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1: ふにゃぽん
歴史を学ぶ身でありながら、あまりに当たり前のことを知らなかった
ということを晒すスレです。

ご自分のことでも、他人(歴史学者、大学教授、研究者、歴史作家、高校教師など、なんでも)
のことでも結構です。

ちなみに、私は、オランダに現在でも王制があるということを、
先週まで知りませんでした。









296: 世界@名無史さん
フランス編
フランス人で、女性差別の問題についてトルコ人に説教口調
議論していて、選挙の話になり、トルコ人に「トルコでは女
性参政権が1934年にすでに認められていた」といわれれてぐ
っとつまったのがいた(フランスは日本と同じく戦後)。
もちろんおれも知らなかった。

335: 世界@名無史さん
恥ずかしながら、35になるまで
ユリウス・カエサルは
『カエサル』さん家の『ユリウス』君なんだと思い込んでいた。

338: 世界@名無史さん
正しくは『カエサル』一門の『ユリウス』家の『ガイウス』君だっけ?

367: 世界@名無史さん
ケルト人がガリア人と同じというのを最近まで知らなかった私。
もっとも私だけじゃなかった。
ヨーロッパ旅行でケルトの史跡観光中、ガリア人とケルト人の関係は?とだれか言い出したとき、グループ内(皆そこそこの大学出てるはず)で誰も答えられるのがいなかった。
思い切ってガイドにフランス語で尋ねたやつがいて判明。
25年前に使った世界史の教科書を見たけどケルト人という用語がそもそもなかった。

実をいうとゲルマン人との区別もあやふやだった。

371: 世界@名無史さん
「実は○○は何人もいた!」シリーズ。
三蔵法師といえば玄奘っスが、もともと三蔵法師ってぇのは
『仏典を完璧にマスターしたド偉い坊さん』みたいな意味の称号で、
史上、玄奘の他にも何名かいるらしいっスね。
小生は最近知ったんスが、皆さんはいかが?

372: 世界@名無史さん
高校の世界史でやる話だと思うが。義浄三蔵も有名だしね。

375: 世界@名無史さん
ジャンヌ・ダルクの髪型が短髪だったというのを
この板に来て初めて知った。
教科書に載ってるジャンヌの画は全部ロングヘアー
だったもので。しかも割と有名な話だったのね。

377: 世界@名無史さん
ベルリンが旧東ドイツ内に位置してたって知らなかった
もっと西よりの国境にあったんで分断されたんだと思ってた

378: 世界@名無史さん
そうそう
俺もエルサレムみたいにちょうど国境線上にあって壁は国境の位置設置で
国境線上全てに壁があるもんだとばっかり・・・

あと西ドイツの首都は西ベルリンだと思ってた。
ボンって今どうなってるんだろう
京都みたいな感じ?

383: 世界@名無史さん
>>377,>>378
うわっ!何のためのベルリン大空輸作戦。。。

という私は、オーストリアとギリシアの間に(旧)ユーゴスラビアが
あるのがいつまでも感覚的に納得できなんだ。
オーストリア→ギリシア→ユーゴといつも思ってしまう。

393: 世界@名無史さん
>>378
西ベルリンて、やっぱ住んでた人は、凄い腹の据わった人たちだったんかなあ?

395: 世界@名無史さん
>>393
税金が安くて、兵役が無いとかで優遇されてたよ。

396: 世界@名無史さん
>>395
壁が落ちた直後に聞いた噂で、
兵役のがれで西ベルリンに来てた連中も、その特例がなくなって
年貢の納め時になる、という話があったが、結局どうなってんで
しょ、実際のところ。

397: 世界@名無史さん
377-378に関連して……
壁を乗り越えに失敗して亡くなった / 逮捕された人の数よりも、成功した人のほうが多い
亡くなったのは239人、逮捕されたのは約3130人、
対して、成功したのは国境警備兵574人を含めた5075人


スパイ小説に出てくる、鉄壁の警備網ってのはいったいどこにあったんだ……

399: 世界@名無史さん
>>397
ベルリンの壁はだんだん強化されていった。
最初はブロック塀と鉄条網程度で、アパートが壁の代わりになっていた箇所もあった。
最後にはこれでもかというくらいの大要塞地帯になった。

408: 世界@名無史さん
>>399
おお、じゃあ水も漏らさぬ警備ってのは実在したのか
よかった、これで安心してスパイ小説が読める

385: 世界@名無史さん
高校卒業くらいまで、ヨーロッパ(フランスとかそこらへん)は
ローマ時代から世界の先進国だと思ってたよ。

そうじゃないと判って、あらためてルネサンスの偉大さを知った。

386: 世界@名無史さん
ロベスピエールをロベス・ピエールと思い込んでる香具師が多い。
その昔ロベスピエール板荒らしてた奴も、同じ間違いを似非デュプレ嬢にまで指摘されてた。

387: 世界@名無史さん
違ったのか・・・
つか、どうしてもイギリス人なきがしてならん>ピエール
奴と被る

392: 世界@名無史さん
>>387
まあフランスでも変わった名前だし、当時三部会あたりでも最初は新聞にロッベス・ピエールとかロベール・ピエールとか書かれていたらしいですから。
しかもともと先祖が名乗ってたのはドゥロベスピエール。
もう沸けわからん。

