2006年12月

2006年12月31日

御礼

今年も残すところあと一日となりました。

和歌山で細々と保護活動していましたwan lifeですが、三重のレスキューをきっかけに、皆様に広く知って頂ける団体となりました。
(団体と呼べる程、大きい規模では無いですが・・・)

今年はたくさんの方からのご支援やご協力や激励の下、多くの子達をレスキューする事が出来、多くの子達が幸せになる事が出来ました。

これもひとえに皆様のおかげです。

ご支援ご協力、また激励下さった皆様、本当にありがとうございました。
m(__)m


佐賀の繁殖場を初め、まだまだあちこちには私達の助けを待っている子達がたくさんいます。

一頭でも多くの子達をレスキューする為、全力でがんばりますので、来年もどうぞよろしくお願いします。
m(__)m


wan life
代表 島田香
スタッフ一同

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2006年12月30日

連絡

29日、佐賀県庁より連絡がありました。

県庁と私達の間で、現場の子達の頭数のやりとりで誤解がありました。

私達はショップと繁殖場の合計頭数を聞いたつもりだったのですが、県庁は繁殖場の頭数だけを答えてくれたのです。

担当の方から連絡があり、29日にショップを再調査し62頭の子が確認できたそうです。

昨日の発表頭数107頭は繁殖場の子達の数でした。

合計数は169頭です。

誤発表があった事をお詫び申し上げます。

※この頭数ですと、私達が調査した時よりも増えてる事になります。
繁殖場の子達が次々といなくなっているという連絡があった事と今回の発表数との食い違いの原因は現在調査中です


そして、佐賀県警より連絡がありました。

告発状が届いたそうです。

受理するかどうかは島田、オリバーさんから直接事情を聞いた後に判断するそうです。

島田、オリバーさん共に県警に事情説明の為、年明け早々に佐賀県入りします。


アニマルレフュージ関西さんのHPのニュース&イベント欄に『佐賀のブリーダーによる犬虐待事件』がアップされてあります。

オリバーさんが作成した報告書並びに撮影した画像がアップされています。

以前にアップした島田の報告書と併せて是非ご覧下さい。

wanlife1 at 00:21|PermalinkTrackBack(0)││遠方レスキュー 

2006年12月29日

行政

12月29日の紀伊民報です

※クリックすると拡大します
しんぶん







28日、現場の子達が近隣の保健所に持ち込まれてる可能性や遺棄されてる可能性がある事を県庁に連絡しました。

返答は『頭数は減ってません』という事です。

何頭の犬を把握されてるのか尋ねたところ
『ケアが必要な子を2頭保護し、現場に105頭』という答えが返ってきました。合計すると107頭です。

島田が12月13日に現場で確認した頭数は繁殖場に96頭、ショップに約50頭の合計約146頭でした。

島田が確認した日より、約39頭減ってます。
およそ半月の間に約39頭の子達が消えています。

行政の一刻も早い適切な対応を切に望みます。

wanlife1 at 02:36|PermalinkTrackBack(0)││遠方レスキュー 

2006年12月28日

準備

皆様、いつもwan lifeを応援してくださり、誠にありがとうございます。

現在、激励や問い合わせのメールが殺到しています。
全て拝見していますが、返信が大変遅れています。
申し訳ございません。
m(__)m


現在、コウエイドッグに関してはご存知の通りです。

改善命令が出されたとはいえ、劇的に現場が改善される可能性はかなり低いです。

今日もショップのご近所の方から連絡がありました。
『ショップの前にはたくさんのバリケンが積み上げられ、ケージに押し込められたたくさんの豆柴が不安そうな顔をしています。あの子達はどうなるのですか?』と。。

