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1: 世界@名無史さん 2011/11/30(水) 23:24:30.20 0.net
大航海時代はポルトガルからインドのゴアまで手紙が届くのに何日かかった、みたいな
技術的な話から、通信技術の進歩により変化した人間関係、新しく生まれたり
消えたりした職業、社会システムなどの話まで。








3: 世界@名無史さん 2011/11/30(水) 23:32:47.67 0.net
>消えたりした職業

インターネットが流行り始めた頃は、接続するだけで1万とかとってぼろ儲けしていた個人業者が
たくさんいたが、接続が簡単になり、すぐにそういう仕事は無くなってしまった。

4: 世界@名無史さん 2011/11/30(水) 23:35:01.68 0.net
電話交換手ってのも、昔は花形職業だったのに、コンピュータ制御になって消えてしまったね。

6: 世界@名無史さん 2011/12/01(木) 02:34:45.63 0.net
タイタニック号沈没の際に無線で情報が世界を駆け巡ったことを知った少年が
電波通信の便利さに感動して後に大学で電波通信の研究者になった。
そして思った「音声と一緒に映像も電波で飛ばせないだろうか?」と。

この人こそ、世界発のブラウンカンテレビを開発したテレビの父こと高柳健次郎その人である。

8: 世界@名無史さん 2011/12/01(木) 13:39:41.62 0.net
海底電信ケーブルが出現する前は、フランスのマルセイユから黒海の
入口のコンスタンチノープルまで船便で16ー20日かかり、インドに至るには
更に1月程度が必要だった

11: 世界@名無史さん 2011/12/01(木) 21:52:30.74 0.net
伝書鳩はいるのに伝書犬はいないのは何故。

犬の帰巣本能は半端ないよ。
アメリカでは東部海岸から故郷の西海岸までたった数日で戻った犬さえいる。
日本でも新潟から東京へ連れ去られた犬が谷川岳を超えて帰ってきた事例もある。

12: 世界@名無史さん 2011/12/01(木) 22:09:49.34 0.net
空飛んだ方が早いし

13: 世界@名無史さん 2011/12/01(木) 22:28:18.17 0.net
ワンコは夜通し走れるが、鳩は鳥目なので夜は飛べない。
あと雨天や雪、大風の日も飛べない。
ワンコはどんな悪条件でも走れるし、臭いで受取人を判別さえできる。
コストパフォーマンスは遙かに上だ。

14: 世界@名無史さん 2011/12/01(木) 22:33:47.12 0.net
伝書犬って、今までどの国でも存在したこと無いの?

15: 山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte 2011/12/01(木) 22:42:23.34 0.net
>>14
『甲陽軍鑑』にある話ですが、太田三楽斎が訓練した犬を数頭飼育しており、
非常時には手紙をつけて放ったところ、人は捕まっても犬は辿りついたと
いうことです。

江戸時代に大坂の米相場を知るために、本当は禁止されていた伝書鳩を飼育
していた跡が、最近尾道の寺院で発見されていましたね。
見つかり難い場所にあり、寺の旦那であった豪商が利用していたらしい。

17: 山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte 2011/12/01(木) 22:46:13.62 0.net
個人的にこの手の話で印象深いのは、承久の乱の報せが、早馬により
4日で鎌倉にもたらされていたという話。
普段からの備えは大事ですね。

18: 世界@名無史さん 2011/12/01(木) 22:52:20.48 0.net
流石
日本で犬が使われていたってことは、当然他にも使っていた国はあったんだろうね。

23: 世界@名無史さん 2011/12/02(金) 04:08:08.88 0.net
第一次世界大戦で戦車が登場したとき、無線がまだ無いので連絡用に
伝書鳩が採用された。だが、戦車の中の騒音と振動で、ほとんどの鳩が
失神して小窓から外に出したとたんボテッと地面に落ち、つかえねー事がわかったとか。

24: 山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte 2011/12/02(金) 20:16:59.01 0.net
以前どこかで読んだ話ですが。
一番最初にイタリアがエチオピアに侵攻して撃退された際、エチオピア側は
侵攻された直後に太鼓による通信網を利用して、全土に動員をかけていたそ
うですね。兵力差もあった上に準備のいい相手とは、これは勝てない。

25: 世界@名無史さん 2011/12/03(土) 00:14:07.82 0.net
実用化された伝書動物は、鳩、犬、馬のみ?

