ジェス・フランコ

2018年01月03日 08:00

aaaa4
 え〜、元旦も2日も仕事だったオジサンでありまして、もはやネタを書く気力も無いというのが本音ですが、とりあえずジェス御大シリーズを完結すべく、今日から再スタートです。

さて、今日紹介する作品は、1982年に作られた、「怨霊伝説 アッシャー家の大虐殺」という作品です。
タイトルから判るようにエドガー・アラン・ポーの有名な「アッシャー家の崩壊」を映画化した作品かと思うとそんなことはなく(さすがジェス御大)、ハワード・ヴェルノン演じる主人公の名前がアッシャーであること意外は共通点がなさそうです。

ストーリーとしては、アランは学生時代の恩師であるアッシャー博士に呼び出された。アッシャー博士は死期が近い様子で、自分のこれまでの功績や人体実験に対する懺悔の口述筆記をアランに依頼するのだった。博士の語った内容は、自分の娘であるメリッサが原因不明の病気に罹り、彼女を救うために娼婦やダンサーを誘拐して生血を抜いて娘に輸血していたというもので、しかもそれは現在も続いているということであった。さらに博士は不老不死の薬を発明、700年も行き続けており、自分の城を作っている石は生き物で、自己と共存しているなどと話すのであった。
アランは馬鹿らしくなり引き上げようとするが、近所に住むセワード博士の説得で思いとどまった。しかし、アランの周囲で怪現象が起こり始め、彼もまた精神に異常をきたしはじめる・・・、というもののようです。

内容からいうと、オルロフ博士のシリーズの流れを持った作品のようですが、プロットという点では支離滅裂のようで、それでも何かを感じさせるのがジェス流なのかも知れません。


2017年12月29日 08:00

aaaa1
 え〜、今年も残り少なくなってきましたが、とりあえず年内はジェス御大のシリーズを続けようと思っています。年明けはインターミッションを若干入れた後で、ジェス御大のシリーズを再開する予定です。とはいえ、ジェス御大の作品もあとどれ位youtubeに動画があるか判りませんので、早ければ1月上旬にはシリーズ終了ということになりそうです。

さて、今日紹介する作品は、1982年に作られた「エマニュエルよ永遠に」という作品です。シルヴィア・クリステル主演の「エマニエル夫人」が世界的にヒットして以降、エマニエルとタイトルに付く作品は相当な本数あったように思いますが、ジェス御大も例外ではありませんでした。正直、本家のシルビア・クリステル主演の「エマニエル夫人」が日本公開されたのはオジサンが高校生の時で、クラスの連中が見に行って話題になった記憶があります。
話は脱線しましたが、本作は木野雅之氏曰く、「脱力系ポルノ映画」だそうで、ジェス御大のマニア以外ににはお勧め出来ないとか。

ストーリーとしては、エマニュエルはナイトバブで酔った勢いで、夫アンドレアスや友人の見ている前でマリアの演じるストリップ・ショーに乱入する。ところがマリアとエマニュエルの即席コンビは客に大うけ、これを見たアンドレアスはいたたまれなくなって席を立った。その後アンドレアスとエマニュエルは絶縁状態となり、アンドレアスへの思いを断ち切るためエマニュエルは複数の男と関係、さらには友人カルメンとレズ関係になったりと、性の遍歴を重ねていくのだった・・・、というもののようです。
ま〜、ナイト・パブのストリップ・ショーなんてのはいかにもジェス御大ですが、あとはだらだらエロシーンを見せるだけの映画のようです。

2017年12月28日 08:00

jess2
 え〜、二日連続でゾンビ物が登場しましたので、そろそろお得意のエロティック物と思ったんですが、なんとここのあたりの時代(80年代前半)のジェスのエロ系作品の映像がyoutubeに見当たらないんですね。という訳で、なんと三日連続でゾンビ物ということになってしまいました。

今日紹介する作品は、1982年に製作された、「マンション・ゾンビ」という作品です。全編がUPされていますんで、ちょっとだけ見たら、ちゃんとジェス御大らしいエロ・シーンもふんだんにありましたんで、まずは一安心(?)といった感じです。スパニッシュ・ホラーの有名シリーズ、「エルゾンビ」(アルマンド・デ・オッソリオ監督)に出てくるテンプル騎士団が登場しますので、普通なら「エルゾンビ」へのオマージュ作品かと思うところですが、そこはジェス御大ですので、テンプル騎士団だけ流用して作ったソフトコア作品だったりします。

