2017年8月18日配信(予定)のメルマガ金原.No.2908を転載します。
 
予告編・「特定複合観光施設区域整備推進会議取りまとめ~「観光先進国」の実現に向けて~」パブコメ募集にカジノ反対の圧倒的世論の結集を!
 
 明日ブログに書く予定のテーマを予告編的にご紹介します。それは、「「特定複合観光施設区域整備推進会議取りまとめ~「観光先進国」の実現に向けて~」に対する意見募集について」というパブコメです。
 早い話が、昨年議員立法で成立したカジノ解禁推進法(特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律)第5条「政府は、次章の規定に基づき、特定複合観光施設区域の整備の推進を行うものとし、このために必要な措置を講ずるものとする。この場合において、必要となる法制上の措置については、この法律の施行後一年以内を目途として講じなければならない。」に基づき政府が準備中のカジノ実施法案の骨子を推進会議が取りまとめたので、その報告書についてパブコメを募集しているのです。
 我ながらうかつなことに、8月1日からパブコメが募集されていたことに、昨日になってようやく気がつきました。
 締切は8月31日なので、もう2週間もありませんが、今からでも何とか圧倒的多数の反対の民意をパブコメに反映させるべく頑張ろうと思いますので、同じ志を持たれる方のご協力をよろしくお願いします。
 
 今日は、本格的にブログを書いている時間がないので、今朝、速報的にFacebookで訴えた内容をそのまま以下に転載します。
 
【拡散大希望!】
 昨年議員立法であっという間にカジノ解禁推進法が成立してしまいましたが、実際にカジノを運営するためには、カジノ実施法を作らねばならず、解禁推進法の施行後1年以内(つまり今年末)をめどに実施法を整備することになっています。現在、「特定複合観光施設区域整備推進会議取りまとめ」結果についてのパブコメが募集されています(8月1日~8月31日)。まだ間に合います。圧倒的な反対の世論をパブコメに集中しましょう。
 実は、私も昨日ようやくパブコメに気がついたといううかつさでした。今日か明日のブログで取り上げるつもりですが、とりあえずFBで速報します。なお、パブコメ文案も載っている以下のサイト(NPJ【緊急のお願い】カジノ賭博解禁についてのパブコメ:10万通の反対意見を!)などを参考にしてください。

 なお、もう1つの参考資料として、昨年12月2日付の読売新聞社説を紹介しておきます。残念ながら、読売のWEBサイトではもう読めませんが、私がブログで一部引用していました(カジノ推進法案をめぐる和歌山の現状と読売新聞による徹底批判/2016年12月8日)。
 それにしても、「そもそもカジノは、賭博客の負け分が収益の柱となる。ギャンブルにはまった人や外国人観光客らの“散財”に期待し、他人の不幸や不運を踏み台にするような成長戦略は極めて不健全である。」というのは至言だと思いませんか?(赤旗も引用したとか)

(2016年12月2日付読売新聞社説から一部引用開始)
「カジノ法案審議 人の不幸を踏み台にするのか」
 カジノの合法化は、多くの重大な副作用が指摘されている。十分な審議もせずに採決するのは、国会の責任放棄だ。
(略)
 自民党は、観光や地域経済の振興といったカジノ解禁の効用を強調している。しかし、海外でも、カジノが一時的なブームに終わったり、周辺の商業が衰退したりするなど、地域振興策としては失敗した例が少なくない。
 そもそもカジノは、賭博客の負け分が収益の柱となる。ギャンブルにはまった人や外国人観光客らの“散財”に期待し、他人の不幸や不運を踏み台にするような成長戦略は極めて不健全である。
 さらに問題なのは、自民党などがカジノの様々な「負の側面」に目をつぶり、その具体的な対策を政府に丸投げしていることだ。
(略)
 カジノは、競馬など公営ギャンブルより賭け金が高額になりがちとされる。客が借金を負って犯罪に走り、家族が崩壊するといった悲惨な例も生もう。こうした社会的コストは軽視できない。
 与野党がカジノの弊害について正面から議論すれば、法案を慎重に審議せざるを得ないだろう。
(引用終わり)