2019年4月6日配信(予定)のメルマガ金原.No.3413を転載します。
 
望月衣塑子さん(東京新聞記者)が和歌山で講演されます~2019年4月26日@和歌山県民文化会館小ホール(青法協・憲法を考える夕べ)
 
 青年法律家協会和歌山支部では、1984年以来、市民の皆さまと共に憲法を考えるための記念行事を、おおむねゴールデンウイーク直前の金曜日の夜に開催するのを例としてきました。
 その35回目となった昨年(2018年)4月28日、前川喜平さんと寺脇研さんを和歌山県民文化会館大ホールにお招きしたところ、空前にしておそらく絶後の1,500人もの聴衆においでいただくことができました。
 36回目となる今年は、いくら何でも去年のようなことはあるまいということで、「平常モード」に戻り、時期も例年通り連休直前の金曜日(4月26日)の夜、和歌山県民文化会館の小ホール(キャパ324席)を確保し、「憲法を考える夕べ」を開催することとなりました。
 今年講師としてお招きすることになったのは、東京新聞社会部記者の望月衣塑子(もちづき・いそこ)さんです。
 昨年、来場者に配布するために作った資料に、第1回~第34回までの憲法記念行事一覧表を掲載していますので、それを参考にしながら、最近10年間の企画を抜き出しておきます(括弧内の肩書きは講演当時のもの)。
 
2009年(第26回) 斎藤貴男氏(フリージャーナリスト)
2010年(第27回) 池間哲朗氏(NPO法人アジアチャイルドサポート代表理事)
2011年(第28回) 伊波洋一氏(前宜野湾市長)
2012年(第29回)  今中哲二氏(京都大学原子炉実験所助教)
2013年(第30回)  孫崎 享氏(元外交官、元防衛大学校教授)
2014年(第31回) 半田 滋氏(東京新聞論説兼編集委員)
2015年(第32回) 山本健慈氏(和歌山大学前学長)
2016年(第33回)  青井未帆氏(学習院大学法科大学院教授)
2017年(第34回)  中野晃一氏(上智大学国際教養学部長、教授)
2018年(第35回) 前川喜平氏(前文部科学事務次官)
              寺脇 研氏(京都造形芸術大学教授、映画評論家)
 
 ところで、先ほど「今年は、いくら何でも去年のようなことはあるまい」と書きましたし、実際、望月さんに講演をお願いしてご内諾いただいた昨年末にはそれほど心配もしていなかったのですが、ちょうどその頃(昨年12月28日)、上村秀紀・首相官邸報道室長名で内閣記者会に対し、菅義偉官房長官の定例記者会見で望月記者が行った質問に「事実誤認」があったとし、「記者の度重なる問題行為は深刻なものと捉えており、問題意識の共有をお願いしたい」という文書が送られていたことが後に発覚して大問題となりました。
 この問題については、様々な報道もありましたが、以下には、東京新聞自身が2月20日に公表した【検証と見解】が、同紙ホームページで全文公開されていますのでリンクしておきます。是非お読みいただければと思います。
 
東京新聞 2019年2月20日付朝刊
【検証と見解/官邸側の本紙記者質問制限と申し入れ】
 
 併せて、各種団体・有志からも多くの声明が発表されましたが、その内のいくつかにリンクしておきます。
 
 
 実は、色々な事情から、本講演会のチラシの完成が遅れ、本格的な広報を始めたのは4月に入ってからという状況なのですが、チラシ配布に先立ち、3月28日に先行して私がFacebookにチラシ完成版の画像を添付して投稿したところ、またたく間に「シェア」が20件以上に!
 講演会の概要を伝えたFacebookへの投稿をそのまま引用します。
 
