Windows Server 2012 R2 Standard 64bit 日本語版 [ダウンロード版]

Windows Server 2012 の概要

世界最大級のクラウドベースのサービスとデータセンターを構築、運用してきたマイクロソフトの経験をベースにしたサーバープラットフォームを、Windows Server 2012 が提供します。

小規模な事業の 1 台のサーバーの構築や、大規模な新しいデータセンター環境の構築にかかわらず、Windows Server 2012 は、組織固有のニーズを完全に満たすことができるように、クラウドで IT を最適化することを支援します。

+ 単なる仮想化を超えて

ワークロードを保護しながら規模を調整し、プライベート クラウドを構築するのに役立つ動的なマルチテナント型インフラストラクチャを提供します。Windows Server 2012 は、以下の機能を提供します。

●完全な仮想化プラットフォーム
サービス レベル契約を保証できるツールを含む完全に分離されたマルチテナント型環境を提供します。従量課金を可能にし、セルフ サービスでの展開をサポートします。
●スケーラビリティおよびパフォーマンスの向上
高密度で、ニーズに応じた最適なレベルで実行するように変更できるスケーラブルな環境を提供します。
●クラウド サービスへの接続
共通の ID および管理フレームワークを使用して、安全で信頼性の高い、オンプレミスとクラウドの接続を可能にします。

+ 多数のサーバーの一元管理

高い可用性と管理性を備え、クラウドに最適化されたプラットフォームを提供します。Windows Server 2012 は、以下の機能を提供します。

●柔軟なストレージ
多様なストレージを選択でき、仮想化とストレージの節約を通して、高いパフォーマンス、可用性、ストレージ リソースの効率性を実現することを支援できます。
●継続的な可用性
新機能や拡張機能によって、コスト効果の高い高可用性サービスを提供し、幅広い障害のシナリオから保護します。
●管理の効率性
広範な一連の管理タスクを自動化し、全自動化に向けて移行を進めるときにはワークロードの展開を簡略化します。

+ 任意のクラウドで任意のアプリケーションを活用

オンプレミス、クラウド、またはその両方をカバーして、アプリケーションおよび Web サイトを柔軟に構築および展開できる、クラウドに最適化されたサーバー プラットフォームを提供します。Windows Server 2012 は、以下の機能を提供します。

●オンプレミスおよびクラウドでの柔軟な構築
一貫性のあるツールおよびフレームワークのセットによって、開発者は、データセンターとクラウドにまたがる対称型またはハイブリッド型のアプリケーションを構築できます。
●スケーラブルで拡張性のある Web インフラストラクチャ
Web サイトの密度および効率性を向上させる新機能に加え、最新アプリケーションのスケーラビリティと伸縮性を高めるフレームワーク、サービス、およびツールを提供します。
●オープンな Web 環境およびアプリケーション開発環境
ミッション クリティカルなアプリケーションを実現し、オープン標準、オープン ソース アプリケーション、およびさまざまな開発言語に対する拡張サポートを提供するオープン プラットフォームが用意されています。

+ 最新の作業スタイル

管理を簡素化し、セキュリティ、制御、およびコンプライアンスを維持しながら、ユーザーによるデータおよびアプリケーションへの柔軟なアクセスを可能にします。Windows Server 2012 は、以下の機能を提供します。

●場所とデバイスに制限されることのないアプリケーションとデータへのアクセス
場所に制限されることなく、仮想化された作業環境にオンデマンドでシームレスにアクセスできます。
●場所に制限されない完全な Windows エクスペリエンス
実質的に任意のデバイスからでも、さまざまなネットワーク条件にすばやく対応する多彩なカスタム ユーザー エクスペリエンスを利用できます。
●拡張されたデータ セキュリティおよび準拠性
強固なID、データ分類、および集中管理されたポリシー管理と監査に基づいて、データおよび企業リソースに対するきめ細かなアクセスを提供します。

