2007年04月

2007年04月30日

4月覚書

漫画ばかり読んでいた気がする。
映画は結局ロシュフォールしか見なかった。続きを読む

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2007年04月23日

ミニチュア

10階で映画を見た後、8階で途中下車し「メゾン四畳半/藤森照信」を見る。

エレベーターを降りたところ、係りの方に靴を脱ぐように言われる。
見渡せば、床一面にござが敷き詰められている。
エルメスとござの組み合わせってなんかすごいなー。

今回の企画は東大の教授であり路上観察学会の一員である藤森照信氏の監督のもと、3組のグループが4畳半の家を自分たちで作るというもの。
工事は会期中を通して行われ、自分が行ったときは3軒中2軒はまだ工事中で、材料が床に積み上げられていた。
なんになるのかはわからないけれど、ボッティチェリのビーナスの誕生に出てくるでっかいあこや貝も作られていた(こちらは来館者も作成に参加できる)。

会場には藤森さんに関する書籍もおいてあり、その中に一つ気になる本が。
ザ・藤森照信―総勢100名による徹底探究-歴史・設計・人間

藤森さんが作った建物や藤森さんの人となりについて紹介されており面白かったのだけれど、何よりも目を引いたのが写真。

どの建物もミニチュアにしか見えない。
撮影した人を調べたところ、本城直季という対象物をミニチュアっぽく撮る手法で有名な写真家だった。

このミニチュアっぽく撮影する手法がなぞで、どうやって撮っているかずっと知りたかったのだけれど、上記リンクのインタビューの中で本城さんが手法について答えていた。
すっきり。

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2007年04月22日

感慨一入

メゾン・エルメス ル・ステュディオで「ロシュフォールの恋人たち」を見る。
ロシュフォールの恋人たち

学生のころに一度見たことはあるけれど、スクリーンで見てみるのも良いかなと。

見るのも2回目だとやはり色々発見があるもので、お祭りのためにやってきた大道芸人の一人はジーン・ケリーだし(フランス語話せると思いきや、吹き替えらしい)、憧れの君を追い求める水兵はジャック・ペランだった。

ニュー・シネマ・パラダイスやコーラスなど、主人公の少年のその後を演じることの多いジャック・ペランだけれど、22歳当時の彼は金髪の超美青年だった(今は銀髪のロマンスグレー)。こんなに美しい人だったのかとびっくり。

持っているコンピレーションCDにこの映画の曲が入っており何度も聞いているのだけれど、実際に映像つきで見ると感慨一入。なんか見ていていたく感動してしまった。
DVDかサントラ買おうかな。

2007年04月21日

マンションほしい

Galerie Tomorrowlandで「パースペクティブ−ふたつの優しい視点−ヴァレリー&ファブリス」を見る。
この家に住みたい

Galerie TomorrowlandというのはTomorrowlandの運営するギャラリー。
ショールームとして使っていた広尾の一軒家(元オランダ大使館員宿舎)をギャラリーにしたらしい。
1、2階とも開放していたので、ぐるっと回れたのだけれど、お部屋もベランダもお庭もとってもステキ。
この建物の資産価値っていくらなんだろーと、ステキと思いつつ考える。

ヴァレリー&ファブリスというのは、Tomorrowlandのカタログやポスター類にイラストを提供しているフランス人のご夫妻。
今回の企画のために書き下ろしたそう。

旦那さんのファブリスの絵は、パリの街に並ぶ屋根を描いた水彩画。
奥さまのヴァレリーの絵は、花や陶器を描いたパステルトーンのアクリル画。

ヴァレリーの絵がとってもステキで欲しくなる。
プライスリストをもらったところ、だいたい1点18万円。
ボーナスつぎ込めば買えるけれど、いかんせん1m×1mの絵を飾るスペースなんてものはない。
ああ、こんなおしゃれな絵が似合うステキなおうちが欲しい。

