August 26, 2016

世界森会議!

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世界森会議のインド行きまであと一週間。
日本から参加する「チーム世界森会議」は総勢24人。
2歳児から学生、留学生、社会人まで幅広いジャンルの人々が集まった。

5ヶ月間、計11回の勉強会。
そのうちの1回は福島県須賀川市の「銀河のほとり」で、
福島で土とともに生きる人々と開催した。

そもそも世界森会議とは何か?

2015年3月、ノコプロジェクトでワルリの人々と土と牛ふんと木の「家」を建てた。
土を運び、木をはつり、牛ふんをこね、土を叩いていく中、
私たちは村人の声を集めた。

伝統的な家を建てたくても木がないこと。
それは外部の人の乱伐で法規制が厳しくなったこともあるが、
木が乱伐されて実際に地下水位が下がってきていること。
地下水位の低下で、これまでのネイティブの種が育ちづらくなり、
水が少なくても早く育つハイブリッドの種と、
化学肥料と農薬に頼る農業に変わりつつあること。
それによって、多くの生命を育む川の水が汚れてきていること。

そんな村人の声を聴くうちに、
これはここだけの問題ではなくて、この地球全体の問題なのだと。
ごくごく自然の流れで、
ワルリの村からワルリの人たちといっしょに伝えたい、
みんなに知ってもらいたい、考えてもらいたいと思った。

それが世界森会議だ。

今年2月に建てたダイニングホールとしての「OMOYA」で、
自由な空気の中、国を越えて集まったみんなが伝え合う。

たとえば日本から参加のプレゼンテーター

1)水ジャーナリストの橋本淳司氏が世界の「水」事情について解説し、
村の水事情についての意見交換をする。
橋本淳司氏 http://www.aqua-sphere.net/profile.html

2)農業を始めたアーティスト遠藤一郎氏が自然と人間、土とアートをトークと
ライブペイントで表現する。
遠藤一郎氏 https://twitter.com/goforfuture

3)カリンバ奏者で森のウォッチャーでもあるSAGE氏は
現地の木で子どもたちとカリンバを制作し、演奏する。
SAGE氏 https://www.facebook.com/Sage.kalimba?fref=ts

4)画家・大小島真木氏は、星のものがたりをワルリ族の人たちと伝え合う。
大小島真木氏 http://www.ohkojima.com/top.htm

このほかワルリ族の人、他地域の人によるプレゼンテーションがちりばめられる。

オーガニック農法を研究し続けているNAVDANYAからは
ディレクターふたりが、ヴァンダナ・シヴァのメッセージを携えて来る。

集まる人たちは、国も性別も立ち位置も違う。
しかし、
遠いところに見ている目標は同じなのではないだろうか。
一回でどうなるわけでもないだろう。それはわかっているつもり。
でも100回、100年続けたら、きっと世界は変わっているのではないだろうか。
次の世代へ、そしてそのまた次の世代へ。

子どもたちがきっと受け継いでくれるはず。

引用:salad party by おおくにあきこ(ウォールアートプロジェクト理事長)
 http://bluebearmagazine.blog.jp/

 
 

August 02, 2016

世界森会議前夜と勉強会vol.9, 10のお知らせ

いよいよ雨季のワルリ族の村での世界森会議が近づいてきました。

8月5・6日に説明会、7・14日に勉強会を開催します。

改めて、ノコプロジェクトと世界森会議についてお伝えします。

”ノコプロジェクトー世界森会議/Global Forest Meetingについてー”

川で魚をとったり、牛ふんで床のメンテナンスをしてみたり。多様性を育む木も植える。ワルリ族の大地と共にある暮らしを体験し、一緒に「土」「種」「水」「森」と人、そして「人と人との関わり方」について考え、発表し、共有する。そこで感じたこと、知ったこと、「大地のチカラ」を周りへと伝える。そうして世界を少しずつ変えていく。それが世界森会議の目的です。

ワルリの村では同じくノコプロジェクトで建てた母屋(OMOYA)を会場にします。
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ワルリ族の村に行けなくても、同じような取り組みは日本でも、世界の他地域でもできると思っています。