ストーリーとしては、レズビアンの四人組(キャンディ、マベル、マルタ、ティナ)がバカンスのためにカナリー諸島にやって来た。四人はヒテル・トロピカーナに宿泊するが、このホテルは人気がなく、しかも支配人のカルロスも不気味な人物だった。翌日、トップレスでビーチで騒いでいると、何者かが大蛇を投げつけてきた。四人は恐怖を覚えホテルに帰ったが、マベルがホテルの周りを散策している途中、廃墟と化した寺院を発見、中に入ってみると、そこでは骸骨顔の中世のテンプル騎士団が怪しい儀式を行っており、マベルは彼等に捕えられ凌辱された上に生贄とされてしまった。やがてマルタとティナも騎士団の生贄となり、キャンディだけが残された。実は支配人のカルロスは騎士団の手先で、ホテルの宿泊客を騎士団に生贄として提供しているのだった。キャンディはホテルを脱出できるのだろうか・・・、というもののようです。

この作品、ソフトコア・ポルノということで、テンプル騎士団はどうでもよかったのかも知れませんね。

2017年12月27日 08:00

jess1
 え〜、きのうはジェス御大とジャン・ローランという、日本公開作が少ないのにカルトな人気を誇る監督二人の接点(実際には顔を合わせた訳ではないが)を示す、極めて興味深い(映画の出来はともかく)ゾンビ物でしたが、なんと二日連続で今日もゾンビ物です。

今日紹介する作品は、1981年に製作された、「ゾンビの秘宝」という作品です。コチラで全編が見れますので、予告編で興味を持った方はどうぞ。70年代末期あたりからのゾンビ・ブームに乗っかった作品で、ゾンビ+砂漠アドベンチャーという作りですが、同じゾンビ物として企画された前作、「ナチス・ゾンビ」を放り出している関係もあるのかどうか、正直なところ芳しい出来とはいえないようです。

ストーリーとしては、第二次大戦中、サハラ砂漠での激闘でロンメル将軍率いるドイツ軍は全滅、英国軍の師団長だったブラバートは瀕死の重傷を負ったところを現地の酋長シークとその娘のアイーシャに助けられた。手厚い看護の中、アイーシャとブラバートは恋に落ち、やがて子供が生まれた。しかし、戦火はこの部落にも及び、村は、シーク、ブラバートそしてアイーシャとの間の子供を残し全滅してしまった。20年後のロンドン、ロバートは父の死をきかっけに日記を読み、自分がサハラの酋長の血を引いていること、さらに父が戦ったドイツ軍は大量の金塊を輸送していたことを知る。金に目がくらんだロバートは、友人三人を誘ってサハラ砂漠へと金塊探しに向った。しかし、金塊が隠されていると思われる場所はドイツ軍の亡霊が出るとして、誰も近づかない場所であった。ロバートたちは金塊を見つけることができるのか・・・、というもののようです。

この作品、英国軍とドイツ軍の戦闘シーンがあるんですが、ジェス作品にそんなシーンを撮る予算があろうはずもなく、当然のように他の戦争映画からの流用のようです。

2017年12月26日 08:00

zlake
 え〜、クリスマスも終り、いよいよ年末で忙しくなるオジサンですが、毎日ジェス御大のエロい作品を紹介できるのが唯一の息抜きではあります、(やっぱジェス御大はエロが重要です)

さて、今日紹介する作品は、ジェス御大の作品の中でも最もいわく付きの作品です。その作品とは、1980年に製作された、「ナチス・ゾンビ 吸血機甲師団」という作品です。コチラで全編を見れますが、映像の感じからもジェス作品とは違った雰囲気が感じられるかと思います。実はこの作品、制作会社(ユーロシネ)の大物とジェス御大がモメて途中降板しているんです。そして後任として採用されたのが誰あろうエロティックな女吸血鬼物で有名(日本はともかく)なジャン・ローランだったんですね。ジェス御大が撮影直前の逃げたとか言われていますが、本当のところは判りません。

ゾンビにナチス、さらには吸血ですから、ま〜ハッタリの利いた邦題になっていますが、ストーリーとしては、第二次大戦中のフランスの田舎町、ドイツ軍兵士と町の娘が結ばれ、やがてヘレナという女の子が生まれるが、ドイツ軍が撤退する時に彼らは町の人々によって全員惨殺され、町の近郊の湖に沈められた。それ以来この湖は「亡霊の湖」と呼ばれるようになった。そんれから何十年か後、湖に沈められたドイツ兵がゾンビとなって復活、町の住民に復讐すべく湖から町へ出て、生血を求めて若い娘たちを襲い始めた。町長のアルバートは警察に助けを求めたが、やってきたスピッツ(ジャン・ローラン!)やモランといった刑事たちはアルバートの話を信用しなかった。しかし、刑事連中はゾンビの餌食となり、アルバートはゾンビの怒りを静めるには、ドイツ兵との間に生まれたヘレナの力が必要であることに気付き、彼女に応援を求めるが・・・、というもののようです。

