July 05, 2025

フォレストアートランドからの便り 夏到来

ラダックのフォレストアートランドの苗木たちのお世話をしてくれいるJamyang Paldan Shipaさんより、写真が届いた。
We received photos from Jamyang Paldan Shipa, who is taking care of the saplings at the Forest Art Land in Ladakh.
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冬に全ての葉を落としたヤナギ(現地語ではSar-Chang と呼ばれる種類)が、盛大に新しい葉を出している様子。
The willow tree (locally known as Sar-Chang), which had shed all its leaves in winter, is now bursting with fresh new foliage.


富松篤さんのヤクが見守る。
It is watched over by the Yas made by Atsushi Tomatsu.
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葉をヤナギよりも早めに落とし、少し心配だったSia(ワイルドローズ)。
蕾をつけたり、
The Sia (wild rose), which had shed its leaves earlier than the willow and had caused some concern, is now forming buds and—
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下部元から新しい枝を成長させている。下部が絶好調な証。
—and is growing new shoots from its base, a sure sign that the lower part is thriving.
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こちらはヤナギのそばに一緒に植えられたSia。そばには、昨年の下草の名残が。下草と言っても、きれいな花を咲かせる高山植物。きっと種を残したはずで、周囲に広がっていくだろう。枯れた本体は分解されて土の材料になる。

This is a Sia (wild rose) planted next to the willow. Nearby, you can still see remnants of last year’s undergrowth. Though referred to as undergrowth, these are alpine plants that bloom with beautiful flowers. They surely left behind seeds, which will likely spread across the area. The withered plants themselves will decompose and become part of the soil.

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株元の点滴灌漑。このメンテナンスが何より大変。風で砂が詰まって水が出なくなったり、壊れたりしたものを交換しないと、水が株に行かない。苗木にとっての生命線。Jamyangさんの努力によって保たれている。彼はまさにグリーンたちのヒーロー。
Drip irrigation at the base of each plant — maintaining this system is the hardest part. Sand carried by the wind can clog the tubes, stopping the flow of water, and broken parts have to be replaced; otherwise, water won’t reach the plants. It’s a lifeline for the saplings. Thanks to Jamyang’s dedication, it all continues to function. He truly is a hero for the greens.
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ラダックではこれから日差しもますます強くなり、夏本番を迎える。
ウォールアートプロジェクトは、8月にラダックに行き、苗木たちの様子を見に行く。
そして、2026年5月後半からの補植のプロジェクトの準備を始める。

In Ladakh, the sunlight will only grow stronger as the region enters the height of summer. The Wall Art Project will visit Ladakh in August to check on the saplings and begin preparations for the supplementary planting project scheduled for late May 2026.


written by Okazu (Kazunori Hamao)

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ラダックでの植樹活動と、植えた苗木が森になるまでを見守るMy Tree Supporterを募集中です。

We are currently looking for My Tree Supporters—individuals who will support the tree-planting activities in Ladakh and follow the journey of the saplings as they grow into a forest.

 



July 01, 2025

『SEED』読書会で語られたこと

ワィエダ兄弟が作画を務めた仕掛け絵本「SEED」(タラブックス刊)。手漉きの紙に手印刷、手製本というハンドメイドの本作りで知られるタラブックスのラインナップの中でも、「SEED」は異彩を放つ。既存の本の枠組みを超えた仕掛けを通じて、「種」について語りかけてくる。
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その内容を「読む」経験を一歩深め、中心部を紐解き、核心に迫ろうと、作画のワィエダ兄弟とオンラインでつながり、読書会を開催した。「SEED」の中でも、特にワルリ族の暮らしの中での種の存在について語られている部分にフォーカスを当てた。
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左 Tushar Vayeda  右 Mayur Vayeda

『SEED WOMEN (種と女性たち)』の章から種を守り継いでいる存在としてワルリ族が登場してくる。
ワルリ族の女性たちが、種を保存する段で、家の土壁に埋め込む話が出てくる。例えばキュウリを食べた後、その種をそのままにしておくと、虫やネズミに食べられてしまう。だから、ターメリックをまぶして埋め込むのだそうだ。そうすることで防虫と保存に役立つ。

絵本では、石臼の上に三人の女神、カンサリ、ダルタリ、ガオタリが描かれている。彼らワルリ画家は、描きはじめに、命の種を携えるカンサリに祈りを捧げる習慣を持つ。結婚式の際に神様を迎える神殿を家の壁に描くことから始まった本来のワルリ画の白は米粉だからだ。

先祖の霊や、精霊を地上に迎え入れる収穫祭「カラ・チャ・デヴ」の儀式では、稲藁を燃やした灰の上に、新米を円状に盛り上げ、そのなかでシャーマンが祈りを行う。参加者から「円にするのには意味があるのですか」と質問があった。「神様や精霊を迎える場にふさわしいように、米を美しく盛り上げ、デコレーションします。円であることで儀式中に動き回るスペースができること、周りに人が集まりやすい、などの理由があります。儀式に用いられる植物や道具にも一つ一つ意味があって、この年齢になって子供の時から見慣れているそれらに込められているものがわかるようになって、より知っていきたい欲求が湧いています」とMayur。

