僕には『ガースー』という女性の友達がいる。
現在55歳。
ガースーは僕に彼女がいないのを知っているので、会うと必ず
『私がもう少し若ければあんたにやらせてあげるのになぁ!』
と言ってくる。
「もう少し若ければって何歳ぐらい?」
と、質問すると...
『ん〜、あと5歳若ければやらせてあげたわよ!』
...50歳!?
どんなに若くてもガースーを女として見る事は出来ないだろう。
先日ガースーと飲んだ。
この人と会う時はたいてい酒が絡む。
お酒はいい感じにすすむ。
3杯目ぐらいまではとても楽しい酒なのだが、ガースーの理性はだんだんと破滅の方に向かっていく。
レモンサワーを5杯6杯....
7杯めを飲んだ時、突然キレてしまった。
『いい加減にしなさいよ!!誰が整形してるって!?なめんじゃないわよ!』
...僕は整形の話なんてしていない。整形の『せ』の字すら言っていない。
よく見たらガースーは隣の席の女性に怒鳴っている。
『私は整形なんてしてないわよ!あんたはったおすわよ!』
「..いや...あの...」
隣の女性はとても驚いていた。
どうやら隣の女性が『整形』の話をしていたらしい。
それをガースーが自分の事を言ってると勘違いしたようだ。
『私のどこが整形なのよ!言ってみなさいよ!鼻!?鼻は自前よ!』
(鼻は自前?じゃあ他は整形してるのかな?)
『目も口も鼻も全部、あそこも自前よ!』
(あそこって何だろ?)
ガースーの言葉にはちょいちょい気になる所がある。
『あんたやるんならやるわよ。ボコにするわ!ガコガコ(?)よ!』
ガースーは若い頃そうとうモテたらしく(自分で言っていた)、自分のルックスにはかなり自信があるそうだ。
『やるわよ!表でなさい!あんた表でなさいよ!』
遂にガースーは立ち上がり外に出て行ってしまった。
(もういい加減にしてくれよ...)
「あの、わたし...」
隣の女性が喋りかけてきた。
「私、整形の話なんてしてません。整体に通ってるって話をしてたら、急にあの人が怒り始めたんです。」
やはりガースーの勘違い。勘違いなのかなんなのか....
仕方なく僕はガースーを追いかけ外に出た。
しかし、ガースーの姿がない。
(どこに行ったんだろう?まさか、『やるんならやるわよ!』と、まで言っておいて帰ったんじゃ?)
僕は一旦店に戻る事にした。
店に入ると、聞き覚えがある声がする。
『もうブスですいませ〜ん!整形はしてないんですよ〜!』
ガースーが知らないおっさん達の席に座っていた。
おっさん達は迷惑そう...
『今日はザッツ(?)よ〜!』
さっきの事なんかすっかり忘れている。
本当にガースーはしょうがないおばちゃんだ。
現在55歳。
ガースーは僕に彼女がいないのを知っているので、会うと必ず
『私がもう少し若ければあんたにやらせてあげるのになぁ!』
と言ってくる。
「もう少し若ければって何歳ぐらい?」
と、質問すると...
『ん〜、あと5歳若ければやらせてあげたわよ!』
...50歳!?
どんなに若くてもガースーを女として見る事は出来ないだろう。
先日ガースーと飲んだ。
この人と会う時はたいてい酒が絡む。
お酒はいい感じにすすむ。
3杯目ぐらいまではとても楽しい酒なのだが、ガースーの理性はだんだんと破滅の方に向かっていく。
レモンサワーを5杯6杯....
7杯めを飲んだ時、突然キレてしまった。
『いい加減にしなさいよ!!誰が整形してるって!?なめんじゃないわよ!』
...僕は整形の話なんてしていない。整形の『せ』の字すら言っていない。
よく見たらガースーは隣の席の女性に怒鳴っている。
『私は整形なんてしてないわよ!あんたはったおすわよ!』
「..いや...あの...」
隣の女性はとても驚いていた。
どうやら隣の女性が『整形』の話をしていたらしい。
それをガースーが自分の事を言ってると勘違いしたようだ。
『私のどこが整形なのよ!言ってみなさいよ!鼻!?鼻は自前よ!』
(鼻は自前?じゃあ他は整形してるのかな?)
『目も口も鼻も全部、あそこも自前よ!』
(あそこって何だろ?)
ガースーの言葉にはちょいちょい気になる所がある。
『あんたやるんならやるわよ。ボコにするわ!ガコガコ(?)よ!』
ガースーは若い頃そうとうモテたらしく(自分で言っていた)、自分のルックスにはかなり自信があるそうだ。
『やるわよ!表でなさい!あんた表でなさいよ!』
遂にガースーは立ち上がり外に出て行ってしまった。
(もういい加減にしてくれよ...)
「あの、わたし...」
隣の女性が喋りかけてきた。
「私、整形の話なんてしてません。整体に通ってるって話をしてたら、急にあの人が怒り始めたんです。」
やはりガースーの勘違い。勘違いなのかなんなのか....
仕方なく僕はガースーを追いかけ外に出た。
しかし、ガースーの姿がない。
(どこに行ったんだろう?まさか、『やるんならやるわよ!』と、まで言っておいて帰ったんじゃ?)
僕は一旦店に戻る事にした。
店に入ると、聞き覚えがある声がする。
『もうブスですいませ〜ん!整形はしてないんですよ〜!』
ガースーが知らないおっさん達の席に座っていた。
おっさん達は迷惑そう...
『今日はザッツ(?)よ〜!』
さっきの事なんかすっかり忘れている。
本当にガースーはしょうがないおばちゃんだ。