2006年05月

2006年05月30日

夢☆

私の夢は、すてきな人と結婚して、幸せな家庭を持つこと。
これ以上ないってくらい普通〜〜な夢ですよね。笑
わざわざ休学してまで上海に来ておいて超平凡。
けど、本当にこれさえ実現できれば、幸せだと思います。

できれば、家族で海外に暮らす経験とかしてみたいですね。
あと、家に外国人のお客様がたまに来て、ホームパーティーなんかできたらステキです
結婚して、子供が生まれるまでは、できるだけ幅広い人間になるために、
世界を見て歩きたいです。仕事もばりばりしたい。
けど、その後は、子供に自分が母親でよかったって思ってもらえるような母親、
夫に自分が奥さんでよかったって思われるような奥さんになりたいです

アクターズ・スタジオにトム・ハンクスが出たとき、
最後にいつもやる10個の質問の中で、
「一番好きな音は何の音ですか?」っていう質問に対して、
「食卓を家族で囲んでいるときの、家族の笑い声です。」
って言ってました。かっこいい・・・
だから、私も夫にそんなに風に思ってもらえる家庭を築きたいのです。


こっちで働き始めてすぐ気づいたことなんだけど、こっちの人は会社の同僚と
家族の話をするのが日本人と比べてぜ〜ったい頻繁!

うちの会社が特別なのか、うちの部署が特別なのか、
別に日本以外の国では特別なことでは無いのかは、よくわかりませんが、
お昼ごはんを食べに行くと、必ず奥さまや旦那さま、彼女や子供の話が出る気がします。

「車を買いたくてね、素敵なのを見つけたのに、
旦那が、買うなら安全重視だ!、って言うから決まらないのよ〜」

とか、

「この間、奥さんを怒らせちゃって、寝るとき違う部屋に行っちゃってね〜
なんか、寂しいな〜と思って、内線電話で謝って一緒のベッドルームに
呼び戻しましたよ。」

とか、

「彼女とは、結婚しますよ。もうすぐですね。もう彼女しか考えられないんです。
彼女ほど自分を思ってくれる人は絶対いませんね。私も一緒です。」

とか、

「ここの店いいね〜、今度奥さんつれてこよ〜っと。」

とかとか。
 
あと、この前は中国人の旦那様のご家族と一緒に暮らしている、
日本人女性の社員の方に、旦那様との大恋愛話とか、
もうすぐ1歳になる、宝物みたいにかわいい赤ちゃんの話とか、
中国人のご家族との壮絶な生活の話を
たくさん聞かせてもらってめっちゃおもしろかった〜。
(今度ホームステイさせていただく約束しました☆ 超〜〜楽しみ!!)


とにかく、ふっと心が暖かくなるような、ご家族の話をたくさん聞くんですよ
みんな、自分の伴侶が誰よりも最高だって自信をもって語るんです。
本当にうらやましい。
そして、彼らの話を聞いていると、ますます幸せな家庭を持つ夢が膨らみます

私もそんなふうに思える人と結婚できるといいな。
もう出会ってる人になるのか、
これから出会うのかは、まだ誰にもわかりませんが☆笑


ってか、同僚の中国人の方の、占いによると
私は28のときに運命の人に出会えるらしいです(笑)
それまでは、自分の世界を磨くのがいいそうです。
もっともっと、世の中の酸いも甘いも知ってから、伴侶を選びなさい。
早く結婚したら、後悔するかもしれませんね。
って言われました。。。いったい何を示唆してるんだか・・・
別にそんなに、あたしのことを知ってるわけじゃない人に言われたんですよ?笑
あたしが世の中のことをあまりに知らないことを見抜いてるんですね とほほ

けど、今は自分を磨く時期っていうのはあたってそう。
あたしには、これから広い広い世界が待ってるんだから、
いろんな経験をして、仕事もできて、かつ、いい奥さんで、いいお母さん、
要するにいい女になるために日々努力しなきゃ


あ、関係ないけど、明日はムシャクっていうところにある工場見学に
お供させてもらえることになりました〜〜超楽しみ!!!
初出張♪♪日帰りだけど。 インターンなのに、めちゃいい経験させてもらってます☆


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2006年05月27日

モチアップ☆

おとといからモチアップしてます☆笑 中国語に対して。

なんか水曜日まではちょっと落ち込むことがあったりして、元気ない日々が
多少続いてたのですが、水曜日から吹っ切れました。
それも恐れて近づかなかった、あのタクシーの中で☆

水曜日にセミナーの会場設営のお手伝いをしに行ったのですが、
直帰の予定が、早く終わりすぎて、一人で会社に帰ることになったのです。
それで1ヶ月経ってやっと初めて一人でタクシーに乗ることを経験しました!笑
かなりタクシーに一人で乗るのを恐がっていたのですが、なんとかなりました〜

で、そのタクシーなんですがものすごい渋滞に巻き込まれて、全然前に進まなくて
運転手さんも暇そうだったので、「これは絶好の中国語練習ができるチャンスかも!!」
と思ったのです。

とは言うものの、話しかける言葉を考えるだけで一人でたぶん5分くらい考えて、
それでも勇気がでず、さらに5分くらい、すっごいどきどきしながら、
話しかけるべきか、やめておくかべきか散々迷った挙句、
やっと勇気を振り絞って、身を乗り出して声をだしました!
「ここは中山公園(私の住んでる場所)から遠いんですか?」
と。笑

そしたら通じたんです〜〜「遠くないよ〜、ここから3キロくらい。」

きゃ〜〜〜〜〜通じた!!って感じでした!