そもそも、とMayurは続けた。
「『SEED』は、ワルリ族は種をこう扱っています、ということを『教える』ためのものではありません。種について科学的な側面を伝える本でも、育て方の手引書でもありません。ワルリ族が種とどう付き合ってきたのかを伝えることで、この本を手に取った一人一人が、種と向き合う、真剣に考えるきっかけになってほしいと思っています。
ヴァンダナ・シヴァ博士が語った言葉が強く印象に残っています。


武器をコントロールするものが、軍隊を掌握する。

食べ物をコントロールするものが、社会を掌握する。

種をコントロールするものが、地球の命を掌握する。


現代では、種の特許問題があり、遺伝子操作の技術も一般的になりつつあります。『SEED』の前半で語られているように、種は自然界の中で、風、水、虫や鳥、人間までも利用して、さまざまなところへ拡散し、命を広げるための工夫を凝らしてきました。自然界にはすでに命が広がっていく循環が存在しています。ですが、人間がこれ以上、コントロールしようとすることで、そのような自然の流れを妨げ、思いをよらない影響が出てくる可能性があります。
種にまつわる議論が必要とされる時が間も無くやってくると思います。その時、一人一人が種について自分の意見や立場をもっていることで、対話が広がり、いのちの源である種を守っていける未来につながっていくのではと思っています。
『SEED』は文字通り種です。この本を持つ皆さんの手が土。そしてこのような対話が水。この種がどう芽吹くかを楽しみにしています。」

Tusharは、「現代に生きる私たちは、仕事、家族、何かにつけて忙しくしています。その忙しさを理由に、自分の振る舞いが周囲の環境にどのような影響を与えるのか、あまり考えなくなっています。もし、私の行動が何かに負の影響を与えてしまうと、その何かもまた別のものに影響を及ぼします。『SEED』では、種を中心に、さまざまな物事の関係性が描かれています。私にとって種は、自分と他の存在との関係性に目を向けることを促してくれる存在です」と話した。

ウォールアートプロジェクトがワルリ族の文化に関わるようになって、12年ほど。私はそのうち5年間を彼らと同じ村でコーディネーターとして過ごしていた。ワルリ画は、読む絵画だと、ワィエダ兄弟は折に触れて伝えている。ピクトグラムのように、幾何学模様の組み合わせによって描かれた一つ一つが意味を持つ。ワルリ語は持つものの、ワルリ文字を持たない彼らは、絵によって神話や暮らし、儀式の様子を語ってきた。「ワルリ画には描いた人の意図が込められています。『読む』つもりで向き合うことで、絵の世界が立体的になるかもしれません」と二人は話し、読書会を終えた。

2025年10月、今年もワィエダ兄弟が来日する。彼らの個展にぜひ足を運んでほしい。

okazu








March 27, 2025

少女たちと服づくり

少女Sは、6年生になると自分がドローイングしたデザインをテーラーのおじさんの元に持っていき、縫製してもらって出来たオリジナルの服を着ていた。彼女が子ども時代を過ごした1970年〜80年代のコルカタには、モスリンとして知られる極薄手の手織りのカディ布をはじめ、外国のハイブランド向けに織られた高品質な布地が多かった。
「当時のコルカタは、インドの中でも進歩的な文化が息づいていて、外国向けに作られた服や、逆にインドに入ってきた服が気になっていたんです。その感覚を吸収して、スケッチにしていたんですよ。いつもパンツルックだったし、伝統的な服は着たくなかったんです」

父親が仕事でコルカターデリー間を日帰りで行き来する(これまた凄いこと)ことが多く、その度に、デリーから本や辞書を買ってきてくれたのだという。「そうして進歩的な文化に触れ続けてきたことが、今の私を作っています。デザインはアカデミックに習得したわけではなくて、テーラーのおじさんと服を作り続けてきた経験がベース。21歳のときに経営学を学んでいたのですが、自分がやりたいことはこれじゃない!と思い、中退して、初個展を開催しました。その時は、家にミシンが2台あって、日夜、テーラーのおじさんが泊まり込みで制作していました(笑)。そこをスタートとして、今まで30年間やってきています」と大人になったS、Sunita Jainさんは大きな目を輝かせて話した。

