2009年02月01日 23:54

Gornergrat駅にて旅客車改造電動貨車を見かける

00d627c6.JPG GGBのGornergrat駅に戻ると、ちょうど折り返しZermatt行きが入線してきたところでした。四輌編成の電車から吐き出されるのは日本人と思われるアジア系の観光客の群れ……。早めに下山することにしてよかったと思います……。

 

photo Zermatt行きは先ほどの形式ではなく、さらに新しい形式の車輌でした。ただし、車番は同じ3000番台です。このへんをどう扱っているのか、私には謎で仕方がありません。車内に入るとほのかに新車の香りがしないでもありません。座席は混雑期対策なのか収納式でした。

photo 先頭のかぶりつき席を確保し、急勾配へ伸びる線路を見ながら発車を待っていると、貨車を押した電車が上ってきました。何かと思うと、今朝、Zermatt駅で見かけた、事業用に改造された旧型電車です。ちなみに、この車輌にも3000番台の車番が振られていました。

 客用の窓があったのであろう側面は大きくくりぬかれていて、シャッターが取り付けられていました。開いたところから見えた中はガランドウで、係員がゴミ袋のようなビニール袋をわずかに下ろしただけでした。

 のちに入手した現地の鉄道雑誌によると、GGBの沿線ではガソリン車の乗り入れが制限されているためにゴミなどの輸送が不便なため、GGBが輸送列車を仕立てて沿線のホテルや民家などから排出されたゴミを収集しているのだそうです。

photo 今やゴミ電車となってしまったような旧型車輌ですが、前面二枚窓と丸みを帯びた車体は紀州鉄道のキハ603を思わせるようなスタイルで、なんともそそられます。これが営業についている時に乗りに来れていたらなぁと思います。

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
らんきんぐ
ランキング
ぴっくあっぷ
◆記事
photo 1◎オリジナル・カプセルプラレール 総インデックス◎

↑1/8 「南海電気鉄道21000系」追加!




livedoor プロフィール

wakazoh2424