2007年01月

2007年01月31日

未来にあるもの

大阪の現場は毎日毎日Kさんを中心にボランティアの方々でお世話が続いています。

Kさんは、繁殖場崩壊の数ヶ月前から一日も休まず毎日毎日ひたすら犬達のお世話をしています。

雨の日も風の日も、クリスマスもお正月も祝日も、ひたすら現場に通いました。


『もうしばらくKさんには現場でがんばってもらいたい』

と府の担当者は言いました。

島田が『いつまでこの状態が続くのですか?』と聞くと『全くメドが立っていません。全ては大阪府ブルセラ病感染犬等救援本部会議で決まります』という答えが返ってきました。

『それならばその会議で府はどういう指針を提案するのですか?』と島田はさらに問いました。

返って来た答えは『まだ何も決めていません。』というものでした。。


現場では淡々と時間が流れています。

大阪府ブルセラ病感染犬等救援本部のメンバーが日曜や休日にノンビリ過ごしている間も、Kさんは休みなく現場に通い、ひたすらお世話に徹しています。


ミーティングの度にKさんは『あの子達、助けてあげれるんですよね?助かるんですよね?』と涙ながらに訴えます。

以前、府の担当者は『全頭治療する方向でがんばります』と言ってくれました。


Kさんは信じています。

現場の子達が全頭治療してもらえる事を。

狭いゲージから解放され、思いっきり走り回れる日が来る事を。

本当の飼い主に思いっきり甘えられる日が来る事を。

未来にあるものは全ての子達の笑顔だと。

それだけを信じて今日も現場で働いています。
genba

2007年01月29日

現場の声 2

wan lifeがいつもお世話になっています、なちゅまるさんのブログ『ナルトとオレオの幸せ探し』に現場の模様が4回にわたって記載されています。

 『ちょっといいですか?』

『繁殖場の犬達』

 『ボランティアの仕事』

『知ってあげて』

ご覧下さい。


現在、たくさんの支援金や物資の援助のお申し出を頂いています。

皆様ご承知の通り、現場の犬達の所有権は大阪府に移っています。

ですので、wan lifeがこの現場に対して皆様からご支援を募る事はできません。

必要な物は大阪府に供給してもらうのが本当です。

しかし、府は現場の声を会議にかけないと処理できません。

消毒液1本購入してもらうのも、犬達のハウスを100個購入してもらうのも全て同じステージで協議されています。

以上の事情から、現在現場で緊急に必要な物はボランティアに入っている方々がご自身のブログ等で支援を募られたり、wan lifeの活動費で購入したりしています。

先日、大阪コミュニケーションアート専門学校(OCA)で譲渡会&バザーが行われました。

OCAの学生さん達のご協力の下、バザーの売り上げ149,881円、ドッグカフェの売り上げ54,030円、募金箱40,443円の収入が得られました。

この収入は全て大阪の現場での物品購入費(ゲージ・ブルーシート・長靴・マスク・カッパ・給水器・食器・ボランティアさん用ジュース&パン等を購入)を含む活動費に充てさせて頂きました。

この現場にはOCAの学生さん達の労力や、イベントに来場して下さった皆様のお気持ちも届いています。

イベントにご参加頂いた皆様、OCAの学生の皆様、ここにあらためてお礼申し上げます。ありがとうございましたm(_ _)

2007年01月26日

残された子達 3

先日の日誌『残された子達』に記載致しました現場の様子が、アニマルレフュージ関西さんのHPのニュース&イベント欄に、佐賀のブリーダー「犬虐待ケース」というタイトルでアップされてあります。

以下転載致します。


2007年1月13日

午前10時、島田さんと私(オリバー)は、佐賀市在住のNさん姉妹とともに市内にある光武ペットショップを訪ねました。前回、2006年12月13日に来たときも、短時間寄りましたが、店は、光武氏が住む家屋と同じ屋根の下にあり、数個の小屋で構成されています。車が見当たらないのは、男が家に不在だということ。建物は交通量の多い主要道路に面しており、大きな看板と「柴犬」と書いた赤い旗が掲げられています。

最初の小屋には、小ケージが段々に積み重ねられています。(長期間動物を保管するスペースというよりは、獣医に連れて行くときに使うような)ケージには、それぞれ茶色の柴犬が合計11頭入っていて、それに、黒の柴犬が1頭――全員、餌も水もなく、必死で外に出たがっています。ところかまわず排泄物だらけの有様。1頭の若い犬は、足が1本折れている様子で、伸び放題の爪は、一度も散歩していない証拠です。