大地をリスペクトし学ぼうとする人、より良い未来を創っていこうと思う人たちがいる限り。


日本での勉強会ははじめの一歩です。様々な角度から今の世界を見つめ、まずは知ること。

学ぶことは、心に翼を持つことだと思っています。

「こんなことを世界森会議でやってみたら面白いんじゃないか」

8月7日と14日の勉強会では、そういう提案も歓迎です。

4月からの勉強会で学んできた「関わり方の学び方」「種」「水」「森」。

それぞれの有機的な結びつきと世界で起きている問題の一端が見えてきた私たちは、何をするのか。

森会議を一緒に開催するワルリ族の人々のアート、食、信仰、農業など4年間の付き合いの中で私たちが知ったことをお伝えしながら、勉強会に集う人たちみんなで考えたいと思います。


8月5、6日には参加を検討している方々向けの説明会「世界森会議前夜」を開催します。

説明会では雨季のワルリ族の村での滞在時の宿泊や過ごし方、持ち物などの説明と、世界森会議の内容についてお伝えします。

勉強会と合わせ参加していただけたら、と思います。

今回はインドでの世界森会議へ参加できないけれど、興味がある、という方々も大歓迎です!

一緒にこれからの世界森会議を作りましょう!

世界森会議へ参加ご希望の方は、おおくにか私までご連絡ください。
infowafes.net(☆をアットマークに)

3泊5日のプチでライトな参加方法もあります。


【世界森会議前夜説明会】参加費500

(1)85日(金)18:0020:00 説明会@JICA地球ひろば(市ヶ谷)603会議室

(2)86日(土)18:0020:00 説明会@JICA東京センター(幡ケ谷)101セミナールーム

【世界森会議前夜勉強会〜総集編1〜】参加費1000

87日(日) 9:3011:45 勉強会@JICA東京センター(幡ケ谷)101セミナールーム

【世界森会議前夜勉強会〜総集編2〜】

814日(日)9:3011:45 勉強会@JICA地球ひろば (市ヶ谷)603会議室

説明会・勉強会に参加希望の方はご一方願います。

infowafes.net(☆をアットマークに)

JICA会議室は市ヶ谷と幡ケ谷にあります。お間違えのないよう!


”ノコプロジェクトって?”

ワルリ族の言葉、ノコ。もう十分です、ストップという意味。

2012年から芸術祭Wall Art Festivalを通じ本格的にワルリ族と関わるようになった私たちウォールアートプロジェクトは、彼らの大地と文化と共にある暮らしに惹きつけられ、たくさんのことを学んできました。その一方で、ワルリ族の人々が木と土と牛ふんでできた伝統的な「家」を建てることや、従来の循環する農業を続けるのが難しい状況に追い込まれていることを知りました。

日本がたどってきた道にも似ているなぁと感じるところも多く、今の日本の様子や、ワルリの伝統的の家の心地よさをワルリ族の人たちに伝えると、「こういう家を残していくことがワルリ族の将来にとって良いと思う」ということに。そこで、社会彫刻ノコプロジェクトとして伝統的工法と日本の空間デザインを融合させ居心地のいい「家」づくりを始めました。

「家」づくりの素材、土、木、牛ふんは自分と大地とのつながりを呼び覚ましてくれたのでした。やってみて、体を動かして、感じて、考える。ノコプロジェクトのモットーです。

将来は家を拠点にして日印の子どもたちが交流し学び合い、持続可能な農業を発展させることによって地域での雇用の受け皿とし、教育や経済、エネルギーが循環する、そんなコミュニティモデルとなるような地域づくりを目指しています。

オルタナティブな未来を目標に、ノコプロジェクトはノコノコと進んでいきます。

「住」「食」「農業」「排泄」「排水」が循環するモデル=ノコデザイン
 noco design new

ワルリ画 noco project アニメーション
https://www.youtube.com/watch?v=mV6PJdzxzuw

おかず



July 21, 2016

プチでライトなステイプログラム、募集開始です!


