君にブログの才能はない。

ひねくれ社会人の普通な日記。向井秀徳>アイマス>ラブライブ

2016前期(冬・春)アニメ一挙感想

このすば
このすばの世界に転生したい。軽いネタバレ注意。

続きを読む

「あなたって性格はいいと思うの、面白くないけれど」

haruno
「性格がいいとか悪いとか、よく聞く表現だけどさ」

「唐突に何の話? あなたがいい性格してるって話?」

「日本語って難しいよね。いい性格と性格がいいで意味が変わるなんて、中国人は理解できないよ」

「今日はそんな外人からみた日本語の話です」

「違います」

「じゃあ何の話なの?」

「性格がいいとか悪いとかの話」

「興味ないわね」

「君って本当に、いい性格してるよね」

「性格がいいからね」

そしてゲシュタルト崩壊……からの暗転。続きを読む

名前のない怪物

もし機械に心があったら、どんなことを考えているのだろう。
小説「人類は衰退しました」には探索機が心を持ったとしたら、
という仮定を描いたエピソードがある。
もし僕の作っているプログラムが心を持っていたとしたら、どうだろうか。

僕は幸いにも仕事が好きだが、
今は仕事よりもハンターハンターの来週号が気になって仕方がない。
けれど僕は大人なので、仕事をしていた。
あるバグを生み出してしまったプログラムを確認して、
バグの「本当の原因」を探っていた。

そのプログラムは本当に酷い代物で、先輩はそういうプログラムのことをポエムと呼ぶ。
プログラムとは命令である。命令は簡潔で分かりやすい方が良い。
しかし醜いそのプログラムは難解で分かりにくく、
例えるのならば「今日、雨が降った」という文章を、
「湿気の強い不快な夜、僕の頬を一粒の水滴が打った」と書くような代物だった。
ゆえにポエムである。機械は風情を解さないから、本当にこれは無駄なのだ。

そんな狂った細胞を宿している機械。
いつしか、そのポエムの向こうから泣き声が聞こえた気がした。

もっと理解されたかった。
もっと可愛くなりたかった。
もっと愛されたかった。

彼女はすすり泣きながら、僕を見つめていた。

「生まれてきた子供に罪はない」とファンキー加藤は言った。
その通りだ、不倫した親から生まれてきた子供に罪はない。
悪いのはその過ちを犯した親であり、悪いのはつまりファンキー加藤だ。

同じように、彼女は望まれて生まれてきた。
しかし親の悲しい過ちが、このような醜いポエムを生んだ。
湿気の強い不快な夜に、水たまりに映った自分を醜い自分見てため息をつく。

「どうして生まれてきちゃったんだろう」

こんな名前のない怪物を生み出さないよう、
すすり泣く声に耳を澄ませて、その本当の原因を探した。
原因は幾重にも絡み合っていて簡単ではない。

それでも、僕はそれを見つけ出さなければいけない。
このような機械を今後生み出さないために。

どこまでも遠く光の中へ LAY YOUR HANDS ON ME / BOOM BOOM SATELLITES



どこまでも遠く光の中へ行ってしまいそうな、
思わず手を空にかざしてしまいそうな、
キラキラしていて眩しくて綺麗すぎて少し怖くなるような。

川島さんの病気のことは知ってはいたけれど、
あまり気にせずにキズナイーバーのOPがやたら素晴らしいな、
ブンブンサテライツかさすがだなとか思っていたら、
これがラストのアルバムになってしまった。

http://bbs-net.com/blog/2016/05/posted-by-nakano-2016531.html

このブログの文章を読みながらこの曲を聞く。
川島さんが純粋に音楽に一生を捧げ、走り続けてきたんだと想像する。
眩しくてどこまでも澄み渡っていて、
そして決して触れることができないような音楽の深淵に、
必死に手を伸ばすようなものだったのかなと想像する。