今、私達が出来る事は見守る事だけです。

しかし、ただ見守るだけではなく、どんな事態が起きても迅速に対応出来る様に準備したいと思います。

そこで佐賀県内、もしくは近隣で私達にご協力頂ける団体や個人の方にお願いがあります。

現場で実働できる方、一時預かり可能な方、『らくらく連絡網』というサイトがあります。
ここでwan lifeのメンバー登録して下さい。

不測の事態が起こった時や現場で人手が必要になった時、あるいは一時預かりが必要になった場合にこのサイトを利用して、私達が登録して下さった方全員に一斉にメールを送信します。

以前wan lifeにメールで『協力してます』『一時預かり出来ます』『犬の運搬なら出来ます』等の内容でメールを送信された方も、再度『らくらく連絡網』に登録して下さい。

私達は和歌山と大阪にいます。
何かあってもすぐには現場に駆けつける事はできません。

ご協力頂ける方、よろしくお願いします。
m(__)m


登録方法は 4250870@ra9.jp に空メール送信

  ↓

登録申請のメールが送信されます

  ↓

登録完了です。
何かありましたらメールが配信されます。


携帯で迷惑メール対策を行っている場合には、次の方法でらくらく連絡網からのメールを受け取れるよう設定していただいてください。
●ドメイン指定受信をご利用の方は、"ra9.jp" を追加します。
●アドレス指定受信をご利用の方は、"info@ra9.jp" を追加します。


wanlife1 at 01:16|PermalinkTrackBack(0)││遠方レスキュー 

2006年12月26日

進展

進展がありました。

『佐賀県記者発表』をご覧下さい。

皆様の声が行政を動かしたと思います。
ご協力、本当にありがとうございます。
m(__)m

しかし、内容を熟読して頂ければわかると思いますが、現場の犬達の保護命令は出ていません。

現場の犬達の保護も案件に入れ、明日佐賀県庁に申立書を送付し、佐賀県警本部に告発状を送付します。

wanlife1 at 22:32|PermalinkTrackBack(0)││遠方レスキュー 

見解

本日、九州圏内の一部メディアにて今回の件が掲載されたそうです。
その記事を私達はまだ目にしていませんので、記事の内容はわかりません。

その記事を目にされた支援者の方からある事実確認のご指摘を受けました。
皆様にも誤解が生じるといけないので明確にさせたいと思います。

まず、紙面上で県は『たしかに不潔な環境みたいだが、犬の餌は与えられていて痩せてはいないようだ』と記載されてるがそうなのですか?という質問が寄せられました。

この件は確かにそうです。某パークの映像で見た様に見るからに栄養状態の悪い子はいませんでした。

そして、オーナーM氏は『交通事故に遭い、しばらくの間怪我の為世話が出来なかっただけだ』と述べているそうですがどうなんですか?

確かに事故には遭ったそうです。


以下、私達が弁護士に提出した報告書を転載致します。
オリバーさんも、独自で報告書を作成され提出されています。
記載している内容を証明する為の写真や映像、職員とのやりとりの会話も添付し提出しました。

この2通の報告書を元に、弁護士が法的文言を書き加え告発状となります。

今後、メディア数社がこの件を取り上げる予定です。
その報道の内容を見た方で今回の様に疑問に思われる方も出てくると思います。

私達は以下の報告書の内容にそって日誌をアップしてきたつもりですが、もし報道を見聞きし、誤解が生じた方がおられましたらお詫び申し上げます。

今後、メディアから流れてくる情報や行政の見解の信憑性は、下記の報告書と照らせ合わせ頂き、個々のご判断にお任せ致します。

※個人を特定できる箇所は修正しています。
その他、報告書にはまだ公表できない部分が含まれていましたので、その部分は削除してあります。




〜 報告書 〜

私は、従来捨て犬などの保護と里親探しの活動を致していましたが、平成17年1月より、私の後記住所で「ワンライフ」の名称団体で捨て犬などの保護と里親探しの活動をしてきました。
 
