歌山弁護士会憲法委員会委員
リレートーク(10名程度) 参加者からの発言
主催 和歌山弁護士会  共催 日本弁護士連合会
連絡先 同会 TEL:073-422-4580(和歌山弁護士会)

●2016年3月27日(日)時間未定~(和歌山城西の丸広場)
タイトル 未定(安保法制の廃止を求める集会)
内容 未定
主催 実行委員会(多分)

●2016年4月2日(土)13:30~(和歌山市河北コミセン2階多目的ホール)
守ろう9条 紀の川 市民の会 第11回総会
記念講演「戦争法は廃止、憲法9条が輝く日本を取り戻そう~今、私たちにできること~」
講師 石埼 学氏(龍谷大学法科大学院教授・憲法学)
連絡先 TEL:073-462-0539(原 通範)

●2016年4月3日(日)14:00~(紀南文化会館ホール)
平和を紡ぐ スプリングコンサート
出演 市民コーラス ピースナウ、前田佳世、関守研悟、森松慶子
主催 平成を紡ぐスプリングコンサート実行委員会
連絡先 TEL:0739-22-2152(西牟婁地評事務局内)

●2016年4月30日(土)14:00~(プラザホープ4階ホール)
青法協憲法記念講演会
講師 青井未帆氏(学習院大学教授・憲法学)
主催 青年法律家協会和歌山支部
連絡先 TEL:073-436-5517 岡本法律事務所(弁護士 岡 正人)

●2016年5月3日(火・祝)時間未定~(和歌山城西の丸広場)
HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2016
主催 実行委員会(多分)
内容 未定(餅蒔きは必ずやる)
連絡先 未定(おそらくトライ法律事務所か和歌山合同法律事務所のどちらか?)

●2016年5月14日(土)午後~(和歌山市民会館大ホール?)
小林  節氏(慶應義塾大学名誉教授・弁護士)講演会
主催:不詳
連絡先:不詳
※例年、「五月の風に We Love 憲法」として開催されている「憲法九条を守るわかやま県民の会」5月憲法集会のメインゲストに小林節さんが決まったことはだいぶ前に聞いていたのですが、最新情報によると、会場がプラザホープから和歌山市民会館大ホール(!)に変更になり、それにともない、主催の枠組みが変わる可能性もあるとか。続報にご注目ください。

●2016年5月29日(日)13:00~(記念講演は14:10~)(海南市民交流センター)
第61回 和歌山県母親大会
記念講演「人間が幸せになるための経済学~もう経済成長はいらない それでも豊かになれる新しい生き方のススメ~」
講師 浜 矩子氏(同志社大学大学院教授)
参加協力券 500円
主催 和歌山県母親大会実行委員会
連絡先 TEL:073-423-2261(教育会館内) 

徳冨健次郎(蘆花)の『天皇陛下に願ひ奉る』と『死刑廃すべし』

徳冨健次郎(蘆花)の『天皇陛下に願ひ奉る』と『死刑廃すべし』

 一昨日(2016年2月18日)、私の別ブログ(弁護士・金原徹雄のブログ)に、「徳冨健次郎(蘆花)の『天皇陛下に願ひ奉る』と『死刑廃すべし』」という記事を掲載しました。2月14日の東京新聞に掲載された山口二郎氏(法政大学教授)による「蘆花の嘆願書」という文章に触発されたものです。
 徳冨健次郎(蘆花)が、大逆事件に際し、幸徳秋水ら12名の死刑執行を何とかとどめたいと願い、東京朝日新聞主筆の池辺三山宛に掲載を依頼して明治天皇宛の嘆願書を送ったものの、この原稿が届いた時には既に幸徳らの死刑は執行されており(1911年1月24日)、原稿は掲載されることなく、そのまま蘆花のもとに返却されました。これが、後に『天皇陛下に願ひ奉る』という標題で知られることとなった短文であり、山口二郎氏は、熊本の徳富記念館でその「嘆願書」の自筆手稿を読んで感動されたということだったようです。
 私は、以前『天皇陛下に願ひ奉る』のテキストを、岩波文庫版『謀叛論 他六編・日記』(中野好夫編)から書き写してこのブログでご紹介したことがありました(
徳富蘆花の『天皇陛下に願ひ奉る』/2013年4月18日)。
 今回、別ブログに掲載するに際し、同じ底本を使いながら、より読みやすくするために振り仮名を増やした他、同時期に書かれた『死刑廃すべし』も併せて収録しました。
 ただし、徳冨健次郎が書いた2編にたどりつくまでの文章や引用が長過ぎて、冗長という感は否めません。そこで、徳冨健次郎(蘆花)のテキストだけをフューチャーしたヴァージョンをこちらのブログに掲載することとした次第です。
 