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2007年04月11日

昨今のカルチャーセンター

テニスはカルチャーセンター経由で通っている。
といってもカルチャーセンターには、3ヶ月に1回レッスン料を払いに行くだけ。
面倒だけれど直にスクールに支払うよりは微妙に安いので、テニスを始めて何年もたつけれどカルチャースクール経由のままにしている。

珍しく受付が混んでいたので、講座案内を読みながら待つ。
これまで気が付かなかっただけなのか、面白そうなもの・意外な講座が多々あった。

●感覚の世界地図を広げるデザイン
講師は原研哉。無印良品のアートディレクションや森ビルのVI等、様々なところで活躍しているアートディレクター。
カルチャーセンターで講義をするなんて意外(全1回だけど)。
これは面白そう。でも3000円出すかどうかは微妙・・・

●熊井明子さんと行くマダム・ローズ高木絢子さんのお庭
マダム・ローズのプライベートガーデンに赴き、バラを愛で、香りの特徴を伺い、香に包まれる至福のときをすごすらしい。
どんなステキなお宅か気になる。
全1回、3360円。高いのか?安いのか?

●タイ王国大使公邸で親しむタイの文化とおもてなし
講師はタイ王国大使館の方々だそう。
1934年に立てられた華麗なゴシックスタイルの大使公邸を訪問し、美しい調度品で彩られた館内で大使婦人のお話を伺い、タイ舞踏鑑賞とタイの軽食でのティータイムを楽しむらしい。
これ一番行ってみたいかも。大使公邸なんて普通いけないし。料金は4830円だけれど、まあいいかも。
が、開催日が平日のお昼・・・
休みの日だったら行きたかったなあ。

そのほか養老先生が話しにきたり、狂言入門の講師名に野村萬斎があった(まじ?)

カルチャーセンターあなどれじ。

2007年04月09日

六本木アートめぐり

という程巡っていないけれど。

ミッドタウン内にある21_21 DESIGN SIGHTに「安藤忠雄 2006年の現場 悪戦苦闘」展を見に行く。

21_21 DESIGN SIGHTはミッドタウンの端っこにあり、オープン1週間だけれど、まあここは混んでいないかなと。
「トゥー・ワン_トゥー・ワン」と読むようですはじっこにあります

逆にした三角定規のような屋根の変わった建物。もちろん建築は安藤忠雄。
左はカフェなので、ギャラリースペースは右半分の地階のみ。案外小規模。

展示内容は、この建物が出来上がるまでの設計図、模型、現場写真など。鉄骨なども展示。
コンクリ打ちっぱなし(でも表面つるぴか)のシンプルな建物なのだけれど、シンプルゆえに苦労が絶えなかった模様。なかなか面白い。
建築関係の人なのか、図面の青焼きを一心不乱に読み込んでいる人がいた。

ミッドタウンは激混みなので、ヒルズの裏手にあるギャラリー併設のカフェにお茶しに行く。
が、はるばる歩いていったのにその日に限って貸切(がーん)
ふと見ればギャラリーでなんかやっていたので立ち寄ることに。

開催していたのは、青木美歌展「のびる硝子」というもの。 
ナウシカの世界

実験や研究で使っているようなシャーレやガラス容器の中にガラスのオブジェが入れられており、その形状は胞子そのもの。
きれいなのだけれどグロテスクでもあり、感性が束芋と似ていると思った。

シャーレのオブジェは5000円くらいで買えたと思う。
きれいなのだけれど、家にあったら遊びに来た人になにか培養していると思われそうな勢い。

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2007年04月02日

はとの親子

青梅の鄙びた公園で見つけたなぞのオブジェ。
見事なはと胸

思わず近寄る。

後ろにコバトが2羽いたのだけれど、顔つきが微妙に怖い。
ひょっとこみたいな口のせいか

結構シュール。

ちなみに後ろから見るとこんな。
すべり台だった

金属泥棒を警戒してか。