26: 世界@名無史さん 2011/12/03(土) 00:52:36.56 0.net
>>25
馬は無いだろ馬は。
人を乗せていたらそれは伝書馬とは言わんし。

32: 世界@名無史さん 2011/12/03(土) 22:09:05.36 0.net
>>26
モンゴル帝国のジャムチ(早馬乗りの駅伝通信網)のシステムは、
モンゴル帝国滅亡後も受け継がれ続けて、
シベリア鉄道が完成するまで、ユーラシア東西間最速の通信システムだったというね。

34: 世界@名無史さん 2011/12/04(日) 19:43:32.92 0.net
狼煙っていつまで使用されていたんだろう?
電報の登場まで?

35: 山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte 2011/12/04(日) 23:39:51.10 0.net
元々は、戦場で上げる煙を指しましたが、江戸前期には昼の篝火に対する夜
の灯火を指し、江戸も後期になると夜の花火に対する昼の連絡用花火を指し
たと言いますから、ややこしいですね。
花火としての「のろし」の演習は、皮肉なことにペリー来航の前年まで佃島沖
で行事として行われていました。

狼煙、あるいは狼糞とも表記した様に、本来は狼の糞を燃料としたものです。
五月蝿いことを言えば、ニホンオオカミの絶滅してしまった現代では、再現
不可能ですね。
天保年間には、九州のオオカミは椎葉村のあたりなど一部を除いてほとんど
いなくなっていたそうです。
リスもクマも絶滅していたりする九州。

40: 世界@名無史さん 2011/12/05(月) 13:08:53.59 0.net
>>35
中国ののろしは狼糞だったが
日本のは文字だけときいたがどうなんですか?

52: 山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte 2011/12/08(木) 19:11:16.89 0.net
>>40
近世の文献でも、狼の糞は燃やせば煙がまっすぐに立つとされていますからね。
利用したと思います。それ以外の材料で試したものも「狼煙」と呼んだとしても
おかしくはありませんが。

46: 世界@名無史さん 2011/12/08(木) 12:28:30.64 0.net
アメリカ大陸横断には馬車で2週間程度が必要であり、
モスクワからウラジオストックまでは40-50日が必要だった

47: 世界@名無史さん 2011/12/08(木) 12:46:14.69 0.net
問題は、それがいつの時代か、じゃない?

48: 世界@名無史さん 2011/12/08(木) 16:56:41.43 0.net
>>46の例ならおそらく鉄道ができる前のことだろうからだいたい想像がつく。

50: 世界@名無史さん 2011/12/08(木) 19:03:07.30 0.net
馬車でのアメリカ大陸横断が2週間で済む?

ネタを言ってもらっちゃあ困る。

半年はかかるんだよ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ドナー隊

ドナー隊とは、1846年の春、アメリカの東部からカリフォルニアを目指して出発した開拓民のグループである。彼らは旅程の遅れのために、1846年晩秋から47年早春までシエラネバダ山脈山中での越冬を余儀なくされ、過酷な環境の中で多数の餓死者や凍死者を出した。生存者たちは、必然的にカニバリズム(人肉食)に走らざるを得なかった。
アメリカ西部への幌馬車による旅は、大抵の場合は6ヶ月を必要とする。しかしドナー隊はヘイスティングズ・カットオフと呼ばれる近道を選択したところ悪路に阻まれ、さらにワサッチ山脈やグレートソルト湖周辺の砂漠地帯を越え、ハンボルト川の谷に従って進みネバダ州に至る間に多くの幌馬車と家畜を失い、グループ内にも分裂が生じた。


