51MXjzAh41L


1: 天之御名無主 04/08/29 12:30
イザナギが根の国(黄泉)を脱出する際に菊理媛が「何か」を告げイザナギはそれを誉めた。

このとき菊理媛はいったい何を告げたのだろうか?
みんなで考えてみましょう。

菊理媛神

菊理媛神、又は菊理媛命(ククリヒメのカミ、ククリヒメのミコト、キクリヒメのミコト)は、日本の神。
加賀国の白山や全国の白山神社に祀られる白山比咩神(しらやまひめのかみ)と同一神とされる。
日本神話においては、『古事記』や『日本書紀』本文には登場せず、『日本書紀』の一書(第十)に一度だけ出てくるのみである。



【原文】

及其与妹相闘於泉平坂也、伊奘諾尊曰、始為族悲、及思哀者、是吾之怯矣。

時泉守道者白云、有言矣。曰、吾与汝已生国矣。奈何更求生乎。吾則当留此国、不可共去。

是時、菊理媛神亦有白事。伊奘諾尊聞而善之。乃散去矣。




【解釈文】

その妻(=伊弉冉尊)と泉平坂(よもつひらさか)で相争うとき、伊奘諾尊が言われるのに、「私が始め悲しみ慕ったのは、私が弱かったからだ」と。

このとき泉守道者(よもつちもりびと)が申し上げていうのに、「伊弉冉尊からのお言葉があります。『私はあなたと、すでに国を生みました。なぜにこの上、生むことを求めるのでしょうか。私はこの国に留まりますので、ご一緒には還れません』とおっしゃっております」と。

このとき菊理媛神が、申し上げられることがあった。伊奘諾尊はこれをお聞きになり、ほめられた。そして、その場を去られた。







2: 天之御名無主 04/08/29 13:40
受胎告知?イザナギの性別を考えると「?」だけど、この直後三貴子がイザナギの手で生れることになるのは確かだし。

11: 天之御名無主 04/08/30 22:20
>>2
いい感じだけど、あの場所で言うようなことだろうか?

6: 天之御名無主 04/08/30 00:12
生あるものは生者の国に、死せる者は黄泉の国に暮らすのがよろしいでしょう

といった事をやんわりと諭したとか。・・・文学的妄想です。

8: 天之御名無主 04/08/30 01:54
これは神道の謎の中でもとても深遠な謎ですよね。
白山神社にイザナギ、イザナミと共に祭祀される菊理姫。

菊の理(ことわり)を説いたとか?
では菊のことわりとは何か?
誰か教えて・・・・。


10: 天之御名無主 04/08/30 13:13
死人が起きあがって良からぬことをせぬよう括りまする。と言ったんじゃないの。
と、星野之宣の「宗像教授伝奇考」シリーズにありましたが如何。

12: 天之御名無主 04/08/30 22:21
>>10
イザナギが黄泉の国の道をふさいだ後なので、もう括る意味はないんじゃないかと。

14: 天之御名無主 04/08/31 22:07
天皇家の御紋が菊なのも関係あるの?

15: 天之御名無主 04/08/31 22:23
あれはどっかの天皇が菊好きだったから

19: 天之御名無主 04/09/01 20:45
「カルラ舞う!」の作者が、菊理姫は、串刺しにされ神の生贄となった女性と解釈していた。
それなら

「私が贄となり、イザナミ様をお慰めいたしましょう」
かな……。

20: 天之御名無主 04/09/01 22:04
>>19
それなら菊門媛が神社で祭られるのもわかる気がするね。

21: 天之御名無主 04/09/03 16:56
>>19
「検証 四谷怪談 皿屋敷」だね
よく調べてあるし俺も好きな本だけど、牽強付会な感じは否めない
人頭祭は永久保氏お気に入りのネタらしく伝奇屋事件簿という漫画でもネタにしてるが日本での祭事の跡が見つかってない以上、飛躍しすぎというか都合の良いパーツのみを集めたとみられても仕方ない。

漫画としては非常に面白い構成だが、論文にはならないと思う。

22: 天之御名無主 04/09/03 17:00
あ、あと参考までに
菊理姫ネタの漫画は星野之宣氏も面白い解釈をしてる。
こちらも論拠としては弱いが、漫画としては面白いと思う。