「通じた?通じた??」って聞いたら「通じるよ(^^)」

って言われたので、

「私日本人なんです、中国語勉強中なんです。
通じるなんて私はとても幸せです。初めて一人でタクシーに乗ります」

とか言ってみました。笑 超一生懸命でした。笑

そしたら
「君は普通語を話すね」(上海語ではなくて北京語)

って言われて。

そのあと、ずっとなんやらかんやら言われて、「わかんないわかんない
って言ったり、「あぁ〜〜んーーーっと、 11 月・・まで いま す。」
みたいな簡単な会話したりして、

「出身はセンタイ、せんだい??仙台です。」みたいに言ったら
「あぁ〜〜〜仙台!知ってる知ってる!!魯迅の場所だね

って盛り上がったり。

「車多すぎですね」とか「あと2キロなのにつかないね〜」とか
「タクシー運転手は8年やってるよ」とか「大学休んでこっちきてます」
とか「魯迅の家が近くにあるんだよ」とか
超どうでもいい会話にいっぱいつきあってくれました。

とにかく、私の超カタコト中国語が一般市民にもちょっとは通じて、
見ず知らずの人と会話ができたのが、すっごいすっごい嬉しかったです。

それまでも、日本語が話せる同僚の人とかアイ☆ックの人とかに面白半分で
中国語でちょこちょこ話したりはしてたのですが、あかの他人とちゃんと
話したのは初めてで、最初はなしかけるときはものすっごい緊張しましたが、
そのタクシーのうんちゃんがいい人で、ゆっくりはなしてくれたり、
何度も繰り返してくれたり、すっごい陽気に笑ってくれたりして、
超楽しかったです。
めちゃモチアップしましたね

その夜からやっとちゃんと夜の時間を有効活用するようになりました。笑
なんかこれまでの1ヶ月は生活に慣れるのに精一杯で(って言い訳だけど)
仕事場でも力量試しのプレゼン作りに追われたりして(笑)なかなか
中国語の勉強に取り組めておらず、せいぜい毎晩1時間程度とかだったんだけど、
水曜日からは気合が入ってます。ってまだ3日坊主の可能性もあるけど。笑

昨日は本屋に行って名人故事の絵本を買って少しずつ読んだり、
仕事でも今やっているプロジェクトに関係のありそうな中国語のHPを
プリントアウトして辞書を引きながら読んでみたり。

今日は、仕事の帰りに同僚のLさんにマッサージに連れて行ってもらって、
その店でもマッサージ師の人と一生懸命会話しました。笑
楽しかった
1時間50元(750円くらい)で中国語の勉強もできるし、マッサージもしてもらえるなんて
お徳です

一ヶ月長かったなって感じるけど、あと半年って思うとすっごい短い・・・
帰ったら中国語で研修報告できるくらいになる約束したので、がんばらねば



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2006年05月24日

弱肉強食

そうそう、上海の交通の危なさについて書こうと
思ってたんでした。

そうなんですよ!この国はすっごいおかしな
交通ルールを持っていると思います。
なんと、右折車は信号を守らなくていいのです
(日本と違って右折は右側通行なので小回りが右折です。)

おかしくないですか??これ。
しかも車のほうが歩行者よりなぜか優先っぽいんです・・・
意味が分からない〜
(ってアメリカも同じルールを持ってるらしいことを最近
知ったのですが、アメリカではうまくいってるらしい。。)

だから横断歩道を渡ろうと思っても、青になったからって
油断したらひかれます。バスとかふっつうに
人がたくさん渡っている横断歩道でもがんがん曲がってきます。
それも止まる気もないんです。

これ最初は超〜こわいですよ

最近はだいぶ慣れましたが、最初のころは、
道路の真ん中で立ち往生したりして、何度も死にそうな思いをしました。

たいていの大きな横断歩道には警備員みたいな人が
交通整備をしているんだけど、信号ある場所で交通整備して
どうするんだ・・・って感じですよね。

しかも、もうひとつおかしなルールが、最近上海で施行されて、
それは、横断歩道以外の場所で歩行者が横断するのを見られると
罰金50元(約750円)を払わなきゃいけないっていう規則なんですが、
それが施行されてすぐの頃、大学院卒業生のOLが
罰金を払うことに対してはむかって、警察ともみ合いかなんかになって、
10日間留置所にいれられたことが
大々的にニュースに取り上げられてました。

なんか、この国には罰があるルールと特に罰が無くてただルールだけが存在する規則があって、
誰かがはむかってみて、罰が下ること証明されたときに
はじめてそのルールをみんな守るようになるみたいです。

おもしろいですよね〜。

それにしても、立場的に弱いはずの歩行者にばかり不利なルールばかりが作られて、
歩道をあるくときでさえいつも気をつけなきゃいけないなんて、
なんだか弱肉強食の世界だなっていつも思います。

中国をあらわすときに、弱肉強食という言葉があてはまる部分は
なんだか多い気がします。
たとえばこの国全体がそうで、お金持ちの人たちだけどんどん
さらに裕福になっていって、貧しい州の人たちは一生貧困に
悩まされたりして悲惨な地域もたくさんあるそうなんです。

土曜日に会ったアイ☆ックの友達の一人にものすごくショッキングな
話を聞きました。

北京の隣の州は非常に貧困に苦しんでいて、
村全体が血液を不法に販売して生計を成り立たせていたそうなのですが、
同じ注射針を村全体で使用したため、あるときAIDSが蔓延してしまい
100万人単位のHIV感染者が一気に広がったという話を聞きました。
それで人口が激減してしまったその村は、現在AIDSで両親を失った
HIV感染者の孤児が、細々と生きているそうです。

