Global Forest Meeting -世界森会議-

June 02, 2018

okazu通信 第60号「いよいよラダックで森会議」

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マトー村の婦人会のお母さんたちと炊き出しの打ち合わせ

 はじめてラダックに足を踏み入れたときを今でも忘れない。山登りをしていた僕にとっては「これが全部富士山よりも高いのか・・・」と高山に囲まれたレー空港に降り立った時点ですでに、天国のような眺め、と感動していた。テンションが上がった僕は調子に乗ってレーのバザールを散策したり、PCに向かってブログ記事を書いていた。高度順応なんて余裕でしょ、と数時間後ベッドの上でうめいている自分の姿なんて予想できずに。窓の外にはふわりふわりと柳の木の綿が舞っていた。akkoさんがホテルに頼んで来てもらったドクターに注射を打ってもらい、高山病は事なきを得た。それ以来「着いたら単行本を読みながらお湯をガブガブ飲んで寝る」を鉄則に、ラダックに足繁く通っている。
 そのうち、レーを走る車の数が激増し、ホテルやゲストハウスが乱立し(あるニュースレターではキノコのように生えている、と比喩していた)、地下水の水位が下がってきている、という変化を目撃してきた。毎年気温が上がり、2010年の洪水被害以降、心配がつきない、という声も聞く。地球の気候変動の影響は局所で顕著に現れる、ということを知った。「今年も暑いね」と日本で感じる以上の事がラダックで起きている。
 2014年にアースアートプロジェクトを初めて開催したのは、ラダックの遊牧民やファーマーが直面している状況を発信したい、そこで暮らす子どもたちに表現すること、発信することを知ってほしい、と思ったからだった。標高5000mにある学校に集った子どもたち、教師、遊牧民の族長7人、高僧リンポチェ、そしてアーティスト、ボランティアたちが署名したプーガ宣言は、その意思を表明したものだった。思えば、その動きが世界森会議の種だった。その場にいたワルリ族の青年たちがラダックの現状を知り、自分たちの村にも同じような急激な変化が起きていると感じ取ったことがノコプロジェクトを始めるきっかけになったのだから。ある意味、第3回世界森会議をラダックで開催するのは里帰りのようなものだ。昨年のアースアートプロジェクト2017の準備期間中に、マトー村の人々が木を植え始めた、と聞いてピンときたのも必然だったのだろう。
 「この村は、他とは違う」そう感じたのはマトー村に続く真っ直ぐな一本道を軽自動車で土埃を上げながら走っていた時のこと。「インダス川を挟んで向こう側の山裾に、マトーという村があってね。Mang-tho、喜びにあふれた、というのが語源なんだけれど、いいところなんだよ。行ってみるかい?」と僕たちが拠点にしているゲストハウスのDechenさんとShakunさん夫妻が車を出してくれた。左右には荒野が広がっている。と、思いきや、何かが植わっている。目をこらすと、それが苗木であることがわかった。「あれは、木ですよね。植林しているんでしょうか」とDechenさんに尋ねる。「詳しくはわからないんだが、村人とお寺のお坊さんたちが植えたと聞いたよ」とのこと。見渡す限り荒野、岩石地帯なのだが、木は育つのだろうか、と素朴な疑問がよぎる。
 村に入るとその疑問は解消した。標高3800mを超える場所に緑が生い茂っている。マトー村では古くから豊富な雪解け水を活用して伝統的な家の建築に必要な樹木を植えてきたのだ、と評議員やお寺の僧侶に聞いた。芸術祭へ向けた滞在制作中、木の世話をする村人とすれ違ったのも一度や二度ではない。急激な坂を上り下りしなければいけないので大変なのだが、ジュレー、と挨拶すると笑顔でジュレーと返してくれた。完成した作品を一般公開するエキシビション当日、婦人会のお母さんたちが各家から調理器具や野菜、小麦などの食材を持ち寄り、ラダックの伝統料理400人分の炊き出しをしてくれた。彼女たちが作品やパフォーマンスへ向けるまなざしと、「こういうものを子どもたちに見せなきゃね」という言葉は、僕の胸に刺さった。外貨を獲得しやすい観光業に容易に依拠するのではなく、木を植え、林業を再活性させようとしている人々と、これからのマトー村、ラダック、僕たちが生きて行く世界の行く末を、一緒に話し、考えたいと思った。世界森会議、というタイトルは大袈裟で堅苦しく見えるかもしれないけれど、やりたいのは、そういうシンプルなことだ。互いの顔を見ながら智や経験を共有する。この蓄積が世界を変えていくのではないだろうか。目指せ、第100回。その3。

okazu


☆**☆**☆わふのこNEWS☆**☆**☆
 日本へ帰国して一ヶ月があっという間に過ぎました。ワルリ族の村ではまもなく雨季に入ります。
これまでに建てたノコハウスのメンテナンスも完了し、タンクに雨水が貯まる日が待ち遠しいです。