                      天皇陛下に願ひ奉る

 乍畏奉申上候
 今度幸徳伝次郎等二十四名の者共不届千万なる事仕出し、御思召の程も奉恐入候。然るを天恩如海十二名の者共に死減一等の恩命を垂れさせられ、誠に無勿体儀に奉存候。御恩に狃れ甘へ申す様に候得共、此上の御願には何卒元凶と目せらるゝ幸徳等十二名の者共をも御垂憐あらせられ、他の十二名同様に御恩典の御沙汰被為下度伏して奉希上候。彼等も亦陛下の赤子、元来火を放ち人を殺すたゞの賊徒には無之、平素世の為人の為にと心がけ居候者共にて、此度の不心得も一は有司共が忠義立のあまり彼等を苛め過ぎ候より彼等もヤケに相成候意味も有之、大御親の御仁慈の程も知らせず、親殺しの企したる鬼子として打殺し候は如何にも残念に奉存候。何卒彼等に今一度静に反省改悟の機会を御与へ遊ばされ度切に奉祈候。斯く奉願候者は私一人に限り不申候。あまりの恐多きに申上兼居候者に御座候。成る事ならば御前近く参上し心腹の事共言上致度候得共、野渡無人宮禁咫尺千里の如く徒に足ずり致候のみ。時機已に迫り候間不躾ながら斯くは遠方より申上候。願はくは大空の広き御心もて、天つ日の照らして隈なき如く、幸徳等十二名をも御宥免あらんことを謹んで奉願候。叩頭百拝

                   天皇陛下に願ひたてまつる

 おそれながら申し上げたてまつりそうろう。
 このたび幸徳伝次郎ら二十四名のものども不届き千万なることしだし、おんおぼしめしのほども恐れ入りたてまつりそうろう。しかるを天恩海のごとく十二名のものどもに死減一等(しげんいっとう)の恩命をたれさせられ、まことにもったいなき儀に存じたてまつりそうろう。ご恩になれ甘へもうすようにそうらえども、このうえのお願いには、なにとぞ元凶と目せらるる幸徳ら十二名の者どもをもご垂憐(すいれん)あらせられ、他の十二名同様にご恩典のごさたなしくだされたく伏してこいねがいあげたてまつりそうろう。彼らもまた陛下の赤子(せきし)、元来火をはなち人を殺すただの賊徒にはこれなく、平素世のため人のためにと心がけおりそうろう者どもにて、このたびの不心得も、ひとつは有司(ゆうし)どもが忠義だてのあまり彼らをいじめ過ぎそうろうより彼らもヤケにあいなりそうろう意味もこれあり、大御親(おおみおや)のご仁慈(じんじ)のほども思ひ知らせず、親殺しのくわだてしたる鬼子(きし)として打ち殺しそうろうは、いかにも残念に存じたてまつりそうろう。なにとぞ彼らにいま一度静かに反省改悟の機会をお与えあそばされたく切(せつ)に祈りたてまつりそうろう。かく願いたてまつりそうろう者は私一人に限りもうさずそうろう。あまりの恐れ多きに申し上げかねおりそうろうものにござそうろう。なることならば、御前(みまえ)近く参上し心腹(しんぷく)のことども言上(ごんじょう)いたしたくそうらえども、野渡無人(やとひとなく)宮禁咫尺千里(きゅうきんしせきせんり)のごとく、いたずらに足ずりいたしそうろうのみ。時機すでに迫りそうろうあいだ、ぶしつけながらかくは遠方より申し上げそうろう。願はくは大空の広きみ心もて、天(あま)つ日の照らして隅(くま)なき如く、幸徳等十二名をも御宥免(ごゆうめん)あらんことをつつしんで願いたてまつりそうろう。叩頭百拝(こうとうひゃくはい)