上海にいると中国内部でもそんな地域もあるということを忘れてしまいがちです。
しかし、上海を見て中国を見たと思っていはいけないとよく言われますが、
まさにそのとおりだと思いました。

よく、上海は中国に属しているというよりは世界に属した都市であると
言われるとおり、この町にいては全く貧困など気にすることがないのです。

その貧困に苦しむ村の人々は政府を憎んでいます。
自分たち以外の地域を先に裕福にすることにばかり気をとられて、
自分たちが後回しになったから、こんな悲劇が起こっているのだと
猛反発してるそうです。当たり前ですよね。

上海、北京、広州などの政府の目が常にいっている地域と
そうでない地域の差が大きすぎてびっくりしてしまいました。

その友達は、中国人というのはもしかしたら他の国の人よりも、
自分たちにばかり目が行きがちな民族なのかも知れないと、自分で言っていて
なんだか返す言葉が見つかりませんでした。


この弱肉強食的な考え方をもつ国民性も、
中国4000年の歴史の上に成り立っていると
考えてはいけないという話をよく聞きます。
中国は歴史が分断されるごとに、その国民性もだいぶがらりと変わる国です。
例えば今、20代、30代、40代の人たちは、どの年齢のときに文化大革命を
体験したか、あるいは現代しか知らないかによって、全然違う考え方や性格
なのだそうです。

今の中国はあくまで1948年以降に形成された中華人民共和国の国民であり
そこだけを見ても、本当の中国は理解できないようです。


こちらで働き始めて、今日でちょうど1ヶ月間経ちました。
珍しく1ヶ月間がすごく長く感じました。たくさん見聞きし、毎日充実
していると感じているから長く感じることができているのだと思います。
けど、これからの半年間だけでやりたいことがどんどん増えてきています。
たとえばそれが、上海以外の土地を旅し、中国という国がどういう国なのかぜひとも見ておきたいというものですが、
この貧困の話を聞いた日は特にその思いが強くなった一日でした。



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2006年05月21日

ウェルカムパーティー@FudanUniversity~~

今日は午前中、中国語の相互学習してから、
午後は複旦大学に行って、
私のウェルカムパーティーに参加してきました〜☆
超〜〜〜〜楽しかったぁ♪♪♪もう今ちょーハイテンション

約3時間のパーティーは終始ゲームと罰ゲームとアイ☆ックダンスで,
マジでいい汗かいてきました!はぁ〜

この時期はものすごいたくさんの国籍の人が上海に集まってて、
すっごいおもしろいんですよ〜
私と同じようにトレイニーとしてきている人だけでも、
ロシア人、ドイツ人、ハンガリー人、日本人(自分)、チェコ人がいて
そのほかに、スイス人、アメリカ人2人、カナダ人、ルーマニア人の
アイセックメンバーがたまたま来てたりして、
さらにそれ以外に中国人20人以上のパーティーで、
超〜面白かったです。

みんなで早飲み競争とか、風船わりとか、ほんと
小学生のときに学級活動の時間にやったようなゲームを
本気でやってきました。あーおもしろかった。笑

私からは日本についてのクイズをやったりして、
ものすごい緊張したけど、みんなが盛り上げてくれて
楽しみました〜☆英語でのプレゼンはマジ無理!!だいぶ難しかったです・・・
でもいい経験になりました〜

パーティーの後は焼き鳥屋さんに行って二次会。
そして今にいたります。

なんか中国人のほうが日本人よりもアイ☆ック的な楽しみ方を
上手に体現していると思いました。
パーティーはアイ☆ックダンスで始まって盛り上がってから、
ゲームなんかを楽しんで、アイ☆ックダンスで終わって
もうきっと外から見たら超変態な集団なんだろうけど
どの国からきたトレイニーもみんな同じ踊りを知ってたりして
なんだか超楽しんでしまいました。

なんか今日は小学生みたいな文章だけど、とにかく今日はひさびさに
はっちゃけました♪♪また早く次のパーティーがあるといいな〜


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2006年05月18日

中国が特別?日本が特別?

すいません、サボってて・・・ってまだ3日だけど。
なんかこのペースで振り返りを続けてたら、どんどんタイムラグが
広がっていくし、けど書きたいことは毎日出てくるからメモが溜まっていくし、
ブログ以外にもやりたいこといっぱいあるし。
あぁ、ジレンマ。。。笑

まぁでもこれからは近日考えたことベースにしようかな。

最近は特に上司からの課題も無く、自分のやりたい研究のテーマ決めと
計画をたてることに専念できるので、本を読んだり、ネットサーフィンする
時間が増えました。なんていい身分。笑

未だに研究課題が絞れず、結局企業を絞って、多方面からの分析に
しようかなって思っています。
だって、ブランディングについては、日系企業は欧米や韓国企業とくらべて、
ものすごい差をつけられてて、力を入れないといけないところだから捨てがたいし。
けど、労務管理についての研究も調べつくされているとは言え、
企業を動かし、付加価値を産むのは内部の人間であって、中国人の従業員の
異文化マネジメントが絶対不可欠なのに、多くの日本企業が上手くできていない
ことが未だに多くて。。。

ってか、半年じゃあ短いよ・・・あぁ、一生学生だったら良いのに。笑

それで中国ビジネスについての本を読んだりして、最近思うこと。
それは何も中国が特別なわけではないのでは?ということです。

だって、なんだか中国っていうと、やたらと
日本人がビジネスをするときはトラブルがいっぱいの国、
みたいに思われてる部分があると思うんだけど、
実際日本国内で新規事業を立ち上げるときの成功率と
中国進出の成功率なんて、そんなに変わらないんじゃないかなって
気がしてきました。