*6月5日、第3回世界森会議キックオフ&説明会開催です!
お馴染みの貝印本社内のkai houseにて開催です。これまでに森会議に参加した人、参加したい人の声が聞けるチャンスです。
第1回に参加したSageさんのカリンバ演奏、香川大介さんのお話など、盛りだくさんの時間。
17:00〜18:00にはワルリカレーとチャイをお楽しみください。参加費無料です。ぜひお運びください!!

ノコプロジェクト「第3回世界森会議@ラダック」説明会
とき     6月5日(火)18:00〜20:00 
17:00開場 カレー&チャイタイム

ところ 貝印株式会社 本社「カイハウス」2階
    東京都千代田区岩本町3-9-5
                都営地下鉄岩本町駅A2出口徒歩1分

内容 「アースアートプロジェクト2017」
                       ドキュメンタリー上映会

   「ノコな未来」トークセッション
登壇予定者
夏目知道(愛知県立芸術大学准教授・空間デザイナー)
橋本淳司(水ジャーナリスト・慶応義塾大学非常勤講師)
Sage (カリンバ奏者・製作者)
香川大介(絵師)
小栗千隼(漫画家)
中川十内(写真家)

※ウォールアートプロジェクトがプロデュースするインドの手仕事ブランド「ツォモリリ」展示販売もあります。(15:00〜)

主催 ウォールアートプロジェクト

問い合わせ先 ウォールアートプロジェクト

info@wafes.net

090-2328-0230(おおくにあきこ)
協力 貝印株式会社

Facebookイベントページ https://www.facebook.com/events/226574374761128/?active_tab=discussion

ノコプロジェクトウェブサイト 
http://wallartproject.net/nocoproject/
ワルリ画 Rajesh L. Mor


*第3回世界森会議へ向け、スピーカー・参加者募集中です!

​第3回世界森会議のテーマは、ラダックの水。水ジャーナリストの橋本淳司さんと、根雪、村を流れる雪解け水、地下水など、ラダックの水を巡ります。
ご自身の取り組みを伝えたい方、ラダックの人々の話を聞きたい方、募集中です!「漆と絵師」展もLAMOというギャラリーで合わせて開催します。

【とき】2018年8月19日〜26日

【ところ】インド・ジャンムー&カシミール州 ラダック・マトー村のゴンパ(寺院)スクール

☆2017年7-8月マトー村で開催したEarth Art Project in Ladakh 2017、ドキュメンタリー映像はこちら。まだ限定公開していますが、サポーターの皆さん、ぜひご覧ください!
標高3800mの学校での芸術祭「アースアートプロジェクト2017」
https://www.youtube.com/watch?v=pglopO0EFMM

  *「漆と絵師」展、お手伝い募集です!
工芸と絵画、二つのコラボレーションから「用の美」を伝える。ウォールアートプロジェクトの新しい挑戦です。
日本の漆をインドへ。漆は知れば知るほど奥の深い素材です。日本人と漆は縄文時代からの長い付き合い。
使えば使うほど味わいが増していく漆器は、時代を超えて受け継がれ、最終的には大地に還るエコフレンドリーな存在です。
私たちはそれと呼応する作品に出会いました。古い道具に宿る八百万の神を表現した香川大介さん。ひっかえとっかえで使うのではなく、愛着を持って使われた道具に宿るものの声。その展示、ワークショップ、レクチャーを手伝ってくださる方を募集中です!
 【展示】
蒔絵師八木由紀子・塗師一田萌里の漆器
絵師・香川大介の「蔵の22神像」と他作品
【とき】2018年9月2日〜9日
【ところ】インド・マハラシュトラ州 ムンバイ ・ARTISANS'(https://www.facebook.com/artisans.centre.9/)、ムンバイ大学など