プチでライトな世界森会議ステイプログラムができました
お待たせしました!
「プチでライトな世界森会議」ステイプログラムができました!
先住民ワルリ族の村の暮らしを体験しながら、大地の力を発信する世界森会議。通常は9泊のホームステイなのですが、忙しいみなさん向けに、3泊5日で参加していただくステイプログラムを設けました。
寝袋のホームステイではなく、ホテルに泊まりながらながら、昼間はみんなと合流してワークショップや森会議を満喫できる大人のためのプログラムです。一人でも多くのみなさんの参加の機会となれば幸いです。

■滞在場所 インド、マハラシュトラ州、ダハヌ、ガンジャード村

■日程 9月3日(土)〜9月6日(火) ※翌9月7日(水)朝日本着。
 9月3日(土)日本出発、ムンバイ空港で迎えのメンバーと合流しバス移動。
                          深夜ワルリの村に到着。
                      (渡航便のセレクトは自由ですが、推奨のフライトをご紹介します)
 9月4日(日)ワルリ式魚捕り&フィッシュカレーづくり。
                          午後は世界森会議の準備
 9月5日(月)世界森会議@ノコファーム 
                           ゲストスピーカー:ヴァンダナ・シヴァ(環境活動家・哲学博士)
                        遠藤一郎(未来美術家)
                          ゲストミュージシャン:Sage(カリンバ奏者)他
    9月6日(火)ウォールアートフェスティバル作品鑑賞ツアー後、
                          ムンバイ空港へ。帰国フライト。
    9月7日(水)朝、日本着

■参加費 50,000円 (渡航費・外食費は別です。宿泊費、食費、送迎費、市内移動費を含みます)
■参加に当たり事前に取得するチケット、登録など。
□パスポート □インド観光ビザ □航空券(日本〜ムンバイ空港)
□海外旅行傷害保険(内容は自由です)
□年間サポーター登録(3000円)□予防注射(破傷風・A型肝炎を推奨します)
■オフィシャル旅行代理店「いい旅」
  担当 鈴木秀彦 090-3908-9228 h-suzuki@etours.jp 
■参加申込み・問合せ先 
  NPO法人ウォールアートプロジェクト info@wafes.net 090-2328-0230(おおくに)
■主催 NPO法人ウォールアートプロジェクト
    世田谷区上祖師谷7-6-1-201 http://wallartproject.net/
 

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世界を変える人のための私塾〜世界森会議へ向けた勉強会〜の第8回が7月24日に開催です。
7月のテーマは、森。24日(日)の勉強は、「着地点は森 2」です。
前回の勉強で観たセバスチャン・サルガドの取り組みで考えたことや、他の事例をみて、森について話を深めていけたらと思います。木を植えることがどういうことになるのか。そもそも、なぜワルリ族と取り組むのか、というような部分もお話し出来たらと思います。
前回の勉強に参加していなくとも、問題ありません。
サルガドのDVDはTSUTAYAでも借りられますので、まだご覧になっていない方はそれを観て参加していただけるとより学びが深まると思います。

【着地点は森2 〜村に木を植えよう〜】
 日時 7月24日(日)9:30〜11:45
 場所 JICA東京101議室(最寄り駅・京王線幡ヶ谷 *前回とは場が異なりますのでご注意ください)
参加費 1000円
参加申し込み:info☆wafes.net(☆を@にかえて)

締め切りは、7月21日木曜日ですが、参加枠にはまだ余裕がありますので、 引き続き参加募集します。

okazu 
 

July 15, 2016

雨と地下水と世界森会議

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  昨日の東京、夕暮れに集中的な雨。
よく降るなぁ、と眺めながら、この間行ったワルリ族の村ではその調子で8日間降り続いている、と言っていたことを思い出していた。川の水が田んぼに流れ込み、どこまでが川で、どこまでが田んぼで、どこまでが庭なのか、道なのかも分からないくらいになっていた。
ノコプロジェクトで乾季にも農業をできるような水利システムを模索中で、雨水と、地下水の涵養について興味津々な僕は、 あの豊かな雨水が地下にゆっくりと染み込んでいくところを想像していた。村の中でアスファルトに覆われている地面は通り道のみ。割合でいうと5%ほどだろうか。日本とは大違いだ。
しかし、でも待てよ。
土水路と同じ要領で、水は流れているとなかなか染み込んでいかない。熊本では、農閑期に川の水を田んぼに流し込み、ゆっくりとしみこませることで、地下水を養っているという。
流れ去っていく水のスピードをゆっくりにし、地域の地下に保水するイメージ。それには、木々の、根っこの力が必要だろう。やはり、木を植えたくなる。

9月に開催する世界森会議は、そういうことを話し合う場だ。
森、水、土、ほかの生き物と人間との関係性。
未来の選択肢を考え、それを共有する。
大地のチカラを伝え、みんなの心に種まきする。
目標は、100回続けること。100回目には生きていないけれど、もし続けられたら、世界に何か変化が起きていることを期待して。
第一回世界森会議への参加者、募集中です!
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おかず


 


ツォモリリ、京都へ行きます!

