馬場朝子氏 7月6日(土)午後2時30分から、プラザホープ4Fホール(和歌山市)において、核戦争防止和歌山県医師の会主催による恒例の平和講演会が開かれました。今年は、「低線量汚染地域からの報告-チェルノブイリ26年後の健康被害」と題し、まず昨年秋に放映されたETV特集「チェルノブイリ・汚染地帯からの報告(2)ウクライナは訴える」(60分弱)が上映され、その後、同番組の取材を担当された馬場朝子さん(元NHKディレクター)による講演が行われました。
 講演では、チェルノブイリ事故から26年目のウクライナの状況を、コロステンという町(「避難の権利ゾーン」とそれ以下の区域の境目付近にある町)での取材を通して見えてきたことについて、馬場さんがお話されました。
 多くの聴衆にとって、事故当時18歳以下だった世代から発症する甲状腺がんの患者数が、現在に至るまで増加し続けていることや、事故後生まれた第二世代に心臓や血管を中心とした慢性疾患が異常な高率で発言していることは衝撃的であったと思います。
 また、第二世代の子どもたちにも甲状腺がんの患者が出現していることは、放射性ヨウ素以外の物質(セシウム、ストロンチウム?)を原因と措定する必要があるのでは?という議論が行われているようで、これも福島の将来を考える上で非常に気になることでした。