平成18年11月に、M氏所有のコウエイドッグにて犬が放置されて亡くなるなどの被害が発生しているとの報告を受けました。

私が、この被害の現場の状況を調査したところ、犬は本当に劣悪な環境に置かれており、深刻な被害が発生しており、緊急に救済することが必要です。

以下、その状況をご報告します。

1 コウエイドッグは、繁殖場(佐賀県鹿島市○○○)とショップ(佐賀県佐賀市○○○)の2ケ所があり、繁殖場に約100頭、ショップに約50頭の犬がいます。

平成18年11月7日、A氏(佐賀県○○市○○○)より当団体にメールがありました。

内容は、コウエイドッグがあまりにも酷い犬の飼い方をしているので犬達を助けてほしいというものでした。

当初、A氏に写真を送付してもらいましたところ、鎖につながれたままの状態で死亡している犬、犬舎に閉じ込められたまま死亡している犬の死骸が放置されていました。この写真を見る限りでは、適切な飼養や医療措置を施さず死亡させたのは明白な状況でした。

その後、現地近辺の知人にビデオにて現場を撮影してもらい、現場の悲惨な状態を映像でも確認し、犬達の置かれている状況が動物愛護法に違反している事を確認しました。

2 平成18年11月27日、私は、コウエイドッグを管轄している杵藤保健所に、行政として、状況をどのように認識されているのか確認をするために、連絡しました。

保健所も現場の状態を把握していました。

その劣悪な状況をどう指導しているのかと尋ねましたが、明確な回答が得られず、佐賀県庁に連絡して欲しいという事でしたので、県庁の係に電話をいれました。

私は係のOさんに、コウエイドッグの犬の虐待や異常な状況を説明しました。○さんは認識されていました。

私が、動物愛護法によって決められた行政機関への登録は平成19年6月までに行わなければいけないのですが、現在の状況から登録できないのは明白ではないか、と聞きましたところ、○さんもこのままでは登録できない旨の認識をされていました。

○さんは、コウエイドッグに、施設や動物の保護の改善を求める勧告書を出したとのことでしたが、書面の内容は明らかにしていただけませんでした。

私は、平成19年6月までに登録できずにコウエイドッグが崩壊し、多数の犬達が一斉処分される事を避けたい為、現時点で少しずつ所有権を放棄してもらい、当団体で新しい飼い主を見つけさせてもらう事、そして現在の犬達の環境を少しでも改善してもらうよう、○さんに申し入れました。

○さんからは特にこの点明確な回答を貰えませんでした。

後記の通り、後日、○さんより両案件ともに受け入れてもらえない回答を受けました。

3 以上の状況から、私は行政との電話での質疑応答には限界を感じ、アニマルレフュージ関西代表エリザベス・オリバー氏、現在オリバー氏を取材しているフリージャーナリスト・K氏と共に、平成18年12月13日に佐賀県に行き、コウエイドッグの犬の現状を直接確認して、直接コウエイドッグのひどい状況の報告をし、コウエイドッグの措置を取られるよう申し入れました。

その経緯は次のとおりです。

4 12月13日午前11時頃、コウエイドッグ(繁殖場)に到着しました。

私達は現場に行きましたところ、杵藤保健福祉事務所▲氏と■氏の両名が現場に来ておられ、そこでお会いしました。
保健所の2名の職員の方は私らに対して、「本人の同意がないので繁殖場に入いってはいけない」と言って私らが現場に立ち入るのを妨害する姿勢が示されました。
 
その場で▲氏らは、現場の劣悪な環境、犬達が変死している状況、全頭の犬が狂犬病予防注射を接種していないと言われてそのことを承知されており、その話をお聞きしました。
 
▲氏らは「以前から指導はしており、現在はかなりマシになった。しかし今年6月にM氏が事故に遭い、その頃より現場の犬達の世話がされなくなって環境が再び悪化している。」と言われました。
 