Sunitaさんは、娘のJyothsnaさんと二人三脚でブランドJaipur Pinkkを運営している。Jyothsnaさんは子ども時代、Sunitaさんの展覧会に来ると、お客さんに「今着ている服と、これは合うと思いますよ」「これとこれの組み合わせがオススメです」とアドバイスして、「Sunitaの娘さんが凄すぎる」と話題になっていた。Jyothsnaさんがデザイン学校へ進学を希望していることを伝えると、Sunitaさんは「私の後を追う必要はないの。やりたいことをやりなさいね」と話した。けれどJyothsnaさんは「私は服を作りたいの。だからこの学校に入りたい」と決意を伝えたそうだ。Jyothsnaさんの在学中はコロナ禍真っ最中で、授業はオンライン。卒業制作も自分の体を自分で計測しながら一人で取り組み、完成させた。校内でゴールドメダルを受賞したそうだ。

デザイン学校を卒業し、独立してブランドを立ち上げる人が多い中、類まれなる道を歩くSunitaさんと、その道を共にするJyothsnaさん。それぞれの子ども時代は異なるが、服を作る、という共通項が二人を強く結びつけていた。
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左から Sunita さん、akkoさん、Jyothsnaさん。
実はakkoさんも子ども時代、服のデザインをドローイングしていた。「当時見た映画の影響かな」。

okazu


wall_art at 11:24|PermalinkComments(0)子どもの姿 | TSOMORIRI

March 24, 2025

インドの子どもたちの今を知る in 2025


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ムンバイのギャラリーオーナーと「用の美展」の打ち合わせをし、ジャイプルへと移動した。
飛行機が着陸態勢に入ると同時に、茶色の大地が見えてきた。3月は夏の入口、すでに気温は30度を軽く超えて、地上は乾燥しきっている。ビハール州やワルリ族の村でも同じ光景が広がっているはずだ。

このブログのタイトルはウォールアートプロジェクトの根幹にある「インドと日本の子どもたちが手を取り合って未来を輝かせてほしい」という想いに由来している。この立ち上げが、ウォールアートプロジェクトの旗揚げだった。
2008年からインドの農村部で半年〜8ヶ月を過ごしていた時は、日々、インドの子どもたちと触れ合っていた。日本の子どもたちの暮らしとの違いが浮き彫りになるたびに、例えば裸足で茶色い大地を駆け巡り、木の実をとるために身一つで高いところまで登っていき、牛を草原へ追う姿に出会うたびに、伝えたい、という想いが湧き上がってきた。

ツォモリリ文庫の運営が始まった2018年頃を境にインドに長期間滞在することは少なくなっていき、手仕事の工房やギャラリー、展示を見にきてくれるインドの大人たちと過ごす時間の方が増えていった。

けれど、大人の背後にはいつでも子どもたちがいる。
10年来の付き合いのある天然染めの工房の代表は女性。ツォモリリとしての付き合いが始まった当初10歳くらいだった彼女の長男がアメリカに留学に行くのだという。機械工学を学ぶそうだ。学校帰りに工房に遊びにくる彼が徐々に大人びて行く様子を遠目に眺めていた私にとっても感慨深い。

2008年当時は12億人だった人口は、2023年で14億3千万人となり、その成長が著しい。
「India is growing」と話す、ジャイプルの宿のオーナーは1988年にエンジニアとして日本に招待された時の話をいつもしてくれる。

Owner「滞在場所から研修場所だった新宿の会社に行く電車は8時台は激混みだったけれど、5時台は比較的空いていて、仕事を終えた女性たちがほとんどだった。男性たちは7時半、8時頃に帰る人が多かった」
Okazu「今、その差はほぼないですよ。男女共に同じ時間まで仕事をしていますから」
Owner「社内の重要なポジションにつく女性も増えていますか」
Okazu「はい。昔と比べれば、大分変化していますね。インドはどうですか」
Owner「日本ほどではないと思いますが、インドも変わってきていますよ。経理のトップが女性だったり、経営陣に加わる女性も増えています。日本はかなりのレベルまで既に成長しきっているでしょう。ビジネスの他にも難しいことも多いでしょうね。」
Okazu「水道管や道路など、インフラも老朽化してきてしまっていますが、それを維持する人口がー」

話は尽きない。オーナーは70歳くらいだろう。昔のインドや日本の様子を知る人との話はその比較が面白くていつも盛り上がってしまう。そんな彼の子ども、と言っても40歳を超えている人も海外で仕事をしているそうだ。

先月のムンバイでの展示を見にきてくれた17歳の男の子たちは、アメリカで生まれ、ムンバイで150年続く学校に通っていた。ヒンディー語は話せないと言っていた。今年、修学旅行で日本に1週間ほど来るそうだ。トンカツを食べることを楽しみにしていると言っていた。名古屋に行くと言うので、味噌カツを勧めておいた。

ビハール州やワルリ族の子どもたちが海外に行く機会はとても限られている。けれど、活力に溢れ、身の回りの環境からあらん限りのものを吸収しようと言う生命力には目を見張る。そのはつらつとしたエネルギーが私に日本の子どもたちと手をとってほしい、という気持ちを抱かせた。他方、インターナショナルに動けること、既存の社会の枠組みに縛られず、拡張していける力、外の風を呼び込む力も大切だろう。

