2009年02月17日 21:31

Arth-Goldauを経て

2d4850cf.JPG Göschenenからドイツ・フランス・スイスの国境が接するBaselまで行くIR(InterRegio;準急列車?)に乗ります。山間のGöschenenを出た列車はカーブを繰り返し、ループ線に入ります。自分が走ってきた線路が車窓から見下ろせたりしてなかなか楽しいのですが、このあたりの線形の悪さがGottard Baseトンネル建設につながったわけでもあります。

 

 谷が開けてくると、突然、湖畔に出ました。Vierwaldstätter Seeです。入り組んだ形状の湖であるために車窓からは小さく見えるのですが、はるか彼方のLuzernまで続く大きな湖です。

 Vierwaldstätter Seeから離れ、山間に入ると程なく、Arth-Goldauに到着しました。私の乗ったIRはBasel行きで、Zürichへ行くためにはここで乗り換えなくてはなりません。しかし、その乗り換え時間はわずか4分です。5分刻みで時刻を掲載しているとしか思えないイタリアから来た身にはなんとも不安な接続であります。一応、Thomas Cookの"EUROPEAN RAIL TIMETABLE"には接続してるよ的なことが書いてあるのですが、前日のMGB大幅遅れのこともあり、心配です。

 Arth-Goldauに到着してみると、ホームを挟んだ向かい側にZürich行きのECが到着しているところでした。急いで乗り換えたのですが、時間は意外と余裕があります。発車時刻になると、Basel行きIRと当方のZürich行きECは同時に発車しました。

photo Arth-Goldauを発車するとすぐにまた湖畔に出ます。またVierwaldstätter Seeかと思ったのですが、地図で確認するとZuger Seeでした。湖の向こうをBasel方面への路線が通っていて、目を凝らすと対岸の木々の中に私がさっきまで乗っていたIRの姿がありました。

 私にとってはMilano以来のまとまった街であるZugを過ぎ、山を抜けてZürich Seeの湖畔に出ると、終点のZürichはまもなくです。

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