久し振りに女房殿のスーパーへの買い物に付いて行った。

パンのコーナーの前を通ったら、500円以上のパンを買って下さったお客様には
アイスコーヒーを一杯無料でサービスしますという札がぶら下がってる。
彼女は元々パンが好き。でも今日は買う予定は無かった。
既にキッチンに十分買ってあったから。

ところがその札に釣られて2、3個のパンを買っちゃった。500円は超えてる。
紙コップ一杯のアイスコーヒーをもらって私に渡しすぐ傍の休憩席に行って
そのコーヒーを飲みながら待っていなさいとのこと。
一緒について行くと言ったら来なくていいとのこと。
何故かと言うと私がついて行くとついつい余分なものまで買って
予算をオーバーするからだという。

とくに旨いとも言えないコーヒーを飲みながらふと思った。
そういえば先日孫達をラーメン店に連れて行った時も会計をしたら
100円券を4枚もらった。4人で行ったので。

両方とも旨い商売するなと思った。両方とも商品代金の中に入っていて
その位サービスしても儲けはたっぷりある筈だから特に得をしたと思う必要も無いのだが
人間の心理は不思議なものでこんなサービスをしてくれるのならまた来ようと思う。
これを繰り返されると同じものを買うのならここの店で買った方が得だと
思い込んでしまう。そうして客はその店から逃げられなくなる。知らず知らずの内に。

小売業界も激烈な競争をしてるからいかにして客を囲い込むか日夜知恵を絞ってるのだろう。
だが注意しないと取り敢えずは必要のない物まで買ってしまうのではないか。
現に我が家の冷蔵庫はいつも満杯。時たま賞味期限切れの食品が出て来る。
もったいないから食べてしまうが。
賞味期限と消費期限は違うし年間600万トンもの食品を捨てる片棒を担ぎたくないから。

そういえば毎日の新聞の中にスーパーのチラシ広告に今日は5パーセント引き、
10パーセント引きという文字が入ってると彼女の眼は光って来る。

これじゃあエンゲル係数が25パーセントを超えるのではとちょっとスーパーが
憎らしくなって来る。そんなものに騙されないぞと思うが彼女は騙されてるようだ。
でも買い物は楽しいよな~。時たま私も一人で店を覗いてこれは良いと勝手に判断して
衝動買いをして持って帰るとこんな高い物をとかそんなもの未だ沢山あるよと怒られる。

スーパーの誘惑に勝つか負けるか相手は強敵だから、5パーセント、10パーセントという
数字には抵抗し難いのかもしれないな。私が買って帰った時は、まあ良いじゃないか、
たまにだからなんていうけど、そこがスーパーの付け目なんだよな~、。