わく三の「ま、こんなもんでしょ。」

日々の『こんなもん』

2006年10月

いよいよ明日、博多に出発する。
しばらく東京ともお別れだなぁ。

今年の一月名古屋にいったときはホテルでえらい目あった。

ホテルの引き出しの中にお金を入れておいたら、無くなってしまった。
前日の夜は確実にあった。
しかし、次の日の夜には無くなっていた。
完全におかしい....
ルームクリーニングで入ってきたおばちゃんしか考えられない。
無くなったお金は五千円だけど....

一応ホテルのフロントに言いに行った。
「うちではそういうことをする従業員は居ません」
いやいや、現に無くなってるんだから調べるぐらいしろよ。
「だいたいお金はフロントに預けてもらわないと駄目ですよ。もし、ほんとうになくなってたとしたら三千円までだったら保証してあげますよ!」
と言って、裸のまま三千円を渡してきた。

なんだその言い方は!?
俺は被害者だぞ!上からモノを言いやがって。
「ふざけんな!お金の問題じゃねーだろ!」
と、言って突っぱねてやった!
かなり腹が立ったよ。

この話を楽屋で先輩にすると、
「お前はアホだなぁ。どんな金でも、貰った方がいいに決まってるだろ!三千円貰っておけば、二千円の損で済むんだぞ。貰っておいたほうがいいって!」

.....それもそうだな!

その夜、フロントに行って話をした。
「あの〜先日言っていた三千円なんですが....」
「はぁ!?三千円!?ああ、例の!」
と、フロントの男性。
俺も前日突っぱねてるのでバツが悪い。
「あの〜三千円頂きたいんですが....」
下から下からお願いするような形になってしまった。
「あれ!?いりますか!?確かお金の問題じゃないとか言ってましたよね!?」
確かに俺が言った言葉だ。
考えてみたら矛盾してるな。
フロントの男は「フッ」と鼻で笑い俺に三千円くれた。

....何故俺がこんな目に....
情けない....


次の日の昼、エレベーター前で掃除のおばちゃん達と出くわした。
おばちゃん達は雑談していた。
「この間臨時収入があったから鍋でも食べに行かない!?」

それってもしかして....

昨日の夜、マルイに買い物に行った。

Yシャツを買おうと思い、見ていると店員さん(男性)が
『試着されますか!?』
と喋りかけて来た。

僕はゆっくりと見たいタイプなので、店員が喋りかけてくるのがうっとうしいと思うのだが今日は素直に試着させてもらう事にした。

『素肌に着ちゃっていいですよ!』
ロンTを着ていた僕を見て店員さんが言った。
気の利く奴だったね!

僕は試着室でカーテンも閉めずに全部脱いだ!

Yシャツを持っていた店員さんは僕の体をジロジロ、ジロジロ、と見ている。
『この人あっち系の人かな』
....と思っていたら、自分の体を見て思い出した。

昨日の落書きがまだ体に残っていた。
シャワーを浴びたけど完全に消えてなかったようだ。

その店員さんは「ち○こ」と書いてある僕の脇腹をジッと見ている。
鏡を見ると背中の方には松茸の様な感じの絵がバッチリ書かれている。

『お客様これですと素肌の試着は....』
断られました。

僕はカーテンを閉めTシャツを着ていると外の方では
『イジメられてるんだよ....』
と、さっきの店員の声が微かに聞こえた。

.....俺の体に松茸の様な感じの絵を描いたやつぁ、誰だ!!!

昨日はオーエンジャイ。
ガッツさんが久々に帰って来た。
来月一ヶ月間は僕が博多に行ってしまう為、代わりをガッツさんにお願いした。
ガッツさん、よろしくお願いします。

終了後、飲みに出かける。
次の日が早いので早く帰ろう....と思ったが、結局は朝方迄飲むはめに。
もうベロベロ。
タクシーで部屋に戻りそのまま熟睡。

朝起きてシャワーを浴びようとしたら、ビックリした!