底本
 岩波文庫『謀叛論 他六編・日記』(徳冨健次郎著・中野好夫編)7~8頁(1995年3月8日第6刷)を使用。なお、底本では振り仮名(ルビ)は該当箇所の右横に付されているが、本稿では、まず振仮名を省略した本文を掲載し、次に漢字の多くを平仮名に開き、残した漢字の一部の読み方を括弧書きで表記したものを掲載した(一部金原の判断による読み方もある)。
 なお底本の校訂方針は、「『天皇陛下に願ひ奉る』、『日記』については、新字体を採用し、句読点、濁点を補い、ルビを付加するにとどめ、できるだけ原形を保存することとした。」とされている(凡例より)。

 

                       死刑廃すべし

 僕が八歳の年の事だ、ある日学校生徒一同を集めて先生が僕を呼び出し、健次郎さん、あなたはかくかくの日にかくかくの場所でかくかくの人にかくかくの事をしたそうだ。不届きだから竹指篦(しっぺい)の罰に処する、膝を出しなさい、といってはや竹指篦を弓形に構えた。まるで覚(おぼえ)もない事で、呆然としていると、生徒の中から誰やら声をかけて、先生違います、それは吉村健次郎さんの事でござります、というた。健次郎違いで僕は今些(いますこし)で両膝に蚯蚓(みみず)ばれをこさえてもらうところだった。
 ある裁判官の話に、どんな良い裁判官でも、一生の中(うち)には二三人位無実の者を死刑に処する経験がない者はないというた。既に先年も讃岐(さぬき)で何某(なにがし)という男が死刑に定まって、もはや執行という場合に偶然な事からその同名異人であったことがわかり、当人は絞台からすぐ娑婆へ無罪放免となったことがある。死刑は実に剣呑(けんのん)なものである。
 全体法律ほど愚なものはない。理屈なんてものは?粉(しんこ)同様いかようにでも捏(こ)ねられるものだ。証拠なんぞは見方見様で、いかようにでも解釈がつく。もし悪意があって、少し想像を加えれば、人を罪に擠(おと)すなんか造作もないことだ。
 稲妻強盗坂本慶次郎は思切(おもいき)って猛烈な罪人であった。それが心機一転して旧悪を悔い、以前の猛虎(もうこ)は羊のごとくなって絞台に上った。彼は昔の稲妻強盗ではない、復活した坂本慶次郎である。発心(ほっしん)した者を、何の必要があって、何の権理があって死刑にするか。こんな場合に死刑はほとんど無意味である。
 野口男三郎はついに十分の懺悔(ざんげ)をせずして死んだ。彼は始終自己を客観して、責任を感じなかった。寸毫(すんごう)も後悔の念は無かったのである。悔いざる者を殺したって、妄執晴るる時がなければ、再び人間に形をとって殃(わざわい)するは知れた事である。こんな場合に死刑は何の効もない。某(なにがし)の悪婆は死刑に臨んで狂い叫び、とうとう狂い死にに死んだ。立合いの裁判官や教誨師(きょうかいし)は、三日も飯が食えなかったそうだ。こんな場合の死刑は残忍至極ではないか。 
 要するに人間には人を殺す権理はない。国家の名を以(もっ)てするも、正義の名を以てするも、人を殺す権理は断じてない。
 我(わが)日本国民は正直で、常に義理に立つ国民である。義理は復讐(ふくしゅう)をゆるす、義理は罰をゆるす、戦争をゆるす、死刑をゆるす。
 しかしながら我々はこの義理の関を突破して、今一層の高処に上りたい。個人としても、国民としても今一層の高処に上りたい。それは仁の天地である、愛の世界である。
 我日本国民は死を恐れざる国民である。死を恐れぬということは長所で、同時に短所である。吾(わ)が命を惜まぬ者は、とかく人の命を惜まぬ。手取早(てっとりばや)い平均を促す種族である。暗殺を奨励する国である。刺客を嘆美する民である。一種の美はあるが、我々は今一層進歩したい。
 この意味において、僕はいかに酌量すべき余地はあるにせよ爆裂弾で大逆の企をした人々に(もし真にそのこころがあったなら)大反対であると同時に、これを死刑にした人々に対して大不平である。お互に殺し合いはよしたらどうだろう。
 註文は沢山ある。まず僕は法律の文面から死刑の二字を除きたい。廃止を主張する。

底本
 岩波文庫『謀叛論 他六編・日記』(徳冨健次郎著・中野好夫編)38~40頁(1995年3月8日第6刷)を使用。なお、底本では振り仮名(ルビ)は該当漢字の右横に付されているが、本稿では、そのうちの一部を括弧書きで表記した。
 なお底本の校訂方針は、「表記は原則として、新字体・新かなを採用、ルビをふやし若干の漢字をかな書きに改めた」とされている(凡例より)。

