ワルリ

January 04, 2018

村を後にする前に。

村を後にするこの日、朝からあっちに行ったりこっちに行ったり。
Rajeshさんと話をし、Tushar、Harshad、Sacchan、VikasにWAPの2018年の活動について伝える。
WAF in 猪苗代 2018へ向けて、Tusharは「自分たちが描いた作品がこうして次の展開につながってくれたことが嬉しい。Kusunoki Brothersが来てくれたこと、帰って友達に伝えてくれたこと、いろいろなことがつながっている。 猪苗代で描いた作品は観れるの?と聞かれることも多くて、去年の10月の猪苗代でのマルシェでのようにまた観てもらえたらとても嬉しい」

そしてAshram Schoolや彼らの集落の学校と福島の子どもたちの絵プロジェクトで、ロングタームの視野を持ってつながりを作っていこう、と話す。

帰りの足でチクファームへ。
noco house建設から3年、noco cafe、omoyaからは2年がたった。すべて健在。
ただ、土壁にヒビが入って、そこからネズミが入ってくる可能性があるため修復したほうがいいだろうということに。
雨水タンクには、20分の1くらいの水が溜まっていた。
雨降りが激しいと、流れる雨水に勢いがつき、タンクに入らずに飛び出てしまうため、取水部とタンクとのコネクトが一つの課題。

家へ戻り、荷物をピック。
バイクで送ってもらおうと思ったのだが、ガソリンがない!
オートリキシャのおじさんに電話をしたら運よくつかまり、駅まで送ってもらえることに。
あ〜〜よかった。

電車の出発10分前に駅に着き、乗り込む。
バタバタしていたので、一息つく。

ムンバイに着いたのは夕方4時頃。電車の中で検索した宿へ。
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つかまえたのは珍しい古い型のタクシー。
ギアがハンドルの脇に。ガチャガチャやってギアチェンジ。
アクセルペダルの脇には、謎の木のボックス。
シートはフラットで、頭を乗せるクッションはない。

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足元にはシャフトが。


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ドアを開けるレバーと窓を開けるハンドル。


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メーター制。交渉の必要がなくて楽。
でも、乗車拒否のタクシーも多いので、それが難点。

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下町風のところに泊まる。


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宿について、今日の一食目。チキンビリヤニ。
150 RS(=270円)。

明日からは連日のプレゼン。
がんばろう!

okazu



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January 03, 2018

オーガニック畑と地鶏からみるワルリの食の風景

昨夜遅くに帰ってきたRajeshさんと再会。近況を伝え合う。
警察で開催されるスポーツ大会の会場の壁に、スポーツをする人々の絵を依頼されたのだそうだ。

この日もDahanuの銀行へ。いろいろとクリアになる。
Morさんとも再びミーティング。

夕方、Harsha家が始めたというオーガニック野菜の畑を見せてもらう。
大根がにょきにょき!
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葉っぱもきれい。虫に食べられていない。

トマト、チリ、コリアンダー、ナス、カリフラワーを育てているとのこと。
Navdanyaで習ったように、牛ふんとミミズを放ち、土作りをしているのだそうだ。
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Harshadのお母さん、Nirmaさんは、学校の先生。自分が受け持っている学校でも子どもたちとオーガニックの野菜を育て始めた。第二回世界森会議でバンガロールのManuさんが伝えたエディブルスクールヤードの実践。子どもたちも喜んで野菜作りをしているのだそう!

親子で頑張っている様子、嬉しかった〜〜〜!!

