わく三の「ま、こんなもんでしょ。」

日々の『こんなもん』

2007年08月

またまた青森での事。

鶴田の、とある居酒屋で先輩の同窓会に何故か僕も参加させてもらった。
50代前半の同窓会。
皆懐かしいらしい。

隣の席に座った方に聞いてみる。
『おいくつですか?』
「皆同じ年だよ!」
同窓会だからあたりまえの話だ。

一次会は盛り上がりそのまま二次会に行く事に。
とあるスナックでカラオケ。

しばらくすると皆しっとりとした歌を歌いはじめた。
「チークダンス踊りましょうよ!」
僕はダンスに誘われた。

踊り方がわからないと言うと、
「大丈夫!ただ腰に手を回して揺れてればいいだけだから!」
仕方なく踊る事に。

僕は女性の腰に手を回し踊りだした。
女性が僕の方にもたれかかる...
そして皆の方を見て言った。

「何この子!?サロンパス臭い!!!!!」

僕は前日から肩が痛く、大量にサロンパスを貼っていた。
それを女性に思いっきり嗅がれてしまった。

「うちのおじいちゃんのニオイがするわ〜!!」
おじいちゃんとは...
ダンスはその時点で終了になった。

「もうこんな時にサロンパス貼ってこないでよ〜!!」
しかし僕は気づいてしまった。
その女性も背中にピップエレキバンを貼っていたのを...

お盆に青森に行ってきた。
『せっかく青森に来たんだから岩木山に行ってきなさい』
という吉さんの無責任な一言から僕は岩木山に登ることになった。
山登りの装備なんて持ってきてない。まさか革靴で山に登ることになるとは…

『必ず頂上まで行ってこい!』道のりを考えると気が重い。

車で山の麓まで連れていってもらう、聞いたら八合目までは車で行けるらしい。
「こりゃラッキー☆」
車を降りて歩きだす。
(頂上まで2時間30分)っいう立て札を見て胃が痛くなった。
ふと見るとすぐ横にリフトがある。
(頂上行き・所要時間3分30秒)
僕は迷わずリフトに乗った。どちらでも頂上まで行ったことには変わりはない!
リフトを降りた。
「よし!頂上に着いた〜!」
立て札を見る。
(頂上まで20分)
そこは頂上ではなかった…仕方なく頂上を目指すことに。トボトボなんて歩いていられない険しい山道。ごつごつした岩がたくさん転がっている。傾斜もきつい。
「やっぱり革靴で山道はツライ」
と思っていたら、右からお爺さんが足取り軽く追い抜いていった!
ダルダルのTシャツに短パン、右手にはコンビニのビニール袋。よく見たら便所サンダルを履いていた。
「この格好で岩木山に!?銭湯行くんじゃないんだから!」
話し掛けて年齢聞いたら80歳だった。…圧巻。
20分程度でハァーハァー息切れしてる自分が情けない。

頂上に着くと見渡すかぎりのすばらしい景色。澄み切った空。いつもは雲がかかり視界が悪いそうだ。こんなに雲がない岩木山は珍しいらしい。
気持ちがいいくらい空が青かった。
帰りの道のりを考えて僕も青くなった。

『岩木山に登り、頂上から周りをみたら人生かわるぞ〜』
僕は今だに何もかわらない…涙

8月14日、青森の吉幾三さんのお店『イクゾウハウス』で盆踊り大会が行われた。
その後ハウスの裏ではバーベキュー!

『わくぞう!この肉うまいからたくさん食べろよ!』
と吉さんは言ってくれるが....僕は肉を焼く係。
焼きながら食べるのはなかなか難しい。

『わくぞう!肉食えよ!』
僕がお肉を食べようとすると...
『わくぞう!もっと肉焼けよ!』
と、食べる暇がない。そんな感じ。

一通り皆さんが食べ終わりやっとゆっくり食べられる時間になった。
...が、鉄板の上には肉がない!
残るは焦げたタマネギ、焦げたピーマン、そして椎茸のヘタ。

青森でのバーベキューは....格別だった。涙が出る程にっ!!!