この作品、ジャン・ローランもジェス御大も、「これは自分の作品ではない」と言っているようですが、ジャン・ローランはしかたなく引き受けたとはいえ、刑事役で自ら出演もしていますから、もしかすると無責任に撮影を楽しんでいたのかも知れませんね。

2017年12月25日 08:00

ALINA
 え〜、クリスマス・イヴもクリスマスも無関係にジェス御大のシリーズを続けておりますが、イヴの夜にスラッシャー系のホラー映画というのもなんだかな〜、という思いはなくもありません。(ま、偶然そうなったということでありまして・・・)

さて、今日紹介する作品は、1980年に製作された「リンダ」という作品です。なにやらエロティックでトロピカルな予告編が期待を持たせてくれますが、この作品、映像もさることながら音楽が素晴らしく、コチラでサントラの全編が聴けますが、正直なところ音楽だけでも独立した作品として楽しめるように思います。

さて、本編のストーリーですが、ホテルの支配人をしているロンは、女社長シーラの性奴隷にされていた。ロンは新入りの従業員ベッツィーに一目惚れ、彼女を愛するようになるが、密会の現場をシーラが目撃したことからベッツィーは監禁された挙句にセックス・クラブの娼婦として働かされることとなった。そんな頃、ベッツィーの妹のリンダが訪ねてくるが、姉が不在であるとわかると、行きずりで出会った青年と遊びまくっていた。その後ロンはベッツィーがシーラに監禁されていることを知り、彼女を救出すべく動き始めるが、シーラのSEX攻勢にたじたじとなるも、なんとかベッツィーを救出、その途中で偶然リンダと再会するのだった・・・、というエロくてお気楽なストーリーのようです。

ベッツィーを演じた金髪のウルスラ・バックフェルナーと、リンダを演じたカティナ・ビエナートという二人のドイツ人女優の濡れ場が見せ場の作品ともいえるようです。

2017年12月24日 08:00

aadc1
 え〜、木野雅之氏の名著の順に作品を紹介していますが、何分にもこの時代のジェス御大はポルノ作品を手がけていますので、その種の作品はさすがにyoutubeにUPされておらず、ストーリーだけ紹介してもしょうがないので、泣く泣く割愛しているオジサンです。(木野さんスミマセン)

さて、今日紹介する作品は日本でもビデオがリリースされていて、ホラー、スプラッター系の映画マニアにはそこそこ有名な1980年作品、「ブラッディ・ムーン 血塗られた女子寮」という作品です。80年代ということで、このホラー、スプラッター系の低予算映画が雨後の筍の如く作られた時代ですので、ジェス御大としても意識したかどうかはどもかく、時代に乗った作品であることは確かですね。コチラで全編を見れますので、未見の方はどうぞ。

ストーリーとしては、西ドイツに渡り、全寮制のスペイン語の専門学校に通うことになったアメリカ娘のアンジェラ。ところがこの女子寮で猟奇的な連続殺人が発生、ついにはアンジェラにも魔の手が及ぶ。校長の息子で精神病院帰りのミゲルが犯人のように思えたが、この学校の職員は全員様子がおかしかった。アンジェラは恐怖に怯えながらも真犯人を探し始めるが・・・、というものです。

この作品、今見るとかなり楽しめるんですが、1980年の公開当時はまったくヒットせず、同じジェス御大のポルノ作品よりも低調だったということのようです。その後ビデオがリリースされるに至って再評価が進んだようで、ジャッロ映画の影響が見られる手の込んだ殺人シーンや、ショック描写はこの時代の作品としては十分に楽しめるものであることは確かです。

2017年12月23日 08:00

jess
 え〜、わりと順調に進んできた当シリーズですが、youtubeに動画の存在しない作品が増えてきており(もしくはあっても何のこっちゃ判らんシーンだったり)、動画を探すのに苦労しているオジサンです。はっきりとは判らないものの、スペイン語のタイトルしか記載されていない点から想像すると、国内(スペイン)だけで公開された作品については映像ソースが少ないのかも知れません。

さて、今日紹介する作品は1979年に作られた、「人喰い魔人 裸女狩り」という作品です。予告編でも雰囲気は伝わりますが、コチラで全編が見れますのでヒマな方はどうぞ。ビデオ・バブルの時代に日本でもVHSがリリースされており、オジサンもレンタルで見た記憶がありますが、ま〜いわゆるジャングル・アドベンチャー系の作品ですので、「食人族」や「人喰族」あたりの亜流作品だと思ってレンタルしたのは確かです。
数あるジェス作品の中でも、日本ではサイテー映画に分類されているようで、魔人の目玉がピンポン玉だったり、原住民に白人が混じっていたりと、そのチープさがまともな映画ファンには理解されない部分であることは確かで、そのチープさを面白がるマニアにはカルト作品として評価されているようです。

