July 2015

July 29, 2015

ゴーティ、カンゴシー、ゴーシー 超真剣石当て

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夕方7時半、一日中PCの前にいたので散歩。雨の合間の月明かりの下で、近所の子どもたちがまだ遊んでいた。超真剣石当てがこの数日間続いている。しばらく観察するに、ビリヤードみたいなもののようだ。この遊びの名前、何て言うの、と聞くと、ゴーティ、カンゴシー、ゴーシーと3つ出てきた。ケードロ、ドロケー、大富豪、大貧民みたいなバリエーションなのかな。一人が、雨が降るから帰ろうぜ、という。2分後、雨が降ってきた。明日の夕方一緒にやろうぜ、と誘われた。

おかず
 




 

July 28, 2015

夕暮れの川縁は


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橋の上から振り返ると、子どもたちが川縁にたたずんでいた。目を凝らすと、何か棒を持っている。はっ!と思って近寄る。なんだこいつは、という子どもたちの好奇の視線を受けながら、手元の棒をみる。

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やはり魚釣りをしていた。小学2年生くらいかな。後ろにいる子どもたちがわぁわぁ言い出したかと思ったら、その子たちでどつきあい開始。でも、釣り糸を垂らす少年は、クイクイっと竿を操っていた。

おかず

 

July 26, 2015

昼ごはんの支度

昼前、「今日の昼飯はおれの当番なんだ」とダールを作るラジェーシュさん。ダール豆をゆでる時、青トウガラシを一緒に入れることで辛味がちょうどよく出るんだよ、とのこと。トマト、コリアンダーを入れる時にも青トウガラシを入れる。それでも辛味はちょうど良い。手伝う姪っ子たち、お姉ちゃんがしているピンクの髪飾りが日常の一コマを彩る。 

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薪が燃え、まだ熱々の灰で干しボンビル(名物魚)を転がして炙る。かじる。焼酎、日本酒がほしくなる。マフア酒とバッチリの相性。止まらない、最高のつまみ。
 
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おかず 

July 25, 2015

おかず塾 日本語−マラティ語・ワルリ語

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大きな大きな作業に片が付き、おかず塾でマラティ語+ワルリ語⇔日本語クラス、スタート。
お互いに約2年間触れてきた言葉、耳には結構馴染んでいる。と思いきや、発音を細かく教えてもらうと、かなり外していたことが分かった。日本語では、aiueoの5パターンと子音の組み合わせだけれど、マラティ語、ワルリ語には12パターンある。しかも、ヒンディ語とも結構違っていて、音の強弱を入れるとさらにパターンが増える。
その点、日本語の発音はかなりシンプル。一方、読み書きの難易度は高い。
教え合って、頭の中を整理して、口に出す。少しずつ話が通じるようになるのが楽しい。初めて英語で外国人の先生と話した時を思い出す。世界が広がる感覚。

おかず


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July 23, 2015

水の話 ノコミーティング イン ガンジャード

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雨期のノコハウスで、ノコミーティング イン ガンジャード。
9月から3月にかけて、立てつづけにあるプロジェクトを整理。

9月20日〜26日 雨期の視察
11月11日〜12月4日 WAF in Khagaria 2015
12月5日〜12月18日 母屋を建てる 前編
1月27日〜2月9日 母屋を建てる後編
2月10日〜2月29日 WAF with noco 2016

このほかに、デリーやムンバイでのWAPトークイベントやワークショップがいくつかある。
過去最大級の過密スケジュール。
でも、このメンバーとならば、肩ひじ張らずに、適度に息を抜きながらうまくやれそうだって、思える。
きっと、ワルリ族の「日々を楽しむ力」がそう思わせてくれるのだと思う。
どこここで、どのくらいの魚、エビが獲れた、こんな野菜が実った、あの村で雨乞いの儀式があった、
タルパーの準備をはじめる・・・「日々を楽しむ」のが上手いということは、幸せをいつもそばに感じているということだと思う。