青森に行ってきた。
五所川原にある吉幾三さんのお店で夏祭りがあり、その手伝い諸々で。

「せっかくわくぞうが来たんだから、うまい物を食わせてやる!」
と吉さんは食事に連れて行ってくれた。

「無農薬、有機野菜を使った店があるんだよ!」
というので行ってみると....お盆でお休みだった。

「うまいと評判のレストランがあるんだ!」
というので行ってみると....すでに潰れて廃屋とかしていた。
うまいと評判の店なのに潰れるとは...

「こうなったらラーメンだ!天下一品のラーメン屋が青森にある!」
というので行ってみると....途中で道がわからなくなり結局見つからず。

「腹減った〜もう限界だ!ここで食うぞ!」
入った店が見慣れたオレンジの看板....吉野家。

「やっぱり青森で食べる牛丼はひと味違うな!!」
チェーン店なんだから、どこでも一緒でしょ!?

青森来てまで牛丼とは....と言いつつ、大盛り食っちゃった。

北千住のマルイに入っている電気で買い物をした。
在庫がないので、僕の部屋まで無料で送ってくれるという。
まぁ運ばないで楽でいいかな。

しかし指定した日に届かない。
確認の電話をしてみると、間違えて全然違うところに運んでしまったということだ。
店員さんが直に運んできてくれることになった。

一時間後…
『もしもしー担当の○○ですが、今近くまで来てるんですが場所がわからなくて…』
電話で案内してあげた。

『えー目の前にアパート…あります!このボロボロのアパートでいいんですか?』
…ボロボロ!?自分で言うのは構わないが人から言われると少し傷つく。

『あの〜このボロボロのアパートでよろしいんですよね?』
…また言った。

配達は間違えるわ、人を傷つけるわ、どうしようもない店だ!(ボロボロは事実だけど…)

とあるパーティー会場での事。

僕は何か飲もうと思いドリンクカウンターに向かった。
焼酎やカクテル、ソフトドリンク等、種類が豊富。
グラスの中には既にドリンクが入れられて、いつでも飲めるように用意されていた。
僕はウーロン茶を飲みたかったのだが、ウーロン茶の色をしたドリンクが結構ある。
(どれがウーロン茶だ!?)

『ウーロン茶下さい』
わからないので僕はボーイさんに頼んだ。
『はい!オーケー!』
(...オーケー!?)
ボーイさんはグラスを見る。

『...どこだっけ!?』
ボーイさんは小さくつぶやいた。
(忘れんなよ...)

ウーロン茶がどれだかわからなくなったボーイさんはグラスの中のニオイを嗅ぎ出した。
『...これは、ウーロンハイですよ。これは杏露酒ですな。』
ニオイを確認する事に僕に言ってくる。
いちいち言わなくていいのに。

『これは梅酒ですから。これはアイスティーだと思われます。これは...』
(しつこい!)

しかしニオイでドリンクを判断していくのは気分のいい物ではない。
(なんかイヤだなぁ〜....ん、んんん!!!)
僕は見てしまった。

ボーイさんがニオイで嗅いでいるグラスに...鼻がピッタリくっ付いているのをっ。

『これは....これがウーロン茶です!はいどうぞ!』
よりによってそのグラスがウーロン茶だった。

グラスを見ると明らかに一点だけ輝いていた...鼻の脂だろう。

逆側から飲む事にしたが、しばらくするとまた気づいてしまった。
(...何か浮いている!?)
ウーロン茶に短い毛が浮いていた。

(これは、まさか!?....茶柱!?こりゃ、ラッキー!!!)
そんなわけがない!

あのボーイめ〜。
かなり鼻がつく...いや鼻毛がつく...いや鼻につくボーイだった。

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