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インドの手仕事ブランド・ツォモリリの関西初展示会を、io+にて開催します。カディの服やストールを中心に、水辺の植物製のカゴや、パールのネックレス、糸玉ネックレスなどの手仕事アイテムを紹介します。夏を軽やかに彩ってくれる手仕事ものを味わいにいらっしゃってください

日時:2016年7月29日(金)〜31日(土)
   12時〜18時
会場:io + 京都市中京区御幸町通蛸薬師上ル伊勢屋町357-2階
☎︎ 075-746-5340 ウェブサイト http://www.iog.co.jp/
====
TSOMORIRI ウェブサイト
http://www.blue-bear.co.jp/shop/
【ツォモリリの収益はすべて、インド農村部で学校を舞台にした芸術祭や、先住民ワルリ族と家の建設や持続可能な農業の創出に取り組むNPO法人ウォールアートプロジェクトの活動費として活用されます】
Wall Art Project ウェブサイト http://wallartproject.net/

wall_art at 08:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)TSOMORIRI 

わふ de ナイト@ART de ART VIEW お知らせ

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大阪・高槻市にあるART de ART VIEW でのWall Art Festival with noco 2016報告会です。子どもたちとワークショップを重ね
、WAF2016オープニングセレモニーで発表した招聘アーティスト南加絵さん。南さんと「アートでわたしたちができること」をテーマに据えながら、トーク、ワークショップ、ドキュメンタリー映像の上映を行います。南さんによるパフォーマンスは、きっとワルリ族の村の風を送り込んでくれることでしょう。お楽しみに!

■わふ de ナイト @ART de ART VIEW プログラム■
□Wall Art Festival (わふ) with noco 2016ドキュメンタリー映像上映会
□招聘アーティスト 南 加絵によるパフォーマンス 
□トーク&ワークショップ
□ワルリ画展示 
□インドの手仕事ブランド「ツォモリリ」展示即売会(『ツォモリリ」の収益はすべて活動費になります)

日時:7月30日(土)19:00 - 21:00
会場:ART de ART VIEW 
〒569-0802 大阪府高槻市北園町13−30
http://www.artdeart.jp/
参加費:500円(ワンドリンク付き)+南加絵パフォーマンスへの投げ銭
主催:NPO法人ウォールアートプロジェクト
協力:ART de ART VIEW

===関西での同時開催イベント===
「ツォモリリ展」
ツォモリリ、関西ではじめての展示会です。京都の町家の2階にあるio+にて。カディのシャツやストール、糸玉ネックレス、水草のカゴなどを紹介します。
7月29日(金)〜7月31日(日)12時〜18時
io+ (イオプラス)
京都市中京区御幸町通蛸薬師上ル伊勢屋町357-2階
http://www.iog.co.jp/

 
おかず


wall_art at 07:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)WAF報告会 

April 29, 2016

WAF &noco book 2016 制作進行中!

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6月の報告会へ向けて、恒例の本づくりが進行中。
ウォールアートプロジェクトのドキュメンタリーブックを数えてみると、今回で8冊目!

WAF2010
「ウォールアートフェスティバルについて書いてある本だ、これは」 

WAF2011
「ウォールアートフェスティバルの本2」

WAF2012 
「白い壁のキセキ」

WAF2013
「Wall Art Festival in Warli」

WAF2014
「Wall Art Festival in Warli 2014 未来へ飛び出せ!」

Earth Art Project2014

noco project 2015
「ノコのつくり方」

積み重なってきたな〜。
今回のWAFはウォールアートプロジェクトが主催した10回目の芸術祭ということもあって、これまでのヒストリーを振り返りながら、WAF&noco2016をドキュメントする、そんな一冊になる予定。akkoさんのディレクションが光る。
WAFは、開催して終わりではなくて、それと同じくらいドキュメントして、報告会で広げることを大切にしている。 小さな村での芸術祭はそこで完結してしまいがち。芸術祭を通して村の今を伝える、ということもWAFの目的の一つ。

お披露目は、6月10日(金)のウォールアートプロジェクト報告会@KAI HOUSE 2F(東京・貝印本社)です。
ぜひ、お手に取りにいらしてください!