しかし、私達が確認した現場の状況は、世話が充分できなかったというような状況では無く、犬の遺体が放置され、悲惨そのものでした。
 
私達は敷地屋外にて以下のものを確認しました。

犬の腐乱死体1体、およそ7〜8頭分の犬の遺骨、糞尿まみれの犬達が多数、必要以上に首にきつく鎖が巻かれて鎖が首にくい込み、首回りを負傷している犬、雨風をしのげない野ざらし状態の犬、水を与えられていない犬、雨でふやけたドッグフード等です。

窓から屋内を覗くと、おびただしい数の劣悪な環境下におかれている犬達を確認しました。

上記のとおり保健所は現場を確認して充分認識していながら、現場の異常な状況を見ながら、どう考えても環境が改善されていないどころか、動物愛護法の、みだりに殺し、あるいは虐待している現場であるのに、これを放置され、黙認していると考えざるを得ませんでした。

本来ならば、行政は虐待死の可能性のある死骸を持ち帰り、解剖して原因究明に努めるべきだと思われるのに、死骸も放置して黙認し、狂犬病ワクチンを接種していないことも知っておられるのに、狂犬病予防法に違反している措置も取られるような発言や姿勢がありませんでした。

5 私達は、現場の状況を写真や映像を撮影して、次にコウエイドッグのショップに行きました。

そこでM氏と会って話をしました。

ショップ内は悪臭が漂い、犬がおりの中に入れられ、糞尿が放置され手が入れられている状況にはなく犬達の環境も悪く汚れた犬がたくさんいました。

店内に入ろうとしたら、M氏に拒否されました。

私達は、M氏と約1時間30分程話をしました。

M氏は、現在所有している150頭について、平成18年6月に交通事故に会い世話ができなくなったと言われました。

この犬達の世話や犬達の処理をどうするかを尋ね、保護することが必要であると話しますと、M氏は私達が保護してくれるなら120頭の犬を放棄し、私達が新しい飼い主を探す事に同意されました。

6 その後、私達は佐賀県庁に行きました。

県庁にて担当者にM氏とのやりとりを報告しました。
 
そして後日、所有権放棄書を記入してもらう為、担当者らがM氏に接触していただけることになりました。

同時に現場の改善(掃除)や動物の保護の措置をとってもらう様申し入れました。

7 ところが平成18年12月14日に、私の方から県庁にどうなったか電話をして、担当者に確認をしたところ、担当者は「M氏は所有権を放棄しないと言っている」と言われ、また行政においても、現場の改善措置は行わない、との回答を受けました。