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夕暮れ。

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自分たちで家に帰っていく牛の家族。

家に帰ると、ピタージーが火のそばで何やら作業をしている。
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「チキンカレー用の鶏をさばいているんだ」
というので、作業を観察。

step.1 地鶏を丸焼きにする。

頭を落とし、血抜きをする。
羽をむしる。
木の炎で焼く。
羽の残りをよくむしる。
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腿から解体していく。
腸と胃を除き、ぶつ切りにする。
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Step. 2  カレーにする。

鶏肉(1kg)と竹の子(輪切りにしてよく洗う)を鍋に入れる。
ターメリック大さじ1.5
チリパウダー大さじ1.5
ニンニク、グリーンリチリを潰したもの
Hingraj 少々
トマト一つ分
油 油のカップで3.5杯
以上を入れ、混ぜる。

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Step. 3 煮込む。
特製ガラムマサラを大さじ1.5杯。
混ぜる
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水を150cc位を3杯。
強火で煮る。
味の調整でガラムマサラ
塩 大さじ 1.5(はじめに入れ忘れてた?)
油 2杯 追加
ピストルマサラ

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ピストルマサラ。

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煮込み時間は約20分、完成。

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いただきます!
たけのこは家の庭で採れたもの。鶏は育てているもの。
風味がよくでおいしい。おかわりしてしまう。

「ホーム・メイドガラムマサラの中身はなんですか?」とピタージーに尋ねると、
カーリーミルチ(黒胡椒)
レワン(なぞ)
タージ(なぞ)
コリアンダー
ランビーパッティ(なぞ)
カスカス(なぞ)
ハルダー(ターメリック)
とのこと。

うーん、大体、なぞだ(笑) 

okazu


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January 02, 2018

空とつながる

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2018年二日目の朝。ピタージーの朝は早い。一緒に早起きできたので散歩に出かける。
上着なしでは寒いくらいの空気に包まれて、1月なんだな、と感じる。

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牛がもしゃもしゃ、朝ごはんに食べているものは、

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これです。全体についた露が朝日を反射して美しかった。
後ろを行くはついてきたmaya。 

この写真を撮ったあと、頭上で「バチバチバチバチ!!!」という音、
うぉっ、何が起きたんだ!と振り返る間もなく、火花が散る。。。

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電線が落ちてきた・・・・笑。

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大丈夫か〜!と朝日を浴びるお隣さん。


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光がきれいだったので、パチリ。
「あら、ほら、okazuだ、okazu」と泣いていたこの子をあやすネタになる(笑) 

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おっはよー!


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ふと足元を見ると、石垣から土が出ている。「ネズミが入って行ったんだわ」と、やってきたピタージー。

スリリングな朝の散歩だった・・・久しぶりで忘れていたが、なるべく電線の下に身を置かないようにしなくては。

Phirozaと会い、ムンバイでの「漆と絵師」展のことを伝える。
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パルシー風オムレツを用意してくれていた!
パンで挟み、いただきます。
うま!

ラダックで開催する第3回世界森会議へ、彼女が所属するINTACHから支援を受けられないか検討してもらうことに。ラダックでたまたま通り掛かった橋のたもとにINTACH・Leh支部のレリーフがあったのを思い出したのだった。うまくいけば貴重なヘルプになる。企画書をがんばらなくては!

その後、3G電波が入るスポットでakkoさんとライン会議。
昼食後、Ashram Schoolへ。ご多忙だった校長先生に代わり、主任のChavan先生に話を聞いてもらう。
「元気ですか?今度はどんなプロジェクトを?」という、挨拶→プロジェクトの話、という流れは相変わらず。「ムンバイで漆と絵師展を開催する予定なんです」と、早速漆器を見てもらう。

「お〜きれいですね。軽い。果物とか置きたいですね。マダム(経理の女性)、見てみてごらんなさいな」と周囲の先生たちもどれどれ、と見てくれる。 

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「これは100%自然素材だから、壊れたとしても大地に戻るわけだ」
おぉ、さすが!世界森会議にも人一倍興味を示してくれるエココンシャスなChavan 先生。

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職人さんが、どんな姿勢で製作しているか、ビデオで伝える。

Ashram schoolに来た目的は、ある相談をするためだった。
『ふくしままっぷ』という地図がある。
これは、クリエイティブディクレクター・箭内道彦さん、イラストレーター・寄藤文平さんを迎え福島県が製作した情報地図。福島の良いもの、誇りにしているもの、県民の声などが手書きのイラストで表現されている。
こちらから見られます。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010d/fukushima-map.html

