わく三の「ま、こんなもんでしょ。」

日々の『こんなもん』

2007年01月

最近また『振り込め詐欺』の話をよく聞く。
また増えてきたのかな!?というか全く減ってないのかな?

ちょっと前に僕の実家に警察から電話が掛かってきたそうだ。
僕が痴漢をしたという内容だった。
警察を名乗る男から
『痴漢行為。これは犯罪です。憲法第九条に違反します。50万円支払って下さい』
と言われたそうだ。
憲法第九条!?
それって戦争放棄に関するものじゃ...

母親から電話が掛かってきて
『あんた遂に核兵器に手出したの!?』
って。俺は北朝鮮か!?
覚せい剤なら可能だろうが(やらんけど)、核兵器は絶対無理だ。
ちょっと考えればわかるだろ。

一年ちょっと前にも『オレオレ』の電話が掛かってきて、僕がちょうど電話に出た事がある。
受話器からいきなり泣き声が聞こえた。
『う、ううう、お父さん...ぐっ、オレだよオレ...』
僕はとっさに自分の親父に成り済まし、僕の本名を言った。(ここではわくぞうで...)
『そうだよ。わくぞうだよ...お父さんオレやっちゃったよ...』
僕が「どうした?」と聞く前に、誰かに電話をかわった。

『もしもし警察ですが』
やはり出てきたお決まりの警察。
『お宅のわくぞうさんが車で子供をひいてしまう事故を起こしました。今被害者の子供は緊急手術中です。一刻の猶予もありません!』
と言って誰かにかわった。

『もしもし、担当弁護士の西田です』
弁護士がでてきた。この弁護士は誰が雇ったのだろう?
『息子さんの刑を軽くする為に子供を死なす訳にはいきません。なんとしても手術を成功させてもらわないと...』
そう言うと、またまた誰かにかわった。

『被害者の手術を担当している村上です。』
手術中のはずの医者が出てきた。
『内蔵がめちゃくちゃですね〜この手術を成功させる為には、30万円必要です。振り込んでもらえば被害者は確実に助かります。』
何故手術を成功させる為にお金が必要なんだろ?

僕は「すぐに振り込みます」と言ってそのまんま。
劇団系ってやつ?
こんな詐欺でも動揺してると信じちゃうのかな?

昨日はディファ有明でNJKFの興行があった。
僕は後楽園に引き続きリングアナをやらせて頂いた。
興行の冠は『ニュージャパンキックボクシング連盟、ファイティイングレボリューション2(進化する戦い)センチャイムエタイジム主催、Muay Thai Open』
長い....!!
冒頭から噛みそうになった。

会場から『わくぞー!!』というえりりん達の声援がうれしかったよ!
声援をくれた皆様ありがとうございます!

興行は10時過ぎに終了。
ゆりかもめで新橋に着いたのが11時。
そこから解説をしていた野崎さんと二人、野崎さんお勧めのラーメン屋へ行く。
野崎さんがうまいと言うラーメンはたいていうまい!
前に連れて行ってもらった金町のラーメン屋もうまかった!
先日行ったらタイムズになってたけど...

今回のラーメンは濃厚な味噌ラーメン。うまい、ごまの風味がいいね!
生ビール二杯とつまみをがっつり食べた後でも完食してしまった。
野崎さんのキック談議も少し聞けて色々と勉強になった。

ビール二杯が効いたのか、家に着いてそのまま布団の中へ。
皆様昨日はお疲れさまでした!

先日友達T君が健康診断に行くというので、僕も着いて行って一緒に受けてきた。
その前日朝4時まで酒を飲んでいたが大丈夫だろうか?
「お前なぁ、健康診断の前日ぐらい酒抜けよ!俺は二日前から酒抜いてるぜ!」
そんな事言われても、付き合いがあったんだからしょうがない。
しかしこいつは、健康診断に気合い入れてんな!?

病院で受付。
まずは尿検査。
『紙コップに指一本分。1cm程で充分ですよ』
というので、紙コップギリギリまで入れてやった。
たぶん運ぶときこぼれた事だろう。

検診と血液検査をした。一時間程で終了。

一週間で結果が届いた。
特に以上はないらしい。
前日あんなに飲んでたのに大丈夫なもんなんだね。

一緒に行った友達には
『要再検査!』
の書類が届いたらしい。
肝臓の通常の数値をかなり超えていたそうだ。
二日前から酒抜いたのに...
急におとなしくしても駄目なもんは駄目だね。

でも肝臓が悪いなんて本当大丈夫だろうか?

昨日心配になり電話をかけてみた。
『(ざわざわ)....』
周りがやけにうるさい。
『....ああっ!もしもし!?今さ〜キャバクラにいるんだぁ〜』
何故俺を誘わない!?