402: 世界@名無史さん
中国旅行に行ってきた親戚の人、
「いやー、万里の長城がすごかった。二千年も前にあんなに長くてでかいのを
 つくる始皇帝とかいう王様はすごい人だなや。」

あのーー、現存する長城は400年前の明の時代のものなんですけど。

403: 世界@名無史さん
400年前じゃなくて500年前だな。
400年前はもうそんな国力は無くなっていたか。

405: 世界@名無史さん
始皇帝時代の長城は土を突き固めたもの。
明の長城は煉瓦積み。

どちらも、時の権力機構が長城を必要とし、維持管理をまめに行える力を持ち、
長城に守備兵団を常駐させることができる、
これらの条件がそろわなければ長城は壊され、崩されてゆく。

明の長城にしても、これを必要としなかった清の時代には
住民にとって適当な煉瓦採取場となっていた。

409: 世界@名無史さん
昨年12月14日、同僚と。

「赤穂浪士が吉良邸に討ち入って、同士討ちが一人もいなかったのは奇跡だよね。」
「何を言う、充分に衣装も顔も見えていたはずだよ。」
「だって夜中だよ。」
「あの時の天気と日付は知ってるよね。」
「12月14日で雪だよ、それが何か?」
「じゃ、明るい夜だったのは決まってるじゃないか。」
「どうして?」
「いいかね、14日は満月の前の日!一晩中14日の月が出てるの!そこへ雪。明るいに決まってるじゃないか。」
「どうして満月の前とわかるの?」
「あのね。旧暦の14日だよ。15日が満月。その前の日。」
「あー・・・そー・・・か・・・」

412: 山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM
>>409
江戸時代も一年三百六十五日だと思ってらっしゃるんでしょうか(笑)。
そういえば以前某雑誌で行われていた「次の大河ドラマの主人公は誰が
いい?」とかいう企画に、
天草四郎時貞。なんで四郎と時貞と二つも名前があるのか興味があるから。(30歳・会社員・男性)
とかいう意見が載っていたのにはずっこけました。

584: 世界@名無史さん
高校1年まで、万里の長城の全長は40,000kmだと思ってた。中国の里(華里? 支里?)なんぞ知らんての。
でも同時に地球の円周も知っていたから相当なおまぬけさんだ。

423: 世界@名無史さん
首都がヴァイマールだからヴァイマール共和国だととばかり。

443: 世界@名無史さん
IMFと間違えてIBMって書いた香具師がいて大笑いしたっけ。
で、テスト返ってきてそいつ曰く、「ICBMだっけ?」
周囲は笑い悶えた。

449: Ryuju ◆RlujhF6VrA
逆トリビアというか、現在進行形でやってしまうこと。
「ヤーノシュ」を「ヤノーシュ」と読む癖が未だに抜けない・・・。
某コテハン氏には非常に申し訳ない。
書いたら記憶の修正が効くかと思って書いてみる。

450: 世界@名無史さん
「テニスコートの誓い」のテニスコートがヴェルサイユ宮殿の一室であることを
最近知った。有名な絵でもしっかり屋内だったのに、なぜか屋外だと思い込んでいた。
そういえばアニメの「ベルサイユの薔薇」でも青空の下だったなあ。

482: 世界@名無史さん
グライダーが18世紀に完成してたなんて知りませんでした。

502: 世界@名無史さん
ローマ帝国のいわゆる「軍人皇帝時代」ほとんどの皇帝が暗殺や自殺などまともな死に方をしてないと習った時
「他の時代は大抵の皇帝が自然死だったんだな」と思ってた。
・・・実際はそれ以外の時代も大抵の皇帝が・・・

507: 世界@名無史さん
初めて英語を習ったとき、インド人=indianと教わって思ったこと。

~アメリカインディアンとインド人、縁もゆかりもないのに同じ呼び名かよ。
アメリカ人も気を使って別々の呼び方しろよな。インド人=indneseとか~

1 コロンブスの誤解等々
2 インドの方が新大陸よりはるかに古くからヨーロッパとの交流があった
3 英語の発祥の地は、イギリスであり、アメリカではない

以上3点を知らないと、このようになるわけだ・・・

517: 世界@名無史さん
フランス国旗は自由平等博愛の色だと思っていた。

フランスの国旗

フランスの国旗は通称トリコロールと呼ばれる旗。青は自由、白は平等、赤は博愛(友愛)を表すというがそれは俗説である。正式には白がフランス王家の色、青と赤はパリ市の紋章の色であり、三色が合わさり、パリと王家との和解の意味を表している。赤と青はフランス革命軍が帽子に付けた帽章の色に由来し、白はブルボン朝の象徴である白百合に由来する。


