2009年02月10日

和楽通信2009年2月 〜二十四節気〜

節分も終わりましたね。豆まきはされましたか?


節分の翌日=立春から暦の上では春。

新しい一年の始まりで、言ってみれば、

節分は大晦日のようなものです。


新しい年を迎える前の厄払いのために

豆まきが始まったものと思われます。

本来、立春の前だけでなく、

立夏、立秋、立冬の前の日も節分といいます。

特に立春の前の節分には、

暗くて寒い冬から明るい春へ希望を求めて、

強い思いを寄せていたのでしょう。


さて、立春のほかにも季節のくぎりの呼び方があります。

一年を24等分に区切ったものが二十四節気です。

そのうちの春にある節気を紹介しましょう。



【春】

●立春(2/4 春のはじまり。)

●雨水(2/18 雪から雨に変わる頃。深く積もった雪がとけていく。)

●啓蟄(3/5 地中で冬眠していた虫が出てくるころ。)

●春分(3/20 昼と夜の長さがほぼ一緒。この日の前後七日間が彼岸。)

●清明(4/5 あらゆるものが芽を出し、景色はまさに清浄明潔となる。)

●穀雨(4/20 穀物を育てるための田畑の準備が整い、そしてこの頃、雨も降る。)



下の写真は、京都盧山寺の鬼踊りです(安藤成龍先生撮影)

京都盧山寺での鬼踊り



waraku_kaiun at 12:31│TrackBack(0) 和楽通信 

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