...じゃなくて、何故酒を飲む!?
要再検査なのに...

お前もやっぱりダメ人間か!?

僕には50歳を超えた女性の友達がいる。
名前はガースー。
一緒にいると必ず事件が起こる。面白い。
昨日久しぶりに会ったら不二家のシュークリームをくれた。
どこで仕入れてきたのだろう?
もちろん食べなかったけど...

ガースーは僕に会うといつも
『うちの娘があんたによろしくって言ってんのよ〜!』
と言ってくる。
『なんかねぇ、あんたの事かなり気に入ってるわよ!かっこいいって!』
ガースーの娘さんとは何度か顔を合わせた事がある。
ガースーに似ないでなかなかの美人。
そんな女性にいいと言われれば悪い気はしない!!

....しかし、ガースーの娘さん。
もし...もしうまくいって結婚なんて事になったら、ガースーが義理の母!?
男湯に平気で入ってきたり、酔っぱらって大事なつぼをパクったり、満員電車で缶酎ハイを飲んだり、ベロベロに酔っぱらって人のステージをぶち壊したり、人の車燃やしたりする様なおばちゃんが義理の母!?
それは考えられん!というか嫌だ!
絶対に嫌だ!!!

その後もガースーは僕に会う度に
『娘が凄いぐらいよろしくって!』
(凄いぐらい?)
『もうかなり気に入ってるわよ!』
と、言ってくる。何度聞いた事か。

先日ガースーの娘さんと会う機会があった。
そして、ガースーも一緒。
ガースーは僕に近づき話しかけてきた。
『いつも娘がよろしく言ってんだから、あんたからもよろしく言いなさいよ!』
どういう理由かわからんが、まぁとりあえず娘さんに挨拶する事にした。
俺の事を気に入ってくれてるわけだしね☆

僕「どーも、こんにちは!なんか、いつもありがとうございますね!」
娘『...あの...』
僕「ん、どうしたの?」
娘『あの〜...』
(さては俺と喋るのに緊張してるな!?)
見るとちょっと顔が赤くなっていた。

僕「何かあった?」
娘『...実は私、今付き合ってる彼氏いるんでごめんなさい。』
僕「えっ!?」
娘『いや、はっきり言っておいた方がいいと思って...』
僕「俺は別に何も...」
娘『本当ごめんなさい!じゃあ!』
と言って、行ってしまった。

(なんだ!?俺はふられたのか?どういう事?)

ガースーが娘に近づいて行った。
何かを話している。
『わくぞうと話した?あなたにいつもよろしくって言ってるのよ!』
(俺が?)
『なんかねぇ、あなたの事凄い気に入ってるわよ!美人だ可愛いって!』

....俺に言った同じ事を娘にも言ってやがる!
たぶん裏ではもっと凄い事言ってんだろうな。
ガースーお前はいったい何がしたいんだ!?

その一週間後、ガースーに会った。
『あのね〜うちの娘がよろしくって!』
もういいって言うの!
ガースーは本当にしょうがないやつだ。

一月二十三日(火)
武蔵野芸能劇場で『IT'S MAGIC』というマジックのステージがあった。
今回で169回目をむかえる伝統あるマジックショー。
前回まではビーポイントというライブハウスで行われていたが、ビーポイントの閉店と共に『IT'S MAGIC』も幕を閉じていた。
しかし、お客様からの再開の声、熱い声援を受けて復活する事になり、僕が復活一発目の公演を司会させて頂く事になった。

出演は、藤山新太郎さん、マーカテンドーさん等。
藤山新太郎さんは文化庁芸術祭賞の大賞も受賞している凄い方。
失敗は許されない...
もの凄い緊張感。

そして、いよいよショーがスタート。
僕の進行でステージが進む。
皆マジックの実力者ばかり、舞台袖で見ていてもタネがわからない。
イヤーいい物を見た。

なんとか無事にステージ終了。
ホッとした。

僕は一人でお酒を飲むというのが出来ないタイプなのだが、妙な達成感があり一杯飲みたくなってしまった。
部屋で独りイモ焼酎のロックを飲んだ。
独りで酒を飲むのは生まれて初めて。
今まで独りで飲む事がなかったのは、『絶対に寂しくなる』という自信があったから。
案の定、二杯目を飲み始めた時何とも言えない寂しさに襲われた。

僕は寂しさを紛らわす為にラジオを付けた。
『音がすれば少しは和むだろう』
と思っていたら、ラジオが変な電波を拾ってしまった!?
ラジオから北朝鮮放送のような威勢の良い声が聞こえてきた。

更に寂しくなりそのまま寝てしまった。
やはり俺は独りで飲むのは無理だなぁ。

今日は府中に行ってきた。
駅前にあるホールでチャリティー演芸があったので、僕は師匠の付き人で運転して行った。

そのホールには駐車場がなく近くの立体駐車場へ。

警備員の制服を着たおじいさんが、事務所の窓から顔を出した。
『あんた客?』
僕は「そうです。」と答えると、
『今忙しいからちょっと待って!』
と言って、お茶をすすっていた。
どう見ても忙しいようには見えない。

いつも思うのだが、おじいさんの警備員て何かあった時大丈夫なのかな?

