あしたの朝 目がさめたら

(弁護士・金原徹雄のブログ 2)

2020年08月

ある日の挿話

Facebookから転載します。

 平日の朝、和歌山市内の路線バスに乗車する機会など全くなかった私が、この8月半ば以降、3回も同じ路線のバスに乗っている。

 停留所の名前を出しても、和歌山市在住の人以外には少しも土地勘が働かないだろうが、私が乗ることになったのは、JR和歌山駅前を出発し、海南駅前を終点とする路線バスであり、私は、事務所近くの「公園前」停留所から乗車し、「医大病院前」で下車している。

 先日、3回目の時には、中学生と思しき生徒たちが多く乗車していたこともあり、前2回の時とは異なり、乗車した際には座る席がなかった。
 ただ、「市役所前」と「県庁前」で降りる人もあり、特に「県庁前」では私の近くの席が空いた。

 その席のすぐ前に立っていた女子中学生は、その制服から、私のはるか後輩らしく、であれば、「県庁前」の次の「真砂町(まさごちょう)」で降りると思われた。
 実際、その女生徒は、空いた席に座るそぶりを見せず、かえって、近くにいた私が座りやすいように、身体を少し前方にずらしてくれたように見えた。
 私が、彼女に会釈してその席に座った際、女生徒も会釈を返してくれたようだった。
 予想通り、次の「真砂町」で、彼女や他の男女の中学生何人かが降りて行った。

 「真砂町」バス停で乗り降りする中学生といえば、私の後輩としか考えられないが、私がその中学校にバス通学していた60年代終わりから既に半世紀以上が経ち、当時、「どういう場合に席を譲ろうか」と考えていた私が、いまや中学生から席を譲られて、人も自分も怪しまない年齢に達したことにそれなりの感慨を覚えたという、残暑まことに厳しいある日の挿話である。

「風力発電の被害を考える会・わかやま」のホームページは充実している

Facebookから転載します。

 かつては「反原発の闘士」、今や「反風力発電の闘士」と言っても過言ではない松浦攸吉(ゆうきち)さんから、「風力発電の被害を考える会・わかやま」のホームページの存在を教えていただきました(松浦さんは同会世話人代表)。 

 20121118日に設立総会を開いた「風力発電の被害を考える会・わかやま」のブログの存在は知っていましたが、ホームページには気が付きませんでした。
 ブログの運営は貴志公一さんが担当されていたと思いますが、新たにホームページを別の方に委嘱されたようです。

 まだ、ざっと各コンテンツのトップページを眺めただけですが、風力発電の実態について勉強するための素材が豊富に集められていることが分かります。例えば、

小林芳正京都大学名誉教授が、風力発電による低周波音問題についての海外のニュースや論文を日本語訳して提供してくださった資料 

医師・汐見文隆先生の低周波音に関する業績を展望するための資料 

マリアナ・アルヴェス・ペレイラ氏(ルソフォナ大学・ポルトガル)のスロベニアでの講演動画(日本語字幕付き) 

  論文「公衆衛生と騒音暴露-低周波音の重要性(2007年)」(上野幸夫氏翻訳) 

〇また、
20191214日に紀美野町で行われた松浦攸吉氏の講演「風力発電は本当にエコなのか?風力発電の実態とは」の動画(1時間23分)も紹介されています。 


 和歌山県内でも様々な地域で建設が計画され、各地で反対運動が起こっている風力発電。その実態を知るための有益なサイトだと思いますのでご紹介しました。

年内のランチTIMEデモの日程

Facebookから転載します(写真はリンク先でご覧ください)。

【年内のランチTIMEデモの日程】

 去る8月6日に第74回のデモを実施した「憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ」(呼びかけ:憲法9条を守る和歌山弁護士の会)。私は最後まで参加できないか悩んだのですが、体調を慮って断念しました。ここに、当日の写真4葉(浅野喜彦弁護士撮影)をご紹介しておきます。ちなみに、参加者は50名、出発前に西の丸広場で原爆犠牲者に対する黙祷が行われたそうです。

 10月までの日程は決まっていましたが、このたび、年内12月までの日程が決まりましたので、合わせてご紹介します。

   第75回 2020年9月9日(水)
   第76回 2020年10月8日(水) 
   第77回 2020年11月9日(月)
   第78回 2020年12月7日(月)

 次回も集合場所は和歌山城西の丸広場です。12時20分に向かいの和歌山市役所前に渡った後、整列して京橋プロムナードまでです。集合場所でのマスクの着用をよろしくお願いします。

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8/6(木)は「第74回 ランチTIMEデモ」にご参加ください

Facebookから転載します。

8/6(木)は「第74回 ランチTIMEデモ」にご参加ください】

 例年8月の第1土曜日に開催されていた紀州おどり(ぶんだら節)も、はやばやと4月の段階で中止が決定していました。

 「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」が呼びかけて始まったというと、今では「憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ」(since 2014)が有名(?)ですが、それ以前の2005年から、同会が呼びかけて「九条連」を結成し、毎年紀州おどりに参加を続けいたものです。「憲法9条は世界の宝」と染め抜いたポングリ(奥野亮平)さん作製の「九条連」横断幕も、今でこそランチTIMEデモでお馴染みになっていますが、もともとは「九条連」のために作られたものでした(製作費も多分「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」が負担したのではなかったでしたっけ?当時私は既に同会事務局長を退任していたので記憶が定かでないけれど)。

 その「九条連」も、2017年の参加を最後として、2018年以降は出演しなくなりました。その間の経緯を書いた私のブログがあります。今思い返しても、一つの晩鐘をつく心境でしたね。
 そのブログにも書きましたが、私が「何ごとにも「始まり」があれば必ず「終わり」がある」として「九条連」店仕舞いやむなしと考えたのは、参加者(特に大人)の激減が根本的な理由でした(もちろん私個人の意見です)。

 「憲法の破壊を許さないランチTIMEデモ」も参加者の固定化、人数の先細りなど、「九条連」の末期と似たような傾向があることは否定できませんが、このデモは「数人だけになっても意地でも続ける」というようなものではありませんし、それなりの人数の人々が心を1つにしてアピールしようという行動する団体を形成できるかどうかが問題です。そのような志を持つ方1人1人に「是非ご参加ください」と呼びかけたいと思います。

 ・・・と書きながら、私自身が参加できるかどうかというようなことは書くべきではないかもしれないのですが、先週末以来、いささか体調が優れぬため、出来ればゆっくりと休みたいのは山々ながら、私にとって、ランチTIMEデモ参加というのは非常に優先順位の高い課題なので、まあ何とか参加するつもりではありますが、万一の際はご容赦ください。

 なお、明日の第74回からしばらくの間、集合場所が、従来の和歌山市役所前から、その道をはさんだ向かい側の和歌山城西の丸広場に変更となります。あの広い西の丸広場の全体を借りていますが、まあ、入り口付近にお集まりいただければと思います。集合時刻は正午、出発時刻は12時20分、京橋プロムナードで流れ解散というのは従来通りです。

 また、集合場所の利用条件の1つであるマスクの着用は是非お願いします。また警察との打合せにより、「西の丸広場集合→隊列を組まずに一団で横断歩道を渡る→市役所前まで進み隊列を整え出発」ということになっていますので、よろしくお願いします。

 9月と10月の日程も決まっていますので、ご予定いただければと思います。

第75回 2020年9月9日(水)
第76回 2020年10月8日(木)
※集合場所はいずれも西の丸広場予定。

※写真は前回(7/15)の模様(浅野喜彦弁護士撮影)です。

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