議題は、東京でのノコミーティングを受けて、母屋を建てるにあたって水をどう確保していくか、水浴びはどうするか、排水はどうするか、という話が中心だった。「地中の水位が以前よりも明らかに下がっている。数年前まで、乾期になってもなかなか干上がらなかった川が、今では乾期の始まりの11月には水が殆どなくなってしまう。それに、地中からポンプを使って水を汲み上げる時、前よりも時間がかかるようになった」。
理由の一つとして考えられるのが、木が急激に減った結果、地中の保水力が下がってきている、ということ。計画的に植えて、計画的に伐る。村の生活のいいところを残していくために今必要なことだろう、と話す。

家には、水道や井戸が一軒一軒にあるわけではない。
公共の井戸があって、そこに瓶を持っていき、そこから水を汲み、家に持ち帰る。
一見不便ではあるけれど、日常生活で、水資源を無駄にしない、という意識を持つことに繋がっているのかもしれない。母屋のシャワールームを考える中で、「シャワーヘッドをつけるんじゃなくて、バケツに水をためて手桶で浴びるのがいいんじゃないかな」という話になる。体をきれいにするために必要な水の量って、実はそんなにたくさんなくても大丈夫。これは、WAFに参加した日本の女性たちも話していたから、一般的なことなんだと思う。水資源が豊富な日本で生活していると、この感覚はわかりにくいかもしれないけれど。
シャワールームの床は、平らな岩を敷いて、脇を砂利で固め、バイオジオフィルターを応用することで、排水を濾過することに挑戦してみるのはどうか、使う石けんそのものも何にするかを考えた方がいい、等々議論は続く。

おかず

July 21, 2015

雨乞いの儀式のあとで

ニクナ村での雨乞いの儀式にお邪魔したのは、7月18日のことだった。
その翌々日、20日からほぼ間断なく雨が降り続いている。
2015年の現代に生きていて、「雨乞い」という行為をどのくらいの人が意味あるものとして受け取るか分からないけれど、ガンジャード村にいる僕は、その効果を目の当たりにしている。
この朝は、雨音で目覚めた。昨日から勢いを増した雨が、そのまま降り続いているようだ。
村は、様変わりした。

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学校が少し早目におわったみたいで、子どもたちは晴れの日と同じように、ビー玉当てで遊んでいる。
地面に小川の様に水が流れていることや、カサをさしていることは、特に関係ないみたいだ。
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隣の家のRameshさんが、片手に袋を持っていた。もしやそれは、
O「魚、来てますか?」
R「おう、入れ食い状態だ。川に網を仕掛ければすぐに獲れるよ。今みんな獲ってる」
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お昼ご飯の後で、川に行ってみることにした。
川はその幅を何倍かに広げ、土色になっている。流れは、写真では穏やかに見えるかもしれないが、川を渡る時によく気を付けていないと履いているサンダルが流されてしまうくらい早い。
その川の中に数組の人影がある。
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「獲れますかー?」と声をかけると、「おー、いるぞー」と、網と、藻の中から小魚を素手で器用に集めている人が答えた。
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少し離れたところには、別の親子連れ。獲った魚は女の子が右手に持っている壺の中。お父さんが網で川岸をザザザザとさらうたびに、小魚が5〜10匹くらい獲れる。反対側を持っている子は、おそらく4歳くらいだと思うが、流れのある川の中でしっかりお父さんについてくる。
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子どもチームも奮闘していた。
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奮闘と言っても、よく慣れた手つきで網を川に浸し、片方を足で踏んで固定し、5分ほどそのままでいる。
途中、まだ雨は降っていたが、もうカサいらない、と彼女たちは岸辺に置いた。
網を水中に入れる時に両手を使う必要があって、カサは首に置いておく状態だったから、もし落としてしまって流されるのがイヤだったんだろうな。
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すると、やはり魚が引っかかっている。
20分ほどでこれくらい獲れたそうだ。

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一度魚を回収し終えると、また元の様に網を張り直す。
僕が帰ろうとすると、「ばいばーい」と余裕で手を振ってくれた。