別の建物には、秋田犬の白と斑が1頭ずつ、囲いの中で放し飼いにされていました。次の囲いには、ケージに入った茶色の柴犬。道路脇のプラスチック製犬小屋には、黒い柴犬がつながれています。(この犬には前回も会ったのですが、男が「こいつは“かみ犬”だから預かってる」と言っていました。)ひどい下痢をしている様子です。店の入り口の前には、斑の秋田犬(雌)がいましたが、輪縄をきつく締めすぎて、横になると頭が宙吊りに……つまり、眠るときも頭が地につかない状態です。道路脇の小屋には窓があり、中にケージが数個見えます。その1つには、茶色の若い柴犬が、10センチほどの厚さに固まったフンの上に横たわり、傍らのボウルはからっぽです。端のケージには柴犬の子供が2、3匹入れられ、別のには、衰弱しきった1頭の柴犬がいます。荒い呼吸をしているのが窓越しに見え、頭を起こしたとき、皮膚にひどい傷が認められました。

入り口近くの別の窓には白いシートが張られていて、わかりにくいものの、チワワを入れたケージがいくつか見えます。(おそらく、昨年12月13日に訪問したとき外にいた犬だと思われます。)

店の隣家に住む男性の話では、この状況は10年も前から続いているとのこと。夏になると、道路脇の大量の排泄物がハエやネズミをおびき寄せるので、店を閉めるようにと近隣の住民が請願を起こしました。しかし、度重なる抗議にもかかわらず、県当局は何の措置も講じなかったのです。

今回、私どもは、警察と保健所に予め連絡をとり、メディアにも知らせました。2007年1月11日に私どもから告発文書を受け取っている警察と、共同通信の記者が到着し、後から、保健所職員もやって来ました。店の所有者の許可なく建物に入ることはできないと保健所と警察は言います。光武の所在は電話では不明のため、私どもは彼が現われるのを待ちました。保健所職員は「1時間ほどしたらまた来ます」と言って立ち去りました。警察官が残ったのは、私どもを監視するためでしょう。

光武氏が現われたのは午後2時。車から茶色い秋田犬を引きずり出しています。私どもの姿を見ると男が怒るから、そばに寄らないでくださいと、警官に言われました。建物内に立入った保健所職員は、数分後、柴犬の死体をポリ袋に入れて出てきて、車の後部に積んだケージに袋を放り込みました。死にかけている柴犬を救出して治療を受けさせたいと私どもは願っていたのですが、職員にはそんな気配は少しもありません。光武氏に何を話したのかと尋ねると、彼らの返答は、なんと、「ケージが小さ過ぎますね」と言ったとか。

獣医を含む保健所職員2名は、犬たちの置かれた恐るべき状況について何の言及もしなかったのは明らかです――餌も水も与えず、ケージの中は汚物まみれで、運動もさせていないことなど……何ひとつ。若い獣医師に「あなたは医者ですか?」と私が尋ねると、返ってきたのは「免許は持っています」という答――それだけでした。そもそも、調査である以上、当然ながら、基本的必要事項を確認すべきだというのに――動物の種類、頭数、性別、状態、給餌/給水などの状況を記録し、証拠写真を撮る……など。ところが、保健所職員は何ひとつとして実行していません。

男が病気の犬を近くの病院に連れて行くとのこと。光武氏は、3時半に出て来て、柴犬を車に乗せると、猛スピードで走り去りました。私どもは、教えられた藤江病院に行きましたが、男の姿は見当たらず、何の連絡も受けていないと獣医は言います。次に、保健所に出向き、死んだ柴犬の検死解剖をするのか、確かめたいと思ったものの、担当職員は不在でした。その後、保健所から電話があり、光武氏は車で2時間かかる(長崎に近い)佐世保の病院まで犬を連れて行ったとか……明らかに、それは嘘と思われます。彼は、ただうろうろと車を走らせて、私どもが引き揚げるまで時間稼ぎをしていたのか、それとも、犬を殺すか、捨てに行ったに違いありません。

その後、私どもは、大阪行きの便に乗るべく空港へと急ぎました。男が「あくどい商売」を続けられなくなり、動物飼育を禁止されるように願ってやみません。

それにしても、光武氏が動物虐待の大罪を犯したのは確かであるにせよ、佐賀県当局、とりわけ、保健所も、無能力と怠慢から、悪質業者に非道な所業を許してきた点で、責任の一端を負って然るべきではないでしょうか。