二者択一で、どちらが正しいわけでも、好ましいわけでもなく、兼ね備えること。
その環境を作り出していくことが大人たちのやるべきことだと思う。
「1984」(ジョージ・オーウェル著)で描かれているようなディストピアを迎えないために。

okazu


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March 22, 2025

okazu通信 第107号「ラダックのアーティストたち」

ウォールアートプロジェクトを応援してくださっている皆様

みなさん、こんにちは!ウォールアートプロジェクトのokazuこと浜尾和徳です。気温35度のインド、ムンバイへ向かう飛行機の中でこのメルマガを書いています。ウォールアートプロジェクトの16年目である2024年〜25年は7度、インドと日本を往復しました。”Like a rolling stone”、私の人生はどこに向かっているのでしょう。年の半分をインドで過ごしていた頃と違い、インドからアーティストを日本に招く機会が増えてきました。今回のokazu通信は、4月に日本に迎えるラダック人アーティストたちについてです。
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「ラダックのアーティストたち」
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4月まであと10日ほどだというのに雪が降ってから数日、スーツケースに最後の荷物を詰めると、出発する5時45分になっていた。窓の外はすでに明るく、徐々に春が満ちるのを感じる朝だった。成田空港に向かうバスの中、2週間後にインド、ラダックから3人のアーティストを迎え、逆にこのルートを都内へと走ってくる朝を想像した。

ラダックからやって来る3人のアーティストは、チェマット・ドルジェイ、ジャミャング・ナムギャル、ツェリング・ユードル。彼らは2023年のフォレストアートフェスティバル プロローグ in ラダックで、画家・香川大介さんと、スギサキハルナさんと開催したワークショップに参加してくれた。限られた時間の中、即興で描いたにも関わらず、ラダックの息吹を感じさせる作品たちで、鳥肌が立った。作品は、私たちと村人たちが6100本の植樹を行った場所に展示し、一般公開された。植樹地はもちろん屋外で、標高3800mあるその場所は風が荒れ狂う岩石地帯。キャンバス布に描かれた作品を木枠で固定し、地面を掘って、枠の足を30cmほど埋めて10個ほどの岩(幸いなことにゴロゴロ転がっている)で固定して自立させるのはいささか骨が折れた。

思い返せば、その二日間がなければ、「フォレストアートフェスティバル in ラダック 2024」での淺井裕介さんの3つの地上絵も、富松篤さんの流木の彫刻作品も全く違うものになっていただろう。「制作を手伝ってもらえないだろうか」という私たちの頼みに彼らと6人の仲間たちは二つ返事で快諾してくれ、日本からやってきたアーティストたちの作品がベストな仕上がりになるように、と2週間に渡り尽力してくれた。制作進行、材料調達など、完成までの道のりをコーディネートする私にとって、どれだけ心強かったことか。筆舌に尽くしがたい。

彼らは言う。「私たちはラダックの第一世代の現代アーティストたちなんだ」と。私たちの知る限り、ラダックには現代美術のアカデミックな教育機関はない。初等から中等教育でも美術は公式なカリキュラムに含まれていない。それにも関わらず彼らは、「表現したい」自分たちの気持ちに正直に、ラダックを出て、バラナシやチャンディーガル、デリーなど、インド本土で美術教育を受けた。

チェマット・ドルジェイは、ラダックの中心地レーでスタジオを構え、後進の育成にも取り組む。「私が志すのは、多様な素材や技法を探求しながら、創造と表現の限界を押し広げることです。今回日本で展示するシリーズの作品では、伝統と現代を交差させるためにペーパーマッシェ、鉱物からなる顔料などを用いました。私が最も恐れているのは、極端な物質主義が私たちの根本を空洞化させてしまうことです。その本質を守るため、常に、自分の故郷であるラダックの歴史や文化を、歴史家、考古学者、芸術家、そして鋭い洞察を持つ知識人たちの視点から探求し続けています」と意気込みを伝えてくれた。

地球の屋台骨、ヒマラヤ山脈の真っ只中での暮らしでは、太陽の光をはじめ、自然からの恵みなしでは人間は生きていけないということを、当たり前に感じることができる。彼らは、高らかに「自然を守ろう」と伝えるのではない。作品を通じ、今を生きる一人一人が、自分の内面に広がる世界へ旅に出ることを誘う。日本に初めてやってくる彼らに、一人でも多くの人に会いにきてほしい。

okazu

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「ラダック遊牧民の視展」
標高4~5000mでヤクやパシュミナを放牧する遊牧民たちが暮らすインド最北部ラダック。
星や風を読み、動物達と大家族で移動生活を営む遊牧民の視点は、
自然の一部として調和を保ちながら生きる人間の姿を教えてくれる
しかし、雪解け水を基盤とした自給自足の暮らしは、今、大きく変わろうとしている。

