2011年04月

2011年04月29日

GW初日!ですね。
連休明け締め切りの作業が色々あって結局休みではないものの、なんだか連休っていうのは心に余裕が持てていいですねえ。うん、いい。

先日、音楽プロデューサー小林武史さん主催のapbankのエネルギーシフトの勉強会に伺った。
原子力や石油などの持続不可能なエネルギーでなく、再生可能な太陽、風力、地熱 etc.の自然エネルギーに移行していきたい、どうすればいいのだろうか?という勉強会だ。

原発の危険なところから止めて徐々に移行したいという人もいたし、いつまた大きな地震がくるかわからないから、後でああ、あの時止めていればと後悔するより今すぐ原発を全廃すべきだ、という人もいたし、今すぐ止めるには冷却装置が足りないのだ、という人もいたが、参加した人々の願う未来は一緒だ。その未来はすごく良さそうな未来。少なくとも危険性の少ない。

今の決まりや設備や仕事内容や、を変えて行くのはとてつもなく大変なことなのだろうけども、ドイツやスウェーデンや、うまく移行している国もあるので出来ないことはないですよね?

というような気持ちを一体どこへ?というと、政治に、ということで、河野太郎さんが書いてらしたように地元の議員に聞いてもらう、とか、政治家が目を通しているという新聞の投書欄に投書する、とか、だそうだ。なるほど。ちょうど私も勉強会に出掛ける前に都のホームページにメールしてみたところだった。膨大な量のメールの中の一通。一瞬でスルーされてそうではありつつ、、。
長野県知事は4/28の知事会見でエネルギーシフトしていきたいと言っているけど!

安全で明るい未来が欲しいですね。陳腐な表現、でも本当に。
にこにこ健康に行くには本当に。
楽しくいきたいんざんす!
プロの技や、お金や、その方向に使ってもらいたいなあぁ。

良いゴールデンウィークを☆☆


☆photos from energy shift parade 4/24
今まで散々原発で作られた電気を使わせてもらってまして、ありがとう。ごめんよ。これからは移行していきたいんであります。の(勝手に意訳)4/24のエネルギーシフトパレードで撮った写真。
横位置の写真、肖像権を気にしてトリミングし過ぎたかも。
パレード3





















パレード2


(08:07)

2011年04月27日

warang wayan marrakech石田雅美 モロッコ展  ZAKKA 4/30~5/5
3月予定だったものの震災で成田の倉庫から商品を出せず延期になっていたモロッコ展、開催のようですよ。

krank-marcelloの衣食住展  in ギャルリーワッツ4/25~30,5/2~6
一田さんがすきまブログ に書いてらしたkrank-marcello展、行かねば!
福岡の素晴らしく素敵な家具、洋服店、krank-marcello。藤井兄のセレクト、笑顔、最高です。

桃居の花岡隆 作陶展、明日4/28までか、、。 


(11:30)

2011年04月22日

村松恒平さんのブログ「心が大事 」の「自分を責めてはいけない(圧力下の精神的自衛と顔のない人々) 」を読んだ。
震災、原発のショックに疲れ、電気をじゃぶじゃぶ使ってきた我々にも責任が、、と自分を責める気持ちになっている皆へのメッセージだ。長い文章の中の洞察とヒント。
顔のない人、という表現も印象的だった。
『自分の顔、自分の言葉を出したとたんに責任をとらなくてはいけなくなるから、みんな顔のない人になります。』『顔のない人々ほど、非人間的でおそろしい人たちはいません。自分たちのしていることを自己批評する回路を持たずに集団で動くのです。そうすると、良心とか恥というものがなくなってしまうのです。』
マニュアル化された対応への違和感を感じる場面というのは日常の中で結構ある。
『僕らはそこからドロップアウトして、自分の顔と言葉を取り戻さなくてはいけません。』『僕たちは顔のない組織の一員であってはなりません。一人一人の根っ子から、感じ、考え、発言し、行動すること。』という言葉に宿る希望。
こんなに引用ばかりだと、御本人の「細切れに消費されたくないのです」という意に反してしまうのでそろそろやめておくけども、通して読んでまたひとつ覚醒への力を貰ったと感じた。