*WAPのドキュメンタリーブックは、青熊雑貨店で購入可能です。
(中には在庫がないものもございます。ご了承ください)
http://www.blue-bear.co.jp/shop/index2_3_2.html#book2011

okazu


April 28, 2016

ツォモリリの展示販売会と、WAP報告会@いな暮らし

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東京・稲城市、多摩川沿いにある「いな暮らし」にて、5月3日〜8日まで、ツォモリリの展示販売会をさせていただきます。
今日は、その打合せに。
しとしとと雨が降る中、初めて訪れたいな暮らしの玄関でmoeちゃんが迎えてくれた。
人が長年住むことで年季の入った、そこかしこに暮らしていた人の、作った人の工夫が感じられるおうち。
いな暮らしでは、体のことを考えたおいしいごはんや、お茶を楽しめる。早く3日にならないか、楽しみ。
稲城では「いなぎ森フェス」という、里山を舞台にしたフェスが3回目を迎える。moeちゃんはその中核メンバーの一人。
「夜の森の声を聞こう」とチラシにあって、ぞみっとする感覚と、ワクワクする感覚、包まれる感覚がごちゃ混ぜになった森独特の雰囲気が−ワルリの森の雰囲気と似ているのかもしれない−伝わってくるようだった。
moeちゃんのWAF2011に来てくれた時から変わらない内に秘めたパッションと行動力、しっかりさ、見習いたい。

展示会の最終日、8日に「WAP報告会〜世界森会議×いなぎ森フェスを巡る話〜」をします。
ワルリの森のこと、稲城の森のこと、と分けるのではなくて、お互いのフィールドで取り組んでいることを話す中から学びになることがありそう。なんせ、森会議のネーミングを考えていたときに頭に浮かんでいたのが、このいなぎ森フェスのことでしたから。森だけではなくて、人と人とのかかわりについても話しが広がっていきそうな予感。

ところ:いな暮らし 東京都稲城市押立1744-46
とき:5月3日(火)・4日(水)・6日(金)・7日(土)・8日(日) 9:00〜17:00

「WAP報告会〜世界森会議×いなぎ森フェスを巡る話〜」
5月8日(日)午後2時半〜午後4時 ワンオーダー制。

問合せ先 info☆wafes.net (☆を@に)
イベント特設ページ
https://www.facebook.com/events/215406878832356/ 

☆ツォモリリの収益は、インドの学校を舞台にしたアートフェスティバルや、ワルリ族と取り組むノコプロジェクトの運営費として活用されます。各プロジェクトの詳細は下記をご覧ください。
http://wallartproject.net/ 

ツォモリリ オンラインショップ
http://www.blue-bear.co.jp/shop/index.html 

okazu 

wall_art at 09:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)報告会 

April 25, 2016

松岡亮さんのWAF2016

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WAF2016 参加アーティスト松岡亮さんが滞在制作の様子をウェブサイトにアップしてくれています。
はぁ〜〜ほんとうに、夢のような時間だった。幻だったのかな。いやいや、壁画はカダキーパダ小学校にしかとあります。子どもたちを見守っていてくれることでしょう。おいしかった毎日のごはん。「まずは、食べてから」と言っていた松岡さんの言葉を思い出しながら読みました。

http://www.ryoart.com/indiadiary2016.html

http://www.ryoart.com/ryo-news.html


WAF2016第一弾報告会が決定しました!
松岡亮さんをはじめ、参加したアーティストの声を生で聞けるチャンスです。
6月10日(金) KAI HOUSE 2Fにて。
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 ドキュメンタリー映像とブックを携えての報告会、第一弾は今年もKai Houseで行います!
第一部では、ノコプロジェクト2016で建築したシードスタンドと母屋についてを写真やタイムラプス、フリートークで。
第二部では、WAF2016について参加アーティストとウォールアートプロジェクトが丸ごとお伝えします!
先着順で、特製カレーパンが食べられますよ!!!!

