June 08, 2024
okazu通信 第101号「芽吹きの宴」
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okazu通信 第101号「芽吹きの宴」
花を咲かせたワイルドローズ。ハチもやってきた!
今年でウォールアートプロジェクトは誕生して15年を迎える。
ラダックに招へいするアーティストは、日本から淺井裕介(
考えてみれば、
達成できなければアーティストの数や作品の規模を縮小するしかな
だから、他のいつでもない、
在来種が植えられたアートの森は、
なにはともあれ、本番の8月10日、11日まで全力を注ぎたい。
2ヶ月余り、駆け抜けていく。
okazu
〜クラウドファンディングのお知らせ〜
前述のクラウドファンディングがREADYFORにて始まりまし
寄付へのリターンもラダック要素あり、アート要素ありで、
https://readyfor.jp/projects/
〜キックオフイベントの動画〜
https://youtu.be/0RzEq1XVy7M?
〜植樹地の管理や補植を応援するMy Treeプログラムはこちらです〜
https://wallartproject.net/my-
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ウォールアートプロジェクト 2024年度
【協賛】貝印株式会社 Blue Bear Inc. ポーラスター株式会社 ARTISANS’
【WAP応援団 2023】 2024.6.7 現在 3名
林原裕子 菅原信子 鹿島和生
October 22, 2023
October 08, 2023
okazu通信 第99号「ワルリ画の制作ボランティア in 猪苗代、大募集!」
いつもご声援をありがとうございます。
大募集
2023.10.4 描き始め@猪苗代高校アートルーム
今年のWAFふくしま in 猪苗代の滞在制作がスタートしている。
猪苗代高校の全校生徒へ向けて彼らはこう語った。「
ワィエダ兄弟は、水、風、火、土、
ワルリ画は線や、丸や四角などの幾何学模様を多用する。
okazu
===わふのこNEWS===
ワィエダ兄弟の制作を手伝ってくれるボランティアを募集していま
ワィエダ兄弟の制作過程を見ることができるのは、
10月16日から、公開日直前の11月2日まで。
1日4人は欲しい。それ以上いないと終わらないかも!?
絵の具が垂れてしまったり、
芸術系の学校の出身の人。
芸術学部の学生さん。
絵手紙描くのが好きな人。
日曜画家している人。
丁寧な手仕事に自信がある人。
やってみたい気持ち優先です。かつてのWAFでは、
それでも!
この日ならいけるよ!
猪苗代まで駆けつけるよ!
という方がいらっしゃいましたらメールください。
詳細をやりとりしましょう。
info@tsomoriribunko.com
このアドレスは不達になりにくいけれど、もしもお電話なら、
「猪苗代の制作ボランティアの件です」と伝えてください。
ご連絡、お待ちしています!
【助成】令和5年度福島県地域創生総合支援事業(サポート事業)
【後援】猪苗代町、一般社団法人猪苗代観光協会、福島民報社、
ウォールアートプロジェクトは、活動を応援してくださる応援団を募集しています。
サポートは、一口3000円から。ご寄付をいただいた方にメールマガジンokazu通信を配信しています。
詳細はこちらをご覧ください。
https://wallartproject.net/supporter/
ウォールアートプロジェクト 2023年度
【協賛】貝印株式会社 Blue Bear Inc. ポーラスター株式会社
【協力】コクヨカムリン合同会社
【WAP応援団 2023】 2023.10.6 現在 5名
林原裕子 菅原信子 鹿島和生 いやまっち 内野友稀
August 12, 2023
[森の芸術祭への道のり vol.7] 2ヶ月後の植樹地
Forest Art Festival当日の6月11日からちょうど2ヶ月後、8月11日にマトー村の植樹地に訪れた。迎えてくれたのは、2ヶ月間、丹精込めてお世話してくださっているマトー寺院のJamyang Paldan Shipaさん。木々の総数6100本という規模の世話をするハードワークを受けてくれる村人がなかなか見つからない中、彼が名乗りを上げてくれた。
「はるばる日本からやってきてくださった皆さんが植えた木でもあるし、村人もまた力を傾けて植樹しましたからね。」とJamyangさん。
植えた時は木の棒にしか見えなかった柳(Sar-chang サルチャン)の苗がすくすくと育っている。
足元が砂なのに、芽吹いている。
ワイルドローズ(Sia シア)
6月から7月末はラダックの夏真っ盛りの時期なのだが、今年は天候が変で、曇りの日や雨の日が多かったという。植樹地にも雨が流れとなって流れ込んだそうだ。レーの街では床上浸水してしまった箇所もあったそう。
雨と点滴灌漑の効果で苗木の成長はもちろん、下草がかなり目立っていた。水が通ったことで、眠っていた種が芽吹いたのだろう。
風にそよいでいた。
