テーマ Theme:スピリチュアル
皆さんは、もうすぐ目覚めへのゲートが閉まり、二極化が始まるという話を聞いたことはありますか?
二極化とは、精神的に目覚める人と眠りの世界に留まる人とに分かれていくことです。
これらは、スピリチュアルに興味のある人にとっては馴染みの深い言葉かもしれませんが、まだまだ一般に浸透しているは思えません。
スピリチュアル・カウンセラーの並木良和さんは以前から、今年の冬至である12月22日は、目覚めに向かうゲートが閉まる日だと語ってきました。冬至を過ぎて二極化が完了してしまうと、目覚めを選択することがとてつもなく難しくなると言われています。
ということで今回は、「目覚め」について書いていきたいと思います。
●フィンドホーンのニューエイジ思想とスピリチュアル
1960年代から、アイリーン・キャディを中心に「神は自分の中にいる」という理念を伝えてきたフィンドホーンは、スピリチュアル・コミュニティとして世界で知られています。
『創設者物語』のアイリーン・キャディ版を書くにあたり、彼女の著書を読み返していて、神が繰り返し彼女に語ったことと、今バシャールや並木さんが言っていることが、基本的に同じだという印象を受けました。
バシャールも並木さんも、
「意識を変えることが目覚めに繋がる」
と言っていますが、フィンドホーン財団の
活動目的は、
”Transforming human consciousness
in everyday life“
「日常生活の中で、
人の意識を変容させること」
であり、まさに同じテーマを掲げているのです。
しかし、フィンドホーンは知っていても、スピリチュアルなトピックに関しては未だに「カルト」とか「危ない新興宗教」のようなイメージを持っている方も多いと思うので(少なくとも友人たちの多くはそういう印象を持っている)、このブログで扱うことにためらいを持っていました。
ところが、たまたま並木良和さんが最近、スピリチュアルについて詳しく知らない人のためのわかりやすい動画をアップしたので、これを機にもう少しスピリチュアルな記事を書いてもいいかもしれない、と思い立ちました。
「スピリチュアルって、つまり何?」という問いに、並木さんがわかりやすく答えています。
これが唯一の真実だとは言いませんし、私自身並木さんの信望者というわけではありません。
ただ風の時代に入り、これからスピリチュアルがより一般に浸透していくと思われるので、参考までに動画をご覧になると、それがとても身近なものであることがわかって頂けると思います。 (少し長いので、1.5倍速にして何かをやりながら聞いてもいいと思います😁)
●バシャールと並木良和さん
本題に入る前に、スピリチュアル界では有名なこの二者について少し紹介しておきます。
バシャール:
300年以上先の未来で、地球から約500光年離れたエササニ星に住む意識の集合体。
1984年から、アメリカ人のダリル・アンカへのチャネリングを通して、宇宙のしくみに関するメッセージを送り続けている。「ワクワクで生きる」という言葉を世に広めた最初の存在。
いわゆる”宇宙人”ですが、人間とのチャネリング(憑依のようなもの)を通して話しかけてくるので、実際に地球に飛来して来るわけではありません。
同じような意識の集合体である宇宙存在に、1986年からエスター・ヒックスのチャネリングを通して「引き寄せの法則」などを伝えているエイブラハムがいる。
並木良和さん:
幼少期よりサイキック能力(霊能力)を自覚し、高校入学とともに霊能力者に師事。
整体師として働いた後、本格的にスピリチュアルー霊魂・精神ーのカウンセラーとして独立。
現在は高次の叡智に繋がり宇宙の真理や本質である「愛と調和」を世界中に広めるニューリーダーとしてワークショップ、個人セッション、講演会の開催、本の執筆等活発な活動を通じて多くのクライアントに支持されている。
●二極化と目覚め
スピリチュアル界で今盛んに言われている二極化とは、不安や恐れに支配された今まで通りの世界で眠り続ける人と、自分の思いが現実を作り出していることを理解して、精神的な目覚めに向かう人とに分かれていく現象です。
目覚めに向かっている人は、安心と調和の中で穏やかに過ごし、未来にワクワクしながら生きています。反対に眠りの世界を選んでいる人は、不安をあおるニュースや情報ばかり見て、未来はどうなってしまうのかと恐れをさらに募らせて生きています。
さて、あなたはどちらですか?