52: 山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte 2011/12/08(木) 19:11:16.89 0.net
>>50
>エディは車を牽く牛をインディアンに殺されたため、馬車をやむなく遺棄した。
馬車と言いつつ、使っていたのは牛。
西部開拓時代、車は牛に曳かせたと馬車の歴史の本で読んだ憶えがありますが。

53: 世界@名無史さん 2011/12/08(木) 19:17:22.16 0.net
基本的に馬よりも牛の方が力が強く、性格も温厚で、なおかつ粗食に耐えうる。
だからスピードを必要としない運搬業務の際は牛が多用されていましたな。

日本でも内陸に米や塩を運ぶ牛方とか。

55: 世界@名無史さん 2011/12/08(木) 19:33:05.83 0.net
でも牛車でも馬車でも、昔の車は相当に乗り心地が悪かったろうな。

ゴムタイヤもサスペンションも無い。
おまけに路はガタガタ。
排気ガスとは無縁なのが救いだが。

昔の車酔いは、想像を絶する苦しみであったろうに。

58: 山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte 2011/12/08(木) 21:43:36.54 0.net
牛は貴族の牛車が有名ですが、農村部で子供が牛に荷車を曳かせ、自分も車
に乗る様子が、平安時代後期の絵に描かれていますね。
私も詳しくはないのですが、牛方は山、馬方は平地という印象があります。

馬は旅のためなら山中の長距離移動にも使われており、旅籠というのは本来
は馬の背の脇につける旅行用の荷(乾燥食料など)を入れた籠のことです。
鎌倉時代高貴に発明された馬専用の草鞋は、元々は山中を移動する際に重宝
されたもので、シーボルトやイサベラ・バードも記録しています。

>>55
以前読んだ本の内容ですが。
中世欧州で馬車が使われたのはパレードの時ぐらいで、旅行には馬に乗るか、
前後に牛を固定した輿を使用したとか。
実用的になったのは、枠内の箱を吊るすことで揺れを軽減したハンガリーの
コーチが15世紀に発明されてから。
これはすぐにフランス国王にも贈られたものの、16世紀末のパリですら実
用的な馬車は三台しかなく、当時の国王も「馬車が使用中なので外出は後日
に回す」というぐらいであったとか、書かれておりました。
乗り心地を考えなければ、馬車自体は存在したと思いますが。

アニメ『狼と香辛料』を見ていて気になったのは、馬車の乗り心地がやたら
よさそうな点でした。あれは部分的に中世風だったり、近代風だったり。

66: 世界@名無史さん 2011/12/09(金) 04:34:04.63 0.net
始皇帝が行幸の際に乗っていた車は車内の温度を自在に変えられる仕組みだったようだが、
結局乗り心地の悪さは改善できなかったのだろうな。

旅路での崩御の原因は、車酔いだったりして。

71: 世界@名無史さん 2011/12/13(火) 10:27:55.40 0.net
郵便制度が出来る以前、日本では飛脚制度が有名ですが、
諸外国ではどうしていたのでしょうか?

72: 世界@名無史さん 2011/12/17(土) 11:25:09.34 0.net
イギリスについては、ここが参考になる。
http://www.ki-dousen.net/modules/nsections/index.php?op=viewarticle&artid=166

多分、飛脚みたいなことやってたんだろうけど、

77: 世界@名無史さん 2011/12/25(日) 17:42:58.11 0.net
>>71>>72
郵便制度というか、切手が発明される前?
1840年に、世界で初めて郵便切手が発明される以前にも、国営郵便制度はあった。
ただ、非常に高価で非効率なものだったようだが。

それ以前の、切手を使わない郵便制度という意味ならよく分からない。

83: 世界@名無史さん 2012/01/10(火) 19:24:21.48 0.net
>>77
ヤマト運輸以前の小荷物宅配だと思えば実情はわかりやすいと思う。
今ではちょっと信じられないのだが、運送屋にとって
個人向けの小荷物宅配はゴミ扱いで利益なんか出るはずがないと放置されていた。
これをヤマト運輸が全国一律でマスの感覚でやることができたら
膨大な利益が出ることに気づいたのと同じだろう。
国家の力がそんなになかった時代は、手紙を一つ出すのにも一つ一つ
オーダーメイドで出していたから、コストが飛躍的に高くなったけど
国家が整備されてから切手一つで低コストで配達できるようになったから
膨大な利益が出るようになったと言うことだろう

