ast10
 え〜、インターミッションが10日も続くという前代未聞の珍事が発生しましたが、とりあえず元のシリーズに復帰しました。とはいえ、このシリーズもネタ切れ状態ですので、それ程長くは続かない予定です。

さて、今日紹介する作品は、1930年代のフランス映画を代表する監督として、世界中のどの国よりも日本で高い評価を得た名匠、ジュリアン・デュビビエ監督の遺作となった1967年の作品、「悪魔のようなあなた」(紹介はコチラ)です。主演はアラン・ドロンとセンタ・バーガーで、オジサンの記憶ではドロンが出演した唯一のデュビビエ作品だったように思います。(違ったかな・・・)
交通事故で記憶を失った青年(ドロン)を利用して、殺した友人の財産を奪い取ろうとするサスペンス物ですが、晩年のデュビビエは往年の冴えは見られず、やはり職業監督としてのスタンスで作っていたであろうことは想像できます。とはいえ、撮影は「太陽がいっぱい」や「死刑台のエレベーター」を初めとする傑作を何本も撮っているアンリ・ドカエですので、やはり見るべき点はありそうです。

オジサンはデュビビエ監督の1930年代の傑作、「舞踏会の手帖」や「望郷」、さらには「旅路の果て」といった作品を若い頃にTVで見て、そのペシミスティックな魅力にショックを受けたものでした。ヌーベル・バーグ以降の映画人には評価されないデュビビエ監督ですが、1930年代の傑作群は一度は見るべきだとオジサンは思っています。

この作品、センタ・バーガーのこんなエロいシーンもあります。