Amrutaさんとのミーティングマリーンラインズで打ち合わせ

December 30, 2017

ムンバイでアートスポットを巡る

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12月29日、敏腕コンサルタントで美術教師でもあるインド人女性SabinaさんにART PLUS BLUEの話を聞いてもらっていた。場所は、Cricket Club of Indiaという、クリケットスタジアムが併設されている会員制のクラブだ。

Sabinaさんに、「漆と絵師 URUSHI to ESHI」展のために会場を探しているんです」と尋ねると、
「Sassoon Dock というところでエキシビションが開催されているみたいで、友人が面白かったと言っていたの。今朝の新聞に載っていて、たまたま写真を撮ったのよ」と教えてくれた。翌日、12月30日、足を運んでみた。

Sassoon Dockは、昔ながらの漁港の一つらしく、その場所を活気づけよう、という取り組みのようだった。それと、会場のいろいろなところで"Art For All"という言葉が目についた。主催はST+ART INDIA FOUNDATION、デリーやバンガロールなどでもこういったパブリックアートプロジェクトを行っているそうだ。

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漁港には倉庫が立ち並んでいて、その外壁に壁画が展開されていた。
その中の一つがメイン会場になっていて、部屋を使った展示がされている。インド人作家が6割、海外の作家が4割ほど参加していた。

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この漁港にインスパイアされて制作された作品が多かった。

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インド人アーティスト・Shilo Shiv Sulemanさんのオーガンザ(布地の一種)とファイバーグラスを使った作品。刺繍はアーティスト自身が書いた詩をもとにしている。時間の制約のないSassoon DockとG. Nammalvarに書かれた讃美歌からインスピレーションを受け、彼女と恋人の秘密の恋愛を言語と刺繍を用い表現しているそうだ。


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この作品は、魚を売っている港のおばちゃんたちのポートレート。オーストラリアのアーティスト・Guido Van Heltenさんの作品。
3日間、いろいろな人から話を聞く中で3人のおばちゃんたちの会話や振る舞いに感じ取ったものがあったそうだ。

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おりしも最終日だったので、来場者も多かった。特に10代〜20代の若者たちが多かった。
作品の前でセルフィーをとったり、楽しんでいる。

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階段。


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メイン会場の最上階、メキシコのCuriotさんとウルグアイのRominaさんの作品。

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Jehangir Art Galley でも思ったのだけれど、見に来ている若者たちが楽しんでいる。とても明るい空気。見方によっては、何か楽しめそうな場所、というテーマパーク的なノリで若者が見に来ているという印象もある。だが、単純なエンターテイメントを求めて、というよりも、知的な刺激を求めているような気がした。アートが好きな人々ももちろん多くいるだろうし、そんなにアートが好きというわけではないけれど、何か面白いんだよね、と感じている、というか。
アーティストたちが本気を出して描き、制作した作品に触れる機会が日常の1ページにあるということは得難いことだと思うし、作品を見る敷居を低くして、誰でも見に来られるというのはとても良いことだと思った。作品を写真で見るのと、生で見るのでは全く経験が違う。アートの裾野が広がるだろうな。

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港を離れ、街中へ。すると、牛を発見。こんな場所で珍しい。


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結構暑くて、喉が渇いたのでモーサンビージュースを飲むことに。
このおじさんは、皮をむいたモーサンビー(この果物)にちゃんと布をかけていたのでおそらく大丈夫だろうと判断。

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しぼりたて100%、1杯30RS。
砂糖をいれるか、と聞かれたけど、NO。多分、十分に甘い。


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ギャラリー、Chemould Prescott Roadへ。Fort地区の歴史を重ねていそうな建物が並ぶエリアにある。
http://www.gallerychemould.com/

L N Tallurの作品展 「smoke out」が開催中だった。smoke out は、燻り出す、という意味合いで、
作者のコメントには、「ネズミは18ヶ月間の生命の中でどんどん数を増やしていきます。私たちの頭の中にある考えや欲望も、それと同じように次々に増えていきます。ネズミたちをあぶり出すように、私たちの中にある考えや、欲望もあぶり出してみよう」、というようなことがあった。(記録に残し忘れてしまったので、記憶の内容につき、過不足はご勘弁を!)

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道中で、エキシビション後の展開を考えて、幾つかのセレクトショップを回る。
店員に話しかけ漆器の話をすると、反応が良い。持参している漆器の器をみせる。
美しい、と目が輝くのがわかる。素材としての漆や職人さんのストーリー性にも心惹かれるようだ。
「もし、当店で扱うことを希望なされるのならば、本部の連絡先を渡しますので、連絡を取ってみては」とのこと。一歩前進。自分が作ったものではないけれど、作り手の方とその背後にいらっしゃる方々のことを思うと、その反応がとても嬉しい。

少し疲れたので足を休めたかったのだが、ちょうどいいカフェがないかな〜と探していたら靴磨きやさんが。ちょうど汚れてきていたので磨いてもらう。
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ぼーっと周囲を眺める。このあたりは小さな商店が立ち並んでいる。建物の上階には人が住んでいる様子。野菜を売っている人もいる。


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ムンバイには猫が多い。

もう一軒、調べていた写真専門のスペースがあり、アート専門学校、という看板も出ている。訪れてみると、玄関にガードマンの人が。中のことを尋ねてみると、「今は展示はしていないよ」とのこと。詳しく聞きたいのだけど、と粘ると事務所の人に電話をつないでくれた。「今はアートオークションの会場になっていて、美術教育はしていないんです。火曜日に集まりがあるので様子を知りたければその時にいらしてください」とのこと。「漆と絵師」エキシビションの時に、ワークショップも企画しているので何か組めないだろうか、と思ったのだが。

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暗くなってきたので、宿へ戻る。道中、強い視線を感じだので、振り向いてみると彼らが。


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海辺の道路にて。カップルや友人同士で楽しく時間を過ごすにはもってこいの場所。


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宿の近くに、一坪(?)ショップが立ち並ぶ。これはクローズの状態。


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歩道を歩いている、スクーターに乗った女の子がヴィーンと横切っていく。
ムンバイの女の子たちは、なんかたくましい。


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満月がまたやってこようとしている。

okazu


 

wall_art at 17:57│Comments(0)出会い | ART PLUS BLUE

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