August 2016

August 26, 2016

世界森会議!

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世界森会議のインド行きまであと一週間。
日本から参加する「チーム世界森会議」は総勢24人。
2歳児から学生、留学生、社会人まで幅広いジャンルの人々が集まった。

5ヶ月間、計11回の勉強会。
そのうちの1回は福島県須賀川市の「銀河のほとり」で、
福島で土とともに生きる人々と開催した。

そもそも世界森会議とは何か?

2015年3月、ノコプロジェクトでワルリの人々と土と牛ふんと木の「家」を建てた。
土を運び、木をはつり、牛ふんをこね、土を叩いていく中、
私たちは村人の声を集めた。

伝統的な家を建てたくても木がないこと。
それは外部の人の乱伐で法規制が厳しくなったこともあるが、
木が乱伐されて実際に地下水位が下がってきていること。
地下水位の低下で、これまでのネイティブの種が育ちづらくなり、
水が少なくても早く育つハイブリッドの種と、
化学肥料と農薬に頼る農業に変わりつつあること。
それによって、多くの生命を育む川の水が汚れてきていること。

そんな村人の声を聴くうちに、
これはここだけの問題ではなくて、この地球全体の問題なのだと。
ごくごく自然の流れで、
ワルリの村からワルリの人たちといっしょに伝えたい、
みんなに知ってもらいたい、考えてもらいたいと思った。

それが世界森会議だ。

今年2月に建てたダイニングホールとしての「OMOYA」で、
自由な空気の中、国を越えて集まったみんなが伝え合う。

たとえば日本から参加のプレゼンテーター

1)水ジャーナリストの橋本淳司氏が世界の「水」事情について解説し、
村の水事情についての意見交換をする。
橋本淳司氏 http://www.aqua-sphere.net/profile.html

2)農業を始めたアーティスト遠藤一郎氏が自然と人間、土とアートをトークと
ライブペイントで表現する。
遠藤一郎氏 https://twitter.com/goforfuture

3)カリンバ奏者で森のウォッチャーでもあるSAGE氏は
現地の木で子どもたちとカリンバを制作し、演奏する。
SAGE氏 https://www.facebook.com/Sage.kalimba?fref=ts

4)画家・大小島真木氏は、星のものがたりをワルリ族の人たちと伝え合う。
大小島真木氏 http://www.ohkojima.com/top.htm

このほかワルリ族の人、他地域の人によるプレゼンテーションがちりばめられる。

オーガニック農法を研究し続けているNAVDANYAからは
ディレクターふたりが、ヴァンダナ・シヴァのメッセージを携えて来る。

集まる人たちは、国も性別も立ち位置も違う。
しかし、
遠いところに見ている目標は同じなのではないだろうか。
一回でどうなるわけでもないだろう。それはわかっているつもり。
でも100回、100年続けたら、きっと世界は変わっているのではないだろうか。
次の世代へ、そしてそのまた次の世代へ。

子どもたちがきっと受け継いでくれるはず。

引用:salad party by おおくにあきこ(ウォールアートプロジェクト理事長)
 http://bluebearmagazine.blog.jp/

 
 

August 02, 2016

世界森会議前夜と勉強会vol.9, 10のお知らせ

いよいよ雨季のワルリ族の村での世界森会議が近づいてきました。

8月5・6日に説明会、7・14日に勉強会を開催します。

改めて、ノコプロジェクトと世界森会議についてお伝えします。

”ノコプロジェクトー世界森会議/Global Forest Meetingについてー”

川で魚をとったり、牛ふんで床のメンテナンスをしてみたり。多様性を育む木も植える。ワルリ族の大地と共にある暮らしを体験し、一緒に「土」「種」「水」「森」と人、そして「人と人との関わり方」について考え、発表し、共有する。そこで感じたこと、知ったこと、「大地のチカラ」を周りへと伝える。そうして世界を少しずつ変えていく。それが世界森会議の目的です。

