2017年8月30日配信(予定)のメルマガ金原.No.2920を転載します。
 
あと1日!(8/31まで)「特定複合観光施設区域整備推進会議取りまとめ~「観光先進国」の実現に向けて~」パブコメ募集にカジノ反対の意見を送ろう
 
 8月19日のブログでパブコメへの応募を呼びかけた「「特定複合観光施設区域整備推進会議取りまとめ~「観光先進国」の実現に向けて~」に対する意見募集」ですが、もう意見を送っていただけたでしょうか?
 
2017年8月19日
 
 パブコメの締切がいよいよ明日(8月31日)に迫ってきました。まだ間に合います。このブログが読めるということは、ネット環境があるということですから、
から応募するのが一番簡便です。ただし、こちらは8月31日(木)17時00分までに送信しなければなりません。
 
 上記ブログにも、パブコメ用参考文例や、役に立ちそうな資料も紹介していますので、是非それらも活用し、カジノ反対の市民の声を届けていただきたいと思います。
 詳細な意見は、しかるべき団体が送っているはずなので、市民からのパブコメは、短くても、自分の率直な気持ちを正直に書けば良いのです。
 私自身、時間もなかったことから、以下の意見を応募フォームから送りました(参考までに全文掲載します)。短いでしょう?しかも、刑法の賭博罪や読売新聞社説の引用がかなりの部分を占めていますので、自分で書いた文章はさらに短い。
 8月31日の午後5時までにこのブログを読んでいただけたカジノ反対の市民の皆さまには、是非とも上記応募フォームから反対の意見を送って欲しいと思います。よろしくお願いします。
 
[私が特定複合観光施設区域整備推進本部事務局に応募フォームから送信した意見]
■意見の趣旨
 私は、「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」第5条に基づいて法制上の措置をとり、いわゆるカジノを合法化し、解禁すること自体に強く反対します。
■意見の理由
1 IR推進会議取りまとめ概要によれば、様々な弊害防止対策を講じるとしていますが、何故そのような多くの弊害が想定されるカジノを解禁しなければならないのか、合理的な説明ができません。
 従来の公営ギャンブルにも色々と問題があったかとは思いますが、今回のカジノは民間事業者が設置運営するものであり、刑法186条2項「賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、三月以上五年以下の懲役に処する。」との規定を存置したままカジノを合法化することなど許されないと考えます。
 取りまとめ概要が想定するような「弊害」を防遏するということも、刑法の賭博開帳図利罪及び賭博罪の立法目的の重要な一部であったはずです。
 取りまとめ概要が提案する内容のカジノ実施法と刑法とは根本的に相容れません。
2 カジノを推進する人々はその経済効果を強調しますが、その根拠が甚だ薄弱であることもさることながら、それらの主張は、読売新聞2016年12月2日付社説(カジノ法案審議 人の不幸を踏み台にするのか)による「そもそもカジノは、賭博客の負け分が収益の柱となる。ギャンブルにはまった人や外国人観光客らの“散財”に期待し、他人の不幸や不運を踏み台にするような成長戦略は極めて不健全である。」という、至極真っ当な批判に対し、何の反論もなし得ていません(取りまとめ概要もそうです)。「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」及び現在準備中の実施法案は、はじめから倫理的な敗者にほかなりません。
 私は、法的にも倫理的にも容認し難いカジノ解禁に絶対反対です
 
(弁護士・金原徹雄のブログから/カジノ関連)
2016年12月8日
カジノ推進法案をめぐる和歌山の現状と読売新聞による徹底批判
2017年2月27日
和歌山弁護士会「いわゆる「カジノ解禁推進法」の成立に抗議し、同法の廃止を求める会長声明」(2017年2月27日)と和歌山でのカジノ誘致の動き
2017年3月10日
「カジノで観光・まちづくり!?ちょっと、おかしいんとちゃうか!緊急トーク集会」3/13@プラザホープのご案内と4月・5月の「予告編」
2017年3月26日
「カジノあかん3・25大阪集会」動画のご紹介と12/12参議院内閣委員会での新里宏二弁護士と鳥畑与一静岡大教授の反カジノ意見陳述
2017年4月5日
「カジノ実施法案」作成作業が始まりました~クリーンなカジノの実現を目指して(!?)
2017年6月21日
和歌山でのカジノ誘致に反対する動き~和歌山弁護士会「会長声明」(6/16)とカジノ問題を考える和歌山ネットワーク準備会「市民集会」(7/19)
2017年7月5日
2017年8月18日
2017年8月19日