アメリカの政府機関である『アメリカ食品薬品局(FDA)』が、グレインフリードッグフードと心臓疾患の関連性を懸念する調査結果を発表して話題になっています。
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FDA Innestigation into Potential Link between Certain Diets and Canine Dilated Cardiomypathy

2014年1月から2019年4月までにFDAに報告のあった拡張型心筋症の発症例が調査対象となっています。
大まかに纏めると、
★拡張型心筋症の罹患犬が増加傾向。
★罹患した犬達に同居性(同じ食事)が認められる。
★調査された犬の数は560頭(内、119頭が死亡)だが、実際には更に多くの犬達が罹患している可能性。
★罹患犬の91%がグレインフリーフードを常食。
★罹患犬の93%が穀類の代替えとしてエンドウ豆かレンズ豆を使用したフードを常食。
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★罹患犬が食べていたフードブランド
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罹患犬の犬種
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犬の拡張型心筋症は基本的には大型犬に多く見られる疾患で、遺伝的要素が疑われていますが、グレインフリーが流行り始めた頃から小型犬でも頻繁に報告が上がるようになり、FDAが調査に乗り出しました。

グレインフリーフードのどの成分が心疾患を引き起こすのか、現時点では不明(タウリンの代謝が関わっている可能性を示唆)ですが、フードを変更するだけで改善効果を示す犬も複数頭いたようです。



▼・ェ・▼業界に長く居る人達はグレインフリーフードが突然流行り始めた背景を知っているから、ショー関係や仲間内で食べさせている人は居ないし、お客様も家のアドバイスを聞いて下さる方々なので、グレインフリーフードを食べている仔達は居なくて一安心
でもね、売ってる人は居る
グレインフリーは売れるから仕方ないんだけどねー

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そもそも、狼が祖先だからグレインフリー!っておかしいと思うの
野生の狼の寿命って6〜8年(national geographic)なのに、それと同じ食事が良いの?
人間の祖先はお猿さんだから、遺伝子学的には99%同じであるチンパンジーの食餌(木の実や木の茎、皮+昆虫)が人類にも合っているって事?
ヴィーガン食に近いかな?
確かにヴィーガンな人達も居るけど一般的ではないし、かぁちゃんは嫌だ

かぁちゃんは勿論こんな事態を予測していた訳ではないけど、昔ながらの穀類の入ったフードで家の仔も祖父の仔達もみんな15〜18才位まで元気で長生きしてくれたのを見て来てる。
病気もせずに天寿を全うしている▼・ェ・▼達が多く居るのに、わざわざ極端に偏った食事に変えるのは我が仔で動物実験するみたいで無理
今グレインフリーフードを食べている▼・ェ・▼達が元気なシニアになるのを見届けてからじゃないと恐いなぁってグレインフリーは避けています。
かぁちゃんが知る限りではグレインフリーを食べている仔達に内臓(肝/腎)疾患や腫瘍が多いのも気になってる。


フードもお薬も、▼・ェ・▼達が口にする物は石橋を叩いて叩いて叩き壊しちゃうくらい用心してもまだ足りないです
新しい物、急に流行った物、派手な広告やランキングサイトに登場するフードには用心が必要です
フードへのアドバイスを求める時は、15才以上の元気な仔の飼い主さんや、フードを販売していない(トリマーや訓練士、ブリーダー)▼・ェ・▼のプロ達など、利害の無い人に聞くのが一番

ウィキッドエンジェルでは、
★自社工場
★創業15年以上
★ヒューマングレード
最低でもこの3つの条件を満たすフードを探す事をお勧めしています。
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