昨日は赤坂で打ち合わせ。
待ち合わせ時間よりかなり早く着いてしまったのでマックに入り時間をつぶす事にした。
コーヒーとポテト(S)を頼む。
二階席に行き、テーブルの一番端に座った。
鞄から本を取り出し、読む事にした。
しばらくすると僕の隣に女性が一人で座った。
俺より少し年上かなぁ...30代前半ぐらいの感じ。
トレイには何かのセットが乗っている。
俺はコーヒーとポテトのみ。
『負けた』
変な敗北感に襲われた。
店内は多少暑く、その女性はジャケットを脱ぎだした。
ジャケットを脱ごうとする手がトレイにぶつかり何かのセットがテーブルから落ちた。
セットが落ちただけなら良かったのだが、そのドリンクが僕の足にかかった。
『あ〜!?ダイエットコーラがっ!!』
と声を出す彼女。
(まず謝るのが先だろ!!)
と、俺の心の声。
『あ〜ポテトも落ちちゃった』
(だから謝れって!)
『すいません、大丈夫ですか?』
(謝られても、ビシャビシャに濡れた足は乾かないよ!)
謝られても謝らなくても、やっぱり怒りはそのまんま。
濡れた床をティッシュで拭きだす彼女。
(まずは俺の足を拭けって言うの!)
彼女のティッシュが全てなくなったが、床は相変わらずビショビショでポテトが散乱している。
彼女はトレイと床をそのままに女子トイレに向かって走って行った。
(ティッシュが無くなったからトイレットペーパーを持って来て床と俺の足を拭くんだろうな〜)
.....と思っていたら、いきなり進路変更。
階段を駆け下りて店から出て行った。
二階席から走って行く女性の背中がバッチリ見えた。
(逃げやがった!)
いい年した大人が逃げて行きやがった。
何考えとるんだ。
僕は自分のティッシュで足を拭き、床まで拭いてきれいにした。
床を拭いてる最中、テーブルに頭をぶつけてしまった。
『ゴンッ』
と鈍い音。
その衝撃で僕のコーヒーがこぼれた。
せっかく拭いた床がまたビシャビシャ。
今日はついてない。
逃げて行くあの女の後ろ姿は忘れない。
待ち合わせ時間よりかなり早く着いてしまったのでマックに入り時間をつぶす事にした。
コーヒーとポテト(S)を頼む。
二階席に行き、テーブルの一番端に座った。
鞄から本を取り出し、読む事にした。
しばらくすると僕の隣に女性が一人で座った。
俺より少し年上かなぁ...30代前半ぐらいの感じ。
トレイには何かのセットが乗っている。
俺はコーヒーとポテトのみ。
『負けた』
変な敗北感に襲われた。
店内は多少暑く、その女性はジャケットを脱ぎだした。
ジャケットを脱ごうとする手がトレイにぶつかり何かのセットがテーブルから落ちた。
セットが落ちただけなら良かったのだが、そのドリンクが僕の足にかかった。
『あ〜!?ダイエットコーラがっ!!』
と声を出す彼女。
(まず謝るのが先だろ!!)
と、俺の心の声。
『あ〜ポテトも落ちちゃった』
(だから謝れって!)
『すいません、大丈夫ですか?』
(謝られても、ビシャビシャに濡れた足は乾かないよ!)
謝られても謝らなくても、やっぱり怒りはそのまんま。
濡れた床をティッシュで拭きだす彼女。
(まずは俺の足を拭けって言うの!)
彼女のティッシュが全てなくなったが、床は相変わらずビショビショでポテトが散乱している。
彼女はトレイと床をそのままに女子トイレに向かって走って行った。
(ティッシュが無くなったからトイレットペーパーを持って来て床と俺の足を拭くんだろうな〜)
.....と思っていたら、いきなり進路変更。
階段を駆け下りて店から出て行った。
二階席から走って行く女性の背中がバッチリ見えた。
(逃げやがった!)
いい年した大人が逃げて行きやがった。
何考えとるんだ。
僕は自分のティッシュで足を拭き、床まで拭いてきれいにした。
床を拭いてる最中、テーブルに頭をぶつけてしまった。
『ゴンッ』
と鈍い音。
その衝撃で僕のコーヒーがこぼれた。
せっかく拭いた床がまたビシャビシャ。
今日はついてない。
逃げて行くあの女の後ろ姿は忘れない。