★★『幸福の科学』統合スレッドpart137★★
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772 : ◆JBLfMwCXhY :2006/05/20(土) 00:25:52 ID:nmMBqFgr
菩薩や如来は仏教用語ですが、菩薩界や如来界は信次の造語です。同様に、ユートピアは 
トマスモアの造語ですが、仏国土ユートピアは信次の造語です。 
「高級霊が法を説くため地上に下生する」とか、「魂の兄弟」、「霊道を開く」、「想念帯 
の曇りを取る」・・・。これらは皆、極めて信次的な教義です。 

初期のKK教義は、これらを釣り針から釣り竿まで飲み込むほど、丸ごと踏襲してます。 
「影響を受けた」というような表現は当たりません。アッケラカンと丸写しでした。 

その後、大川総裁は仏教を一生懸命に勉強して、信次的な教義から脱却し、仏教用語だらけの本 
「悟りの挑戦」を書きました。ヤサ氏がコピペしている「悟りの挑戦を書いて、仙人の 
呪縛から離れた」というのは、そういうことなのです。 

784 : ◆JBLfMwCXhY :2006/05/20(土) 01:10:58 ID:nmMBqFgr
仏教用語だらけの本「悟りの挑戦」がいきなり登場したとき、一般のKK信者は面食らい、 
当惑しました。当時、当方は知人のKK信者から「この本は難しくて、わけわかめだ。 
これを読んで解説してくれないか」と頼まれたほど。 

字面の意味を追っ掛けて、通り一遍の講義をすることは、優秀な講師ならできたでしょう。 
しかし、それではあの本の本質がつかめません。「信次流の仏教理論を丸写しにしてたら、 
仏教学者などの専門家から、多数の誤りを指摘された。すでに信次が大嫌いになっていた大川総裁は、 
脱・信次を目指してこれを書いたのである」という背景を知らなければ、理解できないのです。 

例えば「無我とは、永遠不変の魂など存在しない、という意味ではない」というような、 
KK信者にとっては自明と言えることに何故こだわるのか、を理解するためには、 
「仏教への無理解を散々批判された」という背景を知る必要がありました。 

しかし、「仏陀意識の本体」ともあろう者が、どうして仏教を猛勉強しなければならないのか、 
という別の矛盾が発生した。それ以上に、小難しい仏教解説は、信者の受けが悪かった。 
かといって、いまさら信次の丸写しには戻れない。 

こうして、KKの教義体系は崩壊の一途をたどっていきました。 

789 : ◆JBLfMwCXhY :2006/05/20(土) 01:34:44 ID:nmMBqFgr
「ユートピア」というような、用語だけが信次的なのではありません。 
「光の天使たちが神理を広めることにより、地上の現象界を仏国土ユートピアに変える」という 
思想内容が、信次そのものなのです。 

また、「無我とは我執を断つことを意味する」という大川流の仏教解説は、やはり間違っています。 
その理由は、「無我」はサンスクリット語でアナートマン、つまり「我」とはアートマン 
(輪廻転生する、個人の実体)なわけですが、「我執」という意味での「我」という単語も、 
「アハム」といって、インド哲学の用語には別にあるということです(この方面の専門家 
から聞いた話だが)。 

791 : ◆JBLfMwCXhY :2006/05/20(土) 01:53:09 ID:nmMBqFgr
もっとも、西洋の宗教学者に多かった「釈尊は輪廻転生を否定した」とか、「仏教は霊魂を認めない」 
というような見方は、やはりキリスト教徒の色メガネで見たが故の、極論ということのようだ。 
真実は、「当時のインドでは輪廻が当たり前の常識だったため、敢えて語るまでもなかった」 
ということらしい。 

釈尊は、大川的な「○○は××の生まれ変わりであるぞ」といった、霊能者のご託宣をひどく嫌ってた。 
だが、そのテの連中と議論すると、果てしない不毛な論争に陥ってしまう。だからいっそのこと、 
形而上的なことについては一切語らないことにした。 
真意は、「アートマンでないものを、アートマンであると誤認するな」という、「非我」にありました。 

794 : ◆JBLfMwCXhY :2006/05/20(土) 02:38:36 ID:nmMBqFgr
いつもながら、これだから信者の姿勢はおかしいっていうんだよな。 

「高橋信次のエセ仏教にだまされた」、「仏典を読んで一生懸命に勉強した」、 
「仏教の知識がついてきたので原型に戻します」、「仙人の呪縛を脱した」・・・。 
これらのことは、みんな大川総裁自身が著書に書いたり、講義で語ったことです。 

これを読めば、大川総裁自身が一人の人間として、迷ったり悩んだりしながら勉強してきたことが 
はっきりと伝わってきます。それなのに、どうして彼の言説を「神の啓示」の如く絶対視するのか。 

これはむしろ、「マジメに読んでいない」ということなんじゃないの? 

ヤサ氏は大変な読書家だそうだが、全然そうは見えない。むしろ、大川本以外は読んだことがない 
人に見えます。 
 
797 : ◆JBLfMwCXhY :2006/05/20(土) 03:22:45 ID:nmMBqFgr
>霊人の過去世や、次元、だけに凝っとるのは、仙人やからや 

これは、いくらKK信者とはいえ、さすがにおかしいのではないか。 

全編にわたって「○○は××の生まれ変わりであり、△次元です」を延々と羅列した 
精神世界史上・前代未聞の奇書「黄金の法・エルカンターレの歴史観」を書いたのは、 
アンタのとこの教祖様じゃないの。過去世や次元にこだわるのが仙人なら、これは仙人書(仙書?)の 
見本です。 

高橋信次の著書では、「○○は××の生まれ変わり」という話の頻度、意外と高くないですよ。 
KKで言うところの「心の教え」に類する説教が大半です。