渋々おじいさんは外に出てきた。
そのじいさん警備員の制服を着てるのだが、よく見たら下は紺のスエット。
黒の靴下でサンダルを履いている。
こんなかっこでいいのか?

中学の時の教師がよく下ジャージで上スーツのかっこでいたけど、そんな感じ。

そのおじいさんは、誘導する時うるさかった。
そこには止めるな、タイヤの位置が違うとか、何時ぐらいに戻るのか教えろ、とか色々言われた。
何故そんな細かいのか聞くと
『規則だから!』
だそうだ。

駐車場から車をだす時もうるさかった。
車道に出る時もおじいさんが車の前に立って出してもらえない。
「プップ!」とクラクションを鳴らして退いてもらおうとしたが退かない。
『そこの信号が赤になるまで車道に出ちゃ駄目だ!』

今、車道には一切車は走っていない。
安全は確実だろ!
何で邪魔すんだよ!?
「大丈夫だから退いて」と言うと

『駄目、規則だから!』
なんでも規則規則って....
「あんたのスエットにサンダルの警備員姿は規則に違反してないのか?」
って言おうとしたら、赤になって車が出せた。
なんか負けた気分。

先日のオーエンジャイはかなり盛り上がった。
まぁ盛り上がるのは毎度の事だけど、気持ちのいい夜だった。

終了後、僕は先輩と飲んでいたが会長に呼び出され別のテーブルへ。
『お前も一緒に飲め!』
....なんて強引な一言。

せっかく来てくれた先輩の相手もろくに出来ず。
気がつくと先輩はいなくなっていた。
悪い事したなぁ....

『鍋を食おう!』
という会長の提案で店を移動。
盛りだくさんの寄せ鍋が出てきた。
(...どうすんだよこの鍋)

ニンニクと唐辛子、小皿にのった薬味を会長が全部入れた。
(あ〜入れちゃったよ。明日はニンニク臭くなるなぁ....)
と思っていたら、
『この薬味あと三皿追加持ってきて!』
追加を入れた!

ニンニク鍋に早変わり!
食べる前から凄いニオイ!

『よーし!食べろー!』
あたり前だけど、ニンニクがきいている。
そしてかなり辛い。
僕はあまり辛い物が得意じゃないので、この辛さはきつい。
次の日、お尻が痛くなってしまう。
これはヤバい予感。

『まだ辛さが足りないな!』
(...え!?)
これでも辛さが足りない?
この方は普段何を食べているのだろう?

「会長!これぐらいの辛さでちょうどいいんじゃないですか!?あまり入れすぎない方がいいですよ!」
僕は思わず言ってしまった。
『そうだな!』
(良かった〜納得してくれた。)

そして会長は何故か七味唐辛子の瓶を持った。
(どうするのかな?)
フタを開けて、少ししか出ないようになっているキャップを取った。
(...まさか!?)
鍋の真上で七味唐辛子の瓶をひっくり返し逆さにした。
(あ〜....)
唐辛子は鍋の中へ。
丸々一本鍋に入った。

(どうすんだよこれ!?)
会長は自分の皿に自分の分を取って僕に言った。
『あとはお前が食え!』
(....無理だよ。)

なんとか半分まで食ったが、胃が痛い。口に中が痛い。唇が痛い。
次の日はやっぱりお尻が痛くなった。
そしてニンニク臭かった。

先日、ある方に上野のスナックに連れて行って頂いた。
ママと若い女の子が三人。

一人の女の子が付いた。
その女の子はアルバイト。
今、学生で『歯科衛生士』の学校に通っているらしい。

『口の中には何億と言う菌がいる』
と熱く語ってくれた。
赤ちゃんにキスをすると赤ちゃんの虫歯の原因になるらしい。だから赤ちゃんにむやみにキスをしてはいけないそうだ。
知らなかった...

その女の子もキスは簡単にしないらしい。
まぁ誰でもキスするって言われても嫌だけど...