金原徹雄 Facebookへの2019年3月28日13時41分の投稿
【4/26 和歌山県民文化会館小ホールで望月衣塑子氏(東京新聞記者)が講演!~青法協・憲法を考える夕べ】
(引用開始)
 まだチラシは完成していませんが、事務局長から「この内容でチラシを発注しました」という連絡がありましたので、勝手に広報を開始します(あと4週間しかない!)。
 「今話題の」という表現が適切かどうかという問題はありますが、あの望月衣塑子(もちづき・いいそこ)さん(東京新聞社会部記者)が、青年法律家協会和歌山支部の招きにより、来る4月26日(金)(10連休突入の前夜)午後6時から、和歌山県民文化会館小ホールで講演されます。
 昨年の「憲法を考える夕べ」には前川喜平さん&寺脇研さんのダブル講演に、同会館大ホールに1500人もの聴衆が詰めかけました。今年はいくら何でもそんなことはないはずですが、それでも望月さんから内諾をいただいた後、急に浮上した官邸による言論封殺の動きで一躍「時の人」に!小ホールのキャパは324席ですが、広報の出遅れでちょうど良いくらいかも・・・。
 以下にチラシ記載情報を転記します。
 
青法協憲法記念行事 憲法を考える夕べ
 
2019年4月26日(金)開場 午後5時30分 開演 午後6時00分
和歌山県民文化会館小ホール
(和歌山市小松原通一丁目1番地 電話:073-436-1331)
入場無料・予約不要(先着順)
 
民主主義とは何か 安倍政権とメディア
講師 望月衣塑子(もちづき・いそこ)氏
 1975年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、(株)中日新聞に入社、東京本社に配属。東京地方裁判所・東京高等裁判所での裁判担当、経済部記者などを経て、現在東京新聞社会部記者。著書『武器輸出と日本企業』(2016年、角川書店)『新聞記者』(2017年、角川書店)
 
主催 青年法律家協会和歌山支部
問い合わせ先
 和歌山市南材木丁二丁目38 電話:073-488-3090
 ふたば法律事務所(弁護士 太田達也)
(引用終わり) 
 
 望月さんの会社の先輩である半田滋さん(2014年)や、望月さんとご一緒に講演されてもいる中野晃一先生(2017年)でも、県文小ホールの半分ほどしか埋まらなかったというこれまでの実績から、「まあ溢れることはないのでは」「幸か不幸か広報も出遅れているし」と思う一方、前川さん並みとはいかないけれど、かなり反応が良いことは事実であり、正直、どれだけの方が会場に来てくださるのか、ふたを開けてみるまで分かりません。ということで、チラシに「先着順」とわざわざ断っている趣旨をご了解の上、ふるってご参加いただければと思います。
 
 なお、望月さんが2017年に角川新書で刊行された『新聞記者』を原案として、同題の映画が制作され、今年の6月28日に公開されるということを知りましたので、これもFacebookで紹介しました。話題作のようなので、おそらく和歌山のシネコンでも公開されるでしょう。是非観たいものです。
新聞記者 (角川新書)
望月 衣塑子
KADOKAWA
2017-10-12

 
(引用開始)
 来る4月26日(金)午後6時から、和歌山県民文化会館小ホールにおいて、「民主主義とは何か 安倍政権とメディア」と題した講演をされる東京新聞記者・望月衣塑子(もちづきいそこ)さんですが(主催:青年法律家協会和歌山支部/入場無料・予約不要・会場キャパ324・先着順)、その望月さんが2017年に角川新書から刊行した『新聞記者』を「原案」とする映画『新聞記者』(藤井道人監督)が6月28日に公開されます。シム・ウンギョン&松坂桃李のW主演!ということで話題を集めています。映画の公式サイトを探したのですが見つけられなかったので、とりあえず公式Twitterをご紹介します。
 予告編も、2分間の本格的なものは見当たらず、まだ短い「特報」だけが公開されているようです。こちらの方も是非注目したいですね。
 
(引用終わり)
 
(参考動画)
【全編動画】「FIGHT FOR TRUTH 私たちの知る権利を守る3.14首相官邸前行動」(日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)主催) ※望月さんのスピーチは1時間22分~1時間32分

望月衣塑子氏(東京新聞社会部記者)スピーチ+集会アピール提案「FIGHT FOR TRUTH 私たちの知る権利を守る3.14首相官邸前行動」
 ※上記動画の抜粋

 
(弁護士・金原徹雄のブログから/望月衣塑子さん関連)
2017年6月18日
2018年1月21日
2018年1月31日
2018年2月10日

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