個人的には菊理姫が何を言ったのかでなく
日本書紀が参考とした書、あるいは口伝がどこの部族に伝わっていたのかとか
それはどんな伝承だったのかに興味があるな。

関係ないが、面白いのは「菊理」という苗字が現在もちゃんとあるんだよね。
やはり白山信仰の残滓なのかな?
27: 天之御名無主 04/09/07 00:07
>>21
>論文にはならないと思う。

論文にこだわらないで自由な発想でいいんじゃないかと思う。
日本書紀が参考とした書というと聖徳太子が編纂したものと記憶している。
その書もいつだったか焼失している。
とりあえず自分が持っている物部氏の歴史書「先代旧事本紀」は日本書紀の記述と一緒。


29 天之御名無主 04/09/10 19:54:49
 ((Y))
3・∀・)3 < 蘇らぬように、死人を括りましょう!

菊理媛

30: 天之御名無主 04/09/10 19:54:49
>>29
 ((Y))
3・∀・)3 <死に穢れたる者。恨みもつ屍がこの世に迷い出ぬように、死人を括りまする!
菊理姫

31: 天之御名無主 04/09/10 19:54:49
死が穢れって考えるのには個人的には反感を覚えるんだがな。
まあ、神道ではそうなんだろうけどさ。
40: 天之御名無主 04/09/14 11:23:34
>>31
「穢れ」というより「気枯れ」ね。
病気とかで元気がなくなることを嫌ったようです。
同様に血を出している人も嫌ったようで
だから月経のある女性を「穢れ」と扱ったそうです。

41: 天之御名無主 04/09/15 13:56:34
>>40
死=「気枯れ(ケ枯レ)」という考えもあるけど、その考え方が全面的に正しいわけじゃないんじゃないですか。
そういう論を展開している民俗学の大御所もいらっしゃるけど、あくまでもいくつかある論のうちのひとつであって。
死=「気枯れ」という論立てだけじゃ矛盾する事象とかもあるし。
めんどくさいし、よくわかってないからこれ以上は言わないけど。


44: 天之御名無主 04/09/16 10:00:39
>>41
とある神道系の体験修行で言われた言葉です。
実際に神道の現場で使われているものと思ってください。
ちなみに新興宗教じゃないですよ。

>いくつかある論のうちのひとつ
同感です。

56: 天之御名無主 04/10/19 03:13:17
他に出番のない菊理媛の唯一の台詞が歴史書から抹消されたのは不可解。
どんな理由であぼーんされたのか、という点からその台詞を推察して。

221: 天之御名無主 2009/09/25(金) 23:27:55
>>56
天皇一族にとってよくないこと(縁起の悪い言葉?隠しておきたいこと?)をいったんだろうか。
でもそれならそもそも登場させなければよいわけで。
白山信仰がでかくなりすぎて無視するわけにもいかなくなってたのかな。

74: 天之御名無主 05/03/12 22:58:12
やっぱり内容が落ちているのはわざとと考えたほうが妥当ですかね
面白いなあ

77: 天之御名無主 05/03/19 12:28:13
わざと、というよりも書紀編纂のときには
既にその伝承の大部分と本意が失われていた、に一票!

>>22にも「菊理」姓があるからちょっと調べてみたんだけど(エロゲ声優に[菊理ちさと]という人がいた)
どうも「菊入」「菊理」「菊池」「菊地」の根っこの部分は同じ可能性がある。(あくまで可能性です)
もともと安倍氏系のククチ(久久智)氏と繋がりあるらしい。
遡れば古くは木の神・久久能智や大気都(おおけつ)比売の子・久久年などとも繋がるかも。

で、どうやら久久智氏は「括る(括られた)」+「土地」(別説では「霊・みたま」)が本義らしく
佳字として「菊」の字を当てたらしい。
(菊理媛が「聞く(聞き入れる)」+「理(り・ことわり)」媛との説もあるけど、微妙)
その際、字の当て方によってククチ・ククリからキクチ・キクリ・キクイリに音韻変化した…と考られる。
だから菊入と菊理は殆ど同族出身なんだと思う。

それから、菊理氏が祀っていたから菊理媛命と呼ばれたのか
菊理媛命を崇拝していたから菊理氏の名を継いだのかは正直分かんない。
今じゃ菊理媛よりも白山姫神の名の方がよく知られているし
菊理氏と白山氏の関係は調べてないから知らない…誰か知ってる人いません?

