2015年01月20日

陰謀論が根拠ある歴史観として認識される時が来た?

イスラム国に関連し、起きていることからわかることは、結局アメリカがやったことは、あの地域を永久に戦争状態にすることでビジネスチャンスを維持するか、戦争という公共事業目的での軍事侵攻だったとしか、今は言いようがない。

遡って、イスラエル建国そして中東戦争もそうだ。
ユダヤ人がパレスチナの地に建国するということから始まった、中東での軋轢、その後続く、中東戦争、イスラエルは常に好戦的であり、イスラエルの戦争は、アメリカ製兵器の在庫処分であろうと囁かれたものである。

話は変わるが、ユダヤ人には、パレスチナ土着のユダヤ人と、ハザール王国のユダヤ人がいることをご存じだろうか?この、二つの側面を持つユダヤ史についてはなぜか歴史学者たちは係わろうとしない。不思議なことだ。


さらに、話は飛ぶが、大東亜戦争はどうだろう。ルーズベルトが戦争を仕掛けたとする、ハミルトン・フィッシュの「ルーズベルトの開戦責任  大統領が最も恐れた男の証言」という本が出回っている。
ハミルトン・フィッシュは、ルーズベルトの政敵と言われた政治家である。

ルーズベルト悪玉論については、当時のアメリカ政界ならびに軍事関係者、すなわち当事者による本が多数出版されている。そして、これらの本に触発され、「大東亜戦争は、アメリカに仕掛けられた戦争」であるとする在野の研究者の本が増えてきた。

池田信夫は、ルーズベルトが、大東亜戦争戦争に続く、冷戦の首謀者だと分析している。

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http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51915813.html#more

ルーズベルトが冷戦を生み出した

歴史は後ろから見てはだめで、同時代の人々の立場にならないと真相はわからない。その典型が冷戦だ。今では資本主義と社会主義が対立するのは当然だと思う人が多いだろうが、1917年にロシア革命が起こってから第2次大戦まで、冷戦は起こらなかった。それどころか、ルーズベルトとスターリンは同盟国として戦い、ヤルタ会談では握手したのだ。
ガディスの『冷戦』は、冷戦の原因は核兵器だという。第2次大戦まで米ソの経済力は10倍以上違い、戦争でソ連は2700万人もの人命を失った。そのままでは戦後の世界は、アメリカの一極支配になってもおかしくなかった。しかしアメリカが核兵器の秘密保持を厳格にしなかったため、ローゼンバーグ夫妻などのスパイがその技術情報をソ連に売り、早くも1949年にソ連は核実験に成功した。

これによって「2大超大国」という幻想ができた。実際には、ソ連は世界のGDPの2%程度の小国であり、通常戦争ではアメリカに勝てなかったのだが、核兵器では対等になった。この力でヨーロッパの半分を占領し、中国や北朝鮮を傘下に収めた。それがみずからの軍事力の重みで崩壊するまでに、半世紀近くかかった。

ルーズベルトが日米戦争を挑発しなければ、少なくともアジアではソ連の勢力拡大はなく、彼が核兵器を開発しなければ、冷戦も起こらなかっただろう。彼はアメリカの歴史上もっとも偉大な大統領の一人として知られ、世界のリベラルの元祖だが、その罪も世界史的に大きい。

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これに対し、歴史学者たちはダンマリしているように見える。歴史学者の大半は、倉山満に言わせれば、一時期95%が共産主義者だった関係で、現在もその影響下にあると考えれば、敗戦利得者集団である?歴史学者たちはダンマリする理由がわからないでもない。


また、元外交官だった、馬渕睦夫は、陰謀論的視点から、「世界を操る支配者の正体」や「反日中韓を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった! 」などの本を出版した。

繰り返しとなるが、この種の歴史は、今まで陰謀論という範疇で認識され、歴史学者たちはは無視を決め込んできた。
一部愛好者のみが知る世界だった。

ノンフィクション作家、鬼塚英昭が書いた「20世紀のファウスト」は、第二次世界大戦そのものが金融資本家によって仕組まれた戦争であるとしている。
この本は、歴史書ではない。ただ、出版された数々の歴史書(2次文書)から矛盾点等を突合せ、アメリカ、ソ連、イギリス、ドイツを同時に操り、戦争に駆り立てた黒幕が存在するとする、著者なりののシナリオを示した文書に過ぎない。正しいか正しくないか、検証は必要ではあるが、第二次世界大戦を仕掛けた黒幕の存在を見事に描いた労作の可能性があるのだ。

多くの歴史学者たちは言うだろう。陰謀論の本など読む必要も価値もないと言うだろう。
だが、「20世紀のファウスト」にて数多くの指摘がある、文献的裏付けある、アメリカ、ソ連、イギリス、ドイツ首脳および彼らの意思決定や言動の不審な点について、どう説明するのだろうか?

私は、陰謀論を100%否定する、歴史学者たちに質問したいくらいである。実際、「20世紀のファウスト」という本は、戦前戦中戦後、各国で出版された本をベースに書かれている。重要箇所については出典が明記してあるのだ。

著者鬼塚英昭は、天皇のロザリオのように、誤解を受けるような表現は慎んでいるように思えるし、膨大な2次文書の文脈から読み取り、アメリカ、ソ連、イギリス、ドイツ政府首脳に君臨する、(第二次大戦を仕掛けた)黒幕が存在することを膨大なシナリオにより示している。

この本は、歴史的事実を単にシナリオ化して示したに過ぎない。歴史論文でも歴史書でもないかもしれないが、歴史書とするための立派な下書きとして私は眺めているし、現代史の歴史研究者の教材になりうるのではないかと思っているくらいである。

それくらい、数多くの2次文書のエッセンスが凝縮されている関係で、この本に書かれていることを否定することは、各国の著名人が書いた歴史書を否定することを意味する。
そう考えると、従来、陰謀論と笑殺され、トンデモ本扱いされてきたものが、学術的視点から見て妥当と判断されるものについては、正当な歴史書として認知されるべき時が来ていることを私は指摘するのである。





waninoosewa at 07:55│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote ◆ 歴史の見分け方 

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