あいうべ体操、ってご存じですか?
九州のお医者さんが提唱された「鼻呼吸」のための体操だそうです。


今日、歯科の定期検診が終わり、半年のお休みになりました。
その際、先生が「衛生士から『お土産』がありますよ」と言われ、
うわ、歯磨き指導とかされちゃうんか?と思ったら、

一枚の紙を渡され、それに「あいうべ体操」が書かれていました。

がんばって説明してくれていたのですが、
先生が業を煮やして「違う違う」と割って入り、
結局最後まで説明してくださいました(笑)

なんでも、体の不調の多くは、「口呼吸」が原因である、と。

これは、よく言われることですが、
口で呼吸すると、口内が乾燥し口臭の元になったり、
雑菌が繁殖したりして、免疫系にも悪影響があるのだそうです。

で、鼻呼吸を行えるように考案されたのが「あいうべ体操」

やり方は至って簡単で、
口を大きく開けて「あ」
横に大きく開いて「い」
くちをすぼめて「う」
舌をべ~っと出しながら「べ」

一文字一秒くらいの速度で一日30回を目標に。
小分けにしてやってもいいんだそうです。

鼻呼吸が身につくことで、口臭や虫歯のリスクが減るほか、
アトピーや花粉症などのアレルギー疾患が軽減したり、
膠原病や、胃腸病、うつ、パニック障害などにも効果があるとか。

免疫系が強化されることで、これからの季節、
風邪予防にも一役買ってくれそうです。

それに、顔を大きく動かすことで表情筋が発達し、
魅力的な表情が作れるという「副作用」も♪

お金もかからず道具もいらない「あいうべ体操」

やって損はありませんね。

というか、半年後に定期検診に言ったときに、
先生から「やってないな」とか怒られそう(笑)なので、
がんばってみようかな。


※顎関節症の方は、「あ」と「べ」はやらないほうがいいです。
「い」と「う」だけでも効果があるそうですよ。

私も軽い症状があるのですが、
あまり張り切りすぎると、あごの付け根が痛くなりました(^^;

自分の体の具合や体調と相談しながらどうぞ。