81: 天之御名無主 05/03/20 16:19:51
>>77
どちらも旧名が「クク」という点は同じですが菊池氏と菊理氏は全く別の出自をもつそれぞれ別の一族です

菊池氏は肥後菊池郡の出で倭名類聚鈔(和名抄)に載る「久々知」に相当し、
この土地と氏族がふるくは「ククチ」と称されていたのは間違いないようです
ククチ氏は続日本紀の文武天皇2年5月に「鞠智(くくち)三城を繕治せしむ」というのがあります
また姓氏録に「久々智、安倍朝臣同祖」とあり、また先代旧事本紀の国造本紀に
「筑志(筑紫)国造 安倍臣同祖大彦命5世孫」とあることから、菊池氏は筑紫安倍国造庶流と言われています
一方の菊理氏は美濃国可兒郡久々利(ククリ)が出自で土岐氏由来の一族です
土岐氏はご存知のように清和源氏系で美濃国土岐出身で久々利もすぐ近隣にあります

旧事紀や和名抄に「菊麻(上総国市原郡)」という地が「ククマ」と呼ばれていた一方で
豊前国企救郡(規矩郡)より興った規矩氏の読みが「キク」であることを考慮すると、「キク」には
『クク=菊』派と『キク=規矩』派の二系統があり
また企救郡に居住した物部氏が「聞(キク)物部」と呼ばれていたようで、
旧事紀天孫本紀に「天物部等二十五部人」に聞物部が挙がっています
そこから発生した一族に「聞(キク)氏」がいることが拾芥抄などにも載っています
大別するとこうなります
・クク=菊    ……後に佳字として「菊」の字を当てた後に「キク」と呼ばれた
・キク=規矩=聞 ……当初から「キク」と呼ばれていた

とは言え、古代地名由来の辞書などを引くと字は区別してあるもののその意味するところは同じらしく
「クク・キク」という語の意味は、クキ(岫)の意で屈曲した地形・洞穴・窪地とのこと
関連地名として「鞠」「企救」「喜久」「菊」「規矩」「聞」「幾久」などが挙げられていました

72: 天之御名無主 05/02/28 22:24:36
こんにちは。
私は、当該の一書は、日本神話に何度か出てくる「異界から帰還した英雄が、敵に王権を認められ、子孫繁栄を寿がれる」パターンの一例だと思っています。
(他の例は、大国主神、山幸彦。タンホイザーや旧約聖書のカインもひょっとしたら)
だから、菊理姫が言ったのは新たな王への祝福。
内容が落ちているのは、時の権力者が(天照大神の子孫ではあっても)伊弉諾尊の後嗣ではなかったから。と考えています。


80: 72, 79 05/03/20 13:31:15
私は、伊弉諾尊の黄泉国訪問は、

- 大国主神の根の国訪問、つまり出雲の王権神話
- 伊弉諾尊の国産み、つまり淡路島の創世神話

を、天孫神話(筑紫の王権神話)の前段に組み込むべく、記紀編纂時に書き加えられたものなのではないか、と疑っています。

そこで、菊理媛神がどこで信仰されていたかわかれば、私の疑いが間違っているか正しいか判断する手がかりになると思います。
菊理媛神についてよい情報源をご存知でしたら、どうかお教えください。

疑惑の理由は、

- 伊弉諾尊は淡路島の神なのに(記紀編纂時にすでにそこで祀られていたのですから、移動してきたのではなく、もとからそこにいたわけです)、天地の支配権を筑紫の神に委譲していること
- 大国主神が試練を乗り越え王権を認められる神話と、同じ黄泉比良坂を舞台にしていること。にもかかわらず、その先にあるとされる黄泉国と根の国の性格に著しい違いがあること

以上です。

85: 72 05/03/21 01:01:32
自凝島神社
ttp://www.freedom.ne.jp/onokoro/
にて、菊理媛神が、菊理媛命として、ご祭神・伊弉諾命、伊弉冉命両所とともに祀られているのを発見しました。ご神徳は良縁堅固・夫婦和合・安産の塩砂・健康長寿。
ちょっと違和感あるメンバーとロケーションでしょう?
もし、この神社がとても古くからあり、もとから菊理媛命が合祀されていたならば、つまり、菊理媛神が、本来淡路島のパンテオンに属する縁結びかなんかの神様であって、出雲の黄泉比良坂とは関係が無かったならば‥‥
伊弉諾尊に関する記紀神話は、本来無関係な物語を継ぎ合わせたものだという疑いがさらに強まるのですが、一例だけではまだなんともいえませんな。