というのは、何も中国のおかしいなって感じることは中国独特っていうよりも、
発展途上の国には共通して見られる現象だったり、
共産主義だから見られる現象だったり、逆に、日本が当たり前と感じてる
こと自体が、実は世界標準と比べると違っていたり。っていう場合が
多いと思うのです。

それに、ビジネスに失敗した人のほうが、成功した人よりも声が
大きいだろうし。笑
失敗した経営者は、自分の非を省みずにああいう変な制度があるんだ〜
中国人を雇うと、こういう大変なことが起きるんだ〜って
言って、マスコミはそれをとりあげるじゃないですか。
けど成功した人は、成功したよ〜なんて声高にわざわざ言わない
気がするんですよね。

そりゃ、確かに制度上の問題で難しいこともあると思います。
中国人を雇うときに真に分かり合えるのには時間がかかって
大変なのでしょう。
けど、海外でビジネスを展開することが容易ははずもないですし、
日本で当たり前と思ってきたことを、そのまま中国の制度や中国人に
あてはめようと思うほうが無理なことですよね。笑


中国人という人種に対するイメージについては特にそうで、、
なんだか日本に定着しているものが、本当に中国が他と比べて違うのか
疑問に思えてきました。

例えば、中国人の第一印象ってどんなの?って聞かれたら、
1. 自己中心的(個人主義)
2. 物事を包み隠さずはっきり言う。
3. お金にせこい
4. 汚いのも平気
5. 声でかい、例えばサービスをやる人でも感情を表面にだす。
とかあたしだったら答えるんですね。普通に。

って、なんだかマイナスイメージばっかあえて書いちゃったけど、
やっぱり、日本人と比べるとき、自分は日本人だから日本の優れているところを
探したくなるのが本音なわけで・・・まぁ、これはほんの一部だし、
しかも全員に当てはまるとも思ってない上主観しか入ってないです。笑
(あ、あと、同僚の中国人はほとんど全く当てはまりません。
町にいる人とかを見ててって言う意味ね。)

けど、実はこういう日本とちょっと違うなって感じる部分は
何も中国だけじゃないんですよね。
それなのに、なんだか日本にいるときはこういう見方が
なんだかみんなの中国に対する共通見解みたいになってて、
それが中国って言う国の悪めのイメージを作ってた気がするんです。
あ、若い人じゃなくてちょっと年配の人が特にですね。

実際、サービスをする人に関しては
例えば、レストランのウェイトレスがお皿を客のテーブルに出すときに
がっちゃんがっちゃん音を立てながら置く(っていうかテーブルに投げつける)
のとか、あと、私が人を待っていて廊下で立ってたら、
掃除のおばちゃんに掃除のジャマよ!!どいてよ!しっしっ!!とか言われて、
いったいこの人なんのために掃除をしてるんだろう。。。
お客様が気分よくなるためじゃないのかね・・・なんて考えたことがあるのです。

で、ある中国人にこの話をしたときは、
「あぁ〜それは毛沢東が平等平等って言い過ぎた結果かもしれませんね。
昔はそんなことなかったですよ。台湾や香港の中国人を見て欲しいですね。
もともと中国という国はサービスが大変上手な国でしたから。
今の中国人は変な部分までみんな平等って思ってるのです。」
って言われて〜ふーん。って感じでしたね。
絶対いつか台湾・香港も見てたいと思いました。

話を戻しますが、そういう「最近になって変わっちゃった中国」
ももちろんあるのですが、例えば、「はっきり言いたいことを言う」
とか、個人主義とかは、日本以外の国のほとんどで見られると
思うんですよ。

あと、お金にせこいっていう話についても、出来高給じゃなくて時給でも、
ちゃんと真面目に働く日本人は、世界から見ても稀なんじゃないかな。
中国人は極端に合理的だからせこく見えるけど、何もお金だけのために
働いているというわけではない気がします。

経営者が何をしたいのかが明確で、それに自分も賛同し、
そして自分が正当に評価され、自分の意見を聞いてもらう機会があり、
かつ、他の従業員との仲も健全であれば、何もお金のためだけに
転職を続けたりするわけではない、という事例がたくさん本に載っていました。

ってか、なんか結構偏ったこといっぱい書いちゃったかもですが、
別に日本が特別だとか、中国は特別じゃないとか
そういうことが言いたかったのではなくですね、
偏った考えに踊らされるのはよくないな、と。
ってか、もっといろいろ考えてること書きたいんだけど、
長くなったので、尻切れトンボですが、この辺で。笑

最近は中国にいながら、日本人ってこうなんだなって思うことのほうが
たくさん出てきて面白いです。
日中のどっちかに偏ることなく、周りにいる双方の国籍の人の意見も聞きながら、
いろいろ勉強できる環境にいれるなんてほんと幸せな環境ですね。

っていうか全然関係ないけど、こういう話じゃなくてもっと超日常のこととか、
凹んだこととか、嬉しかったこととか、今日食べたものとか
いろいろ書きたいんだけど、なんでこう毎回真面目っぽいこと
書いちゃうんだろう・・・笑 最近の悩みですね。あは

とか言いながらも、明日は上海の交通の危なさについて書いてそう。笑



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2006年05月14日

中国にもあるんです、母の日、父の日

5月14日(順番が前後しますが、今日は今日のこと書きます〜
今日は母の日でした。こちらでも。
日本ほど激しい母の日商戦が繰り広げられるわけではありませんが、
高級デパートに行くと、5/14はMother’s Dayという宣伝を見かけます。

ちなみに、マレーシアの友達に昨日の晩チャットでいきなり、
“Hi, Mayo~~Happy Mother’s Day
って話しかけられたので、もしかしたら世界共通なのかも知れないですね。
アジア共通?