この地図で福島のことをインドの子どもたちに伝え、知ってもらい、そのお返事として「自分にとって大切なもの」の絵を描いてもらう。それをWAF in 猪苗代 2018で展示しよう、という試みだ。

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猪苗代だけではなく、福島市や郡山市など、福島県内のいろいろなところで展示をしたいと思っている。
その時に、福島の子たちにも「自分にとって大切なもの」を描いてもらい、今度はインドの学校で展示をし、伝える。

相手の国の文化を知る、価値観を知る、異文化交流をする、など、 『意味』はいくつかあるだろう。だがそれ以上に、同時代に生きるお互いの大切なものを知りその存在を心に宿すことで、元気が無くなった時に思いを馳せられたら。また歩き出す元気のかけらになったら。そんな希望を持っている。

実は「絵の交換」のアイディアは株式会社コンピューターシステムハウスの薮内さんが出してくださった。それを今のWAPの動きに当てはめ、より有機的で広がりを持つ活動にするとしたら。『ふくしままっぷ』との出会いも含め、東京にいるakkoさんと話してこの形にたどり着いた。

Chavan先生も理解してくれ、また協働できることに!
なんせ、猪苗代の子たちが学校に来るのを心待ちにして、何を尋ねようか、子どもたち以上にワクワクしていた人ですから、ね。
さて、このプロジェクトの名前は、どうしよう。ワクワクするなー!
日本に帰ったら福島県の方に提案だ〜! ドキドキ。

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世界森会議の前身・2015年の「雨季の視察」で植えた木がここまで成長した。

Ashram Schoolから歩いてJivansikshan Schoolへ。
実は気になっていることがあった。
昨日ちらっと外から様子を伺ったら、校舎の屋根が無くなっていたのだ。
9月に村を離れるときにも建物に違和感を感じていた。

「あら、久しぶりね!日本のみんなは元気?」と2013年当時からこの学校に勤務している先生が今では校長先生になり迎えてくれた。
「あの屋根はこのあいだの嵐で一部が崩れてしまって危ないことになっていたの。建物自体100年くらい経っているものだしね。なので屋根をとったのよ」
そうだったんですね、と頭では理解するものの、壁だけが残った校舎はなんだか遺跡のように見え、現実感に乏しい。

大小島真木さんが壁画を制作し、2016年に白く戻すワークショップをした教室。
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子どもたちがお気に入りの場所を鳥の形で残した。元の壁画をのぞく窓のような鳥たち。
屋根がなくなった今、鳥たちが空へ向けて飛び立っていく。

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この壁画が生まれた始まりの輪。
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ここから、いくつもの命が生まれた。そして今、別の場所へ旅立っていく。そんな気がした。
『大きな空の話をしよう』この壁画のタイトルが示すのはこういうことだったのかもしれない。

鈴木ヒラクさんの壁画『文字の部屋』
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ヒラクさんを介してどこか遠いところからやってきた文字が、そこへ帰っていくような。


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おれたちここで勉強してたんだぜ、記念。

B.M.カマートさんの部屋。
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カマートさんは会話のやり取りで子どもたちの想像力を刺激し、出てきたイメージを次々に絵にしていった。植物由来の色粉(香り付き)はすでに落ちているけれど、あの原色の壁画はまぶたに焼き付いている。
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夕方、Vayeda家でEarth Art Project in Ladakh 2017の上映会。
「めっちゃいいね!」「今までで一番あっという間に感じた」「このデータ、ほしい!」
う〜〜〜ん、嬉しい反応!!
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この日はスーパームーン。
村で満月を見るのは何回目になるだろう。
電線に気をつけながら、じーっと、しばらく見つめていた。
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okazu

 


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January 01, 2018

ワルリの村での2018年元旦

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戌年、ラジェーシュさんの家では子犬が誕生していた。名前はMaya。