詳細はお尋ねください。本メールに返信をください。アドレス:info@wafes.net

 *ウォールアートフェスティバルふくしまin 猪苗代2018、準備が進んでいます!!
協賛企業を募集中です。

【とき】2018年10月15日〜滞在制作開始
       11月3日、4日 完成作品を一般公開する芸術祭当日
【ところ】福島県猪苗代町 翁島小学校 吾妻中学校(10/27の公開制作) 猪苗代高校 はじまりの美術館

 *WAP応援団、更新の時期が迫っています。
2017年度もWAPの応援、誠にありがとうございました!!
明日から2018年度が始まります。上記のプロジェクトに加え、東京・仙川にウォールアートプロジェクトの新拠点「ツォモリリ文庫」をオープンします。
応援団登録を更新していただき、引き続きWAPの活動を見守っていただければ幸いです。

〜更新方法〜
●一口3000円の会費を納入(お振り込み、または直接納入)。
●振り込み先  みずほ銀行  成城支店  普通 1170797  トクヒ)ウォールアートプロジェクト

 更新いただける方はこのメールに返信ください。
どうぞよろしくお願い致します!
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ウォールアートプロジェクト 2017年度
【助成】ポーラ美術振興財団 国際交流基金 東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京(アースアートプロジェクトin ラダック2017)
【協賛】貝印株式会社 株式会社コンピューターシステムハウス Blue Bear Inc. kai manufacturing India pvt. ltd. 
    三部会計事務所 ポーラスター株式会社 みらいなこどもプロジェクト 未夏with NPO法人猪苗代研究所 
    いな暮らし OPTICAL YABUUCHI 未夏with 長照寺 道交会 MINA KIKAKU 小西食堂(WAFふくしまin 猪苗代2018)
【協力】KOKUYO CAMLIN (アースアートプロジェクトin ラダック2017)
【後援】日印友好交流年記念事業認定(アースアートプロジェクトinラダック2017、第2回世界森会議)

【WAP応援団2017】2018.5.31 現在
藤岡南中学校 星フミ子 林原裕子 角川真穂子 山崎春美 ツツミエミコ 山川真実 江川雄一 関口泉 田中鴻介 橋本琉ノ介 るつこ 諸戸里帆 石永仁子 田枝麻美 北辻ファミリー 市橋晴菜 細井藍子 工藤亜矢 枝元なほみ 唐沢絵美里 笹原花音 南加絵 大崎健太郎 高津友美 益田玲 ブーヴィエやよい 小栗千隼 柴田風也 水野絵菜 猪瀬透 楠ファミリー Mariko Tanaka 真理 Maki Ohkojima Sui&Ayako 松岡亮 おりょう みえ 上條美香 柴辰夫 内野友稀 八木由紀子 一田萌里 S&R&H 香川大介 河鍋春恵 本田啓之 渡辺直子 鹿島和生 JUNAI NAKAGAWA 中尾敦子 ギャラリー403 五十嵐3兄弟 伊東瑞歩 阿部ひかり

【WAP応援団2018】2018.5.31 現在
るつ J-cook 益田玲 五十嵐3姉弟 諸戸里帆 林原裕子 Mariko Tanaka


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January 05, 2018

LAMO、Monishaさんとのミーティング

この日は、LAMO (Ladakh Media and Art Organization)のMonishaさんへプレゼン。
これは彼女の自宅なのだけれど、海がすぐ目の前。
ここで彼女に初めて会い、Earth Art Project in Ladakh 2017へ向けたミーティングをしたのはもう1年前になる。大学院でラダックの遊牧民やクラフトにまつわる研究をした彼女の知識や見識はとても深い。
そして、Earth Art Project in Ladakh 2017の期間中に、LAMOでの淺井さんとラダックのコンテンポラリーアーティストたちとの壁画ワークショップ・アーティストトークが実現した。

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8月に開催を予定している第3回世界森会議のことを相談する。
誰かスピーカーになってもらえる人はいるだろうか、と尋ねると、
「LAMO自体が、2005年から廃墟同然だった建物を地元の素材と職人さんと共同で建て直したスペースだから、これを主導してくれた建築家の話はきっと面白いと思うわ。屋根の材料はMatho村のものを使っているしね。私の方からは、古い家を伝統的な手法を材料を用いてリノベーションして、それをどう活用していくか、という話ができると思う」
とのこと。