	MicrosoftのクラウドOSのビジョン。オンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウド（Azure）を一体のITシステムとして利用する。
	Windows Server 2012 R2のIPAM機能。Windows Server 2012でもIPAM機能は入っていたが、より使いやすくなっている
	仮想マシンに割り当てられたIPアドレスも管理できるようになった
	役割ベースのアクセスコントロール機能をサポートしている
	Windows Server 2012 R2では、DNSとDHCPを統合している
	IPAMはPowerShellへのインターフェイスを持っているため、PowerShellを使ったActive Directoryとの連携が可能になる
	Windows Server 2012 R2では、Windows Server 2012で提唱されたSMBベースの共有ストレージサーバー機能が強化されている。Microsoftでは、IaaS StorageというビジョンでSMBベースの共有ストレージを進めている
	Windows Server 2012 R2のストレージには、ストレージを管理するためのAPI「SM-API」が用意された
	SMBベースのScale Out File Serverは、仮想マシンのストレージとして利用できるだけのパフォーマンスを実現した
	SMBダイレクトの性能をアップするためにRDMAのサポートがチューニングされている
	Scale Out File Serverを使うことで、ストレージの負荷分散も簡単に構築できる
	SMBベースのストレージでライブマイグレーションを行っても、高いパフォーマンスが実現されている
	SMBのネットワーク帯域の管理も行える。重要なトラフィックに優先度をつけることができる。このため、ライブマイグレーションを優先するなどの設定が可能
	Windows Server 2012 R2の記憶域スペースは、SSDを取り込んだ階層化ストレージが構築できる
	ストレージのライトバックキャッシュにSSDを使うことで、高速、低コスト、大容量のストレージが構築できる
	Windows Server 2012 R2ではフェールオーバークラスタの機能が強化されている
	SMBを使った共有ストレージのHAも実現されている
	仮想ディスクのVHDXも複数サーバーで共有することが可能になった
	Windows Server 2012 R2の役割にWindows Server Essentialsエクスペリエンスが追加されている。この役割を追加すればWindows Server 2012 R2にEssentialsの機能が追加できる
	Windows Server 2012 R2 EssentialsのダッシュボードのUIが表示された。もちろん、Essentialsの機能も利用できる
	Windows Server 2012 R2 Essentialsでは、Office 365やWindows IntuneなどのSaaSを一括で管理することができる
	Windows Server 2012 R2を起動すると、デスクトップモードのサーバーマネージャーが表示される。このため、サーバー管理ではModern UIを見ることはほとんどない
	スタート画面に移動すれば、Modern UIのタイルが表示されている
	もちろん「チャーム」も存在している
	スタート画面の左下にある↓をクリックすれば、アプリのリストが表示される
	デスクトップモードには、スタートボタンが追加された。ここでシャットダウンなどを行うことができる

●仮想化テクノロジであるHyper-Vを標準搭載し、32ビットおよび64ビットのWindowsServer、Windowsクライアント、Linuxなど、さまざまなOSを仮想化環境上で同時に実行することが可能。
●マルチテナントVPNゲートウェイ機能を利用することで、プロバイダーのクラウドと複数の外部企業ネットワークをシームレスに接続できる。
●また、シンプルな管理機能により単一およびマルチサーバー環境の管理を効率化できるほか、低コストで高可用性を実現するファイルベースのストレージ機能も備えている。
●さらに、ハイブリッドに対応する柔軟なプラットフォームを備え、ブランチオフィスやパブリックスペース、自宅など、どこからでも会社の作業環境やデータにシームレスにアクセスできる環境を提供することで、多様化するワークスタイルに対応する。
●Standardエディションでは、仮想インスタンスを2つまで利用可能。
●低い集約率や仮想化を導入しないサーバーなど従来のデスクサイドのサーバーからデータ・センターまで、様々な用途で幅広く利用できる。
●10クライアントアクセスライセンス付。
●言語：日本語
●その他ハード・ソフト：モニタ:1024×768(SVGA)以上他DVD-ROMドライブが必要
●メディアコード１：DVD-ROM
●OS（WINDOWS/MAC/その他）：Win
●OS説明：WindowsServer2012R2
●機種：IBMPC/AT互換機
●ハードディスク（必要ディスク）：32GB以上
●CPU：1.4GHz以上
●メモリ：512MB以上