この草本が冬の間に枯れることで、地面に横たわり、分解され、腐植となっていくのではないだろうか。腐植がさらに進み、土壌となっていってくれたら。
今回携行している土壌学者・藤井一至さんの著書「土 地球最後のナゾ」にならい、土を観察してみた。
乾いた状態はさらさら。
湿っていると若干の粘土感。砂利も混じっている。
色は赤みがかっている(紫っぽい)
湧水の出ているエリア。背の低い苔類のような植物が繁茂している。
目を見張る成果を確認した一方、葉を出していない苗木も見受けられた。葉を出しているのは、7割ほどだろうか。
「水は点滴で与えられているのだけれど、どうしても個体によりけりな部分もあるからね。残念ながらね」とJamyangさん。
この2ヶ月で点滴灌漑とこの土地との感覚も掴めたので、次の植樹のタイミングである3月末から4月に芽が出ていないものは抜いて、アプリコットやリンゴなど、他の草木を植えてみよう、ということに。
この日は直射日光があまりにも強く、帽子をかぶっていても日射病になりそうなほど。。。
1時間ほどで切り上げることに。
それにしてもこの環境下でお世話をしてくれているJamyangさんには頭が下がる。
連絡を密に取りましょう、と握手を交わし、植樹地を後にした。
マトー寺院からの植樹地の遠景。
一番右側には貯水池。左へ、コミュニティホール、植樹地、バスケットボールコート。
本文に登場した土壌学者、藤井一至さんをお招きして「『大地の五億年』『土 地球最後のナゾ』の著者・藤井一至さんに聴く(オンライントーク)」を開催します。
土の成り立ちや、土が秘めている可能性についてお話ししていただきます。足元、さらにアスファルトの下にある土について思いを馳せ、つながる時間になります。
参加費 500円
詳細は、info@tsomoriribunko.comまでお問い合わせください。参加方法をお伝えいたします。
okazu
June 08, 2023
[森の芸術祭への道のり vol.6] 植樹地の今を知る
点滴灌漑の要、ソーラーパネルと、ポンプ。
一本一本の根元に送水される。
そのためには水が根元に溜まるようにするなど、微調整が必要で、放っておけばいい、というものではない。しっかり根を張るまでの向こう4年間は、予算に計上してあるお世話料を使って地元の人たちに面倒を見てもらう。
ゴールに向かって、突き進む!
自分の木がラダックの大地を緑の森に変える!
ラダックに行けなくても、苗木を贈り、システムをサポートし、
詳細はこちらをご覧ください。
https://wallartproject.net/my-
苗木のドネーションをしてくださった方々はこちらです。
https://wallartproject.net/my-
June 06, 2023
okazu通信 第98号 「植樹の日」
ウォールアートプロジェクトを応援してくださっている皆様
いつもご声援をありがとうございます。
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2023.6.2 植樹チーム in マトー村。丘の上にマトーゴンパ
朝5時、
外に出ると、なんと、あられのように硬い雪が降っていた。
昼近く、上部に集合し、ティーセレモニーの時間となった。
okazu
自分の木がラダックの大地を緑の森に変える!
ラダックに行けなくても、苗木を贈り、システムをサポートし、
詳細はこちらをご覧ください。
https://wallartproject.net/my-
苗木のドネーションをしてくださった方々はこちらです。
https://wallartproject.net/my-
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ウォールアートプロジェクト 2023年度
【協賛】貝印株式会社 Blue Bear Inc. ポーラスター株式会社
【協力】コクヨカムリン合同会社
【WAP応援団 2023】 2023.5.21 現在 5名
林原裕子 菅原信子 鹿島和生 いやまっち 内野友稀
June 02, 2023
[森の芸術祭への道のりvol.5]ついに植樹!
前夜、お坊さんたち同士の交流会も盛り上がり、朝は座禅を一緒に組み、マトー寺院の朝のお祈りに参加。
この日に天から水が降ってくとは。森にとって吉兆の予感。
地面が硬く、掘るのは大変!!スコップじゃ掘れないので、鉄の棒やツルハシを使う。
深さは30センチほど。地面を崩してはかき出し、崩してはかき出し。
なんとか深さが30cmになったら、植える。土をかぶせ、しっかりと固定。
支えてくれているのは農業・文化大臣のChosphelさん。
水をあげて
カタックを結びつける。元気に育ってくれますように!!
お昼近くになって、ティーセレモニー。植樹地の上手にあるバスケットボールコートに集合。
150〜200人くらいの村の皆さんへ、植樹の目的と「アートの森」を作ること。
マイクがないので、地声でお腹から声を出して(笑)
一方、アーティストチームは早速制作開始!今回は短期間での制作。
okazu
May 31, 2023
[森の芸術祭への道のりvol.4]アート制作と植樹チーム合流!