86: 天之御名無主 2005/03/21(月) 12:55:49
>>85
んー、どうなんでしょう。
ただ菊理媛と伊弉諾・伊弉冉を主祭神として祀る神社は白山系を除いたとしても数は多くありませんが全く無いという訳でもなさそうです。
例えば延喜式神名帳に載る伊勢国の貴志神社も菊理媛・伊弉諾・伊弉冉を合祀してます。

ただ伊弉諾・伊弉冉も菊理媛もそれぞれ「縁結びの神」として民間に知られていたので後世になってから別の理由で祀られた可能性もありますし、その辺を調べてみる必要がありそうです。


88: 天之御名無主 2005/03/23(水) 17:21:50
菊理姫のセリフ、ウエツフミにあったような気がするが誰か原文引用できない?
もれは実家に置いてきて見れない。

91: 天之御名無主 2005/03/26(土) 16:19:54
>>88
ウエツフミ研究の第一人者田中勝也氏のサイト
ttp://www.din.or.jp/~uetufumi/
ttp://cgi.coara.or.jp/~fukura/uetufumi/index.html
※リンク切れ
 
ここで全文検索できるみたいだから、検索してみたけど
「くくりひめ」「くくり」「きくり」のいずれも菊理媛は検索できず…。
ただ、「しらやま」で検索すると白山比古wがヒットした。

>T13-S15-L23
> みめとなし みとのまくばいして うましめまつるみこのみなは しらやまひこのみこととまを
>(御妻となし 美斗の麻具波比して 生ましめまつる御子の御名ハ 白山比古の命とまを)
>
>T13-S15-L24
>めまつるみこのみなは しらやまひこのみこととまをす これのみこ あめのくにかかすのみことのみむすめ とやま
>(めまつる御子の御名ハ 白山比古の命とまをす これの御子 天之国懸の命の御娘 戸山

ウエツフミは古史古伝だから気にも留めてなかったけど、ちょっと読んでみたくなった。

89: ◆GUNBOYdbqE 2005/03/24(木) 21:19:47 ID:??? BE:46122236-#
きくりひめは土岐氏とつながりがあるのか?

90: 天之御名無主 2005/03/25(金) 14:37:13
菊理媛と繋がりがあるかどうかは解らないが土岐氏系図に拠れば「土岐頼清──康貞──行春(久々利)」とあって行春なる人物が久々利の名を拝命。
地図を見ても土岐市と可児市(久々利町)は山を挟んでいるが近い地形関係にある。
昔から何らかの繋がりがあったのは確かだろう。

久々利城なんてのもあった。

94: 天之御名無主 2005/03/28(月) 04:09:58
もしかしたら菊理姫自体は元々賽の神として存在し黄泉と現世の行き来を管理する神だったんじゃなかろうか

イザナギの仕事である国産みに必要な完全な神を産み出す因子としてイザナギだけでは不十分で
イザナミの持つ何かが必要であったとしたら
イザナギは彼女にその方法や準備を頼み黄泉へ下ったと思う(クシ、ヒモ、モモは準備されたものだったり)

結果的にはヒルコではない三貴子を授かったという事実から
菊理姫がお膳立てしたイザナギとイザナミの接触は成功したとみる事もできる

95: 天之御名無主 2005/04/12(火) 02:14:35
イザナミはイザナギを殺そうとした。しかし、それは愛から来る殺意である。
イザナミはイザナギと一緒にいたいと願うが今の状況では無理。だから同じ国の住人とする為にイザナギを殺そうとする。
しかしイザナギは醜い妻を見てしまってからは愛が覚めた。全てを捨ててまで妻と一緒にいるつもりなどさらさらない。
女の執念とはものすごいものでイザナギはイザナミが大人しく引き下がってくれるとは思っていない。
そこでククリノヒメがイザナギに化けてイザナミと一緒に暮らす事を申し出る。イザナギはイザナミの呪縛から解放されるので喜ぶ。
イザナミにとってみると実物ではないにしろイザナギとの暮らしを取り持ってくれた事になる。このことから縁結びのカミとしてまつられる。
ってのが今俺が考えた説