漆器を見せると、「へぇ、はじめてみたわ。ラダックも建物の窓枠には伝統的な木工の飾りをつけるでしょう?あとテーブルも木製で、手仕事だし。単純に木、手仕事、ということ以上に共通点があるかもしれないわね。ダライ・ラマがラダックでティーチングをするときに必ず必要な木の道具があるのだけれど、それを作る村もあるしね。世界森会議の期間中に、『漆と絵師』の作品をLAMOで展示することもできると思うから、まずは日程を調整してみましょう」とお返事をもらった。

「ムンバイでの展示会も、できる限り応援するわ。できることがあったら言ってね」とムンバイのアート界とつながりの深い彼女から心強い言葉をもらった。
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それにしてもいい景色。この先にはアフリカ大陸。

okazu

 

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November 16, 2017

土とアートを耕す その2

"土とアートを耕す その2"。
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11月16日、Earth Art Project in ラダック 2017と第2回世界森会議の報告会を開催。
会場は、協賛企業・貝印本社内のKaiHouseをお借りして。
2010年から数えて、WAPを通じインドへ渡った人々は400人を超え、芸術祭に足を運んでくれた人の数は、3万7千人を超えることがわかった。みんなインドから何かを持ち帰っている。日本に帰ってきた新しいことを始めた人も、一人や二人ではない。
そのことをインドに行った人同士だけでなくて、まだ行ったことのない人々と同じ水平線に立って共有する会があってもいいんじゃないだろうか、と今回のクロストークに踏み切った。

「偶然を味方につけてみる」「トキメキ★時限爆弾」をテーマに掲げたのは、自分たちの足跡を見つめ直して分析したとき、ドライブフォース(原動力)になってきたのは、人との出会いと、場との出会いで「ここでこういうことをやってみたい!」っていう気持ち(トキメキ)が抑えきれなくなったこと。
利害関係抜きで、トキメキだけで進んできたようなものだから。それを集まる人たちと共有したかった。

会場ではアースアートの時に子どもたちと描いた旗を展示。
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おいしいものマルシェ、この日のメニューは
インド仕込みのサモサ(ブルーベア・小栗雅裕さんとアシスタントの皆さん)
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noconocoカフェの岩井紀子さんの手作りお菓子。
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Earth Art Project にて渾身のパフォーマンスを見せた南加絵さんのダンスで報告会が幕開け。
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Earth Art Project in Ladakh 2017のドキュメンタリー映像の上映(制作yahiko works)、第2回世界森会議を模したミニ森会議。

森会議で雨水貯水タンク制作を主導してくれた、橋本淳司さんになりきりレポート。
レポートの原文はこちらです。今回の森会議をわかりやすくまとめてくださっています。
ぜひ読んでみてください。
http://blog.livedoor.jp/wall_art/GFM2_report_junji_hashimoto.pdf

森会議で、ワルリ族の人々やムンバイから来た人たちに漆のことを伝えてくれた蒔絵師の八木由紀子さんが郡山から駆けつけてくれた。
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「そもそも漆って、どういう素材なのか。漆の木が傷ついた時にかさぶたを作るために出す血液のようなもの」
「どのくらいの時間や行程をかけて作られるものなのか。25行程をかけて、木を乾かしながら、約1年をかけて」
「漆は、人の水分量と近い。だから、口を器につけた時とても心地がいい。お椀を使っている人が多いかもしれないけれど、特にいいのは、杯でお酒を飲むとき。ぜひためしてみて」
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漆器、ひとつが出来るまで、25の工程。各工程の様子を展示をしてくれた。
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そしてクロストークへ。前を向いていた椅子の向きをらせん状に戻すところから。

偶然性を味方につけてみる。
八木さんと会ったのは、WAF in 猪苗代〜プロローグ〜のとき。はじめにワークショップに来てくれて、その後、エキシビション本番の夕暮れ時、もう一度、声をかけた。そこから、今日、こうして話すことに繋がってきた。
そこかた、参加者に起きてきた”偶然性”についての話に。

「まずは体を動かして一歩踏み出してみることが大切だと思う」

「生活していると常々偶然の出会いがある。道ですれ違う人も、道端に咲いている花との出会いも含めて。その出会いが自分にとってよいものを人は選びがちだけれど、'よい'か'悪いか'で判断するのでなくて、すべてフラットに見つめることで気づくことがあると思う」

