2013年03月15日

‘13年度 第17回 付合(244条)

【登場人物】

しんた君 A
トオル君 B

【物語】
しんた君とトオル君は、変身ごっこと戦闘ものが大好き。
今日も、自慢のロボットを持ち寄って戦闘ごっこに興じていた。

しんた:トオルのナニワ・イシーン。
    大阪で随分と人気らしいじゃん。

トオル:でもさ。しんた君のスタンドアップ・ジャパンは
    前からあったし、タワー・オブ・サンに変身
    できるだろ。
    やっぱ全国区で有名だよなぁ。

しんた:どうだい。
    俺のタワー・オブ・サンと君のナニワ・イシーン
    で、合体ロボを作らないか。
    もっと凄いことになるぞ。

トオル:よし、賛成
    でもさ、古臭い感じの部品は取っちゃおうぜ。

しんた:何、言ってんだよ。タワー・オブ・サンと
    ナニワ・イシーンが合体するから、価値が
    出るんだぜ。
    俺のとお前のヤツをこうやってくっつけて…。
    ほら、合体ロボ、ジャパン・イシーンの誕生だ

トオル:うわぁ、すげぇや。
    でもさ、もうバラバラにできなくなったじゃん。
    この合体ロボは、誰のものになるわけ?

しんた:タワー・オブ・サンもナニワ・イシーンも
    丁度、同じぐらいの大きさだったろ。
    ということは、当然、俺とお前で半分づつ
    もってるってことだよ。

【問題】
 Aの所有する動産とBの所有する動産が付合して分離することが不可能になった場合において、両動産について主従の区別をすることができないときには、AとBは、当然に相等しい割合でその合成物を共有するものとみなす。(H18−29)


【正解】「×」


トオル:なんだよ。しんた君が言ってたことと違うじゃん。

さくら:ロボットは動産ですが、所有者が違う産が
    くっついて、分離できなくなった場合(付合)は、
    その合成物は、主たる動産の所有者のもの
    なります(243条)。

しんた:くっつけたロボットは、同じぐらいの大きさ
    だったんだよ。

さくら:ということは、どっちが「主たる動産」という
    わけではないですね。
    その場合は、付合の時における「価格の割合」に
    応じて共有します(244条)。
    主従の区別がつかないから場合に、当然に、同じ
    割合で共有することになるわけではありません。

しんた:価格は、タワー・オブ・サンの方が断然
    高かっただろ。
    ということは、ジャパン・イシーンについては
    俺の方の割合が多いってことだよな。

トオル:あ〜ぁ。そのうち、お前は口を出すなとか
    言いそうだよな。。。


【条文】
(動産の付合)
第243条 所有者を異にする数個の動産が、付合により、損傷しなければ分離することができなくなったときは、その合成物の所有権は、主たる動産の所有者に帰属する。分離するのに過分の費用を要するときも、同様とする。

第244条 付合した動産について主従の区別をすることができないときは、各動産の所有者は、その付合の時における価格の割合に応じてその合成物を共有する。


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コメント一覧

1. Posted by ・・・   2013年03月21日 15:41
ブログ始めました
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