「Water Power」、直訳すると水圧、と言う事になるが、これは1977年にアメリカで製作されたポルノ映画のタイトルであります。監督は「ディープ・スロート」のジェラルド・ダミアノ。
ポルノで「水圧」ですから、まさかロマンポルノのSMのように「水責め」をやる訳ではなく、そう「エネマ」、早い話が「浣腸」(そー言えばSM雑誌で浣腸の実践について連載していた人で、「栗林浣鳥」<字が違うかも>と言う人がいた)であります。
この映画が作られた当時、アメリカにおいては「エネマ」はタブー視されており、このネタのポルノ映画は存在しませんでした。エネマやらスカトロやらはヨーロッパ変態の独壇場だったのであります。この点は現在でも大きく変化していないようにオジサンは感じます。(スカ系ではブラジルの進出が凄いですが)

さてこの映画のあらすじは、望遠鏡を使って向かいのアパートのスッチーを覗いている男(ジェイミー・ギリス)が、ある日、売春宿で「浣腸プレイ」を目にします。(ここで浣腸されている女性は結構美人ですが、肝心の排泄シーンはありません)そして浣腸プレイに目覚めた男は、エネマのセットを買い込み、いつも覗いているスッチーのアパートへ侵入しフェラさせた上に浣腸します。これに味をしめた男は、レズっている少女二人に浣腸。この辺りで警察が動き出し、美人の刑事を使って「囮捜査」を行いますが、ちょっとしたトラブルで同僚の刑事二人の到着が遅れる間に、この美人刑事(ん〜美人とは思えんが)もリンゴで猿轡をされた上に浣腸されてしまいます。刑事二人が現場に到着し、犯人が逃走し、ここで映画は終わります。

オジサンはこの映画のことを映画雑誌「スクリーン」で知り、いつか見たいものだと、と思ったのが二十歳前の時でした。そして2〜3年後に通販で日本公開版のビデオを買い込み、念願が叶ったのでありました。
当時の劇場公開映画ですのでボカシ、修正がはなはだしいものの、「浣腸排泄」シーンは、アングルの関係でまぁ満足かな?(当時)と思ったものでした。
さらにその2年後、今度は無修正の「裏版」を入手し、「やった!、これで完全に念願が叶ったぞ!」と思い、期待して見始めたら、な、なんと、日本公開版では存在していた「排泄」シーンの一部(尻から液便が噴出する)がカットされているではありませんか!。
改めて、アメリカにおける「エネマ」に対する意識を知った思いがしました。