8 現在も上記に記した劣悪な環境下で多くの犬達が苦しみ死ぬような状況にあり、犬の保護のために早急に適切な措置が必要であります。

和歌山県西牟婁郡上富田町朝来326−358
Wan life
代表 島田香


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2006年12月25日

動向

本日、告発に向けての最終打ち合わせが行われました。

明朝に告発状を送付する予定でしたが予定が遅れ、告発状の完成が明日の夕刻か夜になります。ですので発送は明日夕刻、もしくは明後日の朝となります。



現在の私達の動向ですが、本日島田が奔走の末、衆議院議員の谷畑孝事務所とコンタクトをとり、今回の件を連絡しました。

事務所の方が件を重くとらえて下さり、早速環境省に連絡。
環境省の担当課の課長が、即、佐賀県庁に連絡を入れて下さいました。

他にも私達をご支援して下さってるたくさんの方々が佐賀県知事や市長、県庁、保健所に連絡を入れて下さっている様です。

メディア数社からも問い合わせがあり、取材依頼を受けています。
それに加え、地元の方から多数の情報が寄せられています。
中には大変貴重な情報もあります。

皆様のご協力、本当に感謝しています。
ありがとうございます。
m(__)m


一見順調に事が運ばれてる様ですが、現在も繁殖場の犬達の数は減っているそうです。

レスキューに向けての全ての動きを一秒でも早く行わなければなりません。

皆様、今後もご支援ご協力の程よろしくお願いします
m(__)m


※お寄せ頂いたメールの返信が遅れています。
申し訳ありませんm(__)m

wanlife1 at 22:55|PermalinkTrackBack(0)││遠方レスキュー 

告発に向けて

昨日より告発状の最終校正に入っています。

本日夕刻より、U弁護士と共に書類を仕上げ、明朝には検察庁に送付致します。


たくさんの方から激励のメールが届いています。
時間の関係から個々に返信出来ていませんが、全て読ませて頂いています。

島田共々、大変心強く思っています。
皆様、本当にありがとうございます。

時間の許す限り、全力で事にあたっています。

今後ともご支援、ご協力よろしくお願いします。
m(_ _)m






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2006年12月24日

理由

先日の日誌で情報を公開しました。

繁殖場の所在地や名称、関わっている行政、告発に向けて動いている事。。

本来ならば、今はまだ公開する時期ではありません。

日誌をUPしたことをご心配くださる方も多くおられます。

ですが、私達がこの事を、今公開したのには訳があります。


公開に踏み切った理由。。

それは、島田が12月13日、オリバーさんと共に現地に入って杵藤保健所の担当者との会話中に担当者が発した

『以前に比べると犬の頭数はずいぶん減った。現在も私達の指導の下、頭数を減らしている。』

という言葉からでした。

減っているという事はどういう事なのでしょうか??

私達に第一報を入れてくれた地元の方にも確認しました。
現場にはこの方が定期的に様子を見に行かれています。

地元の方は確かに日毎に減っているとおっしゃってます。
私達が定期的に現場に見に行く事は無理なので、この方の言葉を信用するしかありません。

犬達の数が減っている・・・

保健所の担当者は『いなくなった犬達は繁殖場オーナーが新しい飼い主にあげたと言っている』と私達に説明しました。

保健所が協力し、譲渡会が定期的に行われ頭数が減っているならわかりますが、譲渡会が行われていたという事実は今のところありません。

ですが、これらの事を前向きに解釈するなら本当に里親が見つかり、幸せに暮らしていると考える事ができます。それなら問題ありません。私たちが望んでいることは、まさに犬達に温かい家族を探してあげることなのですから。

しかし、一方で『もしかしたら繁殖場内で死んでいるのかも?保健所に持ち込まれて処分されてるのかも?ブリーダー仲間に販売されているのかも?どこかに遺棄されているのかも?』という不安が拭いきれないのです。

なぜなら、現場を見て、飼育方法を見て、犬達の状態を見ているから。

数多くの崩壊現場を見てきた、島田やオリバーさんですら想像を絶する光景が、そこに現実としてあったからです。

犬達が全てを物語っていました。

今も、必死で救いを求めた子の姿が目蓋に焼きついて離れません。助けてと鳴いている子達の泣き声が耳から離れません。現場の悪臭が鼻から離れません。

もし、繁殖業者のM氏が里親を探す人間だったら、私達が九州までレスキューに入る必要があったでしょうか。。

事実はわかりません。

行政や繁殖業者の言うとおりならば、私達の不安も『それは、あなた方の後ろ向きな推測だ』と一笑に付されることでしょう。

しかし、数が減っているのは事実です。

そして、それは私達がレスキューを決断した以前より、現在まで続いているものであるということ。それを見かねて通報をされた地元の方も確認していること。

保健所に持ち込まれて処分される事やブリーダー仲間に売る事は違法ではありませんので阻止できません。

しかし、殺したり遺棄したりする事は違法です。
現場をおさえて通報すれば警察が動いてくれます。


私達は情報の公開を躊躇しました。

公開するべきか、もう少し先送りにするべきか、確実に行動に移してから皆様にお伝えすべきかを島田と何時間も何時間も打ち合わせを重ねました。

今現在の保健所・県庁の対応は先日までにご報告したとおり、期待の持てるものではありません。

結論として出したのは、私達が公表する事により、世間の人々がこの件に注目し、世論の影響でこの繁殖場オーナーが安易に犬達を殺したり遺棄できない状況を作るという可能性に賭ける事。それにより、M氏の不穏な動きを足止めし、犬が減るという現象を止め、生きた子達の数を減らすことなく確認しながら一頭でも多くの犬を地獄から救い出すこと。