539: 世界@名無史さん
有りがちだろうが、ベトナム戦争をベトナムvs米国と思っていた。
これも南ベトナム解放戦線のおかげであります。

547: 世界@名無史さん
「ギルガメシュ叙事詩」は、「ギルガメッシュ・ナイト」のタイトルになるぐらい
かなりエロい物語なんだと思っていた。

みんな「ギルガメ」知ってるよね…?ちなみに漏れは女でつ。

558:世界@名無史さん   
WW2の枢軸国が
日本、ドイツ、イタリアのみと思っているひとは
相当数いるはず

559: 世界@名無史さん
ヨーロッパでは自動車を発明した人はゴットリープ・ダイムラーだと思っている人が多い。

アメリカでは自動車を発明した人はヘンリー・フォードだと思っている人が多い。

575: 世界@名無史さん
「プラザ合意」のプラザホテルを京王プラザホテルと
勘違いしてて笑われたことがありまつ・・・

レーガンさん亡くなったんで思い出したけど。

578: \(^w^ ウ [=+=]
サイパン、テニアン、バラオを日本が統治していたこと知らないで、行くヤツラ大杉。

583: 世界@名無史さん
漏れは高校一年のときまでチェルノブイリをチェイツノブリと読んでいたーよ。
アーーはずかし。

596: 世界@名無史さん
既出ネタだが、中学の頃カエサルをカサエルと思い込んでいた
原因は恐らく当時流行ってたエヴァンゲリオンのせいだと思う・・・

598: 世界@名無史さん
景徳鎮は人名だと思ってた

599: 世界@名無史さん
>>598
普通にいそう

604: 世界@名無史さん
スイスはスイス語を話すスイス民族の国で、カナダはカナダ語を話すカナダ民族の国で……
という具合に、国家・民族・言語は基本的に一対一対応しているもんだと信じきっていた。
今でも漠然とそう思い込んでいる日本人は多い気がする。
三言語話せることを「三カ国語話せる」なんて言いかたするのも、その現れなんだろう。

607: 世界@名無史さん
現在私は高2ですが、つい最近までチンギス・ハンとジンギスカンは別人だと思ってました。
こんな私はバカでしょうか?

617: 世界@名無史さん
>>607
どっかの板でみたけど、
ある中国人留学生は
ジンギスカン=羊の焼き肉 
チンギス・ハン=人名
で双方を別物と理解してたらしい。

611: 世界@名無史さん
カルタゴをアフリカ人の都市国家だと思ってたヤシがいたな

613: 世界@名無史さん
白人だろうが、黒人だろうが、アフリカに生まれたらアフリカ人じゃね?

614: 世界@名無史さん
アフリカ人といったら黒人しか想像しない香具師が多い

619: 世界@名無史さん
中学のときの社会科教師が今上天皇のことを平成天皇と呼んでたな。

あと英語の先生だけど、「中国の歴史は四千年、日本の歴史は現在199×年だから、もうすぐ二千年ですね」と言ってた人がいた
それは西暦だっての。

627: 世界@名無史さん
フランス革命後に貴族はみんな殺されたか亡命したと思っていたが、今でも社会的に名士として大半の家系が残っているということを聞いてびっくりした。

628: 世界@名無史さん
ド・ゴール大統領、ジスカール・デスタン大統領、クーブ・ドミュルビル外相、など
名前からして明らかな貴族。

647: 世界@名無史さん
最近までマラーはテルミドールの反動で
処刑されたと思っていた。

651: 世界@名無史さん
世界史をはじめるまで、イギリスはフランすの隣にあると思ってた

668: 世界@名無史さん 投稿日:2005/03/31(木) 11:23:31
ビルマはいつ滅亡したのかと、つい最近まで・・・・・
だからミャンマーてどこの独立国かと最近まで・・・・・orz

670: 世界@名無史さん 投稿日:2005/04/12(火) 20:20:43
サグラダ・ファミリアを桜田ファミリー(警視庁)だと思っていた。

673: 世界@名無史さん 投稿日:2005/04/12(火) 22:04:21
>>670
俺もずっとサグラダ=聖 ,ファミリア=家族
普通に「聖家族教会」だと長いこと気づかなかったな
なんとなくそういう固有名詞だと思い込んでいた

671: 世界@名無史さん 投稿日:2005/04/12(火) 20:23:51
オリヴィア・ハッセーをオリヴィア8世と・・・・前にも書いたか?

672: 世界@名無史さん 投稿日:2005/04/12(火) 20:36:28
ワルシャワ蜂起をずっとワルシャワの箒だと思っていた。

677: 世界@名無史さん 投稿日:2005/04/24(日) 09:17:51
領土がどんどん減っていったから、ジョン「欠地王」と呼ばれていると思ってた

691: 世界@名無史さん 投稿日:2005/06/14(火) 17:08:38
1639年の「鎖国」~1854年のペリー来航まで

外国が一切日本に来なかったものと思っておりました。
つまり日本が「鎖国だ」といえば外国も日本に来なくなるものと。
(平和憲法みたいなものですね。)

また、来てもモリソン号事件のように砲撃を受けて追い返される、
鎖国を幕末の攘夷論と全く同じと考えてしまったのです。

694: 世界@名無史さん 投稿日:2005/06/14(火) 17:40:38
私はずっと雍正帝(ようせいてい)の読みをなぜか「ようぜいてい」と思い込んでました。


引用元: ・世界史版 逆トレビアの泉







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