79: 世界@名無史さん 2011/12/29(木) 10:27:55.08 0.net
なんか、ヨーロッパの飛脚に当たる時代ってぐぐっても全然分からないね。
服装とか道具のような習俗的なことはもとより、制度的なことの情報も、
少なくとも日本語では、ぐぐっても全然無い。

84: 世界@名無史さん 2012/01/10(火) 22:08:20.93 0.net
>>79
フォン・トゥルン・ウント・タクシス家でググってみ?
この一族350年間欧州の郵便事業を独占してたおかげて
現在でも欧州一の資産家だぞw

80: 世界@名無史さん 2011/12/29(木) 11:14:02.34 0.net
やっぱ馬車とか、馬で手紙を運んでいたんじゃないの?
日本みたいに、人が走ってってことは無いだろうね

163: 世界@名無史さん 2013/12/08(日) 13:17:52.54 0.net
>>80
マジレスするけど電信電報と海底ケーブルが発達するまでは
それはそれはニュース届くの遅かったんだよ

161 世界@名無史さん sage 2013/03/19(火) 23:46:04.67
1798-1891年における、ロンドンまでの情報伝達速度
出来事                 年    距離(マイル) 報道までの日数 伝達速度(マイル毎時)
ナイルの海戦            1798     2073       62         1.4
トラファルガーの海戦       1805      1100        17         2.7
インドのカッチでの地震発生  1819 4118 153 1.1
南京条約の締結          1842 5597 84 2.8
クリミア戦争中の
バラクラバでの英国騎兵隊突撃 1854    1646 17 4.0
セポイの反乱、デリーでの虐殺 1857 4176 46 3.8
天津条約の締結(中国)     1858 5140 82 2.6
リンカーンの暗殺        1865 3674 13 12
メキシコでの
マクシミリアン大公の暗殺    1867 5545 12 19
サンクトペテルブルクでの
アレクサンドル2世の暗殺    1881 1309 0.46 119
日本の濃尾地震 1891 5916 1 246
-------------------------------------------------------------------------------------------------
注:距離は大圏距離として算出

85: 世界@名無史さん 2012/01/11(水) 22:25:34.71 0.net
情報サンクス

>その配達距離も従来の飛脚とは比べ物にならないほどの優れたものでした。
http://www.onyx.dti.ne.jp/sissi/erz-102.htm

なんて書いてあったりするから、馬車以前は、日本みたいに人が走って運んでたんでしょうね。

86: 世界@名無史さん 2012/01/11(水) 23:01:10.94 0.net
槍で武装した、市の紋章をつけた飛脚がいたよね。

88: 世界@名無史さん 2012/01/13(金) 12:50:09.47 0.net
ヨーロッパの飛脚がどういうカッコウして走っていたのか知りたいな

138: 世界@名無史さん 2012/09/22(土) 22:06:31.00 0.net
>>88
市の紋章の入ったショルダーバックに荷物を入れていた。
護身用に槍を装備していた。

139: 世界@名無史さん 2012/09/22(土) 22:55:23.72 0.net
槍ってどれぐらいの長さ?
その辺りの情報が書いてある本の書名とか、サイトを教えてもらえるとありがたいんだけど。

140: 世界@名無史さん 2012/09/23(日) 00:47:11.65 0.net
槍はランスでは無くてスピアで、1.5-2.0mぐらい。
杖にしたり、川を渡るときにも利用。
多分阿部謹也の本。

90: 世界@名無史さん 2012/01/26(木) 21:47:09.57 0.net
eメールって筆跡とか関係ないから、なりすましが簡単にできたけど、
手書きの時代も結構そういうの多かったんだよね?
かなり頻繁に手紙をやり取りしている間柄以外は。