屋外に積み上げられた狭いケージの中に放置されている柴犬たち
屋根







運動どころか、体の向きを変えるのさえ難しい
狭







エサも水もなく、必死に外に出たがっていました
餌無







爪は伸び放題
爪








以上の内容でした。

オリバーさんは22日(月)、海外の愛護団体に向けて現場の状況や行政の対応などを手紙にて連絡し、協力を要請しました。

そしてその国にある日本領事館にコンタクトをとり、今回の佐賀県のケースの事を伝え、何らかのアクションをとって頂く様求めました。

協力を要請した団体は
イギリス
・RSPCA
・WSPA
・Dogs Trust
・Battersea Dogs&Cats Home
・London Jaws
・イギリスにある、Akita および Shiba Breed Society
・University of Aberdeen の、 World Animal Protection Law の専門家

アメリカ
・Akita および Shiba Rescue

他、ラトビアと、イタリアにある団体にもお願いしております。

ニューヨーク在住のハナさんという女性が、ニューヨークで署名活動を行って下さり、すでに100名程から署名を集めたそうです。


2月8日・9日と島田とオリバーさんは佐賀県入りします。
メディアも同行する予定です。


本日、wan lifeから佐賀県知事にメールを送信しました。8日もしくは9日、島田とオリバーさんが佐賀県入りする時に、是非とも知事にお会いしてお話したいと伝えました。

アニマルレフュージとwan lifeは、残された子達をレスキューする方法を必死で模索しています。

wanlife1 at 00:07|PermalinkTrackBack(0)││遠方レスキュー 

2007年01月25日

現場の声

先日、検査の結果が発表されていました。

陰性の子が139頭いました。

この子達はとりあえず陰性でしたが、完全に感染してないという訳では無く、抗生物質を約2週間投与後に再検査し、その結果が再度陰性なら譲渡の手続きに入るという事でした。

しかし、抗生物質がいつから投与されるのか未定だそうです。

もしかしたら決まっているのかもわかりませんが、私達には情報は入っていません。

この子達が完全に陰性であっても、現場の状況から考えて、検査後に感染する可能性があります。

検査結果後、島田はすぐにこの子達の保護を申し出ました。

wan lifeでは、和歌山に小型犬なら約100頭程飼育できる場所を用意してありました。

しかし、府庁からは現場からこの子達を移動させる事を認めてもらえませんでした。

行政には行政のやり方があるでしょうから仕方ありません。。


私達は大阪府庁を信じています。

所有権を大阪府に譲渡した時、府庁の担当の方は言ってくれました。

『全頭治療する方向でがんばります』と。。


現場でボランティアとしてがんばって下さってる方々のブログです。ご覧下さい。

cheriさんのブログ

ピポキチベエさんのブログ



2007年01月24日

現場と会議室

23日、第1回大阪府ブルセラ病感染犬等救援本部会議が行われました。

色々な事が議論された様です。

この会議、wan lifeを支援して下さっているシリウスママさんが傍聴して来て下さいました。

※シリウスママさんのブログはこちら


会議中も現場では様々な事が起こりました。

その模様はピポキチベエさんのブログに書かれてあります。


踊る大捜査線という映画にこんなセリフがありました。

事件は会議室で起きてるんじゃない!!現場で起きているんだ!』

掃除中1





2007年01月23日

残された子達 2

先日の日誌『残された子達』をご覧頂いたたくさんの皆様が佐賀県庁にメールを送って下さいました。

そのメールに対して知事がHP上にて回答されていまいた。

※詳細はこちらをご覧下さい

罪無き仔犬の死因は凍死だそうです。。

他にも以下の事が発表されていました。

仔犬の死因について『外傷もなく、内臓等の所見から特に虐待を疑うような所見は認められませんでした』

『佐賀市のショップについても、年末から監視を続けていました』


私達は県がどういう基準で『虐待』と見なしているのかわかりません。

また、県がどういう監視体制でこのショップや繁殖場を監視していたのかもわかりません。

知事からの発表には『今後も指導は続けていきます』との言葉もありました。

この『指導』という言葉。

私達は何度も何度も『指導しています』という言葉を行政の方から聞きました。。


日誌『残された子達』をアップした後、『もう佐賀県の繁殖場やショップの子達のレスキューはしてくれないのですか?』という内容のメールや『なぜ他の団体が介入しているのですか?』という内容のメールを多くの方々から頂きました。