ラダックから遊牧民の視点をもつ3人の現代アーティストが来日。
本邦初公開の作品の中で壁画を制作します(4月11日〜14日)
美術家・淺井裕介が彼らと一緒にラダックで制作した地上絵のカケラも展示します。

[会期]2025年4月11日(金) 〜29 日(月) 

[開廊日] 金土日月 12:00〜18:00  [閉廊日] 火水木

[アーティスト在廊日] 4月11日〜14日(公開制作)、18日〜21日

[入場料]500円(ワンドリンクチケット付き) 小学生以下無料

[会場]ツォモリリ文庫 東京都調布市1-25-4 シティハウス仙川1階(京王線仙川駅より徒歩4分・せんがわ劇場向かい)
Tel. 03-6338-1469  E-mail info@tsomoriribunko.com

[主催] NPO法人ウォールアートプロジェクト https://wallartproject.net

[共催] ラダック自治山間開発会議レー  (Ladakh Autonomous Hill Development Council, Leh)

[助成] 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】

[協賛] 貝印株式会社  ポーラスター株式会社 BLUE BEAR Inc.

[展覧会詳細] http://tsomoriribunko.com/perspective_of_nomad_people_of_ladakh/

[展覧会中のイベント(予約制)] 
1.     オープニングトークイベント

ゲスト 富松篤(彫刻家)内田英恵(映像作家)ほか
とき 4月12日(土) 19:00〜20:30
 参加費:500円

定員 30名
*トークイベント後の立食パーティ
 参加費 2000円(ワンドリンク付き・予約時に参加の可否をお知らせください)

2.  映画「氷河の羊飼い」上映会

ラダックの遊牧民の女性を追ったドキュメンタリー映画。ラダックの3人のアーティストと共に遊牧民の暮らしを体感しましょう。
とき 4月18日(金)19:00~20:30
 参加費:1500円 (ワンドリンク付き)
 
定員 30名

3.  映画「Each Story それぞれの物語」上映会

「骨を掘る男」で注目を集める奥間勝也監督がラダックで制作した作品を上映。ラダックの3人のアーティストと奥間氏との対談を行います。

とき 4月19日(土) 19:00〜20:30
参加費:1500円(ワンドリンク付き)

定員 30名

4.  ラダック料理ワークショップ

ラダックのアーティスト3人とラダックの伝統的な料理を作って食べる会
とき 4月20日(日) 10:30〜13:00
参加費:3000円(試食付き)

定員 20名

イベントの予約 Eメールにて、お名前、お電話番号、参加人数をお書き添えの上お申し込みください。または開廊時にお電話、直接ご来場でのお申し込みも可能です。
ツォモリリ文庫 Email info@tsomoriribunko.com Tel.03-6338-1469

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ウォールアートプロジェクト 2024年度
【協賛】貝印株式会社 Blue Bear Inc. ポーラスター株式会社 ARTISANS’ KAI INDIA 
【WAP応援団 2024】 
林原裕子 菅原信子 鹿島和生


wall_art at 13:57|PermalinkComments(0)Ladakh | Forest Art Festival

September 10, 2024

okazu通信 号外「ガウラジに出演します」

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今夜19時からオンエアのラジオ「ガウラジ」に出演します(
生放送です)。直前のお知らせで恐縮です。
日本各地のコミュニティFMで放送されます。
https://musicbird.jp/cfm/news/guest/43386/


聴くことができる放送局一覧です。
https://peraichi.com/landing_pages/view/gowradi/

ラジオの場合、最寄りの地域の局に周波数を合わせてください。ラジオがなくても、インターネットが繋がっていればスマホやPCでも聞けます。その場合、地域関係なく、19時台を放送している局ならばどこのものでも聞けます(20時台しか放送していない局もあるのでご注意ください。リンク先に記載されています)。

また無料アプリ「リスラジ」「radimo」等をダウンロードいただき聴くこともできます。
https://musicbird.jp/cfm/radimo/


私が出演するのは19:15頃から20分間です。緊張でそわそわがとまりません。
RRyusuqueさんがラダックで作曲した新曲「Trees of Matho」も流れます!

ぜひお聴きください!

