【登場人物】

山田泰助 故人・父(酪農家)
  みな子 母 
  太郎  子A
  二郎  子B
【物語】

酪農を営んでいる山田家。
父・泰助が急死し、北海道に酪農実習に
行っていた長男・太郎は急遽、呼び戻された。

太郎:母さん・・・。

母:太郎・・・(絶句)。
  いったいどうしたんだい。
  その毛虫がぶら下がったような髪の毛は

太郎:あぁ、これ?
   ドレッドっつうのよ。
   いかしてるだろ。

二郎:いかしてるのも何も…。
   これからは兄さんがウチの牧場をやるんだろ。
   そんな頭をしてる場合かよ。

太郎:あのさぁ、その話は、なかったことにしてくれ
   ないかなぁ。
   俺、スノボに目覚めたんだよねぇ。

母:お前、何のために北海道に酪農実習に行かせたと
  思ってるんだい?

太郎:これでも、平昌五輪の可能性もあるって言われて
   るんだぜ。

母:父さんは、お前に牧場を継がせるために、ウチの
  土地を全部あんたに相続させると遺言したんだよ。

二郎:そうだよ。
   俺だって、兄さんが牧場を継ぐならと思って、
   父さんの遺言に反対しなかったんだ。

太郎:じゃあ、土地はお前が相続することにして、
   お前が牧場を継いだらいいじゃん。
   そうそう、そうしようぜ。

母:あんた、父さんの遺言なのに、そんな勝手なこと
  できるわけないだろ!

【問題】
 「甲土地は子Aに相続させる」との遺言がある場合、共同相続人全員の合意があっても、甲土地を子Bが相続する旨の遺産分割協議をすることはできない。(H13−30)

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