ちょっと疲れたのでアニメ上映会で休憩。なんか上映チョイスが渋い。Nie-7懐かしい!見たい!
ちなみに上からおとめ妖怪ざくろ、坂道のアポロン、好きだと言って、ニア、ニャル子、黄昏乙女×アムネジア、大戦記(これだけ知らない)、老人Z、右列上からサイレントメビウス、ジョジョ、アヴェンジャーズ(米制作アニメ)、最終兵器彼女、舞-乙姫、No.6、ドミニオン(士郎正宗の奴ね)である。
アニメグッズ即売会へ行く。混雑が予想されるためか、販売ブースには定員制になっていて一度に50名前後しか入れない。おかげで長い行列を並ぶことになった。でもその分ブース内を広々としてゆっくり楽しめた。
並んでいるとき。けいおんこっちでも人気あったのか。
15分ほど待ってやっとブース入り。ちかくのおねえちゃんが『Wow!! テュォテュォロォォォォ!!!Fooo!!!』と大騒ぎしていた。発音いいから何のことかさっぱりわからんかった。
ちなみに販売スタッフは学生ではなく民間企業だった。僧都がよく行くアジア人街のヲタショップ『夢工房』と『蜜屋』の店主がいた。
さっきのクマの謎が解明される。何しれっとカタログ化されてんだよ!
エロエロしい抱き枕コーナー。みんな必死に物色しているためか、さわると汗でべちゃべちゃに湿っていてぞっとした。
テニヌのコスチューム発見。サイズはXL。カナダ仕様である。
5個で$6のワゴンコーナーにアヘ顔の魎皇鬼ちゃんがっ!ちょっとうれしかったが扱いのひどさに泣いた。時々でいいから天地無用のことも思い出してあげてください。
やたら多い抱き枕屋。しかし手前の娘さんたちはなぜ美少女抱き枕を物色しているのか。
あ、あれ?どこかで見たことある顔が・・・。密かに白人どもが2chを監視しているぞ!気をつけろ!
八百屋の高級メロンのごとく高い位置で異彩を放つニャンコ先生。そしてこの顔である。
同人コーナー。ほんのり漂うホモ臭。ちなみに大きいおにいさんおねえさん向け同人即売会は夜8時から開催です。(要年齢証明)
描いてる絵もそうだが、売り子さんもみんななんとなく香ばしい出で立ちだった(腐臭的な意味で)。変なイントネーションでキーキー騒ぐのも日本と一緒だ。腐女子に洋の東西は関係ないのか。重ねて言いますが、あなた方が本領を発揮していいのは『夜8時から』です。
あずにゃ・・・いえ、あずさん。こんなマッシブに描かれているの初めてみた。もっと知りたいな・・・あずさんのこと・・・(Byキモヲタ名言集)
本日の目玉の一つであるというVoice Actor握手会が開催されるというので再び行列に並ぶ。前にVancouverのアニメイベントに中田譲治が来て大盛況だったってニュースを聞いてたし張り切って待ってたのだが・・・。
誰?
