March 06, 2005

劇団印象「幸服」 (2月12日@横浜STスポット)

観てすぐ書くつもりだったんだけどこんなに遅くなってしまった。
友人が主宰している劇団印象の公演「幸服」。(2月12日、横浜STスポットにて。親友竹田いぬの輪と鑑賞。)

 芝居をあまり観ない素人の私からの率直な意見を。
 一言で言うと期待はずれ。同行者の言葉を引用すると「あんなつまらない芝居久々に観た」。でも脚本・演出を担当した友人は、今までより好評だった言う。
 もらったDMやフライヤー、HPに書いてあった予告がとても面白そうだったので期待しすぎたのかも。フライヤーの絵が良すぎたね。フライヤーだけプロというかグラフィックアートの域に達していて、実際の舞台は学生臭が抜け切れてない感じだった。
 登場人物は、女装を趣味とする父と、その父と二人暮らしをしている息子、息子の恋人(実は父とも関係を持っている)の3人。
 何が気にくわなかったかというと、女装というテーマがあまり生きてなかった。息子が女装するシーンまでは大変興味深く観られたが、その後「幸福を着る」だなんだ理屈を並べ始めてつまらなくなった。「この後どうなるの?」って思いながら観ることができず、退屈だった。20代前半の若造たちが、休日の昼間から何を「愛」だ「幸福」だ言ってんだよ、ちゃんちゃらおかしいんだよ。ってつっこみたくなった。
 前回の公演「嘘月」と比べると、役者の演技とか演出は断然よくなった(というか観たひとに『痛い…』と思わせないレベルには達している)と思うので、つまらない原因は明らかに脚本だと思う。
 同行者・竹田いぬの輪も同じ意見だったんだけど、最後まで女装で引っ張ればよかったと思う。マリアンヌだなんだっていろんな伏線を張りすぎたため、ほんとに伝えたかったテーマが伝わってなかったと思う。前回まで多用していた「言葉遊び」を敢えて使わなかったためかもしれない。
 この劇団、というよりこの脚本家の将来考えて意見を言わせてもらうと、他との差別性を持たせるには、やっぱ賛否両論あるだろうがまた言葉遊びに戻った方がいいんじゃないかな。けっこう簡単にセンスのいい言葉を操れるところが彼の持ち味だと思うから。本人にもよく言ってるんだけど、ボンボンたちの道楽って感じでやってほしい。「弟」第2話・第3話あたりの裕次郎を見習って欲しいね(笑)。次回作に期待。


*BGM
 Manu Chao "Proxima estacion ESPERANZA"
 


waleska at 01:42コメント(0)トラックバック(1)映画、舞台  

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1. 酷評から学べること -「幸服」を終えて- その3  [ △ ゾウの猿芝居 ▽ ]   March 09, 2005 16:43
昨日、今日で、 相次ぐ「幸服」に対してのトラックバックがありましたので、 ご紹介したいと思います。 Wonderland http://wonderland.tinyalice.net/cgi/mt/archives/000281.html バレバレwaleska http://blog.livedoor.jp/waleska/archives/15686630.html ついでに今

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