2016年2月~5月 和歌山での企画案内まとめ(2016年1月31日更新)

【2016年2月~5月 和歌山での企画案内まとめ(2016年1月31日更新)】

 今年前半の和歌山での様々な企画が決まりつつあります。中には「内定」とか「詳細未定」とか「主催者の枠組みが変わるかもしれない」ものもありますが、とりあえず、日程確保のために、流動的な情報も含めてご参考までに掲載します。
 もちろん、私の耳に入っているものだけであり、情報が和歌山市に偏っていることは言うまでもありませんのでご容赦ください。

●2016年2月7日(日)14:00~(和歌山県民文化会館3階会議室)
山本太郎さん和歌山トークイベント
会場費 300円(高校生以下無料)
※上記イベント終了後、会場を移して「カフェでトーク」があります。 
主催 山本太郎参議院議員トークイベント有志の会
共催 「山本太郎となかまたち」和歌山市民の会
    「生活の党と山本太郎となかまたち」に賛同する和歌山の会
連絡先 有志の会事務局 神領美紀・内海洋一(090-7757-1959)

●2016年2月15日(月)集合:正午(和歌山市役所前)スタート:12時20分
第20回 憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ
主催 憲法9条を守る和歌山弁護士の会

●2016年2月20日(土)13:30~15:00(白浜町立児童館2F大ホール)
戦争法を廃止するために今すべきことは・・・
講師 金原徹雄(きんばら てつお)弁護士
主催 「戦争法」に反対する退職教職員の会
連絡先 電話:0739-24-1622 事務局代表:北條哲生(090-3710-3049)

●2016年2月21日(日)13:00~15:30(和歌山市あいあいセンター)
和歌山障害者・患者九条の会学習会
記念講演「戦争法をめぐる情勢と今後の闘いの展望」
講師 由良登信(ゆら たかのぶ)弁護士
意見交流 
参加協力費300円 手話通訳あります
連絡先 和歌山障害者・患者九条の会 事務局℡073-460-1833(東本)

●2016年2月27日(土)13:30~(和歌山市あいあいセンター内 男女共生推進センター6階ホール)
学習・講演会「沖縄から日本の平和・未来~在沖米軍をめぐる4つの都市伝説~」
講師 山本隆司氏(沖縄県教職員組合中央執行委員長、沖縄平和運動センター副議長等)
主催 和歌山県平和フォーラム、戦争をさせない和歌山委員会、日教組和歌山
連絡先 TEL:073-425-4180(和歌山県平和フォーラム)

●2016年2月28日(日)14:00~(海南保健福祉センター)
海南海草平和の集い ママが歌い若者と弁護士が語ります
歌とトーク 前田佳世氏(ソプラノ歌手、9条ママnet.キュッと世話人代表)
トーク 和歌山大学学生、弁護士 金原徹雄
主催 9条を守れ「戦争法」廃止海南海草共同センター
連絡先 TEL:073-482-0493(海草地方教育会館内)

●2016年2月29日(月)17:30~20:00(和歌山大学 教育学部講義棟 L-101)
パネルディスカッション
民主主義ってなんだろう?
―今、なぜ発言するのか Talk with SEALDs―
主催 安全保障関連法制の廃止を求める和歌山大学有志の会(WAASA)

●2016年3月2日(水)~7日(月)(和歌山県民文化会館 中展示室)
中筋 純 写真展  The Silent Views 流転 福島&チェルノブイリ

●2016年3月5日(土)14:00~(紀南文化会館大ホール)
1/32を掴みとれ!-野党共闘の陣-

WAVEsコント、各政党紹介、各団体トーク等
主催 戦争をする国づくりストップ!田辺西牟婁住民の会
連絡先 同上 TEL:0739-22-2152
 
●2016年3月5日(土)14:30~16:30(和歌山市勤労者綜合センター6階文化ホール)
電力自由化で何がどう変わるのでしょうか
講師 大島堅一氏(立命館大学教授)
主催 原発がこわい女たちの会
連絡先 電話:073-451-5960(松浦)
 
●2016年3月6日(日)13:30~(芳養公民館1階)
輝け9条!芳養の会 結成9周年のつどい
―平和の願いを未来へつなごう―
歌とトーク 前田佳世氏(ソプラノ歌手、9条ママnet.キュッと世話人代表)
主催 輝け9条!芳養の会
連絡先 TEL:0739-23-1252 