96: 山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte 2012/02/25(土) 19:56:34.75 0.net
>>90
偽手紙を書いて撹乱という手段はよくとられましたし、本朝の落款も証明の
ために書かれましたが、それも当然のことながら偽作が横行しました。

手紙の偽作が登場する「沼神の手紙」などと呼ばれる話型が、日本から欧州ま
で広く分布しておりますが、概要は以下の通りです。

人のいい男=Aが、Bに頼まれてDに手紙を届けに行く途中、Cに出会う。
CはAが開けてはならないと言われていた手紙を「A以外だからいいだろう」
と言って開封すると、Dに指示してAを害する内容が書かれていた。
そこでCは手紙の内容をAに有利になるように書き換え、Aは利益を得る。

といったもので、日本ではDは沼神や河童でBはその同類、Cは入定後も人々
を救っていた弘法大師であったりしますが、欧州ではBが国王でCが同情した
王妃であり、Aは処刑を免れて王女と結ばれる、などとなっています。
五筆和尚や夫の筆跡を知る人が救済者になっている、というのは考えすぎか。

97: 山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte 2012/02/25(土) 20:11:02.43 0.net
失礼、落款ではなく花押(中国のものは南北朝時代に発生。日本では平安期
以降。現代でも閣僚は使用する)でした。
書は勿論、書画の落款も専門家がいて偽作していましたが。
書や絵は別の人物が書いて、落款は印も含めて専門の偽者師がこしらえた。
今では昔のような巧い日本画家はおりませんが、古い絵で落款のない物を集
めてきて偽落款を入れさせる骨董業者はまだ健在だそうです。
昔ほど、日本画では儲からなくなりましたが。情報量も増えましたし。

105: 世界@名無史さん 2012/02/26(日) 01:35:52.02 0.net
>>97-98
その手のエピソードの最古のものは
アッカドのサルゴン王のエピソードになるのかな
あれは、手紙にサルゴンを殺せと書いてあった、とだけで続きが不明だけど

91: 世界@名無史さん 2012/02/13(月) 09:50:53.20 0.net
近代郵便制度の始まりについては、ここの
http://www31.ocn.ne.jp/~ysino/koekisi4/page010.html

「オランダ―バルト海との郵便制度の発達」の項が詳しいよ。

115: 世界@名無史さん 2012/07/08(日) 08:19:25.05 0.net
上の方では烽火のことは散々で照るのに、法螺貝、鐘、太鼓が出てないな。
戦国期、城と城の連絡や、城から城外にいる人間に対する連絡で使用されていた。

合戦時は、陣鐘、陣太鼓が使用された。

116: 世界@名無史さん 2012/07/18(水) 22:33:38.09 0.net
以前、タイムスクープハンターでやっていたが、
米相場情報を伝えるために、江戸中期ぐらいから旗信号が使われていた。

中継地点の山の山頂に人を配し、大阪から岡山まで18分ほどで情報が伝わったらしい。
昼は旗、夜は松明を使い、望遠鏡でそれを見て中継する。

左右どちらに振るか、またその回数でいろいろ取り決めできるので、狼煙に比べると
ずっと複雑な内容を伝えることができる。

119: 世界@名無史さん 2012/07/21(土) 02:26:33.36 O.net
通信関係ばっかりで心がザラッとするなあ…
往復書簡の話とか人間味のある話題ないのか?
たとえば、

イワン雷帝&クルプスキー公爵
アベラール&エロイーズ
デカルト&エリーザベト姫
オルレアン公爵夫人&実家の人々

往復書簡の執筆者たちは、日記作者、年代記作者とは違った形で機智や魅力を発揮してるのに、
あまり話題にされないのだ…

121: 世界@名無史さん 2012/07/22(日) 15:33:24.15 0.net
ヴィルヘルム2世とニコライ2世の大1次大戦直前の電報も面白いぞ。
君主だけでは政治を動かせない時代の君主の苦悩が見える。