ワルリの村では同じくノコプロジェクトで建てた母屋(OMOYA)を会場にします。
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ワルリ族の村に行けなくても、同じような取り組みは日本でも、世界の他地域でもできると思っています。

大地をリスペクトし学ぼうとする人、より良い未来を創っていこうと思う人たちがいる限り。


日本での勉強会ははじめの一歩です。様々な角度から今の世界を見つめ、まずは知ること。

学ぶことは、心に翼を持つことだと思っています。

「こんなことを世界森会議でやってみたら面白いんじゃないか」

8月7日と14日の勉強会では、そういう提案も歓迎です。

4月からの勉強会で学んできた「関わり方の学び方」「種」「水」「森」。

それぞれの有機的な結びつきと世界で起きている問題の一端が見えてきた私たちは、何をするのか。

森会議を一緒に開催するワルリ族の人々のアート、食、信仰、農業など4年間の付き合いの中で私たちが知ったことをお伝えしながら、勉強会に集う人たちみんなで考えたいと思います。


8月5、6日には参加を検討している方々向けの説明会「世界森会議前夜」を開催します。

説明会では雨季のワルリ族の村での滞在時の宿泊や過ごし方、持ち物などの説明と、世界森会議の内容についてお伝えします。

勉強会と合わせ参加していただけたら、と思います。

今回はインドでの世界森会議へ参加できないけれど、興味がある、という方々も大歓迎です!

一緒にこれからの世界森会議を作りましょう!

世界森会議へ参加ご希望の方は、おおくにか私までご連絡ください。
infowafes.net(☆をアットマークに)

3泊5日のプチでライトな参加方法もあります。


【世界森会議前夜説明会】参加費500

(1)85日(金)18:0020:00 説明会@JICA地球ひろば(市ヶ谷)603会議室

(2)86日(土)18:0020:00 説明会@JICA東京センター(幡ケ谷)101セミナールーム

【世界森会議前夜勉強会〜総集編1〜】参加費1000

87日(日) 9:3011:45 勉強会@JICA東京センター(幡ケ谷)101セミナールーム

【世界森会議前夜勉強会〜総集編2〜】

814日(日)9:3011:45 勉強会@JICA地球ひろば (市ヶ谷)603会議室

説明会・勉強会に参加希望の方はご一方願います。

infowafes.net(☆をアットマークに)

JICA会議室は市ヶ谷と幡ケ谷にあります。お間違えのないよう!


”ノコプロジェクトって?”

ワルリ族の言葉、ノコ。もう十分です、ストップという意味。

2012年から芸術祭Wall Art Festivalを通じ本格的にワルリ族と関わるようになった私たちウォールアートプロジェクトは、彼らの大地と文化と共にある暮らしに惹きつけられ、たくさんのことを学んできました。その一方で、ワルリ族の人々が木と土と牛ふんでできた伝統的な「家」を建てることや、従来の循環する農業を続けるのが難しい状況に追い込まれていることを知りました。

日本がたどってきた道にも似ているなぁと感じるところも多く、今の日本の様子や、ワルリの伝統的の家の心地よさをワルリ族の人たちに伝えると、「こういう家を残していくことがワルリ族の将来にとって良いと思う」ということに。そこで、社会彫刻ノコプロジェクトとして伝統的工法と日本の空間デザインを融合させ居心地のいい「家」づくりを始めました。

「家」づくりの素材、土、木、牛ふんは自分と大地とのつながりを呼び覚ましてくれたのでした。やってみて、体を動かして、感じて、考える。ノコプロジェクトのモットーです。

将来は家を拠点にして日印の子どもたちが交流し学び合い、持続可能な農業を発展させることによって地域での雇用の受け皿とし、教育や経済、エネルギーが循環する、そんなコミュニティモデルとなるような地域づくりを目指しています。

オルタナティブな未来を目標に、ノコプロジェクトはノコノコと進んでいきます。

「住」「食」「農業」「排泄」「排水」が循環するモデル=ノコデザイン
 noco design new

ワルリ画 noco project アニメーション
https://www.youtube.com/watch?v=mV6PJdzxzuw

おかず