並木良和さんは、目覚めに向かうゲートが閉じる12月22日の冬至までに、できるだけ身軽になっておきましょうと、以前から呼びかけてきました。ゲートというのは、今いる眠りの世界から目覚めへと向かう分岐点の例えであり、目に見えるゲートが存在するわけではありません。
実は目覚めと眠りには、どちらが良いとか悪いといった優劣はありません。まだこの地球で努力しながら恐れを克服することを学びたいという人は、目覚めを選択する必要はないのです。
『エースを狙え!』や『弱虫ペダル』など、努力に努力を重ねるストイックな主人公が成長していくスポ根マンガや、これでもかという試練が次々に襲いかかる『鬼滅の刃』的世界が大好きな人は、目覚める必要性を感じないかもしれませんね。
(これらの漫画の世界が眠りに属すると言っているわけではありません。個人的に『鬼滅の刃』などは非常にスピリチュアルな物語だと思います。)
でも、もう戦いや苦労は卒業して愛だけを感じられる平和な光の世界で生きたいという人にとっては、ゲートが閉まる冬至前の今が目覚めに向かう最後のチャンスだと並木さんは語っています。冬至を過ぎても目覚めることは可能ですが、それは暗闇で探しものをするくらい、とてつもなく難しくなるそうです。
●目覚めに向かって今すべきこと
そこで気になるのが、そのゲートが閉まる冬至までの2か月間で、確実に目覚めに向かうためにすべきことは何か、ですよね?
それはたったひとつ、ひたすら断捨離をすることです。
いらないものを全て手放し、できるだけ身軽になっておくと、冬至に流れ込むビッグ・ウェーブに乗り、目覚めに向けて一気に光の世界へと上って行けるのだと並木さんは言います。
では、いらないものって一体どんなものでしょうか?
それは、何年も着ていない服だったり、置き場所もなく積み上げられた本だったり、人によってはほとんど使わないのに高い駐車場代がかかっている車かもしれません。
それらを整理して物理的に身軽になることも大事なことですが、最も重要なのは、人間関係を含む心の断捨離です。
過去の栄光や成し遂げた業績にしがみついていると、過去にばかりフォーカスして今を生きることができません。また怒りや不安を抱えていては、波動、つまりあなたの発するエネルギーが地球の周波数と同じく低いままなので、眠り続けることになります。
ですから、ぐずぐずせずに、
目を覚ますとは、並木さんいわく「こひしたふわよ」に合わない感覚を手放して、高い波動でいること、だそうです。
「こひしたふわよ」とは、
以下の8つのキーワードです。
こ=心地よい
ひ=惹かれる
し=しっくりくる
(すっきりする)
た=楽しい
ふ=腑に落ちる
わ=ワクワクする
よ=喜びを感じる
これら居心地の良い感覚でいるときは、気分が軽くなり宇宙の高い波動に近付くので、本来の自分であるハイヤーセルフと繋がっていると言えます。
反対に居心地の良くない感覚、一般的にネガティブといわれる不安や恐れといった気持ちを感じたときは、本来の自分から離れているということなので、波動が下がっていることになります。
こうした波動の低い感覚を手放す作業(並木さんは「統合」と呼んでいます)が、冬至までにやるべきただひとつのこと、断捨離です。
断捨離、つまり並木さんの言う「統合」については、居心地の良くない感覚を箱に入れて爆破するイメージや、ネガティブな鉄の塊を体から取り出して宇宙へ投げるイメージなど、いろんなやり方があるので、興味がある方は検索してみてください。統合の作業は、玉ねぎをむくようにひたすら浮かんでくる思いを手放していくヴィパッサナー瞑想にも似ています。瞑想によって心を研ぎ澄ませ、不必要な思いを手放していくのもひとつの方法ですね。
●風の時代
大切なのは、自分にとって一番しっくりくる方法でやることだと、並木さんは言っています。
風の時代は情報の時代と言われますが、目を覚ますとは情報ではなく、自分自身に向かって進むことです。ニュースでこう言ってるからとか、スピ系のブログにこう書いてあるからなど、他人に振り回されず、自分にしっくりくる情報をきちんと取捨選択して、情報戦に巻き込まれないことが大切ですよね。
こういう記事を書いている私自身、振り回されている気がしないでもないが…(^_^;)
バシャールも並木さんも、そしてアイリーンに語りかけた神も、「戦うことをやめよ」という共通のメッセージを発しています。
悪を駆逐するために武器を取ることは一見、正義に見えますが、それも「戦い」には違いありません。アフガニスタンやミャンマーの情勢を見るにつけ、暴力に暴力で対抗しても何も解決しないことを痛感する私ですが、皆さんはどうでしょうか?
では平和をもたらすためにはどうすればいいのか。それについても、機会があれば書いていきたいと思っています。
12月22日の冬至まであと3か月を切りました。
あなたは目覚めを選びますか、それとも汗と涙に彩られたドラマの満ち溢れる、眠りの世界を選びますか?
正直どちらも魅力的、というのが私の感想です…(^_^;)
「目覚めと眠り」というスピリチュアルな観点で見ても見なくても、ネガティブな思いを手放すことは、平和な心持ちで穏やかに生きていくのに欠かせないことだと思うので、物理的な断捨離はもちろん、心の断捨離も進めていきたいと思う私なのでした。
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