ストーリーとしては、新人の映画女優ローラが、トーマスをボスとするギャング一味に誘拐された。トーマスの一味は無人島に潜み、ローラの所属する映画会社の社長に脅迫状を送りつけた。社長はピーターにローラの救出を依頼、ピーターは相棒のジャックと共に無人島へ向った。しかしその無人島は人喰い魔人を崇拝する原住民が住んでおり、トーマスの一味との攻防の中、魔人の影が忍び寄ってくるが・・・、というもののようです。

今回のネタ本である「異形の監督 ジェス・フランコ」の著者である木野雅之氏によると、間違いなく睡魔に襲われる映画とのことですが、オジサンは苦笑しながらも大好きなジャングル・アドベンチャーにしてエロも盛り込まれているということで、結構楽しめました。


2017年12月22日 08:00

av10
 え〜、ジェス御大のシリーズはオジサン的にも力が多少入っているつもりなんですが、いかんせん訪問者数は減る一方でありまして、悩みつつも書き続けるしかないオジサンです。

さて、今日紹介する作品は、1978年に作られた、「ピックアップガール 花柄パンティの乱舞」という何となく内容の想像できそうなタイトルの作品です。ついでにコチラのシーンや、コチラのシーンの動画を見ていただければ、さらに雰囲気がわかるかも知れません。
女性二人組が活躍するアクション系作品というと、1960年代に「レッド・リップス」を作っていますが、70年代後半の作品ということで大幅にグレードアップしたリメイクかといえばそうでもないようで、ジェスらしいユルい雰囲気を持った作品になっているようです。

ストーリーとしては、ジェシー(リナ・ロメイ)とブリジットはアメリカで刑期を宣告されていたが、上院議員コノリーから、カナリー諸島で頻発している若い女性の失踪事件の調査に協力してくれれば事由の身にするという申し出を受けた。この申し出を受けた二人はストリッパーになりすまして、犯罪組織と関係のあるパブ、「フラミンゴ」へと潜入する。フラミンゴでDJをしているミルトンは二人に惚れこむが、パブの支配人であるフォーブスは犯罪組織の指示で若い女を誘拐、性的虐待を加えた上、フォーブスの愛人であるエステラに洗脳させ、犯罪組織へ送り込んでいるのだった。
二人はストリッパーとして人気者になるが、二人の素性に気付いたフォーブスはコノリー殺害、さらにセシルも拉致され、エステラに洗脳されそうになる。この危機に二人にぞっこんのミルトンが立ち上がり、ヒッピーの連中とともに犯罪組織のアジトを急襲するが・・・、というもののようです。

ジェスが好きなトロピカルな雰囲気のアクション物ですが、やはり最大の見所はリナ・ロメイがオッパイをブルンブルンさせて荒地を走るシーンでありましょうか。


2017年12月21日 08:00

av9
 え〜、早いもので再スタートしたジェス御大のシリーズも50回目となりました。思いのほかyoutubeにジェス作品が多く存在していたこともあり、削除さえされていなければ、年明け1月の途中くらいまでは当シリーズが続けられそうです。

さて、記念すべき50回目に紹介する作品は、ジェス御大の作品の中でも特にビザール色の濃い作品で、恐らくこの時代のジェス作品の中では最もインパクトのある作品といえる1977年の「ブルー・リタ」です。予告編を見ただけで、そのただ事ではない映像感覚が判りますが、まさにヨーロッパのエロティック・マガジンに見られるアート感覚のビザールとジェスのポップな映像センスが一体となっています。こういったビザール感は、ロジェ・ヴァディムの「バーバレラ」にも見られるよう思いますが、やはりそこは少年向けとスケベな大人向けとの違いかも知れません。

ストーリーとしては、ヌードショーを売り物にしたパブを経営しているブルー・リタとプリンセスは、政府の高官や上流階級の男たちを快楽の虜にしたあげく、拷問マシーンを備えた部屋に監禁していた。リタたち男たちを拷問し機密情報を聞き出すのが目的であった。リタたちの陰謀に気付いたインターポールは、エージェントのサンをストリッパーに化けさせリタたちのアジトへ潜入させることに成功したが・・・、というもののようです。

この作品、まずコチラのテーマ曲がいい感じで、さらにビーザル感を盛り上げるコスチューム、小道具、そしてエロティックな映像、もはやストーリーなんぞ無意味で、まさにジェス・ワールドにどっぷりと浸れる作品が本作であると言えるでしょうか。

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

Archives
人気ブログランキングへ
記事検索
QRコード
QRコード