ネガ井寺入口ネガ井寺前壁左 入口部より羨道越しに石室内を望んだもの、よく見えないが、大きな石材には全て直弧文が刻まれている
右 左の写真の逆に、石室内から入口部を望んで撮ったもの。残念ながらストロボ撮影のため、線刻文様は確認し難い

 この前と同じ井寺古墳を1976年頃撮影したもので、今回はネガフィルムで撮っておいたプリントをスキャンしたものです。こちらの方が写真の保存が良いようですね。
 左壁をよーく見てみると、例の白い被覆物は目立ちませんが、密かに侵食しつつあったようで、壁面彩色に出現しつつあるように感じます。これから約15年後に撮影された別の写真ではそれがもっとハッキリしてきます。その内投稿しますので比較してみて下さい。

ネガ井寺前左壁ネガ井寺左壁左 一つ前の写真の装飾部を拡大したもの。彩色がもっとも良く残り、直弧文、車輪状文が美しい
右 左の写真に続く石障左壁の全景、ここも保存が良いが、拓本の後や、落書きの名前が醜く残る。30年後の悲劇の前兆と思われる白い物質が出現しつつあるように見える

ネガ井寺左壁斜ネガ井寺左奥壁左 石障左壁をもっと近くから斜めに撮影したもの赤白緑の配色を良く見られたし
右 左壁越しに奥壁を望む





ネガ井寺奥壁ネガ井寺天井左 奥壁の装飾はもっとも遺存が悪い状態だが、線刻線は良く判明出来た。何故かネガでは右壁のものが残っていない
右 美しいピンク色の切石で整然と積み上げられた石室の壁と、ドーム状に整形された二枚の天井石も装飾文様に負けず劣らず見事で、最も美しい石室の一つである