1月1日、新年明けましておめでとうございます。
大晦日、23:55くらいからのフライング年越し爆竹が鳴り始め、ふぉーーう!!と賑やかな声が通りに響き渡ってた。

朝起きると、もう街は平常運転。
スーツケースを転がしながら駅へ。一路、Dahanuへと向かう。
「目的地行きの電車が3番線か、4番線から出るのか、電車がプラットフォームに入ってくるまでわからない」とジュース売りのおじさんもいうので、放送に耳をそばだてる。
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電光掲示板の表示はちょっとずれているし。と思っていたら、放送の前に掲示板に表示された。あ、3番線だ!注意を色々な方向に向けておくに越したことはない。網棚にスーツケースをのせ、安定のポジション確保。電車がまだ減速中なのに降りてくる人々を見ると自分にもできる気がしてくる(降り際に後ろからのプレッシャーが来る)のでやってみるが、よたついて危ない。Churchgate駅3、4番線のニンジン100%ジュースは、野性的な味。

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電車の中で正面に座ったRさんは、電車の運転手。
話しかけられた。「それは何の本?どう読むの?」
勤務を終えて家に帰るところだそうで、びっしりとした時刻表と電車の鍵を見せてくれた。
意外と車や家の扉の鍵と同じだったのに、びっくり。

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Dahanuについたのは1時半くらい。 銀行仕事をする前に、まずは腹ごしらえ。
トマトマサラとベジプラオ(カレーピラフ)。うま!150RS(=270円)
でもお皿がプラスティックで、これが漆のお皿だったらもっと美味しく感じるんだろうな、と思う。

銀行でART PLUS BLUE Foundationの口座確認や書類作業を終えて、Rajeshさんの家へ。
LaxmiとMayaと再会。家族のみんなも元気そう。Rajeshさんは絵の仕事でNavi-Mumbaiにいるとのこと。ということは年越しは別々だったんだなぁ。急に入った仕事で、電波の届かないところに滞在中らしく、いつ帰ってくるかわからない、とのこと。あらら。

この日、僕は大事なミッションを抱えていた。
それは、Wall Art Festival in Inawashiro 2018に招聘したいと思っているワルリ画家 Morさんに会い、日本で描いてもらえるか説得することだ。
9月ぶりの村の空気を吸いたくて歩いて村の中心へ。日差しが強くて、空気が乾燥している。なんだか体が安心しているのを感じる。足取りが軽い。

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「あ、okazuだ」という声が聞こえるので振り返ると、WAF 2013を開催したJivanshikshan Schoolの子どもたちがいた。いや〜大きくなっちゃって。それもそのはず、あれから5年が経とうとしている。

そこからはオートリキシャでMorさんが暮らす集落へ。
歩いて行くには結構距離がある。
「いよー、okazu」とフランクに迎えてくれる。家の床は土間のままになっている。椅子を出してくれるが、この上に座りたいです、というと、ゴザを敷いてくれた。二人で土間に座る。
Morさんの作品の特徴は、木だ。
「僕は木がすごく好きなんだよね」
木は他のワルリ画家の作品にもほぼ必ず1本は出てくるが、Morさんの木は並々ならぬ愛情が込められている。

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誕生から死まで、ワルリ族の一生を描いた作品。
作品に込めた物語を丁寧に説明してくれるMorさんは、とても楽しそうな笑顔を見せる。
絵を描くのが好きな人なんだな、ということが伝わってくる。

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猪苗代の子たちがこの村に来たこと、帰国後に書いた作文が福島県から賞をもらったこと、Morさんが見て感じる猪苗代を見てみたい、ということを伝える。
WAF in 猪苗代 2018に参加してくれることを決めてくれた。
やった!!