「偶然を味方につける、ということだけど、自分にとっては、日常生活では偶然が溢れていて、その中からいろいろな選択をして、それが自分の道になってきた。だからこれでしかありえなかった。必然なのだと思う」

「漆って接着剤。だからとにかく津々浦々いろいろな人と出会える。扱うのが難しい素材だから、わざわざそれを扱うのは面白い人たちが多い(笑)そうして結びついた人とは、やはり必然で出会っているのだと思う」

「声に出すこと、言葉にすること、話しかけることで、”あ、あの人こういうことやってるんだ。面白そう”って繋がっていく。」

「何回かWAPプロジェクトに参加しているので、新しい別の場所に行こうかな、って思ったりもするんだけど、なぜか来てしまう。ここに来るとまた何かを作ろうっていう気持ちになれる」

「WAPは、温かくて、お家に帰ると時々いる兄弟に会えるような場所。」

「年齢も職業も違う人が混じり合ったこのプロジェクトで、出会いは偶然のようで必然。無意識のようで魂が意識的に動いて出会っているんだなと。〜魂がつながっていたらいつでもタイミングが良いときに会える!とつくづく思う。」

本当は全員と話をしたいし、すればするほど、深まっていくのだと思う。
出てくる話がリンクしていく絶妙な化学反応をいつまでも楽しんでいたいのだけれど、
現実には時間の縛りがあるわけで。
なので、トークは「つづく」。
次回の報告会は、12月9日。古民家カフェ「いな暮らし」にて。
テーマは、「ラダック・ワルリ・場の精霊」。
https://www.facebook.com/events/526434987689708/


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Earth Art Project in Ladakh ドキュメンタリーBOOKもお披露目。

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歴代の本も展示。今回の本が11冊目となりました。
各種、オンラインショップで発売中です!http://www.blue-bear.co.jp/shop/index2_3_2.html

報告会の様子がウェブメディアに掲載されました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000025105.html

いな暮らしでの報告会について、詳しくはまた今度の記事で。

okazu

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June 23, 2017

チクファームにて。

グリーン and ブラウン 時々 グレイ。
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 晴れ間が覗いたら、洗濯のチャンス。
もし乾かなくても、生乾きのイヤな匂いがしないのがワルリの村の不思議。
きっといい菌がフヨフヨ浮いているに違いないね、と日本から来たみんなは話している。

そんな中でも、このツォモリリカディは乾く。
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たっぷりとしているのにたたむと小さくなるので、日よけのストール兼タオルとして、旅の心強いお供。

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ツォモリリカディはこちらから。(ツォモリリの収益はプロジェクトの運営費になります)
http://www.blue-bear.co.jp/shop/kadi.html


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ノコプロジェクトの中心地、チクファームへ。2年かけて土を育てていると言う場所で、去年の3月にデラドゥーンのNavdanyaでもらってきた在来種のバスマティライスと丸い粒の米(苗用)、そして豆を混植中。米は去年も植え、種採りをし増やし、今年再度蒔いたそうだ。
NandkishorさんとVanitaさん、Tushar、Mayurが頑張っている!思わず拍手。
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母屋や、ノコハウスの雨対策と合わせて(バッチリ仕上がっていた!)石を敷いて道を作ってくれていた!去年の世界森会議で、足元が悪くなってしまったので、これはかなり、いい仕事!ナーイス!!
石の数が足りたくなったので途中までだけれども、大変だっただろう!!

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ノコカフェも元気。オープンの日を待ちかねている。
今10代の子たちとメンテナンスをしてくれていたので、次世代が育っている模様。
モバイルロケットストーブのもう一回り大きなものを作るといいね、と話している。
いいよいいよ〜!ふれーふれー!!
いろいろやろうぜーー!!

okazu


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June 21, 2017

雨季序盤の風景

雨季序盤のワルリの村の風景。
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牛をつがいにして、ナンガルを間に取り付け、耕す。

種をまく田畑を先に耕しておき、苗が育ったら移植する。


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たまに出没するカメレオン。
 

「拾われて木の棒にいるけれど早く枝が茂っている木に戻りたい」

スロー再生のようなスピードで動いているけれど、そんな心の声が聞こえてくる。

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ファナス。ジャックフルーツ。「とげとげがツボ押しにいいんだよね」とMayur。