123: 世界@名無史さん 2012/09/13(木) 05:01:53.00 0.net
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/08(土) 10:07:15.79 ID:fvR3D5Gp0

飛脚は江戸から大阪まで4日で走れた。

ビビった西洋の栄養学者が「肉も喰ってないのに……」と驚き、肉食わせたら
もっとすごいだろうと試したら飛脚が次々倒れたのは有名な話。

124: 山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte 2012/09/13(木) 22:02:41.24 0.net
一人が移動したのではなく、公儀の継飛脚でしょう。リレー形式でやったものです。
鎌倉時代の時点で早馬がほぼ同じ時間で伝達出来ていましたが、これもリレー。

126: 世界@名無史さん 2012/09/14(金) 13:28:21.51 0.net
イザベラバード読むと、日本人って庶民も含めてかなり筆まめだったらしいね。
ヨーロッパも手紙たくさん残ってるけど、それ以上頻繁に手紙書いてたってことのかな。

128: 世界@名無史さん 2012/09/14(金) 22:21:53.74 0.net
ヨーロッパには書簡体小説というジャンルがあるよ
というか初期の小説は皆だいたい書簡体だが・・・
リチャードソンの『パメラ』とか、ラクロの『危険な関係』とかが有名どころか


143: 世界@名無史さん 2012/09/25(火) 14:16:49.09 0.net
メッセンジャーバッグって、
軍の伝令からきているのだろうか?
それとも新聞配達人(ペーパーボーイ)からきているのだろうか?
もっと歴史が古く、市の飛脚からか?

144: 世界@名無史さん 2012/09/25(火) 21:56:57.75 0.net
>>143
下のサイトによれば、一番最初は電話架線工事夫のために生産されたショルダーバッグらしいよ。
http://www.messengerbag.jp/recommend/messengerbag/history/index.html

146: 世界@名無史さん 2012/09/26(水) 03:18:48.51 0.net
現代の意味でのメッセンジャーバッグって、自転車に乗るときにじゃまに
ならないように斜めの肩掛けにしたショルダーバッグの一種。

歴史的な意味でのメッセンジャーバッグって、文字通りメッセンジャーが
利用するバッグ。

前者だと自転車が前提だから起源をさかのぼるのは限定的だね。

148: 世界@名無史さん 2012/10/25(木) 09:03:40.66 0.net
486 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/10/25(木) 06:32:47.69 0
ノンフィクションではなく童話だけど、アンデルセンの作品の中に、
北欧の婆さんが、手紙代わりに、あり合わせの干鱈に文を書いて、
孫に持たせる、という一節がある。昔は実際にそういうことがあったのかもしれない。
北欧のタラは日本のより大きくて厚みがあるので、
文字を書いて持参するのも可能。

156: 世界@名無史さん 2012/11/18(日) 11:41:02.07 0.net
>>148
ロシアだと白樺の手紙

149: 世界@名無史さん 2012/10/25(木) 14:53:45.28 0.net
日本だと、石や空き缶でも切手を貼れば送ってくれる。
生ものや形状が安定しない物、壊れやすい物以外で、サイズ・重量の規格内なら、
送ってくれたはず。

158: 世界@名無史さん 2013/01/24(木) 11:32:11.07 0.net
伝書鳩って、昭和30年代半ばぐらいまでは朝日新聞でも通信手段として使われていたんだよね

159: 世界@名無史さん 2013/03/19(火) 23:40:52.92 0.net
10万年の世界経済史(下) 2009年 グレゴリー・クラーク著 日経BP より

地中海地域での情報伝達速度
時期    伝達の行程    距離(マイル) 所要日数  伝達回数  伝達速度(マイル毎時)
54-222 イタリア-エジプト   1323      56     23       1.0
1500  ダマスクス-ベネチア 1514      80     56        0.8
     アレクサンドリア-   1366      65     266       0.9 
     ベネチア
 リスボン-ベネチア   1189      46     35       1.1
     パレルモ-ベネチア   507      22 118 1.0
----------------------------------------------------------------------------------
出所:ダンカン=ジョーンズ、1990年、 7-29
注:距離は大圏距離として算出