また、フォレストアートフェスティバル報告会も開催していきます。
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vol.1 「FAF報告会 with 香川大介」
私たちウォールアートプロジェクトが東京、調布市で運営しているギャラリーツォモリリ文庫で開催中の香川大介さんの個展「いのちたちのコイル」期間中に行います。会場では、香川さんがマトー村のチベット仏教寺院で制作した3本の絵巻物をご覧いただけます。また、内田英恵さんによるドキュメンタリー映像のダイジェスト版も上映を予定しています。

日時 9月22日 (日) 18:30〜20:00
参加費 1000円(ワンドリンク付き) 
報告会後のディナー(20:00~21:00) 2000円(ワンドリンク付き)

*要予約

ご予約・お問い合わせ先 ツォモリリ文庫
Tel. 03-6338-1469
Email info@tsomoriribunko.com

「いのちたちのコイル | 香川大介」9/6〜9/23

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vol.2は、インドより招へいするワィエダ兄弟、そしてハンドパン奏者のRRyusuqueさん、ダンサー花田千絵子さんとの報告会になります。
日時 10月13日(日)18:30〜
詳細は改めてご連絡いたします。

一足先に、ラダック地元メディア「NEWS18」と「Reach Ladakh」の番組がYoutubeにアップされていますので、共有いたします。作品の様子をご覧いただければと思います。

NEWS18
https://youtu.be/xA6ZM2xIaow?si=XPR5o7rvSbaFb1wf

Reach ladakh
https://youtu.be/_r5-DfCKKBU?si=cy__M_mkGvUN5z6P

皆様にお目にかかれますこと、楽しみにしております。
まずは今からのラジオで!

浜尾和徳

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ウォールアートプロジェクト 2024年度
【協賛】貝印株式会社 Blue Bear Inc. ポーラスター株式会社 ARTISANS’ KAI INDIA 
【WAP応援団 2024】 2024.9.10 現在 3名
林原裕子 菅原信子 鹿島和生 


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August 08, 2024

okazu通信 第106号「7年後の芽生え」

昨日、とても嬉しいことがありました。
RRyusuqueさんと花田千絵子さんの音楽とダンスのワークショップに来てくれた子たちが7人いました。
天候の不具合で学校の夏休みが延期となり、ワークショップは頓挫しかけましたが、学校の先生に掛け合って、子どもたちを呼んでもらったのです。

RRyusuqueさんは、音楽は、リズムとメロディとハーモニーからできていて、自分の体や、石やバケツなど、特別な楽器がなくても作れるんだよ、ということを優しく教えてくれました。

花田さんは、「自分の体を感じることから始めてみましょう」と、まずは歩くことに誘います。なかなか立ち上がらない彼女、彼ら。大変シャイなのです。それでも少しずつ打ち解けていきました。「踊るのに大切なのは、イマジネーション。身体は、一人一人違っているし、想像できることも違う。身体とイマジネーションがかみ合わさった時、自分だけの踊りが出来上がる。ダンスは自由なんだよ」と花田さん。
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音楽とダンスのはじめの手ほどきをしてくれたRRyusuqueさんと花田さん。終わった後、おしゃべりタイム。夏休みの過ごし方や日々の生活を教えてもらいます。話は弾み、淺井さんや富松さんが制作するコミュニティーホールへ行くことに

淺井さんは彼女たちをみて、土の絵の具を渡し、丸を描いて、筆で指し示します。丸の中を塗り始めるみんな。一緒に絵を描き始めます。「言葉はいらないね」と淺井さん。
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そこで、ある少女が言いました。
「私、小さかった時、絵のある教室で勉強していたんです」
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「え、それはどこで?」と聞き返すと同時にスパークが走りました。
アースアートプロジェクト2017で、アンプ・ヴァーキーさんが壁画のモデルにした女の子なのでは?すぐにPCを開いて映像を見せると、その通りでした。

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他の子も集まってきます。「あ、これ私だ!」と7人のうち5人がその映像の中で一緒に絵を描いたり、手形を壁に打っていました。

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淺井さんと7年前の手形

7年前のドキュメンタリー映像の中で、私は「種は蒔いたので、あとは芽吹くのを待つばかりです」と話していました。7年が経ち、目の前でおしゃべりしながら絵に真剣に打ち込む子どもたちの姿。

種が芽生え、すくすくと育っていると思うと、その光景が胸に刺さりました。

帰り間際にどうだった、と尋ねると、「とても楽しくてリフレッシュできました」と笑顔で答えてくれました。アートクラブがあったらいいね、先輩のユードルさんもいるし、と言うと「参加したいです」との言葉。

絵が好きな子、立体を作るのが好きな子、音楽やダンスが好きな子。アートの森のすぐそばで、一人一人の「好き」が思う存分発揮できる場所ができたらいい、そういう新しい想いを得ました。

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August 03, 2024

okazu通信 第105号「フォレストアートフェスティバルの制作-淺井裕介、富松篤-」

真夏を迎えたラダックで、フォレストアートフェスティバルの制作が進んでいる。
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水がモチーフの地上絵。植樹地を見守る。上部に残り二つの地上絵が。