今日は午前中、アイ☆ックで7月から日本の会社でインターンを
することになっている複旦大学の友達に会い、相互教育第1回目を
してきました。

まずは1時間ずっと日本語で話し、彼女がすこしおかしなことを言うと直してあげ、
もう1時間は私が英語で中国語に関する質問をして、私の知りたい中国語の
会話を教えてもらう。という具合です。

彼女は日本語学科の3年生の子なので非常に上手で、私とは全くレベルが
違うのですが、アイ☆ックについてや日本の生活についてなど、知りたいことが
たくさんあるということだったので、一応ギブアンドテイクが成立
してるのかな。。って感じです。
彼女とは毎週日曜日の朝9時半から会うことになりました

こうでもしないと、中国語を使う機会が極端に少ないので・・・
彼女以外に相互学習の約束をしている子があと3人います


午後は特にすることがなかったので、買い物に行った後、中国語を勉強して
お昼寝をしると、突然聞いたことのないベルが鳴り目が覚めました。
あの、浅い眠りについているときの突然の何かで目が覚めてものすっごいどきどきする
あの感じ。
何かと思ったら、下のロビーからのテレビ付きインターホンだったのです。
なんと、母親が贈ってくれたEMSがさっそく届いたとのこと

自分が降りればいいのか、相手が部屋まで来るのか、いまいち分からず、
相手は小さなカメラに向かって、ひたすらEMSEMSって言ってました。
私もひたすらOkayOkayって言ってました。笑

しばらくすると、彼の姿がカメラから消えたので、エレベーターの前で
待ってみると来ました来ました♪♪なんだかすごいどきどきしちゃいましたね。
サインをして、ダンボール箱を持ってはいると、中はぎっしり。

頼んでいた、インスタント味噌汁や、インスタント珈琲(こっちにも売ってますがものすごい高いのです。)、
持ってくるのを忘れていた下着類や服、日本にしか売っていないシャンプーと
コンタクトレンズ洗浄液、それに、フラッシュメモリが入っていました。

また、母親と父親が買ってきてくれたと思われる、すっごいかわいい白いカーディガンや
白い半そでのジャケット、それにフリフリのたくさんついたブラウスまで入っていました。
それとちょっとした日本のお菓子と、さばの味噌煮の缶詰。レンジで暖めるごはん。
もうマジで感動ですよ・・・泣
すごいうれしかったです。>ありがとう、ママとパパ。

私はこれからが長いから、ちょっとくらい甘えるのです。笑
って、いつでも甘えてばっかりだけど

母の日は、子供が自分の母親に何かを贈るものなのに、何もできてないっす・・・
ごめんなさい。。。あとで電話を一本いれときます。逆に私がステキな贈り物をいただいて・・・
小さいころは幼稚園で母の日にお母さんの似顔絵を、画用紙いっぱいにクレヨンで書いたのを思い出してました。


実は私がここに来ることを、両親はずっと反対していました。
両親というか、特に母親ですかね。明確なメリットもないし、1年遅れるし、やっぱり行くのなら、
中国に行くよりは欧米に留学したほうが安心だという面もあったのだと思います。

それでもやっと説得して、来れることになったときには
両親から日中英の電子辞書が届きました。このときも嬉しかった
何だかんだ言って、私の両親はいつでも私に甘いのです。

あぁ、それにしても今日はいい日
来週も一週間がんばる気がわいてきました!!
ありがとう。

(写真はほんの一部です 笑)

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2006年05月13日

勉強熱心な中国人

私が住んでいる場所から駅にいくまでの道のりの徒歩3分ほどの場所に
1〜3階までの大きな本屋さんを発見しました。
すごいきれいで、落ち着く雰囲気の場所でとても気に入りました

どの階も専門の分野ごとに本が並んでて、
1階は経済、会計、医療 2階は美術、子供の本、文房具、CD屋さん、
3階はパソコン関係、建築関係 といった具合です。

ちなみに日本の本屋ならたいてい1階にある雑誌類は、
まだあんまり中国ではスペースをとっていなくて、
雑誌類は路上に売っていることが多いようです。種類も豊富。

その日、本屋の中をぶらぶらしながら向かったのは子供の本売り場。
中国語の勉強になるような、漢字の練習帳でも探そうかなと思って向かいました。

で、どこにあるのか探したながらエスかレターに乗り2階に着くと、唖然
そこらじゅうの床に、人がしゃがみこんで、本に没頭しているのです。
立ち読みならぬ、しゃがみこみ読み。

中にはノートを開いてメモをとっている人もいました。。。
さらに普通に床にもたれかかって、お尻ついて足を伸ばしている人まで。

ほんと、きれいな本屋さんなんですよ??
内装もしっかりしてるし天井も高くて、本の並べ方とか
何気に気を使ってる感じの。ちょっとびっくりしましたね。
中国人は全体的に公共のものとかお店のものっていう概念が薄い気がします。笑

やっとたどりといた子供の本売り場なんて歩くスペースもないくらい!
通路のど真ん中に子供がたくさん並んで本を読んでいるのです。笑


ま、それはいいとして、見つけました。子供向けのかわいくてカラフルな絵本たち。
それと、漢字の練習とか公△式みたいな計算の練習張とか。
で、3〜4歳、5〜6歳、など、適当な年齢の子供のための、
学校に入る前の準備勉強のテキストを見つけたので手にとってみました。

日本で漢字を習い始めるのは1年生のときだし、まぁ、5〜6歳レベルくらいかな?
・・・読めない。わからない。

まぁ、漢字しかないんだから、当たり前か。3〜4歳向けはどんなのなんだろう
・・・うーん・・・・・・??

