ワルリの村での2018年元旦オーガニック畑と地鶏からみるワルリの食の風景

January 02, 2018

空とつながる

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2018年二日目の朝。ピタージーの朝は早い。一緒に早起きできたので散歩に出かける。
上着なしでは寒いくらいの空気に包まれて、1月なんだな、と感じる。

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牛がもしゃもしゃ、朝ごはんに食べているものは、

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これです。全体についた露が朝日を反射して美しかった。
後ろを行くはついてきたmaya。 

この写真を撮ったあと、頭上で「バチバチバチバチ!!!」という音、
うぉっ、何が起きたんだ!と振り返る間もなく、火花が散る。。。

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電線が落ちてきた・・・・笑。

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大丈夫か〜!と朝日を浴びるお隣さん。


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光がきれいだったので、パチリ。
「あら、ほら、okazuだ、okazu」と泣いていたこの子をあやすネタになる(笑) 

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おっはよー!


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ふと足元を見ると、石垣から土が出ている。「ネズミが入って行ったんだわ」と、やってきたピタージー。

スリリングな朝の散歩だった・・・久しぶりで忘れていたが、なるべく電線の下に身を置かないようにしなくては。

Phirozaと会い、ムンバイでの「漆と絵師」展のことを伝える。
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パルシー風オムレツを用意してくれていた!
パンで挟み、いただきます。
うま!

ラダックで開催する第3回世界森会議へ、彼女が所属するINTACHから支援を受けられないか検討してもらうことに。ラダックでたまたま通り掛かった橋のたもとにINTACH・Leh支部のレリーフがあったのを思い出したのだった。うまくいけば貴重なヘルプになる。企画書をがんばらなくては!

その後、3G電波が入るスポットでakkoさんとライン会議。
昼食後、Ashram Schoolへ。ご多忙だった校長先生に代わり、主任のChavan先生に話を聞いてもらう。
「元気ですか?今度はどんなプロジェクトを?」という、挨拶→プロジェクトの話、という流れは相変わらず。「ムンバイで漆と絵師展を開催する予定なんです」と、早速漆器を見てもらう。

「お〜きれいですね。軽い。果物とか置きたいですね。マダム(経理の女性)、見てみてごらんなさいな」と周囲の先生たちもどれどれ、と見てくれる。 

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「これは100%自然素材だから、壊れたとしても大地に戻るわけだ」
おぉ、さすが!世界森会議にも人一倍興味を示してくれるエココンシャスなChavan 先生。

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職人さんが、どんな姿勢で製作しているか、ビデオで伝える。

Ashram schoolに来た目的は、ある相談をするためだった。
『ふくしままっぷ』という地図がある。
これは、クリエイティブディクレクター・箭内道彦さん、イラストレーター・寄藤文平さんを迎え福島県が製作した情報地図。福島の良いもの、誇りにしているもの、県民の声などが手書きのイラストで表現されている。
こちらから見られます。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010d/fukushima-map.html

この地図で福島のことをインドの子どもたちに伝え、知ってもらい、そのお返事として「自分にとって大切なもの」の絵を描いてもらう。それをWAF in 猪苗代 2018で展示しよう、という試みだ。

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猪苗代だけではなく、福島市や郡山市など、福島県内のいろいろなところで展示をしたいと思っている。
その時に、福島の子たちにも「自分にとって大切なもの」を描いてもらい、今度はインドの学校で展示をし、伝える。

相手の国の文化を知る、価値観を知る、異文化交流をする、など、 『意味』はいくつかあるだろう。だがそれ以上に、同時代に生きるお互いの大切なものを知りその存在を心に宿すことで、元気が無くなった時に思いを馳せられたら。また歩き出す元気のかけらになったら。そんな希望を持っている。

実は「絵の交換」のアイディアは株式会社コンピューターシステムハウスの薮内さんが出してくださった。それを今のWAPの動きに当てはめ、より有機的で広がりを持つ活動にするとしたら。『ふくしままっぷ』との出会いも含め、東京にいるakkoさんと話してこの形にたどり着いた。

Chavan先生も理解してくれ、また協働できることに!
なんせ、猪苗代の子たちが学校に来るのを心待ちにして、何を尋ねようか、子どもたち以上にワクワクしていた人ですから、ね。
さて、このプロジェクトの名前は、どうしよう。ワクワクするなー!
日本に帰ったら福島県の方に提案だ〜! ドキドキ。

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世界森会議の前身・2015年の「雨季の視察」で植えた木がここまで成長した。

Ashram Schoolから歩いてJivansikshan Schoolへ。
実は気になっていることがあった。
昨日ちらっと外から様子を伺ったら、校舎の屋根が無くなっていたのだ。
9月に村を離れるときにも建物に違和感を感じていた。

「あら、久しぶりね!日本のみんなは元気?」と2013年当時からこの学校に勤務している先生が今では校長先生になり迎えてくれた。
「あの屋根はこのあいだの嵐で一部が崩れてしまって危ないことになっていたの。建物自体100年くらい経っているものだしね。なので屋根をとったのよ」
そうだったんですね、と頭では理解するものの、壁だけが残った校舎はなんだか遺跡のように見え、現実感に乏しい。

大小島真木さんが壁画を制作し、2016年に白く戻すワークショップをした教室。
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子どもたちがお気に入りの場所を鳥の形で残した。元の壁画をのぞく窓のような鳥たち。
屋根がなくなった今、鳥たちが空へ向けて飛び立っていく。

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この壁画が生まれた始まりの輪。
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ここから、いくつもの命が生まれた。そして今、別の場所へ旅立っていく。そんな気がした。
『大きな空の話をしよう』この壁画のタイトルが示すのはこういうことだったのかもしれない。

鈴木ヒラクさんの壁画『文字の部屋』
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ヒラクさんを介してどこか遠いところからやってきた文字が、そこへ帰っていくような。


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おれたちここで勉強してたんだぜ、記念。

B.M.カマートさんの部屋。
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カマートさんは会話のやり取りで子どもたちの想像力を刺激し、出てきたイメージを次々に絵にしていった。植物由来の色粉(香り付き)はすでに落ちているけれど、あの原色の壁画はまぶたに焼き付いている。
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夕方、Vayeda家でEarth Art Project in Ladakh 2017の上映会。
「めっちゃいいね!」「今までで一番あっという間に感じた」「このデータ、ほしい!」
う〜〜〜ん、嬉しい反応!!
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この日はスーパームーン。
村で満月を見るのは何回目になるだろう。
電線に気をつけながら、じーっと、しばらく見つめていた。
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okazu

 


wall_art at 23:30│Comments(0)making of WAF | ワルリ

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