Morさんの家を後にし、テクテク歩いていると、バイクに乗って実家から帰ってきたSacchanに再会!
「あれええ???びっくりしたー!」
新年一発目のサプライズ成功〜!
そしてTushar、Harshadとも再会。元気そう。Tusharが美味しいお茶を淹れてくれた。
もう夕方だったので近況を報告しあって、明日またね、と別れる。Mayurは北東部へ旅からまだ帰ってきていない。

久しぶりのRanjanaさんのカレーは、今回こちらに来てから初めての家庭の味で、ガッチリ胃ぶくろをつかまれる。

ピタージーと同じ部屋で眠る。

okazu 


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June 26, 2017

okazu通信 第50号「Enjoy 雨!」をシェアします

市井の皆様に応援していただいている「ウォールアートプロジェクト応援団」。
応援団のみなさんに配信中の公式メールマガジン「okazu通信」の最新50号をシェアします。
2017年度応援団、募集中です!!
http://wafes.net/supporters.html

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Wall Art Project
応援団の皆さんへ。
インド農村部の学校を舞台に芸術祭を開催してきたWall ArtProjectからのお便りです。
現地コーディネーター・okazuが現地で活動する中で出会う人、もの、見たこと、聞いたこと、感じたこと、それらを伝える“okazu通信。日本でのWAP報告会や、展覧会などの情報、プロジェクトの想いをお伝えするわふわふNEWS”
Wall Art Projectがこの世界で巻き起こしていく活動のすべてを見守ってください。
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50号の今回が2016年度の最後の配信になります。更新をご希望の方は、本文の最後、わふわふNEWSをご覧ください。

okazu通信 第50号「Enjoy 雨!」

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(夕暮れに佇むワルリの青年たち)

 ワルリ族の村では、昨日から本格的な雨季に入った。雨は降ってはやみ、降ってはやみ、その度に田んぼと川の水かさが増していく。
 「こども世界森かいぎ」の打ち合わせでアシュラムスクールへ午前9時過ぎに出かけた。雨が途中から降り始め、傘をさしていてもズボンがびしょ濡れになった。11時頃から勢いを増し、お昼過ぎまで降り続いた。すると、行きにはくるぶし位の水かさだった小川が、ごうごうと流れる立派な川へと変貌していた。前を行く、タンクトップで腰に布を巻いた屈強そうなおじさんも、「これは胸のあたりまで水がきてるな。別の道を行くべきだ」と引き返した。濡れても大丈夫そうなこの人でそうなんだから、僕に渡れるわけがない。素直に元来た道を引き返し、ぐるっと迂回して、ついでにサンカルさんというナイスミドルの家でチャイをご馳走になり、家に帰った。
 トゥシャール・マユール兄弟の家に向かうと、網で魚取りをしていた。やり方を教えてもらう。なかなか奥が深い。十代の子たちも、おれもやりたい!と見よう見まねで網を投げる。徐々に上手くなっていく。日本だったら、放課後、部活や塾での勉強に精を出しているくらいの時間だろう。その代わりに、魚取り、木登り、パチンコでハンティングなどなど・・・年上の兄ちゃんたちを手本に、色々学んでいる。
 その夕方から翌日のお昼までゴロゴロゴロと低空飛行の飛行機の接近を思わせる雷鳴がずっと聞こえていた。真夜中と明け方に、2度、ずどぉぉぉぉぉぉん、という音がなり、ビクッと目が覚めた。どこかに雷が落ちたのだろう。それにしても驚いた。
 今日の朝、別の川の様子を見に行くと、近所のおばさんたちと出くわした。「川に魚を取りに行くのよ〜!」と気合の入った様子。雨の降り出しは魚たちが活発に動き始めるタイミングでもある。チャンスなのだ。よくみると、川のあちらこちらにワルリの笠(竹で編んだ蓑くらいの大きさ)をかぶった人たちが網を持っている。そうか、雨だからといって家でじっとしていなくても、濡れないように(もしくは濡れてもいい格好で)、風邪をひかないような準備をして、外に出たって全然構わないんだな。雨が降っているからこそ手に入るものがあるのだ。そう考えたら、俄然、雨の中に出かけたくなってきた。身近な「雨」の見方、発想を転換してみる。
 頼りになるエンジニアさっちゃん(本名Satyajeet)が、「雨水は軟水だから、ムンバイあたりの理系の大学では降り始めの雨水はカットして採取して実験につかったりもしているんだよ。精製水を一から作るのは手間だからね」。と教えておしえてくれた。インドでは思った以上に雨水活用が進んでいるのかもしれない。