淺井裕介さんは、3つの地上絵を同時進行中だ。照りつける日差し、気まぐれに降る雨、砂を巻き上げる風、上下の激しい気温。「コールドデザート(冷たい砂漠)」と呼ばれるラダックの気象は、人間たちに楽をさせてくれない。そんな中、淺井さんは現地ラダックのアーティストたちの協力を得て、地上絵を進めている。子どもの頃、誰もが一度は無意識に木の枝で地面に線を描いたことがあるのではないだろうか。大地に絵を描く、というのは人間の原始的な行為であるのかもしれない。淺井さんは20年来、大きな地上絵を描くことを夢見てきたそうだ。それが現実世界に姿を現しつつある。
動物と植物が融合したモチーフは、地球に生きるものたちの分かち難い関係性を感じさせる。3つの地上絵は、いずれも昨年植樹した6000本の木々に向けて優しい眼差しを湛えている。

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富松篤さんは、舞台であるマトー村の川を遡上し、流木を集めた。この時もラダック人アーティストが自在に力強く山を駆け回り、あれよあれよという間にたくさんの流木が集まった。取り組んでいるのは、ヤクとアイベックスにインスパイアを受けた2体の作品だ。山の川を流れてきた流木は、海の物と比べてラフで、より力強さを感じる。中には、融け出している氷河の下にあった木々もあるのではないか、と富松さんは言う。完成しつつあるその姿は、ラダックで大きな注目を集めている。

香川大介さん、ワィエダ兄弟、花田千絵子さん、RRyusuqueさんの制作は、追ってまたお伝えしたい。

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〜クラウドファンディングのお知らせ〜
「フォレストアートフェスティバル」で、アーティストに最大限の制作をしてもらうため、クラウドファンディングに挑戦中です!
今日で、残り5日。177名の方々からご支援をいただき、目標まであと18%、53万7千円となりました。ウォールアートプロジェクト15年の取り組みの集大成として、経験の全てを注ぎ込み、成功させようとしています。皆さんの手で、ゴール達成までの最後の一押しを、何卒よろしくお願い致します。3000円からご支援いただけます。
下記よりプロジェクト概要をご覧ください。
https://readyfor.jp/projects/forestartfestival
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ウォールアートプロジェクト 2024年度
【協賛】貝印株式会社 Blue Bear Inc. ポーラスター株式会社 ARTISANS’ KAI INDIA 
【WAP応援団 2023】 2024.8.2 現在 3名
林原裕子 菅原信子 鹿島和生 


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July 19, 2024

okazu通信 第104号「ラダックの教育者とアートについて語り合う」

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フォレストアートフェスティバルの告知のためにレーの町にあるモラビアンミッションスクール(生徒数3歳〜17歳まで607名)を訪ねた。私たちがアースアートプロジェクト2017を開催した当時は、マトー村に分校があり、淺井裕介さんが二つの教室と、廊下に作品を残した。
(建物の老朽化に伴い、校舎は取り壊された。作品はドキュメンタリー映像の中に残っている→https://youtu.be/WVQ0gdRsxG4
 
7年たって大きくなった子どもたちと再会するかもしれない、と胸をときめかせながら門をくぐった。
迎えてくれたのは校長のマドゥさん。

「2017年の作品は今も強く心に残っています。この夏もプロジェクトが行われると聞いて、とてもワクワクしました。子どもたちにもフェスティバルを見せたいけれど、学校丸ごとは連れて行けないので・・・上の学年の子どもたちは連れて行きたいと思います。本校でもレクチャーなどしていただけたら嬉しいのですが」

「アートに触れる時間が子どもたちに必要だとお考えですか?」

「クリエイトする、ということを今一番大切に考えています。というのも、今の子どもたちに『自分の手で何かを作れる』、という感覚を持ってほしいのです。お金を出せばなんでも手に入る、お金がないと何も手に入らない、と思っている子も多いですから。自分も作り出すことができるんだ、という感覚を得るには手を動かす経験が大事です」

「ラダックでもそうだとは驚きです。こんなに豊かな自然があるのに」

「近くにあるからこそ、鈍くなってしまうのでしょう。例えば、この流木。今の子どもたちは、流木、と聞いてもピンとこないかもしれません。自然が生み出したユニークな形、表皮を無くしたことで出ている滑らかさ。日本の生け花でも用いられることが多いですよね。ラダックでは流木も石も、いくらでもあるから、普段は気にもとめない存在だけれど、そこに美しさや、宿るものを感じ、見出すことは、自然への敬いにつながります。授業でいくら、『自然を守ろう』、というポスターを描いたとしても、自然を敬う気持ちがなければ意味がありません。それは与えられるものではなくて、自分のうちから出てくるべきものだから」

「そういう言葉にしにくいことを伝えるのは、アートの得意分野かもしれません」

「ラダックでも学校教育は、職に就き、お金を稼ぐこと、とすぐに結びついてしまう。けれど、まずは自分たちを生かす自然について、よく学び、理解しなければいけません。それは生きていくための自信にもつながります。大雨による洪水も、根雪の減少も、水不足問題も、人間が自然を金銭に換算できる対象にして、切り開き、消費し続けてきたことの結果だと思います。冬のラダックでは、酸素が少なくなる、という説があります。樹木の大半が葉を落とし、休眠状態に入るためです。だから木を切ったら植える。植樹はとても大切な活動として認知されています。『森づくり×アート』には大きな可能性を感じます。その大切さが広がっていくといいですね。できることがあったら言ってくださいね。応援しています」