そうか、私は3歳児よりもあほなのか。。。
プチショック。笑
絵もついているし、絵本の趣旨はわかるのですが、ぽつりぽつりと
読めない漢字もあって、でっかくて難しい漢字で書いてある絵本に
なんだか違和感を持ちました。

中国語ってすごい言語ですよね。
たった一つの文字が意味を持っているってことは
すごい少ない文字数で、たくさんのことが読み取れるわけで。
ってことは同じ本を翻訳しても中国語にするとすごい薄くなるのかな。
中国人は同じものを読むのに、時間がかからないのでしょうか。
ハリーポッターの厚さとかどうなんだろう?なぞは深まります。

って、ずっと前から思ってた、当たり前のことですが、
自分の中国語レベルが3歳児以下であることを認識して
改めて考えましたね。笑 だから中国人は頭いいのかな。

というか、中国人は教育熱心だと思います。だって私は4歳のときに
ひらがなとカタカナ読めてたかって言ったら、微妙ですもん。
ものすごい競争が激しいから、すごくよく勉強するし。
ここで子供を育てるのは大変ですね。

前に休みの日に複旦大学行ったときももすごくびっくりしました。
授業はないはずなのに、図書館の席はびっしり埋まっているし、
他の教室にもほとんどの席が埋まるほど自主勉強をしているひとが
たくさんいるのです。別に試験期間でもないのに。。

日本では休みの日の大学なんてがら〜んとしたイメージですが、
こっちではまったくそんなことありませんでした。。すごい。
ここの大学は特に上海で一番優秀だからっていうのもあるとは思いますが、
小さいころからよく勉強してきたから、勉強してないと落ち着かない
っていう人がたくさんいるそうです。

あと、子供の英語力もここで驚いたことのひとつです。
道端で道を聞くとき、学生くらいの年齢の子に英語で質問すれば、
たいていはものすごい流暢な英語で返してくれます。
英語の教育は最近では小学生から力を入れられているようで、若い子ほど上手ですね。

中国、特に上海という労働市場はチャンスも多いけど、人も多い。
だから優秀でなければ生き残れないんですね。

それにしても、休みの日の夕方の、あのすべての教室に煌々と明かりがついて、学生が机に向かい本とノートに没頭すうる迫力ある異様な雰囲気の大学は、今でも目に焼きついていて、思い出すとちょっとした居心地の悪さを感じます。



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2006年05月10日

5月3日 アイ☆ックのメンバーと食べ歩きの旅

今日は飛んで3日。その日に書いたもののコピペ。


今日は人民広場に行きました。今日はたった一人で始めて地下鉄に乗れて
21歳にして子供みたいにわくわくしてました。笑

上海は交通の便がマジすばらしく良いです。
特に会社の人が私の住まいに選んでくれた中山公園は、
地下鉄と電車とバスのターミナルになってて、徒歩5分でどの駅にも行けます。

しかも感動するのが、日本のSui○aみたいな接触型カードに、
お金をチャージして交通機関に乗れるんだけど、それが電車だけじゃなくて、
バス、地下鉄に加え、タクシーや船にまで使える優れものなんです。むちゃ便利。
しかもコンビニとかでチャージできる。すごい進んでますよね。

BuddyのJasmineと日本語勉強中で前回のStudyTourのときのリーダーだった
Nellと1時に人民広場1番出口で待ち合わせ。
最初に行ったのが上海展示館。上海がいかに発展したかがよくわかる展示館です。
中はすごいきれいで、歴史を振り返れたり、上海市の小さな模型があったり、
建設中のこれからアジア一の工業用の港の模型があったりで、
なんだかSFチックな世界に迷い込んだ感じでした。
          

 

その後、Georgio Armaniの展覧会の最終日であると聞き、それにも興味があると
言ったら連れて行ってくれました。すごい綺麗でおもしろかった〜
日本では博物館とか展覧会とか高校生くらいからほとんど行かなくなってたのに、
ここ2日で目白押しです。笑


            




Armaniの展覧会はほんと行ってよかったです。ここはどこだよって感じですけど。
たぶん何千っていうドレスが展覧されてたんだけど、見ていて全然飽きませんでした。
ああいう創造的な仕事はきっと楽しいだろうな〜。

一番よかったのが、ハリウッド俳優のためにArmaniが作った衣装の展覧会。
毎年のアカデミー賞授賞式などのときのために作る衣装が、そのドレスを着た
俳優の名札とでっかい写真つきで置いてあって、一人で興奮してました。
日本人らしくいっぱい写真とりました。笑
将来の夢がアカデミー賞会員になりたいという妹に自慢しなくては☆


その後、Wu Jiang Luという立ち食いする食べ物屋さんが並んでいる、汚〜い通りに
行ったんだけど、そこがこれまで行った中で一番楽しかったです。笑
道路にはごみが散乱してるし、けむったいし、狭いし、
人が多すぎてすぐ迷子になりそうだったんだけど、
ああいう雰囲気の場所大好きです。ってかね、食べ物飲み物がおいしい!安い!!
  