96: 天之御名無主 2005/04/12(火) 20:02:16
でもイザナギとククリヒメは性別違うし。ククリヒメはどちらかというとイザナミに近いんじゃない?
巫女にしろ生贄になるにしろ。

99: 天之御名無主 2005/04/21(木) 22:14:15
ククリ姫とオオカムヅミの関係も興味がある。

坂本の桃の木が擬人化されたものがククリ姫だとしたら、「汝 吾を助けしが如く (中略)患い惣む時 助くべし」で名を賜ってオオカムヅミのミコトとして神とした事が「誉む」に当たるんじゃないだろうか。

だとしたら、古事記のオオカムヅミと日本書紀の菊理媛は同一神格である事もありえる。

オオカムヅミ

オオカムヅミ(オオカムズミ)は、日本神話に登場する桃である。

『古事記』では黄泉の国の条に登場する。イザナギ命が、亡き妻のイザナミ命を連れ戻そうと、死者の国である黄泉の国に赴くが、失敗して8柱の雷神と黄泉軍に追われる。地上との境にある黄泉比良坂(よもつひらさか)の麓まで逃げてきた時に、そこに生えていた桃の実を3個取って投げつけると、雷神と黄泉軍は撤退していった。

この功績により桃の実は、イザナギ命から「オオカムヅミ命」の神名を授けられる。そして、「お前が私を助けたように、葦原の中国(地上世界)のあらゆる生ある人々が、苦しみに落ち、悲しみ悩む時に助けてやってくれ。」と命じられた。


101: 天之御名無主 2005/04/24(日) 05:44:46
>>99
女神格にミコトの名って他に有ったっけ?

でも桃の花が女神格で果実の方が男ってのはあるかも。

102: 天之御名無主 2005/04/24(日) 17:55:31
阿邪美都比売命(あざみつひめのみこと)
阿邪美能伊理毘売命(あざみのいりびめのみこと)=薊瓊入姫
阿比良比売命=吾平津媛
☆天宇受売命=天鈿売命
飯野真黒比売命(いいぬまくろひめのみこと)
伊賀迦色許売命(いがかしこめのみこと)=伊香色謎命
伊賀比売命
☆伊弉冉尊=伊邪那美神
伊斯許理度売命(いしこりどめのみこと)=石凝姥命
 ・
 ・
 ・

結構あるよ>女神格でミコト

104: 天之御名無主 2005/05/09(月) 14:03:26
舞台になった地域は、「言う」(=言屋社=揖屋神社)や「読む」(黄泉=夜見、月読)とかの言葉が多い。菊理姫も「聞く」の意味があるのでは?

110: 天之御名無主 2005/05/15(日) 12:52:52
>>104
そういう説もある
が、昔から菊理姫は「ククリヒメ」と読まれてきた

105: 天之御名無主 2005/05/09(月) 23:58:33
>>1
日本書紀をふつうに読めばけっこう簡単に推測できるでそ。

いざなぎが黄泉に留まろうとしたのに
菊理姫の言葉をきいてやっぱりやめたというのだから
「地上に帰るべきだ」という意味のことをいったに決まってる。

108: 天之御名無主 2005/05/10(火) 23:22:36
>>105
それで誉めるか?

109: 天之御名無主 2005/05/11(水) 00:21:56
いざなぎは妻を慕うあまりに黄泉に留まろうとして
その間違いを気付かせてくれたわけだから、誉めることもあるだろう

121: がいやまん 2005/07/14(木) 10:56:32
考えようによっては、この話は男性司祭者で大王的レベルのものがが葬礼を行うことを
禁じ、アマテラス神話とか、ヒミコの登場を正当化する根拠となったのかもしれない。

137: sage 2005/09/06(火) 11:22:34
イザナギがイザナミと黄泉津平坂で争う中で、イザナギは悟る。
「わたしがイザナミの死を悲しみ、思い偲んだのはわたしが弱かったからだ」