5月30日、制作に臨むアーティストチーム、香川大介さんとスギサキハルナさん。そして、植樹プロジェクトに臨む曹洞宗福島県青年会の皆さんを迎えに一路、レーから、デリーへ。
午前5時45分、レー空港に一番乗り。
乗客が誰もいない状態。スタッフもまだまばらで、セキュリティの人たちはチャイを飲んでいた。
定刻通りに出発で、一安心。
機内は満席で、ラダックへの出入りに大きな変化が起きていることを感じる。去年は地元の人口10万人に対して、50万人が訪れたそうだ。
気温38度のデリー空港に到着し、宿へ向かう。一通り手続きを行い、昼食を買いに出かけると、
あ、これは!気になる木、発見!カダムの木なのでは!
カダムの木は、神話の中でクリシュナ神のシーンによく出てくる木で、クリシュナ神を祀る寺院には壁画として描かれているらしい。暑い中、出かけた甲斐があったというもの。
ウェブで飛行機の経路を調べると、予定は16:50着陸にもかかわらず16:10には着陸する予定、と出ている。
慌てて迎えにいく車に乗りこむ。
しばらく待ち、無事に合流〜〜!!
七人のお坊さんが揃う。壮観である。
そして、無事にゲストハウスに到着!!
明日からのスケジュールに備え、休息日。高度順応。
一方、akkoさんとワルリ族の村から合流したHarshadとPriyankaが力を合わせてMy Treeプログラムのプレート作りに勤しんでいる。
自分の木がラダックの大地を緑の森に変える!
日本にいながらラダックでの森づくりに参加するMy Tree プログラム参加受付中!
目標300本 達成度…217本/300本(2023/5/31更新)
https://wallartproject.net/my-tree-program/
May 29, 2023
[森の芸術祭への道のりvol.3]レーの街で広報
牛たちも悠長に歩いている。
ツォモリリでお世話になっている工房、数件を訪ね歩く。
去年たくわえていた髭がなくなったからそう思うだけですよ、キット・・・。
華やか(?)なメインバザールの路地裏。
夕方、点滴灌漑の敷設の様子が送られてきた。
おぉ進んでいる!と喜びつつ、何か予想できないことが起きた時への心の構えは解かずにいる。
明日は、アーティストチームの香川大介さんとスギサキハルナさん、そして曹洞宗福島県青年会の皆さんを迎えにデリーへ行く。往復の飛行機がちゃんと飛びますように・・・・!
デリーの天気は、雨。引き返すことになりませんように。
okazu
自分の木がラダックの大地を緑の森に変える!
日本にいながらラダックでの森づくりに参加するMy Tree プログラム参加受付中!
目標300本 達成度…185本/300本(2023/5/29更新)
May 28, 2023
[森の芸術祭への道のりvol.2]マトー寺院でミーティング
昨日とうってかわって、無風の朝。「今日は暖かくなりそう」とShakunさん。太陽の光が本当に恵みだと感じられる。これで畑の作物たちも勢いを得てすくすく育ち始めるだろう。
午前は、Forest Art Festivalで植樹のための土地を提供してくださったマトーゴンパ(寺院)にて打ち合わせ。待ち合わせの時間に他の人々はまだ来ておらず、境内にいるお坊さんたちに話しかけてみる。「まぁまぁお茶でも飲んで」とバター茶を出してくれた。
何やら練った粉を手で成形している。
明日、大きなお祈りがあり、その時の供物だそうだ。サットゥという豆の粉で作られている。
境内のある部屋からは、お祈りの声が響いている。壁画も本堂もとても立派だ。見学しているとメンバーが揃った。
マトーゴンパの僧長 Khanpo Khen Thinlesさん(写真右)と、昨日も打ち合わせをした農業・文化大臣のChosphelさん(右から2番目)、自治政府のエンジニアの方(3番目)、人や資材を手配する方(4番目)。植樹へ向けて点滴灌漑設備の敷設と、6月11日までのスケジュールを綿密に打ち合わせた。
今回の植樹のきっかけには、曹洞宗福島県青年会のサポートがある。7人のお坊さんたちが代表団としてここを訪れ、マトーゴンパの僧侶さんたちと交流し、親交を深める。
マトーゴンパからの風景。切り立った山肌にバルコニーが作られている。4月25日にきた時は、まだ木々が茶色かったのに、ひと月たって驚くほど緑に!(4月の写真はokazu通信97号の記事を参考のこと)
ゴンパから降り、植樹地へ。石の転がる地面をてくてく歩きながらエンジニアの方と点滴灌漑の範囲やなどを打ち合わせして、「では本番で」と別れた。
午後4時頃、Chosphelさんから「点滴灌漑の敷設がはじまったよ」と写真が送られてきた。敷設後、木を植えるための穴を掘る工程に移る。時間があまりないので大丈夫だろうかというドキドキと、あとは任せるしかないという割り切りと、植樹へ向けて一歩一歩進んでいくワクワクが入り混じっている。
(ティモモはおいしすぎて6つ食べました)
okazu
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自分の木がラダックの大地を緑の森に変える!
日本にいながらラダックでの森づくりに参加するMy Tree プログラム参加受付中!
目標300本 達成度…176本/300本(2023/5/28更新)
https://wallartproject.net/my-tree-program/