okazu

★★★★わふわふNEWS★★★★
⬛︎2017年度(2017年6月1日〜2018年5月31日)ウォールアートプロジェクト(WAP)応援団募集のお知らせ
今年もWAP応援団を募集しています。皆様からのご支援がプロジェクトを前進させていく力になります。応援団加入(更新)費は一口3000円からです。支援していただくご寄付は、プロジェクトの広報費(広報媒体印刷費、ウェブサイト運営費など)として活用させていただきます。
今後とも、ウォールアートプロジェクトを応援してください。どうぞよろしくお願い致します。

特典 
・ランダムなWAFバッジ1つ 
・「okazu通信」定期配信 
  2017年度プロジェクトの進捗状況のサポーター限定シェア 
  プロジェクトの取り組み、インドの衣食住、スタッフの想いなどokazu通信でしか読めない情報をお届けします。
・手順
1)一口3000円の会費を納入(お振り込み、または直接納入)
 振り込み先  みずほ銀行  成城支店  1170797 トクヒ)ウォールアートプロジェクト
2)「okazu通信」配信先のアドレスをお知らせください。
3)サイトに記名するお名前をお知らせください。
4)バッジの送り先住所を教えてください。

⬛︎アースアートプロジェクト in ラダック2017、プチでライトなショートステイボランティア参加を受付中です。
7月から8月にかけて実施するアースアートプロジェクト in ラダック2017。
参加したいけれど、時間がな〜い!という方向けに、プチでライトなショートステイボランティアプラン(ラダック2泊3日 最低でもデリーにて前後1泊ずつをお勧めします)を作りました。詳細は下記の通りです。

参加希望の方は、下記のメールアドレスまでお早めにご連絡ください。
info@wafes.net(おおくに、浜尾宛)

⬛︎こども世界森かいぎへの親子参加者、募集中です。

<日程>
2017年8月16日(水)—8月22日(火) 6泊7日(機内1泊)
2017年8月16日 成田出発 深夜、ガンジャード村着
      17日 ガンジャード村滞在 
      18日 ガンジャード村滞在 
      19日 ガンジャード村滞在 
      20日 ガンジャード村滞在 
      21日 ムンバイ空港出発—香港経由—
      22日 早朝、成田着 
<費用> 
5泊6日(※渡航費別)
大人:45000円 
こども:32000円(5歳以上〜12歳以下) 
4歳未満:6000円
<費用に含まれるもの>
宿泊費、食費(外食は除く)、交通費(ムンバイ空港〜ガンジャード村往復・市内交通費)、コーディネート費(事前準備費、ムンバイ空港までの送迎費)
<その他の出費>
インド観光ビザ取得費、海外旅行保険(各自で加入)、予防接種費(A型肝炎と破傷風を推奨)、ウォールアートプロジェクト(WAP)応援団加入費(3000円・メルマガokazu通信が配信されますので、動向がわかります)

参加希望の方は、下記のメールアドレスまでお早めにご連絡ください。
info@wafes.net(おおくに、浜尾宛)

⬛︎第2回世界森会議への参加者募集中です!
ワルリ族の村では雨が降り始めました。乾ききった大地に雨の一滴一滴が染み込んでいき、草花、動物たちに潤いをもたらします。雨季のノコプロジェクト・第2回世界森会議/Global Forest Meetingへ向けた準備が進んでいます。開催は9月、雨季のワルリ族の村。深い緑の中、川で泳ぎ、魚を獲り、薪でカレーを作り、ダンスを踊り・・・。ワルリ族が当たり前に尊ぶ、生物多様性の暮らしを体感し、水、土、木、種、生き物をテーマに集う会議を設けます。各テーマの専門家はもちろん、市井の人々もスピーカーとなり、一人ひとりの心に「世界を考える」、地球市民としての種を蒔き合うのがこの世界森会議の目的です。ワークショップで、乾季にエディブルガーデンを実現する雨水タンク計画を立てています。
詳細は、画像をご覧ください。参加者、大募集中です!