【とき】6月10日(金)
第一部:17時〜18時   noco project 2016エキシビション&フリートーク 
第二部:18時〜20時30分 WAF2016 報告会

【ところ】Kai House 2F(千代田区岩本町3-9-5 貝印本社内)

【出演】
大小島真木 ツツミエミコ 松岡亮 夏目知道 酒匂克之 おおくにあきこ 浜尾和徳

okazu 
 

世界を変える人になるための私塾、第二回

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世界森会議へ向けた勉強会、第二回を開催しました。その所感を書き記します。

幸せの経済学の冒頭で、グローバリゼーションとは規制緩和のこと、と語られていたのが印象的だった。
頻繁に耳にはするけれど、それだけでは掴みどころがないグローバリゼーションという言葉。
輸送や通信の発達で、世界中の人々と繋がれるようになった、ものを手に入れられるようになったと思えるけれど、裏を返せば自由化が進み、競争が激化しているということ。
多くの資金やインフラを所有している者が有利に事を運べるシステムになって久しい。富は集中していく。
消費者は安いものを求め、それを作っている人はどういう生活をしているのだろうかと考えることをいつしか考えなくなってしまう。

新しいマーケットとして目される地域の人々は消費を促され、テレビや多くの宣伝で計算しつくされたイメージを目撃する。
「自分たちって遅れている」と、自身とメディア上のイメージを比較し、それまで保たれてきた文化や風土に背を向けてしまう−ラダックではそんな動きがこの20年ほど続いてきた。
Earth Art Project 2014の時に、お世話になったゲストハウスのSさんが「今のラダックの町に住む人々にとって、一番価値のあるものはお金になってしまった」という言葉が忘れられない。彼女は、自分の畑を丹精し、有機農法でおいしい野菜やリンゴを育てて、僕たちの食事をこしらえてくれていた。
ノコプロジェクトが大きく踏み出せたのは、ワルリのokazu塾のみんながその姿を見たからだ。
 
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インドから来た大学教授のDさんは、「近代的な技術を使って今を生きている私たちがそれを使わないで暮らしていく、ということはもうできないだろう。一方で、伝統的に培われてきた技術や知恵は、長い時間をかけ幾度となく試行錯誤が繰り返され、その風土、人々に合うようになっている。それを手放してしまうことは大きな喪失だ。私たちは、その両者がバランスをとれるポイントを探さなければいけない」と話した。
ビハール州マガダ大学で民族植物学を専門としていて、先住民の住居などにも詳しい方だった。
こんな人がいたなんて…ガヤ地区に希望が持てた気がした。
(僕もマガダ大学で修士課程を卒業しました、と伝えるのを忘れてしまった)
一緒に来ていたokazu塾初期メンバーのSは、世界森会議にガヤから人々を連れてくる、と言ってくれた。
僕たちが活動してきたインド国内の点と点を線で結ぶ。結ばれた時のスパークが楽しみ。

Aさんは、「絶望と希望」というワードで表現してくれた。
ラダックの人々が体験しているように、グローバリゼーションがもたらす溢れる物と情報の中で、自分は何者なのだろうとアイデンティティを見いだせずにいる人々が世界中にいて、増え続けているのはとても残念。一方で、そんな中でも、時代の大きな潮流に抗い、別の道を模索し動き出している人たちがいることに希望を感じる、と話してしてくれた。

アイデンティティ、という言葉を聞いて、考えてみた。「かかわり方のまなび方」で度々出てくる「あり方」と近いものなのでは、と思う。
「あり方」は、自然に身につくように見えて、実は人やモノとの関係性の中で育まれていくものだと思う。
「かかわり方のまなび方」の英語のタイトルは、"Learning Being"。あり方を学ぶ、と読むことができるな、と帰り道の電車で気づいた。
自分のあり方を見出すこと(それはフレキシブルだとなおよいと思われる)と、他者のあり方を見取り、認めること。その視力がこれからの自分に必要だと思った。
「グローバリゼーション」のアンチテーゼとしての「ローカライゼーション」は、人と人のかかわりが前提にある。
ラダックで、誰かを誰もが知っていて、誰もが認めていたように。
ワルリ族の人々の間にはそれが残っている。
「けれど、近いうちに分断されて行ってしまうかもしれない。」とラダックの現状を見たワルリ族のokazu塾メンバーは敏感に感じ取った。
分断される前に「ローカライゼーション」や「あり方」の話を彼らと深めていけたらいいなと思う。それが、WAFやnocoにできることかもしれない。

okazu