僕には自称57歳になる女性の友達がいる。
彼女の名は『ガースー』
レモンハイをこよなく愛するおばちゃんだ。
先日ガース−とまた飲みに行ってしまった。
会った時から既にホロ酔い。
ガースー行きつけの居酒屋へ行く途中
『あら!?こんな所に新しい店ができたのね!』
ガースーが、おしゃれなバーの様な飲み屋を見つけた。
『今日はここにするわよ!』
僕の意見も聞かずにさっさと店内に入って行った。
店内もおしゃれないい感じ。
お客さんは若い人が多い。
『なんかこの店、嫌な雰囲気ね?』
「ええ!?そうかなぁ!?」
『とりあえず、レモンハイ二つ!』
これまたおしゃれなグラスで出て来た。
『私こういうおしゃれなグラス嫌い!なんかムカつく!』
何が気に触ったのか、グラスにいちゃもんを付けはじめた。
「どういうグラスが好きなの!?」
『う〜ん、ポーンと飲める感じのグラスね!』
...意味がわからない。
店員さんが『お通し』らしき物をもって来た。
水菜と油揚げの煮物。
ガースーが一口食べる。
『あっ!?おいしい!!私これ好き!!』
僕も一口食べてみる!
「んっ!?ちょっと、しょっぱいかな〜?」
ガースーも、もう一口
『あら、何これ?やっぱりマズい!食えたもんじゃないわ!』
...極端すぎる。人の意見に左右され過ぎだ。
『なんか、私この店気に食わないわ!落着かないのよ!』
ガースーは、なんか急にそわそわし始めた。
『すいませーん!お愛想〜!!』
店に入って5分しか経ってないのに、お会計とは...早すぎる。
ガースーが請求額を見る。
『..嘘!?何これ?ボッタクリじゃない!!』
お代は2200円。
お通し400×2 レモンカクテル700×2 計2200円
確かに高い。
『詐欺よ!詐欺!!』
店内のお客さんがシーンとなって、皆こちらに注目する。
『冗談じゃないわよ!こんなにレモンハイに馬鹿にされた事ないわ!』
...レモンハイは馬鹿にしていない。
『あんたねぇ〜私、何年やってると思ってんの?』
...私、何年?意味が通じない。
『いいかげんにしないと、あんたガコガコよ!』
...サッパリわからん。
『こっちだからって馬鹿にしないでよ!』
っと言って、出て行ってしまった。
残された僕が、お会計を支払う事になった。
「なんかお騒がせして、すいませんでした。」
何で僕がガースーの行為を謝っているのだろう。
すると店員さんは
『あの人ねぇ〜この前も、ああだったんですよね〜!』
...今日初めてじゃないのかよ!
『前回の支払いもまだなんですけど...』
...だから、ガースーは最初から嫌な物を感じてたんだな〜。
『あの〜前回のお支払い〜...』
「...そんな事、僕に言われても〜」
......立て替えてあげました。
本当にガースーはしょうがない。
でも憎めない。それがガースー。
彼女の名は『ガースー』
レモンハイをこよなく愛するおばちゃんだ。
先日ガース−とまた飲みに行ってしまった。
会った時から既にホロ酔い。
ガースー行きつけの居酒屋へ行く途中
『あら!?こんな所に新しい店ができたのね!』
ガースーが、おしゃれなバーの様な飲み屋を見つけた。
『今日はここにするわよ!』
僕の意見も聞かずにさっさと店内に入って行った。
店内もおしゃれないい感じ。
お客さんは若い人が多い。
『なんかこの店、嫌な雰囲気ね?』
「ええ!?そうかなぁ!?」
『とりあえず、レモンハイ二つ!』
これまたおしゃれなグラスで出て来た。
『私こういうおしゃれなグラス嫌い!なんかムカつく!』
何が気に触ったのか、グラスにいちゃもんを付けはじめた。
「どういうグラスが好きなの!?」
『う〜ん、ポーンと飲める感じのグラスね!』
...意味がわからない。
店員さんが『お通し』らしき物をもって来た。
水菜と油揚げの煮物。
ガースーが一口食べる。
『あっ!?おいしい!!私これ好き!!』
僕も一口食べてみる!
「んっ!?ちょっと、しょっぱいかな〜?」
ガースーも、もう一口
『あら、何これ?やっぱりマズい!食えたもんじゃないわ!』
...極端すぎる。人の意見に左右され過ぎだ。
『なんか、私この店気に食わないわ!落着かないのよ!』
ガースーは、なんか急にそわそわし始めた。
『すいませーん!お愛想〜!!』
店に入って5分しか経ってないのに、お会計とは...早すぎる。
ガースーが請求額を見る。
『..嘘!?何これ?ボッタクリじゃない!!』
お代は2200円。
お通し400×2 レモンカクテル700×2 計2200円
確かに高い。
『詐欺よ!詐欺!!』
店内のお客さんがシーンとなって、皆こちらに注目する。
『冗談じゃないわよ!こんなにレモンハイに馬鹿にされた事ないわ!』
...レモンハイは馬鹿にしていない。
『あんたねぇ〜私、何年やってると思ってんの?』
...私、何年?意味が通じない。
『いいかげんにしないと、あんたガコガコよ!』
...サッパリわからん。
『こっちだからって馬鹿にしないでよ!』
っと言って、出て行ってしまった。
残された僕が、お会計を支払う事になった。
「なんかお騒がせして、すいませんでした。」
何で僕がガースーの行為を謝っているのだろう。
すると店員さんは
『あの人ねぇ〜この前も、ああだったんですよね〜!』
...今日初めてじゃないのかよ!
『前回の支払いもまだなんですけど...』
...だから、ガースーは最初から嫌な物を感じてたんだな〜。
『あの〜前回のお支払い〜...』
「...そんな事、僕に言われても〜」
......立て替えてあげました。
本当にガースーはしょうがない。
でも憎めない。それがガースー。