   

昔ながらの料理をその場で作って、並んで買って食べるんだけど、
とくに肉汁たっぷりの焼きシュウマイみたいなのが超おすすめです。
あぁ〜思い出したら唾液がたまってきた。。。笑
あと、スイカの生のジュースもおいしかった〜あと辛い春雨みたいなスープも。
日本から友達が遊びに来たら、真っ先に連れて行きたい場所ですね。

その後は、PuDongに向かい、ロシアからの研修生で今上海シーメンスで働いてる
Ivanと落合って、食事&有名なBundの夜景を見に行きました。
2004年夏のアイ☆ックで行った、北京上海スタディーツアーをすごい思い出して、
懐かしくなりました。あぁ、あのころはよかった。。。

なんて、今もたぶん人生で最高な時間なんだろうけど。

この日はずっと英語で疲れたけど、やっぱりアイ☆ッカーと一緒にいるときが
一番おもしろいです。ほんとみんないい子ばかりなんですよ。
ものすごい手厚くもてなしてくれるし、共通の話題も豊富だし、
同じ大学生として、将来について語ったりできるし。

こっちの大学生は英語うますぎてマジでびびります。
英語の練習にもなってます。

次は7日に朝8時に复旦大学に行き、上海郊外にピクニックに連れていって
もらいます!めちゃ楽しみ。いっぱい絡んで仲良くなりたいです♪




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2006年05月09日

4月27日 日中仕事観比較 その1 

その1なのは、単にこれからも書きたいことが
いっぱい出てきそうだからです。
5日目で知り尽くせるわけもないし。笑

この日勤務4日目にして、初めて正しい勤務時間を知りました。笑

始業時間は月曜日は朝のミーティングがあるから8時半で、
通常は9時だということを知っていました。
最初くらい上司よりも早くきたほうがいいだろうと思って、
私はだいたい8時15分ころ着いてます。2、3番乗りくらい

ですが、帰る時間がみんなばらばらだし、
18時半くらいなのかなとは思いつつ、
積極的に知ろうとする機会が無くて知らなかったのです。

上司の人は毎晩かなり遅くまで残ってるし、
それまでの3日間は19時くらいになってやっと、
私をどこに夕食に連れて行くかの話し合いになってたし。

で、やっとこの日分かりました。
18時に帰っていいことを。

というか、正確には

18時15分 だということを。

そう、すっごい日本人らしいんですよね。この感じ。
笑えました

「中国人はみんな18時になった瞬間にサーっといなくなるんだよね。」

とKさんが苦笑しながら言ってて、
あたしは心のなかで、
(まぁ、そりゃそうだろうね。)
とか思いながらにこにこ。「そうですよね。」

「ところで、私も基本的には18時まででいいんですか。」

「そうだね、特にその日のうちにやらないといけないことが無い日は18時に帰ってもいいよ〜。
プロジェクトが始まったら忙しくなるだろうから残ってもらうこともあると思うけど。
夕飯食べに出て21時から再開ってこともコンサルやってたらザラなだよ〜」

(あたしには残業手当出ないのに、あんまり早く帰らないほうがいいみたい

「ってか、あの!!ほんとに18時に帰っていいんですか?」

「ん〜じゃあ、18時15分ということにしましょう。ここは日本人らしく。」

・・・

いや、、そういうことが聞きたかったんじゃないんだけどね。(笑)

そりゃ、18時まで仕事して、キリのいいところまで終わらせて
最後のメールチェックして、机の上片付けて、帰る準備して、使ったコップを洗いにだして、、、
とかしてたら15分〜20分はくらいかかるだろ。

でも確かに、こっちの人、よく見てると18時になった瞬間に
さっと消えます。笑 

たぶん、
17時48分くらいからそわそわしだして、
53分にはパソコンのウィンドウ閉じて、
57分にはシャットダウンを押して、
58分にはジャケット着て、
00分に席を立つんでしょうね。

ってほんとはここまで細かくないけど。笑

ってかむしろ、そういう中国人の従業員を見て、
日本人のマネージャーがあんまりよく思ってないところを見るほうが
なんだか違和感を感じました。
まるですぐ帰っちゃう中国人は、コンサルタントとはいかなるものかを
理解していない、あんなのコンサルタントじゃないかのような言い方をするのです。

「日本の総研ではわりと時間とかフレキシブルなんだけどね〜
こっちではきっちり時間で区切るしかないんだよね〜
お昼休みもきっちり1時間とる。それ以下でもそれ以上でも
あんまりよくないんだよね」
とか愚痴ってたり。笑

あたしは、日本人だから残業しなきゃいけないんだろうな〜。でも夜は中国語やりたいです!
って一応伝えておきました。笑



あと、もう一個おもしろかったのが、その晩の接待のときに聞いた話。

(予断ですが、この晩、例のカード会社の人が日本から来ていて
初めて接待というものに参加しました☆

おもしろい話が聞けて、経費でおいしい高級料理が食べれて
なかなかいいなって思いました。毎日接待があればいいのに。笑

その後
「男だけで飲みに行くので女性陣は●田さんを連れて帰ってあげてくれる?」とか言われて、タクシーにのらされ、
おお〜ますます接待っぽくなってきた!って思ってました。笑)

で、その接待「1次会」のときに話題になったのが
『中国人がなぜあんなにも簡単に転職しまくるのか』

日本企業はまた最近はどんどん終身雇用制度に戻ってきているけど、
中国では絶対うまくいかないっていう話になって。

「まぁ、上海は特にチャンスも多いですからね〜」
みたいな話になってたんですけど、朝鮮系中国国籍の女性の
Sさんが新事実を教えてくれたのです。

なんと、中国には「正社員」というものが無いのだそうです。
つまり、みんな契約社員で、毎年毎年次の年も
同じ会社で働くという契約を結んでいるのだそうです。

これには驚きました。

私はこれまで、中国人は、悪く言うと自分勝手な人が多くて
ちょっとでも給料が高い企業が見つかると、さっさとそっちに乗り換えるという、
あまりよくないイメージを持っていたのです。