『ち○こ!』
とか、そのリアルな絵とか、体中に落書きがしてあった!
乳首がマジックか何かで真っ黒に塗られている。

よく見たら、俺の自慢の乳毛がない。
片方だけ。
どうやら乳毛を片方だけ剃られたらしい。

シャワーを浴びると何か違和感。

よく見たら、俺のギャランドゥがない。
ギャランドゥどころか陰毛もかなり無くなっている。
どうやら誰かに剃られたらしい。

普通にしててもチクチクしていやな感じ。
でも、ちょっと快感!

.....んなわけねーよ。
最悪!

僕には『ガースー』という50歳を過ぎたおばちゃんの友達がいる。

ガースーは酒が大好きだ!
行きつけの居酒屋等が多数ある。
僕は何度かガースーの行きつけの居酒屋に連れて行ってもらった。

『あたしが行くとみんな喜ぶのよ!』
と聞いていたのだが、居酒屋のマスターはガースーの相手をする時とても嫌そうな顔をしていた。
『マスター照れてるのよ!』
....気づいてないのは本人だけだ。

以前僕が車を持っている時は、酔っぱらったガースーから何度も呼び出された。
まぁ簡単に言うと僕をタクシー代わりに使っていたのだ。

ガースーは家まで送ってあげる間に、いつも鞄に入れている缶酎ハイを飲む。
家に着いたときは更にベロベロになっているので、たちが悪い。
飲んでいる最中はほとんど愚痴。
話の内容が飛びまくって何を話しているのかサッパリわからない。
腹が立って仕方ない。


ある夜またまた、ガースーから電話があった。
『一生のお願い迎えに来て!』
一生のお願いをもう十回以上聞いている。
小学生か!?

仕方がないから迎えに行ってあげた。
いつものようにベロベロに酔っぱらっている。
そしていつものように愚痴を言う。

そんなこんなでガースーの家に着いた。
「到着したよ!」
僕はガースーに言った。
『.....あんた、私酔っぱらっちゃったわよ』
「知らねーよ!」
『あーもう疲れた....』
「いいから早く降りろや!」

ガースーは全然車から降りようとしない。
「どーしたんだよ!?」
ガースーは答えた。
『.....ねぇ、キスして.....』

.....
.....
.....
.....
ディープキスしてあげた。

って、するわけねーよ!
なんでガースーとキスしなくちゃいけねーんだよ!
車から蹴り落として帰って来た!
いい加減にしろよ!ガースー!

先日のオーエンジャイmixiのオーエンジャイコミュの人達がたくさん来ていた。
焼肉さんもいた。
終了後。
『わくぞう、ちょっと付き合え!』
と、玉城会長に拉致された。

車道に出てすぐタクシーに乗る。
『腹減ってるか!?』
それはもうめちゃめちゃ減っている。
『今から知り合いの焼肉屋に連れて行ってやるから腹一杯食え!!』

おーこっちも焼肉。
素晴らしい!
そう言う事だったら大歓迎!
久しぶりの焼肉....考えただけでもたまらんね!

その焼肉屋は西新井にあった。

タクシーの運ちゃんのミスで駅の反対側に着いた。
駅の改札前を通り反対側に移動する。
そちら側は意外と寂しい...

居酒屋の横にその焼肉屋はあった。
....が、看板の明かりが消えている。
看板の灯どころか、店の灯自体消えている。
店の入り口ももちろん閉まっていた。

『あれ!?おかしいな?』
「会長...もう店終わっちゃったんじゃないっすか?」
『そうだろうな!』
(おいおい!)

「....どうしますか?」
『オーエンジャイに帰ろう!』

何も食わずにオーエンジャイに帰って来た。
今度は焼肉が食べたくてたまらない...

北朝鮮での核実験が世界で波紋を呼んでいる。
経済制裁はあたり前。
核なんて使ってもろくなことないのに。
爆発は小さかったから実験は失敗したとかなんとか言われているけど....

爆発....

僕は飲んでる席でタバコを吸ってる人を見ると、火薬を詰めたくなる癖がある。
タバコを一本だけ抜き取り、火薬を詰める。
火薬はおもちゃのピストルに詰める簡単な物だ。
子供も使うので火はほとんど出ない。音だけ。
そのタバコを吸うと『パンッ』とものすごい音がする。
タバコを吸ってる本人はもとより、周りの人までビックリする!
この驚いた顔がたまらなく面白い!