重さは6kgくらいありそう。包丁を入れ、向いていく。

実の中には、ゴムの樹液のように粘つく粘液があるので、油を手に塗ってから切り分けたり、実を取り出す。

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白いヒダの中に、黄色い実。種の周辺の部分が食べられる。
 

甘酸っぱくていくらでも食べられちゃう。

やめられないとまらない、的なファナス歌があるそうだ。
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種。

炒めたり、ゆでたりして食べられる。
 

雨は、空が思い出した時に降るくらいで、それほど本格的ではないそうだ。

2週間前くらいに、思いっきり降り、まだのほほんとしていたみんなが大慌てで準備をしたけれど、そこからしばらくまとまった雨が降らない日が続いている。
 

みんなと雨水タンクの打ち合わせをした。エンジニアのさっちゃんが、海辺の方に住むお姉さんの家に、雨水貯水タンクをつくる計画を立てていた。そちらの地域では、塩水が地下水に混ざり、しょっぱいのを我慢して飲んでいるそうなのだ。フィルターを通して、飲用もできるように計画しているとのこと。

材料や、工程に詳しいさっちゃんにいろいろなことを教えてもらいつつ、こちらからも、もたらせるものがあるといいなぁ。

大まかな見通しがついたので、ダハヌの町で材料を調べてみる。


okazu



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June 20, 2017

ワルリ族の村で第2回世界森会議の準備

昨夜未明、ワルリ族の村に到着。雨季に差し掛かっている。芽吹きの季節。土が黒っぽく見えるところにはゴーバル(牛ふん)が混ぜられている。遠くから、結婚式の音楽が聞こえてくる。
ハエが多いけど、今の土作りに一役、二役かっているんだろうな。
ニワトリが田んぼでついばんでいる。そのままフンが土に混ざって、養分になるんだろうなぁ。
何気ない光景だけど、目を凝らすとたくさんの発見があるに違いない。
今日から約一週間、世界森会議の準備にあたります!森会議を一緒につくりあげてくれるメンバー、募集中です!http://wallartproject.net/nocoproject/jp/volunteer/1041

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May 24, 2017

WAP2017 キックオフイベント「アートと土を耕す」@ kai house

いよいよ本日!
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*猪苗代のワルリ画 絵本「パリプルナジャングル〜みちたりた森」がこの日、発売です!
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March 18, 2017

世界森会議へ向けた勉強会・3月 遠藤一郎さんを招いて


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昨年4月から始まった「ウォールアートプロジェクトの勉強会」。
2010年からインドのプロジェクトに行く前に現地について「まずは知ること」「話すこと」というスタンスで進んできました。その中で、ヒマラヤ・ラダック地方で暮らす人々が面している温暖化、先住民ワルリ族が面しているグローバリゼーションの影響など、インドで起きていることは、実は日本での生活にも繋がっている、ということを認識しました。その問題の中に分け入り、自分の暮らしを見渡してみること。それが、この勉強会の目的です。先生も、生徒もいません。こういう結論をだしたい、という着地点もありません。参加者一人一人が得てきた経験、視座、思考をシェアし、話し合う場です。
===

遠藤一郎さんを招いての勉強会。あー、刺激的だった!

電子と微生物と波。これが大元にある。

一郎さんが、1年間畑と向き合い、自分の体を通して実験し、出てきたものは、いくつかの真実。

「こういうと怪しい話に聞こえるんだけどさ(笑)、そういうシステム化、デザイン化されていないものの中に、本物があるんだ」と話す一郎さんは、アーティストとしてこの世界の最先端の、さらにそのさきっちょを走っているなと思った。

なにはともあれ、「本物」を見ようじゃないか、という姿勢。

その根本にあるのは、危機感。

「今、必要なことは何か」

「自分にできることは何か」

一郎さんの動き、表現はそれを突き詰めたもの。未来へ号、未来龍大空凧、カッパ師匠・・・。

今日の一郎さんの話の内容をすべて書ききることは、今とてもできないので、のちほど読んでもらえるような形にしたい。

僕らウォールアートプロジェクトにできることは、センサーを持っている人に発信し、伝播することなんではないかと思う。

今日の話、ワルリ族の人たちに伝えたい。

世界森会議で点と点を結び、横の線を作っていきたい。

そして、一郎さんが育てた大豆を土にまこうと思う。 

とにかくの、今日の感想。

おかず 



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