そのとき黄泉の国から誘惑の声が響く。
「イザナギのミコトよ。おまえはイザナギと共に世界を造り固め、たくさんの
神々を生んだ。もはや地上でおまえになすべきことはない。
これ以上生を求める理由もないだろう。おまえは自分の使命を成し遂げたのだ。
これからはこの黄泉国にイザナミと共に住めばいい」

その時どこからか菊理媛(ククリヒメ)が現れ、イザナギに何かを告げる。
ククリヒメがイザナギに何を告げたのかはわからない。しかしククリヒメの話を
聞いたイザナギはククリヒメを誉め、誘惑を退けて地上に戻ることを決意する。

142: 名無しさん@そうだ選挙に行こう 2005/09/10(土) 17:15:29
菊理媛の言葉の後、『お互いが納得して帰って行った』のに、『その後、イザナミは日に千人の人間を食らい、イザナギは日に千五百の産屋を建てた』とあるのがよくわかりません。
『』内のどちらかの内容に誤りがあるのでしょうか?

143: 名無しさん@そうだ選挙に行こう 2005/09/10(土) 19:59:35
現世から黄泉に日に千人の人身御供(死者)を捧げるって事で話がついたんだよ、きっと。
そのかわり千人分の新たな誕生も妨げられないと。

144: 142 2005/09/10(土) 21:20:32
>>143
それが…

イザナミ:「こうなれば、これからは汝の国の人草を日に千頭くびり殺さん」
と呪いの言葉を掛けたのに対して
イザナギ:「それならば、こちらは日に千五百頭(棟?)の産屋を建てる事にしよう」と答えて

実際、それ以降は、毎日に千人が死に、千五百人が生まれる事になった

とあるので
どうして、菊理媛の仲裁における例の一言に両者が納得して別れたのに、上記のような事は起こるようになったのかがよくわからなく思ったのでお尋ねしました。
もしかすると、菊理媛のその一言は、仲裁には全く関係の無い、明後日の方向を向いているような内容だったのかもしれない、などとも思っています。

148: 天之御名無主 2005/10/22(土) 13:24:14
>>142
何か勘違いされてますが・・・

菊理媛が出てくるのは日本書紀だけですが、
日本書紀は一書という別伝・別説を多く載せているにすぎません
そして菊理媛はあくまでその「別伝」の中にだけ登場する神です
>>142のいう「日に千人云々」は菊理媛の登場する一書では伝えていないので
別段、話の中で矛盾がある訳ではないのです

古事記のように一つのストーリーがあるのではなく
「こういうお話も伝わっています」というのが日本書紀です

150: 天之御名無主 2005/10/25(火) 01:17:40
俺が他スレに貼ったネタで悪いけど、
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/min/1063709041/187

さらについでに上記のリンク先の内容
>一部の地区で甕棺(かめかん)が見られるようになります。これは遺体を裸のままではなく半円形の甕(かめ)を2個合わせたものの中に入れて埋葬するというものです。
なぜ遺体をそのままではなく、このような棺に入れて埋葬するようになったのかはよく分かりません。ひとつの考え方は、これが「もがり」と関連しているとする考え方です。
 
つまり死後すぐに埋葬するのではなく一時的に棺の中にいれて一定期間それを祀り、その後埋葬するという方式が出てきたためというものです。
 
これをやる場合遺体をそのまま祀っていては遺体が腐っていく様をまともに見ることになりますので、それを避けるために棺が作られたという考え方はあり得ます。
 
この甕棺は縄文や弥生時代のものと考えられがちですが、実は近年まで一部の地域では使用されていました。

を見て思ったのが、イザナギ・イザナミの話は「風葬に関するタブー」についての話であるとする説。
つまり『愛しい人にもう1度会いたいからって、モガリをしている場所に行ったらエライもんを見る破目になるからやめましょう』という説話だというせつがあるんですが、

菊理姫がイザナギに言った台詞は『そのまま腐らすと見た目にエグイから、これからは甕に入れて腐らせませんか?』じゃなかったんかな?
他スレに貼るべきネタまで書いてごめんね。


ってどうよ?
「イザナギさんが今見て来たみたいに、風葬って見た目エグイから・・・これからは甕に入れて腐らせましょう」
って言ったんじゃないかな?