こっちで吹き替えをしている人でしたってオチだった。みんな大盛り上がりだったが、僧都もさすがにこっちの声優は専門外だ。色々撮影裏話をしていたが、結局飽きて途中退場する。
そうこうしているうちに午後三時。Nie-7の上映会開始。これWowowでしか放送されてないから日本でも知名度激低で仕方ないっちゃ仕方ないんだけど、客の少なさに泣いた。面白いんだけどなぁ。
一作品の上映時間は1時間15分、つまり3話分だ。ベストエピソードを編集してるのかなと思ったが、ただ単純にDVD一巻を流してるだけだった。それでも話が進むうちに会場が爆笑に包まれていき、その笑い声に引き寄せられたのか、最終的には満席になってた。よかったよかった。
日本人とこっちの人で若干笑いのツボが違っていたのも興味深い。とにかくこっちの人はぶっとんだネタが大好きで、日本人が好きな日常あるあるネタではくすりともしない。
メモっておいた外人爆笑ポイント
・屋根を吹っ飛ばして登場したニアの手作りダンボールUFOシーン。爆発ネタは大好き。
・その動力は何?と聞かれて『秘密!』、次のカットで冷蔵庫裏のコンセントから伸びる電源コードのシーン。
・インド系宇宙人の『ねえちゃんええ乳してまんな』と『この変態セクハラインド人!』の掛け合い。その他シモネタは悉く笑う。
・中国系宇宙人のアカっぽい人民ネタ。ここも中国人多い町からツボなんだろう。
・アフリカ系宇宙ボケ老人がカレーの辛さで死に掛けるとこと、ニアの『腹減ったー。もうこの猫食おうぜ』のシーン、まじめな吉岡さんが炎を見ているうちに徐々に放火魔として覚醒していくシーン。ブラックジョークも大好き。
てかインド人の変態行為ネタと中国のアカネタ、今の日本じゃ放送できんだろな・・・。
ニアが終わったので出て行こうとすると、どやどやと会場に人がなだれこんできた。何事かと思って次のプログラムを見てみると、『這いよれ!ニャル子さん』。
ニャル子もそうとうぶっ飛んだ作品だけど、あれ日本人の中でも結構コアなマニアじゃないとわからないようなパロネタばっかりじゃないか。なんでこんな人気なんだ?
これは興味がある。
そう思って引き続き上映会に参加した。
すでに満席状態。立ち見者まで現れる。
♪(イントロ)われわれ(うー!)よれよれ(にゃー!) せかいはだーく(こずみっく!)
会場内
(」・ω・)」Wooー!
(/・ω・)/Nyahー!
(」・ω・)」Wooー!
(/・ω・)/Nyahー!
(」・ω・)」Wooー!
(/・ω・)/Nyahー!
ちょwwwwwwwwwwwwww
え、なにこれwwwwwやばい腹痛いwwwwwwwwwwwwけどなんか怖いwwwwwwwwきめぇwwww
なにみんな普通にうー!にゃー!言ってんのwwwwwつかどれだけ完成されてんだよwwwヲタ芸かwwwww
この歌に中毒性があるのは日本人だけじゃなかったんだな。
ちなみにメモっておいた外人爆笑ポイント
宇宙CQCネタ。僧都CQC(近接格闘術)って言葉知らなかったんだけど、こっちじゃ割りと珍しい言葉じゃないのかもしれない。まぁ英語圏の人間だしな。
名状しがたい~など、ラブクラフトのクトゥルー神話ネタは鉄板で笑ってた。日本ではあまり馴染みじゃないが、ボードゲームカードゲームの本場・西洋人にとっちゃそりゃツボにも嵌るか。真尋さんのSanity Point(SAN値)が低下していく表現ではテーブルバンバン叩いて、腸ねん転起こしそうなほど笑い転げていたおばちゃんがいた。
・「サッカーチームができるほどの子供作りましょう!」下ネタ大好き。
・クー子「ニャル子・・・・あかちゃん作ろ・・・・」同上。これはレズネタというのもあるのかもしれない。レズ大国だしな。
・とにかくエロシーンはひゅーひゅーうるさい。
・ニャル子の特撮風変身シーンは一部のファンが立ちあがって騒ぐ。
・スターウォーズOP風エフェクトシーンは会場全体から歓声。まぁこれは予想できた。
・真尋さんがBLドラマの主役に抜擢されたと言うせりふで、女性客からうれしい悲鳴。てかもう『BL』で通じるんだな。
・クー子「人は何かの代償なしに何かを得ることが出来ない。 これが等価交換の原則・・・」。コスプレにもいたがハガレン人気は異常。
逆に「?」な顔、若しくはスルーしたシーン
・「いや、その理屈はおかしい」「クトゥガァですが何か?」「三行で説明」などの2chネタ。まぁ当たり前か。AA顔文字は理解できても2ch独特の言い回しは日本語や文化を理解していないと難しいだろう。
・「ガザC!」「ザクレロ!」などのガンダムネタ。ガンダムは西洋人にはあまり人気がないと聞いていたが、どうやら本当のようだ。そういや確かにフィギュアショップはあってもガンプラショップはないな。なんでだろう。
「真尋さんは今まで食べたパンの数を覚えていますか?」「無駄無駄無駄無駄ァーーー!」「八坂真尋は静かに暮らしたい」などのジョジョネタ。「兄より優れた妹などいねぇぇぇ!」の北斗ネタ。北斗とジョジョはあまり人気がない。絵柄は劇画調でアメコミに近いと思うんだけど、逆にそれに真新しさを感じなくて敬遠してるのかな。
関係ないけど『無駄無駄』は『Useless!Useless!(役に立たない)』と訳されてた。これジョジョ三部がアニメ化されたとき最終戦でDIOの吹き替え声優死ぬんじゃね?語呂悪っ!