会社の迷惑とか恩とか人間関係とか何も考えずに
お給料だけもらってどんどん転職するなんて、会社にノウハウもたまらないし、
いい人はいい会社にしか行かないじゃんと勝手に思っていたのに

それだけじゃなくて
実は制度上の問題があったのです。
80へぇ。

80年代までは高校や大学の成績で、勝手に職業が決められて
いた時代もあったから、選べるようになれば競争も激しくなってあたりまえなんです。
って言ってました。

「本当は日本人みたいに毎年毎年契約しないですんだら
どっしり腰をすえて、ずっとひとつの自分の会社のことを考えて
いたい人も多いはずよ。

ある程度年をとったら家庭もできるし
安定した職に就きたいのに、自分の周りの人も
みんなよりいい職業をいつもいつも探しているから、
自分もいつもいつも緊張してアンテナを張ってなきゃ
いけなくて、とても疲れるんですよ。」

と言ってました。
すごい勉強になりますね



ちなみに、今日も遠慮して45分くらい残業しました。
私の目安は向かいに座っている財務の女性が帰ったあとに
帰る。みたいな。笑

wanye at 00:24|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2006年05月08日

4月26日 図書館が恋しい今日この頃

26日。

前日のミーティングで私はタイムリミット二日間の課題を出されました。
カード事業、融資事業、オートローン事業、個品割賦事業、の
クリティカルキーファクターとは何か?をまとめるというもので、
情報源はインターネットのGoogle検索のみ、
考えたことをPPTにまとめるというものでした。

もう、語句の定義の検索から始まりましたね。
車は買ったこともないし、カードもつい最近持ち始めたばかりだし、
Visaやマスターカードとニコスカード、セゾンカードの違いとか、
よく分かってなかったし。笑
個品割賦なんていう言葉は聞いたこともありませんでした。
ちなみに(こひんかっぷ)と読むそうです。笑

それでもなんとか、ゼミで練習したPPTとエクセルの操作や、
有価証券報告書の情報を頼りに、競合他所との比較をして
業界分析する手法が役に立ち、1日中ゼミみたいなことやってました。

締め切りがあると、わりと集中できて楽しくやれました。
この課題の目的は、上司が私のレベルを知る
という意味合いもあると思ったので、
それぞれの収益構造分析とか、いらんところまで手を伸ばして、
無駄にたくさんグラフやら図を作りました 笑

それにしても、私たち大学生はなんて研究に適した環境にいるんだろうと、しみじみ思いましたね。

日経新聞を検索するのとか、あれ、実はものすっごいお金
かかるって知ってました??タイトル一個閲覧するだけで2円とか
中身見ると5円とか。あっという間に何万円にもなるそうです。

それが大学の図書館では当たり前のように使いたい放題だし。
もちろん雑誌や本もひととおりは揃ってるし。

あと日経ニーズね。ゼミ以外の人にはマニアックですが。笑
財務諸表の数値がすべてエクセル形式になっているデータベースで
使えなくなって、初めてあれのありがたみを知りました。

それに比べると、ここにはインターネットしかない。
デスクワークをするのに、いい環境であるとは
とてもいえません。(まぁ、実際今やってることはネットで十分ですが。)

ここ、中国でしかできないのは、中国を肌で感じて、
直接現場の人にインタビューすることくらいしかないんですよね。
まぁ、それがしたくて来たわけですが。
ってか6月になるとそれがおもになるので、楽しみです☆

(しかも、余談ですがこの中国のインターネットが
みなさんもご存知のとおり困り者で、間違えてでも
反共サイトとかにアクセスしっちゃったりすると

当分ネットが使えなくなってらしいです。
こっちきて最初に気をつけるように言われたことのひとつです。

さらに余談ですが、上海の人は経済にばかり目が行っていて
ほとんど政治には興味がないようです。
北京とか北のほうの学生は
政治に興味を示す人が多い印象だったのですが、
こっちの人は徹底してタブーにしているようです。)


それにしても、私たち学生はものすごく恵まれた環境にいることに
改めて気づかされましたね。ああ、いい身分。卒業したくない。。
って、今日はかなりゼミよりの話ばかりだけど。笑


恋しいといえば、もうひとつ。
これも情報系なのですが、テレビ!!
日本でも特によく見ていたほうではないのですが、こっちの番組のつまらなさといったら
マジ、半端ないです。笑

せっかく64チャンネルもあるのに、
ニュースかドラマが主で、ドラマはなぜか警察物や時代物や政府物ばかり。
こっちの若い人もほとんど見ないそうです。

中国は方言が違うと違う言語に聞こえるからか、ほとんどの番組に常に
字幕がついていて、とても中国語の勉強になるのですが、
つまらなすぎて、ずっとチャンネル回しています。
1〜64までを3サイクルくらい。笑

マスメディア関係は特に政府の取締りが厳しい現状がよくわかります。
あまり国内のマイナスイメージのニュースは報道されないし、
ちょっと刺激的な記事などは検閲にすぐ引っかかってしまうので
ほとんど目にすることはありません。

そのかわり、日本企業のゴシップなどは検閲に簡単にとおり、話題性もあるので
根拠がないような記事でも、ビジネス雑誌などに繰り返しとりあげられ、
日本企業のブランディングを阻害する難しい問題となっています。


って、今日は本当にかたいですね。笑
これについてはいろいろ書きたいけど、私が反共サイトと思われると
困るのでやめておきます。

この日も帰るのがすごい遅くなって、
ちょっといろいろあったので、ほんとはワード3枚くらい
がーーーーって書いたのですが、収集つかなくなりそうだったので、
また別の機会にかきます〜☆笑


wanye at 23:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)