2023年9月22日配信(予定)の「メルマガ金原No.3535」を転載します。
Facebookにも同内容で掲載しています。
10/3(火)「ネットにあふれる子どもたちの声-子どもシェルターるーも開設10周年-」開催!(和歌山城ホール小ホール)
開催まであと10日ほどとなり、しかも平日の昼間のイベントですので、参加できる方は限られているかもしれませんが、虐待などにより、家庭で暮らすことができなくなった子どもたちの避難場所として開設された「子どもセンターるーも」が10周年を迎えることを記念して、和歌山弁護士会との共催で表記のシンポジウムが開催されることになりました。
弁護士会が主催の片翼を担うのは、そもそも「るーも」設立までの準備に奔走したのが、和歌山弁護士会子どもの権利委員会の有志若手弁護士(当時は!)数名であったことから説き起こす必要があるのですが(私は実働から手を引いた半引退委員として「頼もしい」と感心していました)、設立後の10年の歩みについては、伊藤あすみ弁護士からの報告が予定されているようなので、そちらに譲ります。
今回のシンポは、「ネット」との関わりを中心に子どもたちの人権状況を多角的に分析しようとしており、特に子どもの福祉に関わる仕事、ボランティア活動などに携わっておられる方にとって、有意義な知見が得られる機会になると思われます。
是非1人でも大くの方にご参加いただきたく、ご案内致します。
※子どもセンターるーも ホームページ
(開催概要)
2023年度子どもの権利・全国イベント
ネットにあふれる子どもたちの声-子どもシェルターるーも開設10周年-
先着380名/予約不要/参加無料
日時:令和5年10月3日(火)午後1時~4時30分まで(開場
午後0時30分)
会場:和歌山城ホール小ホール
主催:和歌山弁護士会/特定非営利活動法人子どもセンターるーも
後援(予定):日本弁護士連合会/和歌山県/和歌山市/和歌山県教育委員会/和歌山市教育委員会/和歌山県社会福祉士会/和歌山県臨床心理士会/和歌山県児童福祉施設連絡協議会/子どもシェルター全国ネットワーク会議
連絡先:(特非)子どもセンターるーも事務局 TEL.073-425-6060
〒640-8276
和歌山市作事丁38番地
(開催趣旨)
インターネットやSNSの普及により、子どもたちが容易に情報にアクセスできるようになった一方、子どもたちがインターネットやSNSを利用する中で犯罪に巻き込まれたり金銭トラブルが生じたりすることも増えました。
また、インターネットやSNSを通じて、子どもたちがSOSを発していることもあります。
それぞれの立場で子どもに関わる活動をしておられる講師の方々をお招きし、我々大人たちができることを一緒に考えていきましょう。
(内容)
1「子どもシェルターるーも10年間の歩み」
子どもシェルターるーも理事・事務局 伊藤あすみ弁護士
2「和歌山弁護士会子ども電話相談に関する報告」
和歌山弁護士会子どもの権利委員会委員
3「ネット依存相談から見た子どものメンタルへルス」
鳥取県精神保健福祉センター所長 原田豊氏(医師)
4「和歌山県の子どものインターネット利用状況」
和歌山県環境生活部県民局 青少年・男女共同参画課
特定非営利活動法人 和歌山IT教育機構
5「子どものSOS救済機関の実践」
特定非営利活動法人こどもソーシャルワークセンター 理事長
寺重忠孝氏(社会福祉士)