「にぃにのほうがいいですか?」「姉萌えですか?だったら真尋ちゃんのほうがいいですかね?」 これはちょっと面白い。英語圏の人は兄弟姉妹を名前で呼ぶので『妹なら』『姉なら』で一々愛称が変わったりしない。この辺の感覚は理解できないだろうな。だがこんなところで躓いているばあいじゃないぞ。日本には12人の妹がいて、それぞれが12通りの名で兄を呼ぶ作品があるのだからな。
「次回はもっとラブラブ展開!ラブクラフトだけに!」 あ、ここでは笑わないんだ、と思った。ラブクラフトって名前からLOVEって連想しないんだな。田中さん、農業しましょうよ。田中だけに。みたいな感じでありふれた苗字をいじるのって当たり前すぎて逆に思いつかないのかもしれない。ん?ラブクラフトってありふれた苗字か?
こんなところかな。とにかくニャル子上映中は終始大騒ぎだった。今までこっちの人と一緒にアニメ見たことなかったから色々勉強になったわ。
が、ここで大失敗に気づく。ニアとニャル子に夢中で、その間別のイベント会場で行われていたコスプレ大会と美少女フィギュア鑑賞会を見逃した。やっぱり計画はしっかり立てないとだめだ。
気がつけば夕飯時になってたので近くのスーパーに買出しに行く。
五月も下旬だがやっとカナダでも桜が咲いた。
食事を済ませて戻ってくると格闘ゲーム大会が行われている。
だが残念。僧都はあまりゲームをやらないので盛り上がれなかった。
体力ないのに朝からがんばってたせいか、ふだんぼっちなのにたくさん人と話をして疲れたのか、このあたりから頭が痛くなってくる。
できれば夜8時からのYAOI同人即売会と9時からのHENTAIアニメ品評会を見学したかったのだが、そこから二時間かけて家に帰ることを考えると少々きつい。
結局六時からの攻殻機動隊SAC上映会だけ参加する(ここも大盛況)
この作品に笑いの要素はないせいか、若干視聴年齢層があがった気がする。まさに大人のエンターテインメントだ。みんな静かに見ていた。
一話二話は結構お堅い政治軍事の話が中心だったのだが、第三話「ささやかな反乱」でセックスドールの話が出てきた時点で若干会場がわいた。やはりシモネタ好きは隠し通せないのか。
そして犯人がカナダ大使の息子だって判明するシーンで、
CANADA!CANADA!と声援があがる。
いwやwいwやwいwやwwwwwおかしいからwwwwwww
セックスドール事件の犯人が人形狂のカナダ人だって話ですよ!?
なんでこのタイミングで愛国心に目覚めちゃうのwwwwww
最後まで笑わせもらってから、僧都は家路についたのだった。
いやー久々にたのしかったわ。たぶん来月Vancouverで行われるAnime Evolution2013にも参加するのでそのときまたレポートします。