電子音というのは不思議なもので、
全く楽器が弾けなくてもそれっぽい音は簡単に打ち込めてしまう今なのだけれど、
電子音に魂を込められる人とそうでない人には超えられない壁があると思う。
何よりその壁を作曲が趣味な僕はとても明確に感じている。

それほど真新しい音も使わず、
ベーシックなキラキラしたシンセの音でまとまりながらも、
一つ一つの音とループシーケンスが恐ろしいぐらいに丁寧に折り重なって、
BOOM BOOM SATELLITESにしかできない曲になっていると思う。
この曲調で敢えてこのドラムの音(どちらかというとロックソングに合いそうな音)、
というのがまた個性的で、素晴らしい。

祝祭と終焉、静けさ、そして新たな始まり。

川島さんはもうゆっくりとした言葉を紡ぐことしかできないかもしれないけれど、
この曲はどんな言葉より明確に彼が見た景色を僕の前に描き出す。
そんな力を持ったこのバンドが本当に羨ましい。

映画ピンポンのサントラで知って、その後「ON」あたりで、
分かりやすいロック寄りの曲調になってから少し離れていたけれど、
最後の最後でこんなに僕の好きな方向性の曲を示されると、
あと新曲が三つしかないことが本当に悔しいなと思う。

大切に聴いていきたいと思う曲です。
ぜひそのどこまでも静謐で清潔な光溢れる曲の世界に触れてください。

名曲解析プロファイル vol.1 「みなと」 / スピッツ

名曲が人の心を打つ仕組みと、
格好良い男が女の子の心を落とす仕組みは同じである。

僕が高校時代のイケメンと11年ぶりに飲んだ時、彼はこう言っていた。

「夜景見ながら後ろから抱きしめて、びっくりした女の子に、
『抱きしめたくなっちゃった』って言ったら大抵落ちるよ」

殺意を抱いて藁人形を準備するのはちょっと待ってほしい。
確かに、僕もあなた同様こう思った。

「それ僕がやったら通報されるんだけど。
よくて振られた後、その女の子に笑い話として吹聴されるんだけど」

これが名曲と凡曲の違いである。
友達が名曲と名高い曲のフレーズを口ずさんで、
それどっかで聞いたことあるなあと思ったことはないだろうか?

違うのである、人は結局ベタでありきたりなフレーズに、
ベタでありきたりな落とし方に感動するようにできている。

だから、それを名曲たらしめているのは、
むしろそのフレーズに至るまでである。
僕らは知らず知らずのうちに、
そのフレーズにたどり着くまでに感動する準備をさせられているのである。

友人は意識的か無意識か、夜景を見ながら後ろから抱きしめる前に、
女の子の警戒心を少しずつほぐし、
友人の世界観の中に誘い、そしてタイミングを見計らって、
ここぞというときにその行為をしているから女の子が落ちるのである。

ここに一つ名曲がある。スピッツの「みなと」という曲だ。



「みなと」には一つのキラーフレーズがある。
一発でメロディがすっと頭に入ってきて、
二回目に一緒に口ずさんだ時には僕はもう涙ぐんでいた。
日本人の琴線をぐいぐい揺さぶる珠玉の一節である。

君ともう一度会う為に作った歌さ


スピッツがどのようにこの歌詞とメロディに至るまで準備しているか分析しよう。続きを読む

光の海でBUMPを見たよ - BUMP OF CHICKEN STADIUM TOUR 2016 "BFLY" ナゴヤドーム

2006年の “run rabbit ran”から実に
10年ぶりのBUMP OF CHICKENのライブに行ってきました。
とっても良かったのでライブレポートを書きます。

bump list band

(まだ光ってる。)
続きを読む
記事検索
プロフィール

組み込み系エンジニアのような何か。
メルアドはこちら。
waruiko6★gmail.com
★を@に変えてください。
◇◇◇◇
アニメ本棚
月別過去記事
カテゴリー
最新コメント
twitter
忍者ツールズ

アクセスカウンタ
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