他団体の介入については島田もオリバーさんも全く知らず、まさに『寝耳に水』でしたが、その理由も今回の知事からの回答に発表されています。

そしてこの現場のレスキューですが、島田やオリバーさんはまだあきらめていません。

22日、佐賀県警より連絡がありました。
私達の告発状が正式受理され、捜査に着手してくださるそうです。

現在もwan lifeと、アニマルレフュージ関西(ARK)は佐賀県の現場の子達をレスキューする方法を必死で模索しています

現在、仔犬の死体が見えた窓は目張りをされ外からは見えなくなっているそうです。また、敷地内の犬達の様子も壁が張られ見えなくなっているそうです。。

一刻も早くレスキューできる様がんばります。

凍死した仔犬。。
どんなに寂しく辛く寒かった事でしょう。。
この子の死を決して無駄にはしません。
死体

wanlife1 at 01:03|PermalinkTrackBack(0)││遠方レスキュー 

大阪の現場

崩壊数ヶ月前から毎日毎日現場に通っているKさん

限りなく犬達を愛し、身を粉にして犬達の世話を続けて下さっています。

この度Kさんがwan lifeのスタッフになりました。


現在、大阪の現場の犬達は大阪府に所有権が移り、wan lifeは現場の犬達のお世話やボランティアの方々を募る事しかできません。

今後の方針は大阪府が中心となって立ち上げた『大阪府ブルセラ病感染犬等救援本部』内で決められます。


毎日たくさんのボランティアの方達が現場でお手伝いして下さっています。

そして、皆同じ事を思っています。

『もっと支援物資を募って現場を改善して下さい』

『早くここから出してあげて下さい』

『病気でもいいから連れて帰らせて下さい』等。。

皆様の思いは重々承知しています。

この度発足した救援本部という組織にwan lifeは名を連ねていません。
ですので、今後の指針に対して発言権はありませんし会議に参加する事もできません。wan lifeは決定に従うのみなのです。

現場とボランティアの皆様に一番近い位置にいながら、現場の声を反映させる事が出来ない事、深くお詫び致します。本当に申し訳ございません。
m(__)m

現場に対してのご意見は『大阪府ブルセラ病感染犬等救援本部事務局 TEL 06-6941-0351 内線4660,4661』にお願いします。


現在の現場の詳細はピポキチベエさんのブログや、ニキティさんのブログに掲載されています。是非ご覧下さい。


※今回の現場の着手を『売名行為だ』『支援金や物資を募る為のレスキューだ』等と言っている方々や団体がおられる様ですが、wan lifeでは犬達を救う目的以外に他意は一切ございません。

2007年01月21日

ありがとうございましたm(__)m

本日の譲渡会&バザー、たくさんお越し下さりありがとうございました。
m(__)m

本日の譲渡会の模様をご自身のブログでアップされた方、よろしければメールにてURLをお教え頂けますでしょうか?日誌にてご紹介したいと思います。


※あまりにもたくさんの方がメールされた場合、全てご紹介出来ません。ご了承下さい

wanlife1 at 21:52|PermalinkTrackBack(0)

2007年01月20日

譲渡会

21日、大阪コミュニケーションアート専門学校にて譲渡会&バザーを開催致します。

参加予定の子達はシェパードのダイちゃんぐりちゃん、飼育虐待放置の現場よりレスキューしたMIX8頭(8頭全て参加できるかどうかは未定です)、某所よりレスキューしたチワワ7頭(日誌未掲載)、1月6日の日誌掲載の仔犬3頭12月9日の日誌掲載のネットにからまっていた仔犬のうちの1頭(2頭は里親決定しました)、その他日誌に掲載されていない子達も参加します。

皆様、是非起こし下さい!


譲渡会&バザーの詳細はこちらをご覧下さい

会場の詳細はこちらをご覧下さい

wanlife1 at 00:22|PermalinkTrackBack(0)││イベント 

2007年01月19日

検査結果発表

18日、大阪府より検査結果が発表されました。

257頭検査し118頭の子が感染していました。

今後の対応は大阪府と社団法人日本動物福祉協会、社団法人大阪府獣医師会、社団法人日本愛玩動物協会の3団体で『救援本部』を立ち上げ協議するそうです。

wan lifeは引き続きボランティアの方々の力をお借りしながら現場の子達のお世話に徹します。


★ボランティアに参加して下さった方々のブログです。
ピポキチベエさんのブログあやさんのブログニキティさんのブログ

大阪府の発表の詳細はこちらをご覧下さい。


※オーナーは崩壊ギリギリまで犬を販売していました。
しかし、今回ブルセラ症が発覚した為、販売した犬達が購入者より返却されました。当初日誌にて245頭と発表していましたが、今回発表された検査頭数が257頭に増えたのはその為です。