2009年01月26日

『 ブラバン 』 津原泰水 著 読了

ブラバン◆ 『 ブラバン 』 津原泰水 著 読了

この表紙のせいで長いこと読まなかったのです。(高校もしくは中学時代のセミスイートチョコ的(?)思い出話に付き合わされるのだと思ってました。)
ところがなんの!
実際は、ビターチョコ。いやもっと。ほろ苦酒みたいなお話でした。思えば作者がヤスミン。苦いんだけれど、心に響くものがたくさんあって読んでよかったです。ロックやジャズの話も懐かしくって、改めて聴いてみたりしました。 「ザ・バンド」は別格で好きという他片(たひら)くん。私も大好きです。(11.I Shall Be Released 名曲です。)

物語は、作者自身をモデルにしてるところもあって、読んでいて感慨深い。また広島弁とか広島という土地柄には圧倒されました。ヨハネ・パウロ二世の来日、広島・長崎訪問。私も朧気ながら記憶しています。(「当時、空飛ぶ教皇」として精力的な教皇でしたね。)

他片(たひら)くん(コントラバス)…おとなしそうなくせにちょっと意地が悪い。作者の姿を投影しているような存在。
彼がこの物語の語り手であったのは、はまり役というか、それだからこそ、こういうストーリーになったのでしょうね。
『十代の日々を思い返しながら生きるのな自虐だ』
あぁ、ホントに、そうだわ。

それにしても、グレン・ミラー楽団を聴いてる高校生って、渋すぎません?(ロックなら多いと思うんだけど)
でも今なら分かる。グレン・ミラーいいですね。心に沁みます。
Glenn Miller Orchestra - Pennsylvania 6-5000
You Tube で視聴できます。こちらからどうぞ
トロンボーン吹きながら指揮する彼。テナー・サックスのアドリブもすごくかっこいいです。
私も久しぶりにクラリネット出して来て恐る恐る音を出してみました。

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1. ブラバン  [ 或る「享楽的日記」伝 ]   2009年01月27日 22:52
ブラバンっていっても、ブラジャーのバンドじゃないですよ、ブラスバンド、吹奏楽のこと。なんて最初からオヤジしちゃったかなあ。これも図書館に予約して3ヶ月、ようやく読了した小説。津原泰水の「ブラバン」(2006年)。実は彼は自分と同じ高校の出身。世に言う後輩ってや...

この記事へのコメント

1. Posted by pico   2009年01月27日 00:16
こんばんは〜。
ブラバン、ほんと、この表紙とは違いますよね〜。
ワルツさんは、クラリネットだったのですね。
理知的な感じがお似合いです。
私は、フルートでした。あわない〜。
音・・・でるんだろうか・・・
そして、吹奏楽じゃないほうの軽音部の同窓会を来月にひかえてドキドキしてます。
ほろ苦い話もでてくるのでしょうか。
2. Posted by みらくる   2009年01月27日 13:21
ワルツさん、お久しぶりです<(_ _)>
ブログは拝見させて頂いていたのですが、長い間ご無沙汰していたせいもあって、コメントさせて頂くタイミングをそっと伺っていました(*´∀`)

昨年春に夫の転勤で引越しをしたので、今は家の近くに図書館がないのですが、『ブラバン』は引っ越す前に図書館で借りて読みました。
実は私は『青春デンデケデケデケ』みたいな青春ものだと思って読み始めたのですが、違っていましたね。
でも、ちょっぴりミステリーな感じで最後まで飽きずに読むことが出来ました。

ワルツさんはクラリネット、picoさんはフルートを演奏されていたのですね。
私は小学生の時ブラバンでトランペット吹いていました♪
ですからワルツさんとは逆に表紙のイラストに惹かれてこの本を読みました(*´∀`)

以前のブログは消去したのですが、全く同じアドレスで他の方がブログを作っているようで^^;
もし、お手数でなければ、BlogPeopleのリンクを貼り替えて頂ければ幸いです。

長文になってしまってすみません。また遊びに来ます( ・∀・)ノ
3. Posted by ワルツ   2009年01月27日 21:40
◆ picoさん、こんばんは♪
クラリネットは、先輩に誘われたんですが、B管なので、実音が記譜された音より長2度低く耳に響くので、もうそれが気持ち悪くて悪くて、、
その音、違う・・・みたいな。ホント違和感ありまくりました。(不完全ながら絶対音感があったので)
今、クラのお陰で、ちょっと音程が微妙な感じになってます。

軽音部同窓会、楽しみですね。甘酸っぱいくてほろ苦い思い出がぽろぽろ出てきそうですね〜♪
picoさんは、軽音の時の楽器は何でしたっけ?確かピアノとか?
どんな曲をやっておられたのか、今思い浮かべています。女子ロックンローラー??(*^。^*)
4. Posted by ワルツ   2009年01月27日 21:59
◆わ〜〜みらくるさん、ありがとうございます。
よくいらして下さいました。
>以前のブログは消去したのですが、全く同じアドレスで他の方がブログを作っているようで^^;
あぁっっっっ!!そうだったんですね!!
なんかすごく納得しました。実は私、一度みらくるさんちだと もちろん思って記事にコメントしたことあったんですよ。(てへっ)
雰囲気が違っててなんかおかしいなぁと思いつつ。。。(^^ゞ

これから、改めましてまたよろしくお願いします。
BlogPeopleのリンクの変更もちろんさせてもらいました。

みらくるさんは、トランペットだったんですね。
以前「私、小柄です。」とおっしゃっていたと思うのですが(間違っていたらごめんなさい)、この本の表紙の女の子みたいなイメージが今出来あがりつつありますわ。(*^。^*)
5. Posted by ハンコック   2009年01月27日 22:50
こんばんわ。
2年ぶり?の「ブラバン」は懐かしいです。もう内容もほとんど忘れていて、ネットで書評を見つけてなんとか思い出しました。

前に記事で書きましたが、20人程度のマイナーな吹奏楽部が、津原がいた頃には部員も増えてメジャーになっていたのでびっくりしました。実は当時何回かブラバンの頼まれ指揮者をやったことがあるんですよ。それがいい思い出になっています。
6. Posted by ワルツ   2009年01月28日 22:02
◆ ハンコックさん、こんばんは♪
えへへ、ごめんね。だいぶ昔mの記事でしたねー。
でも、ハンコックさんの、すごくインパクトあって、この本はいつか読もう・・って思ってました。
可愛い高校生たちを想像してましたが、そうじゃなかった所が良かったです。じんわりきいてくる感じが気に入りました。(*^。^*)
それにね、結構みんなジャズとかに親しんでいて、広島の高校生ってお洒落だなぁって感じました。
流石、ハンコックさんを育てた土壌ですね〜(*^。^*)
TBまでしてもらって、ありがとう♪

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