お話ししたのは30分ほど。ラダックの教育現場の最前線にいる方からこういう言葉を聞くことができて、大きな可能性を感じた。子どもたちにとっておきの作品を見せられるように、アーティストチームが力を出し尽くせる万全の環境を作ろう、と思いを新たにした。

okazu

〜クラウドファンディングのお知らせ〜
「フォレストアートフェスティバル」で、アーティストに最大限の制作をしてもらうため、クラウドファンディングに挑戦中です!
今日、残り20日の時点で目標金額300万円の64%(192万4千円)まで来ました。130名の方々からご支援をいただいています。残り107万6千円です。
寄付へのリターンもラダック要素あり、アート要素ありで、一風変わった面白いラインナップになっていますので、ぜひご一読ください!3000円からご支援いただけます。
https://readyfor.jp/projects/forestartfestival
 
〜キックオフイベントの動画〜
https://youtu.be/0RzEq1XVy7M?si=42I9aTb9mU4qNWJG

〜植樹地の管理や補植を応援するMy Treeプログラムはこちらです〜
https://wallartproject.net/my-tree-program/

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ウォールアートプロジェクト 2024年度
【協賛】貝印株式会社 Blue Bear Inc. ポーラスター株式会社 ARTISANS’ KAI INDIA 
【WAP応援団 2023】 2024.6.7 現在 3名
林原裕子 菅原信子 鹿島和生 


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July 13, 2024

okazu通信 第103号「ボランティアチームの力」

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渡航前ミーティングの様子

フォレストアートフェスティバル本番へ向け、
アーティストチームに先駆け、ラダックに現地入りしました。
ラダックでの準備の様子をお伝えする前に、一緒にプロジェクトを作っていくボランティアチームを紹介します
3月から4度の説明会、キックオフイベント、2度の渡航前ミーティングを重ね、集まったボランティアチームは、総勢23人。時間と費用と労力をかけ、日本から駆けつけてくれます。

今回も多種多様なバックグラウンドを持つメンバーが集結しました。学生、保健室の先生、転職期間中の人、ファーマー、料理人、アートLOVER、建築家、空間デザイナー、アーティスト、舞台俳優。「森づくりが未来につながると思うから」「芸術祭を作っていきたいから」「ラダックへ行ってみたいから」「アートを現場で楽しみたいから」などなど、参加を決めた思いや理由は様々です。

私たちウォールアートプロジェクトがボランティアのお願いしているのは、自分もオーガナイザーの一人である、という意識を持ってほしい、ということです。

私たちは過去にラダックで3度、芸術祭を開催してきましたが、順調に推移した回は一度もありません。いつも何かしらのハプニングが起こり、困難に直面しました。空中分解しかけたこともあります。それらを乗り越えられたのは、アーティストやボランティアという立場に縛られない、その場に集った人、一人一人の知恵と行動、意志だったのです。

表舞台に立つ主役がアーティストであることは確かなこと。ですが、ボランティアチームがアーティストを支えるための存在かというと、そうではないと思っています。あくまで一緒にプロジェクトを作っていく「同志」。そんな関係性だと思っています。

アーティストを含めると、総勢40人弱がラダックの現地でフォレストアートフェスティバルを作り上げます。さまざまな想いを携えた人が集まれば力が生まれます。どんな芸術祭になるのか、引き続き、レポートをお楽しみに!

okazu

〜クラウドファンディングのお知らせ〜
「フォレストアートフェスティバル」で、アーティストに最大限の制作をしてもらうため、クラウドファンディングに挑戦中です!
今日、残り26日の時点で目標金額300万円の57%(172万4千円)まで来ました。113名の方々からご支援をいただいています。残り127万6千円です。
寄付へのリターンもラダック要素あり、アート要素ありで、一風変わった面白いラインナップになっていますので、ぜひご一読ください!3000円からご支援いただけます。
https://readyfor.jp/projects/forestartfestival
 
〜キックオフイベントの動画〜
https://youtu.be/0RzEq1XVy7M?si=42I9aTb9mU4qNWJG

〜植樹地の管理や補植を応援するMy Treeプログラムはこちらです〜
https://wallartproject.net/my-tree-program/

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ウォールアートプロジェクト 2024年度
【協賛】貝印株式会社 Blue Bear Inc. ポーラスター株式会社 ARTISANS’ KAI INDIA 
【WAP応援団 2023】 2024.6.7 現在 3名
林原裕子 菅原信子 鹿島和生 


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