160: 世界@名無史さん 2013/03/19(火) 23:42:28.65 0.net
10万年の世界経済史(下) 2009年 グレゴリー・クラーク著 日経BP より

地中海地域での情報伝達速度
時期    伝達の行程    距離(マイル) 所要日数  伝達回数  伝達速度(マイル毎時)
54-222 イタリア-エジプト   1323      56     23       1.0
1500   ダマスクス-ベネチア 1514      80     56        0.8
      アレクサンドリア-   1366      65     266       0.9 
      ベネチア
      リスボン-ベネチア   1189      46     35       1.1
      パレルモ-ベネチア   507      22 118 1.0
----------------------------------------------------------------------------------
出所:ダンカン=ジョーンズ、1990年、 7-29
注:距離は大圏距離として算出

161: 世界@名無史さん 2013/03/19(火) 23:46:04.67 0.net
1798-1891年における、ロンドンまでの情報伝達速度
出来事              年    距離(マイル) 報道までの日数 伝達速度(マイル毎時)
ナイルの海戦           1798     2073       62        1.4
トラファルガーの海戦       1805 1100 17 2.7
インドのカッチでの地震発生  1819 4118 153 1.1
南京条約の締結          1842 5597 84 2.8
クリミア戦争中の
バラクラバでの英国騎兵隊突撃  1854     1646 17 4.0
セポイの反乱、デリーでの虐殺  1857 4176 46 3.8
天津条約の締結(中国)     1858 5140 82 2.6
リンカーンの暗殺        1865 3674 13 12
メキシコでの
マクシミリアン大公の暗殺    1867 5545 12 19
サンクトペテルブルクでの
アレクサンドル2世の暗殺    1881 1309 0.46 119
日本の濃尾地震 1891 5916 1 246
-------------------------------------------------------------------------------------------------
注:距離は大圏距離として算出

164: 世界@名無史さん 2013/12/08(日) 13:18:38.45 0.net
161 世界@名無史さん sage 2013/03/19(火) 23:46:04.67 0
1798-1891年における、ロンドンまでの情報伝達速度
出来事       年    距離(マイル) 報道までの日数 伝達速度(マイル毎時)
ナイルの海戦           1798     2073       62         1.4
トラファルガーの海戦       1805      1100        17         2.7
インドのカッチでの地震発生  1819 4118 153 1.1
南京条約の締結          1842 5597 84 2.8
クリミア戦争中の
バラクラバでの英国騎兵隊突撃 1854    1646 17 4.0
セポイの反乱、デリーでの虐殺 1857 4176 46 3.8
天津条約の締結(中国)     1858 5140 82 2.6
リンカーンの暗殺        1865 3674 13 12
メキシコでの
マクシミリアン大公の暗殺    1867 5545 12 19
サンクトペテルブルクでの
アレクサンドル2世の暗殺    1881 1309 0.46 119
日本の濃尾地震 1891 5916 1 246
-------------------------------------------------------------------------------------------------
注:距離は大圏距離として算出

177: 世界@名無史さん 2015/02/07(土) 11:33:53.48 0.net
自らを窮地に陥れる手紙を、自分で届けることをギリシャ神話の逸話
(プロイトスがリュキア王に送った手紙をベレロポーンが届けた)から、
「ベレロポーンの手紙」って言うけど、似たような話が日本昔ばなしにもある。

かっぱに貰った宝物って話で、かっぱがカボチャの汁で書いた手紙(炙り出しするまでは字が見えない)
に、この男は美味そうだから食え、って書いてあったのを山伏が見破る話。