151: 天之御名無主 2005/11/02(水) 23:35:06
>>150
あぁ、結構説得力あるかも。

155: 150 2005/11/05(土) 01:52:10
>>151
正直『ありがとう』m(_ _)mて思った。

白山比売神かどうかは失念してしまいましたが菊理媛神と同じ神とされる神で『石棺にいれて沈められた』ってのがあったと思いますので、かなり強引だけどここでも『棺』と関係あるかな?

170: 天之御名無主 2006/06/13(火) 17:08:21
イザナミが死んで死体から黄泉醜女(蛆)が生まれ一日に千人縊り殺す(疫病)
菊理姫、菊科の植物は蝿や蚊を駆除する殺虫剤の原料になる。

とかいうコジツケを考えてみた。

172: 天之御名無主 2006/06/13(火) 20:35:05
>>170
面白い!
新説だなぁ。

181: 天之御名無主 2006/11/20(月) 04:00:25
日本書記に登場した時点での彼女のプロフは『ある書に曰く』ですよね
その文献が解ればなぁ!
どなたか心当たりはありませんか?


182: 天之御名無主 2006/12/01(金) 15:58:44
津田左右吉先生以来、原古事記・原日本書紀の研究(帝記や旧辞の類推)はさかんに行われていますが
まず正確な文献の比定は無理だと思われます
旧辞(本辞)や諸国風土記のような文献があっただろうという推測などは可能ですが
この文献だ!とまでは言い当てるのも絶望的かと・・・

たとえその旧文献が今の時代に見つかったとしても
それが本当に原書で日本書紀が下敷きにした物かどうかを確かめるのはまず困難です
(比較からの類推はできるでしょうが、普通に考えれば日本書紀を下敷きにして捏造したと思われてしまう)

せめて菊理姫に関してもうちょっと資料が残っていれば良かったのになぁと常々思います

206: 岐阜県人 2008/12/07(日) 02:41:14
くくり とは布を糸などでくくって(縛って)染料に入れる染め物の技法で
その染め方だと、菊の模様になるそうです。いざなぎ といざなみを糸で結ぶ(くくる)
(くくる)役割の菊理姫は(くくりひめ)この時ばかりは糸でくくらず、未練の
の糸を断ち切るようにこの世とあの世を断ち切ったのだろう

210: 天之御名無主 2009/01/29(木) 02:33:30
通りすがりの門外漢です。(一応永久保漫画くらいは見てますが)
このスレ楽しく読ませてもらいました。

そこでド素人の素朴な思いつき。

菊里媛のくだりって物凄く「物語」としてのすわりが悪いんですよ
ね。何の説明もつけられていない。何を言ったか伝承が失われ
たのなら通常、後知恵や推測(かなりのこじつけや不条理であっ
ても)で失われた部分が補填されるかさもなくばその存在ごと削
除してしまうかだと思うんですよ、「物語」が伝承する過程におい
て必然的に。それは神話であっても、いや神話であればこそ・・・


で、補填もされてなければ菊里媛の存在ごと削除されてないって
のは、「何を言ったか明示されてない事にこそ意味がある」のでは?
と思ってしまうです。ふたつの可能性を思いつきます。

・何を言ったのか当時想定していた受け手にはコモンセンスとして
わかることだったが明示すると都合の悪い事だったのであえて暗
示に留めた。なにやら陰謀論っぽいですが。

あるいは

・何を言ったかわからない事そのものが何かを示す事を意図して
いる。

ちょっとひねくれた思いつきですが。

224: 泰章 2009/10/13(火) 09:11:19
この問題は一種の禅問答ですね。ところで、「きくり」から「気配り(きくばり)」あるいは
「気が利く(きがきく)」というような言葉ができたと、私は考えておりますが、いかがで
しょうか。賢人の皆様のお言葉を頂ければ幸いです。

229: 天之御名無主 2010/07/17(土) 07:34:02
「黄泉はいと汚きところ、いまし命またむかうべからず。
なが妹のことはわれ聴かん。御魂くくりて『みことのり』知ることあたう。
いまし禊なして身を清められたまえ」


てなことを言ったのか
「死んぢまたもんしょうがあんめー、
若いねぇちゃん探しな」
とでも言ったか。

引用元: ・菊理媛が何を言ったか考えるスレ


現代語古事記 ポケット版
竹田 恒泰
学研プラス
売り上げランキング: 1,292