たまにその火薬入りタバコをその場では引かず、家に帰ってから火をつける人もいる。
そんな時は本人がビックリするだけで全然面白くない。
その人からは100%、苦情がくる。
申し訳ないと思うけど...やめられない。

火薬が切れてしまったので、買って来た。
つながっている火薬を、はさみで一個一個切り離している時に事件が起きた。

10月13日(金)午前1時58分....爆発した。

はさみとの摩擦で火薬が爆発した。
僕の目の前で...

ビックリどころの騒ぎじゃない。
ものすごい音。
近所迷惑。
いや〜参った....

火薬なんて持ってもろくな事ない。

鏡を見たら、前髪と眉毛が焼けてチリチリになっていた。
みっともない...
でもそれだけですんでよかった。

これからはこんないたずらは程々に...やめられないね!

どうしようもなく煮魚が食べたい。
俺の中は煮魚気分。

一人暮らしをしていると食べる物が偏ってしまう。
やっぱり肉が多いかな!?

毎日野菜は食べるようにしてるんだけど、栄養が足りない気がする。

自分で作ってもよかったんだけど、面倒クサいので何処かで食べる事にした。
煮魚と言えば酒のつまみ、居酒屋を思い出す。
でも一人で居酒屋に入るのは抵抗があるので定食屋を探す事にした。

煮魚にご飯とみそ汁、そして漬け物。
オーソドックスな定食が食べたい。

そして定食屋を探して歩き回った。
しかし、そんな時に限って全然定食屋が見つからない。
やっと見つけても定休日。
世の中にはラーメンや中華屋が意外と多いね。

ふと中華屋の看板を見ると、麻婆定食、肉野菜炒め定食等に混じって『煮魚定食』『秋刀魚定食』があった。
中華屋なのに『和』の定食があるなんてっ!
もうここしかないだろ!

僕はその店に入ってテーブル席に座った。
『煮魚定食で!』
何の魚か聞かなかったが、もう煮てある魚だったらなんでもいい。
そして僕の席におばちゃんが水を持って来て言った。
『煮魚、終わっちゃったのよ。』

....煮魚がない。
多めに用意しとけよ中華屋〜
もう探すのもダルいので、しょうがないから秋刀魚定食を頼むことにした。

『秋刀魚も終わり。』

結局中華しかねーじゃねーかよ!
なんだよあの看板は!
俺は煮魚が食べたかったのに....

結局、『スタミナ定食』を食べた。
また肉料理だよ。
ニンニクがタップリ入ってた。
あっさりした物が食べたかったのに....

どーしても煮魚が食べたいので、帰りコンビニに寄った。
そこでも煮魚はなかった。

煮魚とは本当に縁がないらしい。
まだまだ煮魚気分。
明日こそ煮魚。

先日、某ホテルで結婚式があった。
僕は新郎新婦のお二人に司会を頼まれた。

結婚式の司会は何度も経験してるが、やはり独特の緊張感がある。
打ち合わせ開始が11時だったが、一応10時過ぎには現場にいた。

時間があるのでゆっくりとトイレに入る事にした。
さすが有名なホテル。
トイレの個室も広くゆったりしている。
居心地も良い。
トイレの個室をたっぷり堪能した。

そして手を洗おうと個室の扉を開けた。

洗面台に目を向けると、髪の長い人が二人立っていた。
『ロンゲの人が多いなぁ〜』
と思ったが、よく見ると二人とも化粧をしている。
そして、服装はドレス!
『まさかっ!?.....オカマ!?』
こんなに普通に男子トイレに入っているオカマを初めて見た。
オカマさんたちは本当に熱心に化粧に集中している。
しかし、今のオカマさんは奇麗!
どう見ても普通の女性にしか見えない。
20代後半ぐらいかな。

僕は手を洗いたかったので、そのオカマさんの間を分け入った。
そのオカマさん二人は僕の事をじっと見ている。
少し驚いているようだ。
『二人の間を割って入ったのがそんなに珍しい事なのかな!?まさか俺の事が好みとか....俺はオカマに好かれる質だから勘弁してくれよ!』
なんて考えていた。
そしてそのオカマさんの一人が僕に話しかけて来た。