魚とりの他にも、竹製の蓑をかぶって田植えしたり、ナンガルを運んだりと、雨だからと言って活動が止まっているわけじゃなかった。むしろ、「よーしやっときたか、さて行くか」と気合が入っているようだった。雨、水の大切さを痛切に感じるこの数日間だ。

おかず 

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July 17, 2015

カジュールの苗を植えた時

「庭に植えておいたカジュールの苗が植え時だからと、移植しにいく」、とピタージー。
風が強い。上空に雲はやってくるものの、その風が流されていってしまう。
雨は気まぐれにサァッと降るばかり。 
土の温度が気持ちいいのか、ラクシュミーがついてきた。田んぼにゴロンとなる。

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種を植えて、1〜2年という苗は、まだ背丈は小さいものの、根っこに力強さを感じる。
植える場所は、田んぼのあぜ。
他にもオクラや、アンバリー、豆などがぐるりと一緒に植えてある。
土を掘るのは、シャベルではなく、パハルという鉄の棒。
先端が平たくなっており、土に差し、テコの原理で土を剥いで、削っていく感覚。
かなり単純な鉄の棒と言える。穴からは手で土を出す。

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家を建てた時も、これで穴を掘った。60僂凌爾気9つ分。
スコップとどちらが楽だろうか。スコップの方が運びやすかったり、小回りが利いたりする。土を穴から出すのも楽かもしれない。パハルは、作りが単純なので製造しやすい。値段は長さにもよるが、家を建てる時に買ったものは、200RS(=400円)ほどだった。その重さをうまく利用すれば、割かしざすざすと土は掘れるが、土を手で取り出すには慣れが必要。

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田んぼのあぜのオクラ。他の草を特に抜いたりはしないで、そのままにしていてある。
こういうところに、自然農法の要素を感じる。
植えた後は、川で水を汲み、20本ほど植えた一本一本に水をやる。
植物への愛情を感じる。

途中、5,6人の男のグループがうろうろとやってきた。
木の上を見て、おもむろに刃物を取り出した。
「おい、なにやってんだ、人の木を勝手に切るんじゃない!」とピタージーが声を荒げた。
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少し離れたところにある養鶏所の人々が、電線を引くために、そのルート上にある邪魔な木の枝などを切ろうとしているのだった。
「木の枝を払うだけだ。それに金も出す。いくら欲しいんだ。こっちにこい」と上から目線の相手に対し、
「人のものに手を付けようとしているのに、勝手なこと言いやがって。金を出す出すと言って、前も出さなかったな。お前がこっちに来い」と応戦するピタージー。
木を切れと、部下に指示を出す相手、威嚇するピタージー。ラチはあかない。
「切るんじゃない」とピタージーが言うと、「いくら欲しんだ、言ってみろ」と相手は言う。
そういうことじゃないんじゃないか、と僕は内心思いながら、様子を見守る。
枝と言っても、この木の細い部分のことで、些末なことじゃない。
合意はないままに、結局、切ってしまった。憤然とするピタージー。あとでオフィスに乗り込むと言っていた。

世界の色々な所で、このように外部の人たちがやってきて、その人たちの都合で自然が変えられる、例えば、工場や大きなインフラを作る時に起きているのだろうな、と想像が膨らんだ。地球の片隅の村で起こった、小さな出来事だけれど、考えさせられる光景だった。

おかず
 

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July 16, 2015

7月の家の風景

ピタージーが担いで帰ってきた。
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二頭の牛にひかせ、田を耕すナンガル。
家の大黒柱にも使われるサーグの木と、サーグより硬いローカンの木で出来ている。
どの家にもある。

5、6月の暑い季節と言えば、この飲物。
アンビール。ドロッとしていて、田仕事に行く前に飲めば、昼すぎまで腹が減ることはない。
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ナグリーを石臼で挽き、熱々の熱湯にその粉を入れて一晩おく。
翌朝、再び火を入れ、塩を加えて完成。発酵が進むためか、酸味も感じる。
食欲が落ちる暑い時期には、米を食べるよりもアンビールの方が消化にいいそうだ。
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おかず
 

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