私達は、『HP上で公開する』という形に一縷の望みをかけ、公表しました。

もしかするとこの公表は間違っていたのかも知れません。

しかし、公表する・しないに関わらず、犬達の頭数は減っていきます。

遠く海を隔てた場所にいる私達にはこの可能性に賭けるしかなかったのです。

今すぐにでも、あの地獄から、いつ処分されるかわからない状況から安全な場所へ救い出したい。

けれど多くの障害が立ちはだかり、確実に道筋を作らなければ、助けることも叶わない。

感情だけで動けば、すぐにでも処分されかねない、綱渡りの状況です。


保健所はオーナーの言う言葉を鵜呑みにし、いなくなった子達の追求はしません。

いなくなった子達がどこに行ったのかという事には関心も無い様です。

何故なら『それは所有者個人の判断であって、行政が指導する事項ではないから』です。

しかし、私達はほうっておけませんでした。
そして苦渋の決断をし、告発を選択し全ての情報の公開に踏み切りました。


この事を書いている今も、『どうすれば一番良かったのか?そして、間違っているのか?』という考えが絶えずつきまとっています。


現時点での法律は所有権を持つM氏に有利なものです。

今までのレスキュー経験からどんなに道を探っても、個人に所有権がある限り、犬達を全て確実に救える保障はありません。

保健所が認めれば、来年6月以降もM氏がブリーダーとして登録が出来る可能性すらあるのです。

最終的に、犬達を救えない結果になったとき、『やはり、あの時に、まだ公開するべきでは無かったのでは?』という後悔が残るかもしれません。

レスキューに失敗すれば、ご指摘や非難を浴びることも承知しています。

しかし、どんなに先が見えなくても、結果がどうであっても、私達は、このままあの子達を見殺しにすることはできないのです。

暗中模索の中で、専門家も交え、最善と信じた決断を出し、1分1秒でも早く実行に移していく。

もう後には引き返せません。

ひたすら前だけを見つめ進んで行きます。

どうか、皆様の力を私たちに分けてくださいますよう、宜しくお願い致します。
m(__)m

wanlife1 at 01:57|PermalinkTrackBack(0)││遠方レスキュー 

2006年12月22日

遠方レスキュー

本日、打ち合わせが行われました。

前回の日誌で『ある職業の方』と記載していました方。

その職業とは弁護士でした。

オリバーさん、島田、大阪スタッフ、弁護士の4名で解決策を見出していました。

繁殖場の所在地は佐賀県鹿島市。
繁殖場名は『コウエイドッグ』。

この現場を管轄している保健所は杵藤(きとう)保健福祉事務所。

私達はこの杵藤保健所、並びに佐賀県庁とやりとりしましたが進展が見られる可能性は非常に低いと判断しました。

現場の子達を助ける為に私達が出来る事は、この繁殖場を告発するしかないという事になりました。

数日前より告発の準備を進め、資料を整理し書類を作成していました。

証拠資料整理風景
siryou








そして本日、資料を添付して告発状を弁護士と作成しました。

書類作成風景
sakusei








弁護士のU先生は
『こうしている間にも消え行く命があるのですね。。急がないといけませんね。すぐに告発準備にとりかかります』
とおっしゃって下さりました。

アニマルレフュージ代表、エリザベス・オリバー。
wan life代表、島田香の連名で年内に告発致します。


もうすぐ助けに行くからね
窓2


wanlife1 at 22:59|PermalinkTrackBack(0)││遠方レスキュー