7月23日(日)10:00〜12:00 @JICA東京国際センター・セミナールーム301にて、最後の説明会&勉強会を開催します。
参加を検討なさっている方は是非お運びください。
参加費:500円(会場費、資料代として)

⬛︎猪苗代のワルリ画絵本「パリプルナジャングル みちたりた森〜いなわしろのお話、ワルリ族のおしえ」が好評発売中!
2016年11月に福島県猪苗代町にワルリ族の村からワルリアーティストを招き開催された「ウォールアートフェスティバル in 猪苗代〜プロローグ〜」。約10日間の滞在制作期間中に、猪苗代の方々から聞かせてもらって完成した2枚のワルリ画「みちたりた森」と「再びはじめよう」。フェスティバル後、絵に描かれた内容についてより詳細に聞き取りを行い、絵本のストーリーを作りました。

B5変形サイズ 257mm×257mm フルカラー 16ページ
ウェブショップ「青熊雑貨店」から購入が可能です。
http://www.blue-bear.co.jp/works/index.html


⬛︎ツォモリリ展示会情報 アンテイークボタン店 “CO-“ にて7月4日〜7月15日まで。
これまで2シーズン展示会を開いてきたCO-さんで、今年も展示会をします。
手つむぎ手織りのカディや泥藍染めのストール、チュニックなど爽やかなインドの手仕事を楽しんでいただければと思います。
おおくにがお待ちしております!

【とき】2017年 7月 4日(火)〜15日(土)12:00~19:00 (日曜日休日)
【ところ】CO- コー 千代田区東神田1-8-11 森平ビル1F
【アクセス】
JR総武線快速 馬喰町駅 西口(出口2) 徒歩3分
都営新宿線 馬喰横山駅(出口2) 徒歩3分
都営浅草線 東日本橋駅(出口A1) 徒歩5分
*上記3駅は地下通路で繋がっています。JR馬喰町駅西口の「出口2」が、一番近い出口となります。地下鉄日比谷線小伝馬町駅(出口2) 徒歩6分
【ウェブサイト】https://co-ws.com/

===============================================================
ウォールアートプロジェクト 2017年度
【助成】ポーラ美術振興財団 国際交流基金 東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京(アースアートプロジェクト in ラダック2017)
【協賛】貝印株式会社 株式会社コンピューターシステムハウス Blue Bear Inc. 
【協力】KOKUYO CAMLIN (アースアートプロジェクト in ラダック2017)
【後援】日印友好交流年記念事業認定(アースアートプロジェクトinラダック2017、第2回世界森会議) 

【WAP応援団2017】 2017.6.20 現在
藤岡南中学校 星フミ子 林原裕子 角川真穂子 山崎春美 ツツミエミコ 山川真実 江川雄一 関口泉 田中鴻介 橋本琉ノ介 るつこ 諸戸里帆 石永仁子 田枝麻美 北辻ファミリー

【WAP応援団加入はこちらをご覧ください】
http://wafes.net/supporters.html

 【Wall Art Project 公式ウェブサイト】 
http://wallartproject.net

 【公式ブログ“インドの子どもたちの今を知る” 】
*今週、ワルリ族の村での雨季の様子を書きました。
http://blog.livedoor.jp/wall_art/

【WAF フェイスブックページ】
https://www.facebook.com/Wall-Art-Festival-369068276466528/?ref=hl

 【noco project フェイスブックページ】 
https://www.facebook.com/nocoproject

 【問い合わせ】 info@wafes.net


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June 23, 2017

チクファームにて。

グリーン and ブラウン 時々 グレイ。
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 晴れ間が覗いたら、洗濯のチャンス。
もし乾かなくても、生乾きのイヤな匂いがしないのがワルリの村の不思議。
きっといい菌がフヨフヨ浮いているに違いないね、と日本から来たみんなは話している。