『あの、ここ女子トイレなんですけど....』

『えっ!?』
言葉にならなかった。
『すいません...。すいません...。すいません...。』
声にならない声で謝りながら小さくなって出て行く僕。

トイレの表示を見ると黒に近い赤で男だか女だかわからない様なマークがついている。
男子便所の表示と比べると確かに区別できるが、わかりにくい。
言い訳する様だけど、あんなマーク今まで絶対に間違えてる人がいるはずだ!
それでもマークを変えないなんてホテルの怠慢だとしか思えない!
僕だけのせいじゃないはずだ。

そんな変な気持ちのまま会場へ。
ショックから立ち直りきれずに結婚式が始まった。

....場内にその女性お二人がいました.....

猫派と犬派がいる。

先日久しぶりに実家に帰った。
まぁ近いんだけど、最近はあまり帰っていない。
実家では犬を飼っている。
ずっと僕がお風呂に入れていたが、僕が家を出てから面倒クサいのかあまり洗っていなかったようだ。
犬独特のニオイがするのですぐさま風呂に入れた。
うちの犬はお風呂が大嫌い!
『お風呂っ!』
と言うと、シッポをたらして小さくなってしまう。
いつも嫌がる犬を無理矢理お風呂に入れている。

お風呂に入れた後は散歩に連れて行く。
『散歩!』
と言うと、飛び回って喜ぶ。
かわいい。
やっぱり俺は猫より犬派だね。

その夜、夢を見た。
うちの犬が広い野原を楽しそうに駆け回っている。
他の犬とじゃれたり、暴れ回ったりして体は泥だらけ。
『あ〜、お風呂入れたばっかりなのに....また、入れなくちゃ。』
なんて事を、夢の中で考えていた。

朝めを覚ますと昨晩干しておいた洗濯物が無くなっていた。
見ると下に落ちていた。
家と家との間、草とか何かが生えているところに落ちていた。
『あ〜、洗ったばっかりなのに....また、洗わなくちゃ。』
ん!?これって正夢の一種かな?

渋々落ちた洗濯物を取りに行く。
下に落ちた洗濯物はやっぱり汚れていた。
ゴミやら毛やら足跡までついている。
『毛や足跡!?』
これは猫の足跡だ。
どうやらここは猫の通り道らしい。
そのせいで俺の洗濯物はより一層汚れてしまった。
チクショウ....

やっぱり俺は犬派だな!

僕は5年前、川口のマンションに住んでいた。
駅から徒歩二分。
2LDKで風呂トイレ別。
一人で住むには広すぎた。

そのマンションは少し古くて外観はちょっと汚かった。
契約書にはリフォーム済みとかいてあった。
さすがに内装はリフォームしたばかりの様できれい。

その部屋のトイレに『お尻洗浄機』がついてる事は契約してから気づいた。

しかし、トイレもリフォームしてあったが、洋式ではなく和式のまま。
『契約書に書いてある『お尻洗浄機』は誤記だったんだな〜』
....と思っていたら
トイレの壁に『お尻洗浄機の使い方』というシールが貼ってあった。

1、(始)ボタンを押す
2、お尻を洗う
3、(止)ボタンを押す

ボタンを探してみる。
和式の便器の金隠しの部分に『始』『止』二つのボタンがあった。
早速使ってみる。

『始』ボタンを押すと、金隠しの内側からノズルが出て来た。
そして勢い良く水が噴き出した。
その水が僕のお尻に....一切掛からない。
その水は全て座っている僕の胸の部分に掛かる。
『なんじゃこりゃ!?』

ノズルの向きを変えようとしたが、変え方がわからない。
というより、水圧調整のボタンすらない。
温度調整も出来ないから、出てくるのは冷たい水。

大家さんに使い方を聞くと
『後ろ向きで立て膝になれば使いやすい』
という事だった。
しかしその通り使っても、使用後は床に水が飛び散りビチャビチャになり汚れる。
掃除が大変なのでほとんど使わなかった。
なんでこんな物を付けたのだろう?

聞くと『お尻洗浄機』は大家のこだわりだそうだ。
どんなこだわりだ!

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