181: 山野野衾 ◆qDubHAi3S/a/ 2015/02/08(日) 23:45:59.19 0.net
>>177
「すりかえられる手紙」という型で、日本では「沼神の手紙」という名称でまとめられています。
日本では水神系の存在が手紙の送り主と受け主であり、代わりに手紙を見て助けるのは弘法大師
などにされていますが、欧州でも「王が『この男を殺せ』という手紙を送ったのを見た王妃が書
き換えて『王女の婿にせよ』にした」という話になっているものがあります。
日本の場合は水系統の信仰が関係するが、欧州はそうでもないのが違い。

189: 世界@名無史さん 2015/09/22(火) 09:11:18.37 O.net
>>181
>王が『この男を殺せ』という手紙を送ったのを見た王妃が書 き換えて『王女の婿にせよ』にした

王様仰天。

182: 山野野衾 ◆qDubHAi3S/a/ 2015/02/08(日) 23:51:05.35 0.net
水神に手紙を届ける使いを頼まれる話は、中国では『捜神記』以降の志怪小説や随筆に
見られる様ですが、すり替えや使いへの害意は無い様です。
異なる二つのお話が合わさって、日本の「沼神の手紙」になったのかもしれません。

187: 世界@名無史さん 2015/07/03(金) 12:50:32.57 0.net
夏目漱石の「吾輩は猫である」を読むと、今でいう電子メール感覚ではがきを使っていたことがうかがわれる。
しょーもない話を、「こんなことがあった」と友人に書き送っている。

194: 世界@名無史さん 2015/10/17(土) 00:20:47.31 0.net
>>187
明治時代の女学生が友達に手紙を書いているが、午後に、郵便で届けず直接会って手渡している。
心や気持ちや思考の整理として有効な手段として活躍している。

イングランド中世末のパストン家書簡では手紙を届けに来た人に直接詳細を聞けという内容を
手紙に書いている。この場合、書き手の保証効果だろうか。

191: 世界@名無史さん 2015/10/14(水) 06:08:44.43 0.net
今はメールだからな
時代もかわった

192: 世界@名無史さん 2015/10/14(水) 08:48:43.41 0.net
メールの時代ももう終わってきてない?
若い子はeメールなんて滅多に送らんでしょう。

193: 世界@名無史さん 2015/10/17(土) 00:14:04.48 0.net
そうか、やはり今はLINEとかになってきているのかな・・・

195: 世界@名無史さん 2015/10/17(土) 08:45:12.96 0.net
>>193
各種SNSのメッセージ機能だよ

198: 世界@名無史さん 2016/01/09(土) 13:17:01.32 0.net
地中海地域での情報伝達速度
左から「時期、伝達の行程、距離(マイル)、所要日数、伝達回数、伝達速度(マイル毎時)

54-222 イタリア-エジプト 1323 56 23 1.0
1500 ダマスクス-ベネチア 1514 80 56 0.8
1500 アレクサンドリア-ベネチア 1366 65 266 0.9 
1500 リスボン-ベネチア 1189 46 35 1.1
1500 パレルモ-ベネチア 507 22 118 1.0

---------------------------------------------------------------------------

1798-1891年における、ロンドンまでの情報伝達速度
左から「出来事、年、距離(マイル)、報道までの日数、伝達速度(マイル毎時)」の順

ナイルの海戦 1798 2073 62 1.4
トラファルガーの海戦 1805 1100 17 2.7
インドのカッチでの地震発生 1819 4118 153 1.1
南京条約の締結 1842 5597 84 2.8
クリミア戦争中のバラクラバでの英国騎兵隊突撃 1854 1646 17 4.0
セポイの反乱、デリーでの虐殺 1857 4176 46 3.8
天津条約の締結(中国) 1858 5140 82 2.6
リンカーンの暗殺 1865 3674 13 12
メキシコでのマクシミリアン大公の暗殺 1867 5545 12 19
サンクトペテルブルクでのアレクサンドル2世の暗殺 1881 1309 0.46 119
日本の濃尾地震 1891 5916 1 246
注:距離は大圏距離として算出


出所:ダンカン=ジョーンズ、1990年、 7-29
10万年の世界経済史(下) グレゴリー・クラーク著 (日経BP)より

引用元: ・【手紙】コミュニケーションの世界史【通信】