彼氏ともあまりキスはしないそうだ。
『キスは好きだけど菌が...』
とても菌を怖がっている。

僕「じゃあ好きな男といい雰囲気になって、初めてキスする時はどうするの?菌怖いけど我慢してキスする?」
女『それは嫌だなぁ』
僕「じゃあキス拒むの?」
女『うんうん。ちゃんと「クチュクチュ、ペッして!」って言ってこれ渡すの』
彼女はポケットからリステリンを出した。

....風俗か!?

彼女はどこでもリステリン(洗口液)を持ち歩いているらしい。
男といい感じになると必ずそれを出すそうだ。

そんなもん出されたらひくね。

以前リステリンをうっかり忘れてしまった時、いい雰囲気になった事があるそうだ。
その時は偶然持っていたサランラップ使い、直接粘膜が触れないようにキスしたらしい。

ひくね。

その男は何故かサランラップにハマってしまい、デートはいつもサランラップ持参できたそうだ。
そんなにいいもんか?

彼女『普通デートにサランラップ持ってこないでしょ!?キスの前にそんなもん出されたら雰囲気台無し!もっとムード大切にしてほしい。』

....あんたもだよ。

1月14日(日)
ニュージャパンキックボクシング

リングアナで後楽園ホールデビューをしちゃいました。

いやー緊張した〜!ガチガチだった。
独特の雰囲気。
独特の緊張感。

初めてという事で、何がなんだかわからないまま終わってしまった。

NJKF関係者の皆様、選手の皆様、そしてお客様、お世話になりました。
そしてありがとうございました。


その夜、お酒を少し飲み過ぎてしまった。
途中から記憶がない...
よく家まで帰って来れたなぁ。

台所には『海のミネラルサラダ』が置いてあった。
帰りにコンビニで買ったらしい。
食べようと思ったのかな?

トイレに入るとそこにも『海のミネラルサラダ』が置いてあった。
何故トイレに?俺が自分でやったのかな?

そしてテレビの上にもやっぱり『海のミネラルサラダ』が....!?

自分でやった事なんだろうが訳が分からん。
そんなにミネラル欲してるのか?ミネラル不足?
酔うと駄目だなぁ...

かなり前の話。

とある方に飲みに誘われた。
その方は60歳を超えた男性で、男性好きな男性として噂があった。
『二人で飲みに行こう!』
と誘われたら断ったが、その時は先輩二人も一緒。
系4人という事で安心して参加する事にした。

お酒が進むにつれ、先輩達は「あの人が男好きかどうか、遠回しに確認してやるよ!」と陰で盛り上がって行った。そして先輩が切り出した。
「あのー、男好きって噂があるんですけど本当ですか?」
...どこが遠回しだ。
『うん、そうよ!男好き!』
...その方も、あっさり認めた。

それからはその方の若い頃の武勇伝。
興味深いが聞くのも気持ち悪い話ばかり。

武勇伝を満足そうに話一息つく。
そして、その方が僕の方を見て言った。
『わくちゃん、こっちの世界に興味ある?2万円でどう?』
俺に来た〜!!絶対に嫌だ。しかも2万円て安くないか?相場がわからん。
「勘弁して下さい。僕は興味ないですよ。」

しかし、その方の勢いは止まらない。
『大丈夫!私は痛くしないわよ!私はね掘ったりとかはしないの!』
(...掘られるほうか?)
『私はね、カプって...くわえさせてくれればいいの!』
「....それで、満足なんですか?」
『うん、気持ち良さそうな顔を見るのが好きなの!!』
(.....気持ち悪い)

『でも、出す時は言ってね!私も自分で擦ってるから、同時にイクのが快感ね!』
(.....気分が悪い)
『キュキュって、のどごしがたまらないわね!』
(.....胸くそ悪い)

『でも私は評判いいわよ〜』
(俺は最悪だと思うけど、その世界では人気あるのかな!?)
『私がくわえた男はみんな満足するわね〜』
(なんでだろ?)
『だってね、ほら!!』
そう言って、その方は口の中に手を突っ込んだ。
そして、取り出してテーブルの上に置いた。

....総入れ歯だった。

(うわ〜〜〜〜〜!!!)
と、叫びたかったが声にならず。
(....心臓に悪い)

その方の焼酎をつくろうと、グラスをとった。
見るとグラスの半分ぐらいまで液体以外の何かが入っている。
(なんだろう?これ?)

緑やら赤やら白やら色々な色が入っている。
(ん!?これは!?)
野菜のカスだった。
キュウリやら、人参やら、もやしやら、大根のカスがグラスの半分まで入っている。
(うわ〜〜〜〜〜!!!)

どうやら、入れ歯がしっかり付いておらず噛み砕いた野菜等が隙間からもれたらしい。

焼酎を入れてマドラーで混ぜる。
緑、赤、白色が光に反射してとても神秘的、奇麗だった!
(....気色悪い)

本当に気持ちの悪い夜だった。

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