2016年3月6日(日)14:00~(プラザホープ2階多目的室)
若手弁護士が語る「今、私たちにできること」
 「子どもの人権」って知っていますか?
 講演「子どもシェルター」のとりくみを通して、伝えたいこと
講師:伊藤あすみ(弁護士、子どもセンターるーも理事)
主催・連絡先
民主教育をすすめる和歌山県連合【教育連合】TEL:073-432-6355

2016年3月13日(日)10:00~(和歌山城西の丸広場)
フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2016
主催 実行委員会
10:00~ 全体集会(ゲスト:吉沢正巳さん(希望の牧場・ふくしま代表)
11:00~ アピールパレード(原発さよなら行進)
12:00~15:00 ブース企画(模擬店、展示など)
13:00~14:30 ステージ企画(ヒポポフォークゲリラ他予定)
14:30~ フィナーレ(実行委員会団体アピール、歌)   
連絡先 事務局 TEL:073-436-3520(和歌山県地評内)

●2016年3月14日(月)集合:正午(和歌山市役所前)スタート:12時20分
第21回 憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ
主催 憲法9条を守る和歌山弁護士の会

●2016年3月14日(月)18:30~(紀南文化会館大ホール)
富良野GROUP公演2016冬 『屋根』
作・演出 倉本 聰 ~倉本聰が描く 日本の家族史~
主催 紀南文化会館(指定管理者㈱ケイミックス)、富良野GROUP公演「屋根」田辺・白浜招致委員会、フラノ・クリエイティブ・シンジケート(F.C.S.、公益財団法人 北海道演劇財団
企画制作 フラノ・クリエイティブ・シンジケート(F.C.S.)
後援 田辺市教育委員会/白浜町教育委員会/紀伊民報/熊野新聞社/テレビ和歌山
連絡先 紀南文化会館 TEL:0739-25-3033  FAX:0739-26-3220

●2016年3月19日(土)午後2時~(プラザホープ4階ホール)
シンポジウム「憲法についてあらためて考えよう~安全保障法制の施行にあたって~」
基調報告 和歌山弁護士会憲法委員会委員
リレートーク(10名程度) 参加者からの発言
主催 和歌山弁護士会  共催 日本弁護士連合会
連絡先 同会 TEL:073-422-4580(和歌山弁護士会)

●2016年3月27日(日)時間未定~(和歌山城西の丸広場)
タイトル 未定(安保法制の廃止を求める集会)
内容 未定
主催 実行委員会(多分)

●2016年4月2日(土)13:30~(和歌山市河北コミセン2階多目的ホール)
守ろう9条 紀の川 市民の会 第11回総会
記念講演「戦争法は廃止、憲法9条が輝く日本を取り戻そう~今、私たちにできること~」
講師 石埼 学氏(龍谷大学法科大学院教授・憲法学)
連絡先 TEL:073-462-0539(原 通範)

●2016年4月30日(土)14:00~(プラザホープ4階ホール)
青法協憲法記念講演会
講師 青井未帆氏(学習院大学教授・憲法学)
主催 青年法律家協会和歌山支部
連絡先 TEL:073-436-5517 岡本法律事務所(弁護士 岡 正人)

●2016年5月3日(火・祝)時間未定~(和歌山城西の丸広場)
HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2016
主催 実行委員会(多分)
内容 未定(餅蒔きは必ずやる)
連絡先 未定(おそらくトライ法律事務所か和歌山合同法律事務所のどちらか?)

●2016年5月14日(土)午後~(和歌山市民会館大ホール?)
小林  節氏(慶應義塾大学名誉教授・弁護士)講演会
主催:不詳
連絡先:不詳
※例年、「五月の風に We Love 憲法」として開催されている「憲法九条を守るわかやま県民の会」5月憲法集会のメインゲストに小林節さんが決まったことはだいぶ前に聞いていたのですが、最新情報によると、会場がプラザホープから和歌山市民会館大ホール(!)に変更になり、それにともない、主催の枠組みが変わる可能性もあるとか。続報にご注目ください。

●2016年5月29日(日)13:00~(記念講演は14:10~)(海南市民交流センター)
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講師 浜 矩子氏(同志社大学大学院教授)
参加協力券 500円
主催 和歌山県母親大会実行委員会
連絡先 TEL:073-423-2261(教育会館内) 
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