2017年10月23配信(予定)のメルマガ金原.No.2964を転載します。
 
山田朗明治大学教授による講演「安倍改憲の危険性と北朝鮮問題」を視聴する(映画人九条の会)
 
 第48回衆議院議員総選挙の結果が出ました。それについての私なりの総括もしなければとは思っているのですが、解散総選挙となる前に某サイトから頼まれた原稿の締切が迫っており(メイン掲載期間~1週間~が経過したら私のブログにも転載する予定です)、また今日は、今回の選挙で共に活動した市民連合わかやまのメンバーが集まって、これからの活動の方向性を協議する・・・ことになるのか、それとも単なる「ご苦労さん会」で終わるのか、よく分かりませんが、とにかく集まりがあるので、まとまったブログを書いている時間がありません。
 そこで、昨日に引き続き、「安倍改憲」問題を考えるための参考となる動画をご紹介しようと思います。
 9月25日に、映画人九条の会が開催した学習集会において、山田朗さん(明治大学教授・日本史学)が「安倍改憲の危険性と北朝鮮問題」と題して話された講演です。
 山田教授の専攻分野(研究分野)について、明治大学ホームページには、「日本近現代の国家戦略史・軍事史・天皇制・植民地支配・戦争責任の諸問題、歴史認識・歴史教育論」と紹介されていました。
 
 「映画人九条の会Mail No.72」(2017年10月5日発行)から、学習集会の模様を伝えた部分を引用します。
(引用開始)
 安倍首相が記者会見で臨時国会冒頭での解散を発表した9月25日、東京都千代田区飯田橋の東京しごとセンター5階セミナー室で「9.25映画人九条の会学習集会/安倍改憲と“北の脅威”」が行われ、定員50名の席がほとんど埋まる参加で成功しました。
 講師の山田朗・明治大学教授はまず、日本が軍事費5兆円を超えた軍事大国であることを押えた上で「北朝鮮脅威論」を検証し、北朝鮮では通常戦力の無力化が進行して大規模な戦争を継続する能力がないことを明らかにしました。山田教授は、北朝鮮は外貨獲得と宣伝、外交手段としてミサイルと核開発を優先しており、このまま北朝鮮の軍拡が続ければ破綻と崩壊の危険性があると指摘し、日本の対中国戦略の転換、アジアにおける「軍拡の連鎖」から脱却する道を探ることが重要であると語りました。
 そして山田教授は、領土問題や朝鮮半島の緊張を9条改憲の突破口にさせないこと、北の脅威論に冷静に対処し、対米追随政策の転換、軍拡の連鎖を断ち切る努力をすることなどを訴えました。
 この「9.25映画人九条の会学習集会」の模様はネット放送局「自由メディア」で放送されていますので、そちらをご覧ください。
(引用終わり)
 
9・25映画人九条の会 講演会「安倍改憲の危険性と北朝鮮問題」(1時間43分)

 
 巻末のリンク一覧(安倍改憲メッセージ関連)をご覧いただければ分かるとおり、「安倍改憲」問題については、主に憲法学的視点からの批判を中心にご紹介してきました。もちろん、憲法「改正」問題なのですから、それは当然なのですが、「9条」や「自衛隊」を論じるにあたっては、歴史や軍事の視点からの検討も不可欠であり、その意味からも、貴重な講演動画だと思いますので、是非視聴をお薦めしたいと思います。
 
(弁護士・金原徹雄のブログから/山田朗さん関連)
 
(弁護士・金原徹雄のブログから/安倍改憲メッセージ関連)
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