そんな中でも、このツォモリリカディは乾く。
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たっぷりとしているのにたたむと小さくなるので、日よけのストール兼タオルとして、旅の心強いお供。

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ツォモリリカディはこちらから。(ツォモリリの収益はプロジェクトの運営費になります)
http://www.blue-bear.co.jp/shop/kadi.html


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ノコプロジェクトの中心地、チクファームへ。2年かけて土を育てていると言う場所で、去年の3月にデラドゥーンのNavdanyaでもらってきた在来種のバスマティライスと丸い粒の米(苗用)、そして豆を混植中。米は去年も植え、種採りをし増やし、今年再度蒔いたそうだ。
NandkishorさんとVanitaさん、Tushar、Mayurが頑張っている!思わず拍手。
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母屋や、ノコハウスの雨対策と合わせて(バッチリ仕上がっていた!)石を敷いて道を作ってくれていた!去年の世界森会議で、足元が悪くなってしまったので、これはかなり、いい仕事!ナーイス!!
石の数が足りたくなったので途中までだけれども、大変だっただろう!!

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ノコカフェも元気。オープンの日を待ちかねている。
今10代の子たちとメンテナンスをしてくれていたので、次世代が育っている模様。
モバイルロケットストーブのもう一回り大きなものを作るといいね、と話している。
いいよいいよ〜!ふれーふれー!!
いろいろやろうぜーー!!

okazu


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June 21, 2017

雨季序盤の風景

雨季序盤のワルリの村の風景。
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牛をつがいにして、ナンガルを間に取り付け、耕す。

種をまく田畑を先に耕しておき、苗が育ったら移植する。


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たまに出没するカメレオン。
 

「拾われて木の棒にいるけれど早く枝が茂っている木に戻りたい」

スロー再生のようなスピードで動いているけれど、そんな心の声が聞こえてくる。

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ファナス。ジャックフルーツ。「とげとげがツボ押しにいいんだよね」とMayur。

重さは6kgくらいありそう。包丁を入れ、向いていく。

実の中には、ゴムの樹液のように粘つく粘液があるので、油を手に塗ってから切り分けたり、実を取り出す。

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白いヒダの中に、黄色い実。種の周辺の部分が食べられる。
 

甘酸っぱくていくらでも食べられちゃう。

やめられないとまらない、的なファナス歌があるそうだ。
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種。

炒めたり、ゆでたりして食べられる。
 

雨は、空が思い出した時に降るくらいで、それほど本格的ではないそうだ。

2週間前くらいに、思いっきり降り、まだのほほんとしていたみんなが大慌てで準備をしたけれど、そこからしばらくまとまった雨が降らない日が続いている。
 

みんなと雨水タンクの打ち合わせをした。エンジニアのさっちゃんが、海辺の方に住むお姉さんの家に、雨水貯水タンクをつくる計画を立てていた。そちらの地域では、塩水が地下水に混ざり、しょっぱいのを我慢して飲んでいるそうなのだ。フィルターを通して、飲用もできるように計画しているとのこと。

材料や、工程に詳しいさっちゃんにいろいろなことを教えてもらいつつ、こちらからも、もたらせるものがあるといいなぁ。

大まかな見通しがついたので、ダハヌの町で材料を調べてみる。


okazu



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June 20, 2017

ワルリ族の村で第2回世界森会議の準備

昨夜未明、ワルリ族の村に到着。雨季に差し掛かっている。芽吹きの季節。土が黒っぽく見えるところにはゴーバル(牛ふん)が混ぜられている。遠くから、結婚式の音楽が聞こえてくる。
ハエが多いけど、今の土作りに一役、二役かっているんだろうな。
ニワトリが田んぼでついばんでいる。そのままフンが土に混ざって、養分になるんだろうなぁ。
何気ない光景だけど、目を凝らすとたくさんの発見があるに違いない。
今日から約一週間、世界森会議の準備にあたります!森会議を一緒につくりあげてくれるメンバー、募集中です!http://wallartproject.net/nocoproject/jp/volunteer/1041

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