君にブログの才能はない。

東京に住み始めた社会人の日記。シンゴジラ>アイマス>ラブライブ

あご出汁鍋の奇跡

僕は自他共に認めるクズの本懐なので、趣味が一番捗るのは何かやらなければならない別のことがある時である。それはすなわち、TOEICの受験勉強をしなければならない今日のような日のことを言うのであるが、電車の中で日課のリスニング教材、ではなくスマホゲームの周回をこなした僕は、いよいよ家に帰ったらリスニング教材をやらねばならないストレスに直面して、なぜか帰り道のスーパーで一人用に切り揃えられた野菜とさとーのごはんと鶏団子を購入していた。腹が減っては戦はできぬ、この夜遅くに一人鍋に興じようという試みである。幸いあご出汁鍋のもとは購入済みであるのだ。

そして僕は家に帰ると手早く料理に着手した。と言っても、全て放り込んで待つだけである。しかし僕はここで奇跡を目にする。一人暮らしの問題点というのは食材の分量の調整が難しいことなのだが、僕が放り込んだ鶏団子と野菜は、なんと鍋の素の2人前の分量を忠実に再現していた。これは運命なのではないか。

僕はそっと、鶏団子の出汁が滲み出たあご出汁の味見をしてみる。無茶苦茶うまい。うますぎる。滲み出た鳥の油と鶏団子に含まれていた生姜が、あご出汁と奇跡のコラボレートを果たしている。しかし、料理というものは不思議だ。海を泳ぐあごと、地中の生姜と、地を力強く踏みしめるニワトリがどうしてこのような調和を奏でることができるのか。

ちゃんこ鍋に魚。なるほど、それは全て海だ。
しかしあご出汁鍋に鶏団子。これは異物ではないか。

僕はあつあつの鶏団子を頬張りながら、母なる大地が生み出した奇跡の具材のコラボレーションに舌鼓を打つ。奇跡とは気付かないところに潜む。そう、あなたのすぐ隣にでも。

そして僕は最後の仕上げに入る。几帳面に残しておいたさとうのごはんを、綺麗な鶏の油が浮いたあご出汁に投入し、卵をまわし入れる。そして煮え立ったら少しの塩胡椒。ここに神はいた。ミシュラン三ツ星の大金星。どうしてこんなに美味しいのか理解に苦しみながら、僕はあご出汁卵雑炊をペロリとたいあげる。

日本は終わった。世界は闇だ。好きに言えばいい。一人暮らしの冴えないサラリーマンが、時短のためご飯も炊かず包丁も使わずにこのような料理の天上の調べを味わうことができる。これは日本の、日本だけの素晴らしい文化である。幸せは食事の中にある。僕は分量通りに丁寧に作る鍋の奥深さを学んだのだった。

そのあと30分、リスニングの勉強をした。

2017年 アニメランキング

新年最初の記事は、2017年アニメの感想を、ゆるいランキング形式でお届け。
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僕らはみんな健康の奴隷

金は命より2

最近、ジム通いをはじめた。
人間の体とは実によくできているもので、
毎日仕事でデスクワークをし、休日は家でゲームをしている人間の筋力は、
みるみる最適化され、不要な筋肉は削ぎ落とされる。

そして大学生後半からスポーツをやめて、過剰な最適化がなされた僕の体は、
普段の生活が不快になる程度にはぼろぼろになってしまったのだった。
ボロボロの体では、体を起こしてPS4をやるのも億劫で、
寝転がったままスマホゲームをやるぐらいしかできることがない。

趣味の時間すら阻害されるのだから、もう仕方ない。
僕は諦めて、潔く健康のためにお金と時間を使う事にしたのだった。
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彼氏彼女部 5 - クリスマスプレゼントの選び方

前のお話はこちら:彼氏彼女部。

これまでのあらすじ。

第1話。彼女部に入部。
第2話。なんとなく廃部の危機。
第3話。塾の生徒から宿題。「彼女が僕を好きなところを三つあげよ」
第4話。彼女をクリスマスデートに誘う。

これまでのあらすじ終わり。

37

「ふうん。それで君は私とショッピングモールにきたわけだ」

「素晴らしいクリスマスプレゼントの正解を探すためだ」

「プレゼントに正解はない」

「いいやある。そして君なら知っているはず。学校始まって以来の才女たる君なら」

「なんにも知らないわ。知ってても言わない」

「ひどい」続きを読む

僕の人生アルティマニア 1

アルティマニア

攻略本片手にゲームをクリアするのはつまらないだろうか。
答えは否、だ。攻略本をなぞってゲームをクリアするのは楽しい。
開発者が絶対に見つからないように趣向を凝らしたアイテム、
イベント中にふと前の街に飛ぶと起こる会話の変化、
誰もが一度はつまずくボスの弱点とレベル上げ推奨場所と下準備。
すべてをこの手の中に置いて、ただ粛々とそれを実行に移す。
その気持ち良さは、何も知らずにゲームの世界を彷徨うのとはまた別のそれである。

僕はやるべきことをすべて漏らさずにこなしている。
僕は開発者が苦心してプログラムした仕掛けをすべてクリアしている。
あなたのゲームを余すところなく隅から隅まで味わい尽くしている。
このゲームの世界でのみ、僕は全能になれる。
そんな快感があってもいいのではないか、と思うのだ。

そして、僕の人生もかくあるべきと、そう願ったのだ。

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俺ガイル12巻が凄すぎて勢い余ってAmazonレビュー書いた。

俺ガイル12巻が凄すぎて勢い余ってAmazonレビュー書きました。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R32HFUH37VGOYQ/...

13巻と14巻で完結予定らしい。よし。
12〜13〜14で映画化を希望する。
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