ところで昨日ツイッターで、猪瀬氏のうんざりする発言に対し、「猪瀬発言に思う。こないだ会った進学校をずっと来た人が言ってた『俺の高校は異常でしたよ。10分休憩中誰も喋らないで参考書をがーっと見てる。そういう奴らがいい大学行って官僚になる』勉強出来るのはいいことだが、バランス偏らせたまま想像力のないエライ人になっちゃう悪い例がいっぱいの政界。」と書いたら、私には進学校出た賢い面白い好きな人達もたくさんいて、でもせっかくの頭をリアリティのない残念な流れに使って行ってしまう人達もいるのだなあ、と思ったのが文章的にはなんだかざっくりした進学校全否定みたいになってしまって、友人に「そんなんじゃない進学校もあるし、想像力のない偉くない人もいっぱいいるし、想像力が欠けているのは政治家だけではないのでは」と指摘され、こりゃいかんと思った。
そして勉強が出来るのは素晴らしい喜びだと思う、でも点数点数!みたいな考えに飲み込まれてしまう子どもたちがいるのも事実だから、なにかいい方向はあるのかしらんとも思いを巡らせた。
あと思ったのは進学校の子達は、とか、○○業界の人は、とかおおまかな傾向(と対策)はあるにせよ、一括りにカテゴライズしてはい終了、と自分の中で簡単に仕分けておしまいにするのは、つまらんことだ、ということだ。私は昔から血液型の話があまり好きではない。それを思い出させた。A型、やっぱり、と言われるのも、A型?意外ー、と言われるのもなんだろなーと思ってしまう。血液型も突き詰めて行くと面白いのかもしれないし、好きな人達が楽しんでいるのはいいのだが、なんだかざっくりAの籠、Bの籠、と放り込まれる感じがね。それは別にもっと自分を見てくれよ!とかいうことでもなく。
そんなことを考えたり反省したりした一日でした。
御機嫌に行きたいですね。一人一人の御機嫌は違うと思うけどもそれぞれに。

良い週末をお過ごし下さいませ〜!


(14:04)

2011年04月18日

葉桜1

葉桜2
先週の目黒川の葉桜。

・今日は仕事帰りに表参道かぐれに寄って、赤木明登さんの「ぬりもの 輪島紙衣と塗立」展を見てきました。ちょうど赤木さんも奥様の智子さんもいらして、お一人ずつそれぞれ最高にチャーミングだが、ご夫婦揃うと、その空気がまたよくて、ああたまらん、と嬉しくなる。
店長のあっちゃんが、赤木さんが20年使っているという黒の紙衣の飯椀を見せてくれて、使い込んで下地が少し透けてものすごく美しく味が出ていて、ああー、これは美しいと見とれた。
物の味が増して行くさまというのが私は本当に好きだなあ。

・昨夜デジタル作業中にモニタで被写体を見ていて、あらためてつくづく思ったのは、被写体の色々な表情にそれぞれ魅力があるが、作り笑顔でない、心からの笑顔っていうのは本当にスペシャルに見る側の心をすくいあげてくれるよなあ、ということだ。
笑顔は本当に日々の宝だな。
お腹から心から、もう勝手に頬の筋肉も動いちゃうような笑いの時間を皆が持てる尊さ、愛おしさよ。
その為には色々取り組んでかなきゃいけないね。

・最近美味しかった色々を。
ほいあん堂
夫の妹(佐賀在住)が送ってくれた佐賀七山のほいあん堂のお菓子。しみじみとした美味しさ。こういう噛み締める系、ぼかあ好きなんだなあ。ありがとう。
ペースト
LONG TRACK FOODSのオリーブペーストとバジルチーズペースト、うまし。
煮干し
銚子で撮影帰りに買った煮干しと頂いたのげのり(海藻)。煮干し、立派ですなあ。めちゃめちゃ味出ました。






(20:20)

2011年04月11日

昨夜相模原市で「ミツバチの羽音と地球の回転」を観て来た。
山口県祝島で上関原発の建設に30年近く反対運動をし続ける島の人々、そして脱原発を国民投票で決め、2020年までに石油にも依存しない社会づくりをめざしているスウェーデンのエネルギー事情を追ったドキュメンタリー映画だ。
30年近く運動をし続ける祝島の人々の勇気にただひたすらに頭がさがる思いをし、島の暮らしと環境への愛に胸を打たれ、豊かな自然と暮らしをおびやかす原発建設計画に理不尽で歯痒く悲しく感じ、石油など持続不可能なものではなく風力など持続可能なエネルギーを使っていっている、そして皆が何で作られた電気なのかを知って選べるスウェーデンに、ううう、羨ましい!と憧れた。 
映画のホームページで翻訳家の池田香代子さんが「心豊かで、自信と信頼にみち、もちろん便利さもあきらめない未来はこっちですよぉ……祝島の、スウェーデンの青空が呼んでいます。」とコメントを寄せていて、本当にそっちに行きたいんだぜ!行きませんか?!と思う訳で。
利権がなんちゃら言うんなら、新しいグリーンでクリーンなエネルギーの世界に市場を開拓してくれないのかい?と改めて思う訳で。
ど素人が言うは易しなことを、とお思いでしょうが、その道のプロの皆さん、プロの技を見せてくれよ、どうかよろしくお願いしますと思う訳で。


・・・観て本当に良かったです。
オーディトリウム渋谷で4/16~26まで上映するそうですね。いいですね!

(21:45)